あとは残すはプロボウルとスーパーボウルのみとなってしまいました。今回は時系列順でNFCからいきます。

ラムズ@セインツの浅い感想
ペイトリオッツ@チーフスの浅い感想
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 ラムズ@セインツの浅い感想

ラムズ 26-23(OT) セインツ
スタートはセインツはランは出なかったもののいつもどおりの攻撃で3ドライブ連続得点をあげました。
ただレッドゾーンでの攻撃を2回FGに抑えることができました。正直ここで抑えきれなかったら一気にセインツに持っていかれた可能性もあったので、ラムズ守備は良く抑えました。

ラムズはRBガーリーがちょっとイマイチな出来でらしくないドロップでINTがありました。
こんな感じで不安な立ち上がりでしたが、2Q流れを変えたのはPヘッカーでした。
自陣からのパントフォーメーションでしたが、見事にパントフェイクパスでファーストダウンをとりFGでしたが得点ドライブにつながりました。ラムズは前半最後にTDを取り、10-13 セインツ3点リードで前半が終わりました。

後半はテイサム・ヒルのTDレシーブなどで1TDを取り合あった後ラムズが追いつき、4Q最後のセインツのドライブで事件がありました。

20-20の同点で迎えたセインツの2ミニッツオフェンス、レッドゾーン内で3rd10で、WRルイスへのパスでの審判の判定が相当問題となっています。
明らかにボールが来る前にCBロビーコールマンがコンタクトして邪魔していましたが、判定は反則がなくパス失敗。この試合このプレイ以外でも審判の判定は見逃しすぎなのでは?というところが何度か見られました。私が感じた限りではホールディング3回 イリーガルコンタクト2回は取られて当然だったようなものが見逃されていたような。

どちらか一方に偏ったものではなかったものの、セインツにとってはこの反則を取ってくれていれば、オートマチックファーストダウンとなり、時間を潰して試合を終わらせることも可能だっただけに文句言うのは当然かなぁ・・・かなり残念な判定でした

これによりラムズに時間が残り返しのドライブで48yを決めオーバータイムに。コイントスでセインツが先攻を選択しましたが
ちょっと悪い流れを断ち切れませんでしたね、プレッシャーをうけINTを食らいました。返しのドライブでラムズはあまり進めず57yと長いFGになりました。
Kズーラインが見事に決め、ラムズがスーパーボウル進出となりました。

ラムズはRBガーリーの出来がイマイチなところを、前半最後あたりからQBゴフが見事なパス攻撃で救った形でした。エースWRクックスはもちろんのこと、WRレイノルズ TEエバレット TEヒグビーなどの活躍も目立ち、しっかり投げ分けセインツDB陣を翻弄していました。見事な攻撃だったと思います。RBアンダーソンもしっかり計算できるランをしていました。

セインツは序盤3ドライブでもう一本TD取りたかったですね。RBカマラはレシーブに関しては良かったのですが、ランはしっかり止められ、ランで攻撃が組み立てられなかったのが痛かったところでしょう。相手のDLドナルドをダブルカバーで止めていましたが、DLスー ブロッカーズ EDGEファウラーのプレッシャーは厳しかったところはありました。ドナルドもランを完全につぶしてましたしね。守備面に関してはラムズに軍配があったかなと思います。


審判の件は残念で、セインツオーナーがポリシー変更を訴えるなどがありました。
味噌がついた形ではありますが、決して選手は悪くありませんし、判定以外は第1・2シード同士の素晴らしい試合だったと思います。正直どっちにも勝たせてあげたかった感じの試合だったなぁ。
勝ったラムズのHCショーン・マクベイは32歳でスーパーボウルを戦うことになります。(1/24が誕生日で33歳になるみたいです)調べてないですが多分最年少のHCなんじゃないんですかね。わけぇのにすげえわほんと。




 ペイトリオッツ@チーフスの浅い感想

ペイトリオッツ 37-31(OT) チーフス
前半ペイトリオッツはDP同様の短めの攻撃をミスなくつないでいく攻撃で1Qをほとんど使い切り圧倒しました。連続TDなるかというところで
LBラグランドのエンドゾーンでのINTで窮地を脱しました。TD取られていたらこのまま試合が終わってもおかしくないような感じでしたので値千金でしたね。

チーフスはその返しのドライブでそれなりに進みましたがペイトリオッツのプレッシャーにつかまり前半は得点が取れませんでした。
最後WRドーセットへの見事なTDパスで、14-0 ペイトリオッツリードで前半が終わりました。

後半は3Qにチーフスがやっと1本取り返しました。
3Qはまだペイトリオッツがじっくり攻める展開が続きましたが、4Qから一転して殴り合いのシーソーゲームへ移行しました。
このペイトリオッツの4thダウンギャンブル失敗あたりから流れが変わった感じでしたね。

エデルマンのパントリカバーでの取りそこねはレビューの結果触っておらず、ターンオーバーとなりませんでした。これは難しい判定でしたね、スローで見てもなんとも言えませんでしたからね。

4QのキープレイとしてはやはりチーフスのEDGEフォードの痛い凡ミスでしょう。24-28でチーフスリードで試合時間残り1:04でのプレイ


※クリックしたら動きます(ちょっと重めです。約2.9M)

DBウォードのインターセプト!と思ったんですが。
EDGEフォードがセット時点でスクリメージラインを越えていた凡ミスもちろんオフサイドを取られINTは取り消し。おそらくこれがなければチーフスが勝っていたと思われます。悔やまれるミスです。そのままペイトリオッツの攻撃が続き再逆転を食らうことになってしまいました。

残り49秒3点ビハインドでチーフスはなんとかFGまで持っていきオーバータイムまで持ち込みました。

コイントスの結果オーバータイムはペイトリオッツが先攻となり、そのドライブで
13プレイでジワジワ進み、TDまでつなげ試合を終わらせました。この試合の流れ的にはコイントスの結果が全てだったかもしれませんが。それでもしっかり75y進んで来てるわけですし、ペイトリオッツが結局強かったということです。いい試合でした。


ペイトリオッツはサードダウンコンバージョン19回中13回成功 タイムポゼッションは43:59と圧倒的な攻撃のドライブを展開しました。(チーフスは20:53)3Qまでは完全にペイトリオッツペースで試合が展開されました。ラン48回パス46回と比較的ランが多く、RBミシェルが計算ができるパワーランが非常に効いた感じでした。クイックリリースなのもありこの試合でもサックは受けませんでした。本当に最初のINTさえなかったらそのままペイトリオッツが圧勝してた可能性はあったと思います。

4Qはそのムードを一変させたチーフスのペースで、一転して殴り合いに持ち込み素晴らしいシーソーゲームを展開しました。ほんとよくこの重苦しい流れを自分のペースに変えたなぁと、あのペイトリオッツ相手に自分のペースを取り戻してOTまで行ったわけですからね。今シーズンMVP濃厚のQBマホームズは本当にすごい奴だと再認識させられましたね。この力を維持できるなら今年は残念でしたが、近い内にスーパーに出ると思えるシーズンでした。
勝ったペイトリオッツはこれで3年連続スーパーボウル進出となりました。ラムズとのスーパーボウルは2001年にあり、ブレイディが初めてリングを取った試合だったようです。それから17年ですか。これだけ強さを維持できるチームはもう現れないかもしれませんね。ほんと憎たらしいほど強い。


 気になったニュース一覧

今年度は3試合だったロンドンゲームは1試合増え4試合に、スタジアムコンデションの不良により直前で中止になってしまったメキシコゲームも1試合予定されています。メキシコゲームはチーフス@チャージャースの同地区対決という注目のマッチアップなので、今年度のような失態は無いようにしてほしいですね。  

スーパーボウルに進出したラムズもロンドンでホームゲームを行うなどロンドン羨ましいですねほんと。

複雑骨折手術から2ヶ月が経ち、今週NBAのワシントン・ウィザースの観戦に訪れていたようです。
楽観視という記事の題名ですが、内容見てもやはり来年度のシーズンの出場は厳しいという感じです。この頑丈なギブスが春くらいに外れていればいいと言う感じかもしれませんね。ほんとこのまま復帰できず引退だけは悲しいので、36歳になってしまいますが、再来年度のシーズンのキャンプ参加に向けてじっくりやってほしいです。

現実問題としてレッドスキンズのQBは現状コルト・マッコイだけという状況です。ジョシュ・ジョンソンとも再契約するかもしれませんが、やはり先発QBができる選手の補強は必須です。今年のFAはバックアップとしてならというQBばかりなんですよね。
  • 主なFAQB一覧 
QB ジョシュ・マッカウン
QB ライアン・フィッツパトリック
QB サム・ブラッドフォード
QB タイロッド・テイラー
QB ブロック・オズワイラー
QB トレバー・シーミアン
QB テディー・ブリッジウォーター
QB ロバート・グリフィンⅢ

ここから選ぶか新人を選ぶか、ちょっと苦しい選択となりそうです。