Week3 ニューヨーク・ジェッツ戦
チームメンバー
スコア
ポジティブPOINT
ネガティブPOINT

 Week3
 ニューヨーク・ジェッツ

1敗1分でホームに戻ってきました。相手のジェッツ(略:NYJ)はドラフト1巡目3位指名のQBサム・ダーノルドを開幕から先発に据え、現在1勝1敗となっています。ライオンズから奪った白星は見事な攻撃な試合でした。ただジェッツは2年連続5勝11敗とブラウンズ(略:CLE)ほどではありませんが苦戦しているチームです。戦力的には十分勝機がある対戦相手です。
Browns-06-3
NYJ 先発QB サム・ダーノルド

この試合はサースデイナイトゲーム(木曜日に1試合だけ行われる試合)でアメリカ全国放送の試合でした。この注目の意図としてはルーキーQB対決になると予想されたからでしょうけど、CLEは残念ながら先発はタイロッド・テイラーでした。

 チームメンバー

2018week3-01
※ 黄色の塗りつぶしは新加入選手 
  薄い青は新人
  右の順位はNFLTOP100に選ばれた選手の順位
  PUP=キャンプ前の怪我による除外リスト入り IR=怪我人リスト入り
  SUS=出場停止 数字は停止試合数


NYJ側はSメイが欠場となっていたようです。QBダーノルドとWRとのコンビネーションはこの試合まではまあまあな感じだったようですね。

CLE側はEDGEオグバが負傷のため欠場となっています。WRジョシュ・ゴードンはペイトリオッツが5巡目指名権とトレードとなりました。

薬物乱用問題で何度も長期出場停止になっている選手なので引き取り手は現れず解雇濃厚と思われていたので、トレードできたことがありがたいことでした。ゴードンはペイトリオッツで活躍しましたが、年末にまた薬物乱用の疑いで出場停止処分となりました。正直使えただけ良かったのかなぁと。

当時の展望

 スコア

1Q 2Q 3Q 4Q total 勝敗
ジェッツ 0 14 0 3 17 1-2
ブラウンズ 0 3 11 7 21 1-1-1

激勝!

前半はこちらの攻撃がうまくいかず、パントブロックから先制TDを喫っし連続TDを奪われ嫌なムードが立ち込めた序盤となりましたが。QBテイラーの脳震盪によりリリーフとなったQBメイフィールドの大活躍によって逆転勝利を収め、2016年のWeek16ロサンゼルス・チャージャース(当時はサンディエゴ・チャージャース)以来の公式戦勝利となりました。

メイフィールドが途中出場した試合でブラウンズが635日ぶりの勝利

この日は一試合のみだったため全米が大盛り上がりとなり、メイフィールドは一気に知名度を上げる結果となりました。
ブラウンズ勝利にはバドワイザーのスポンサーが付いており、ブラウンズが久々の勝利をするとクリープランドのバーに置いてある鍵のかかったバドワイザーの冷蔵庫の施錠が解け、無料で振る舞われるという企画がありました。
木曜の夜の試合ということで最高潮の盛り上がりだったようです。

この試合については長ったらしい個別記事も書いていますので、めっちゃ暇ならご参照ください。

2018Week3 ジェッツ@ブラウンズ




 ポジティブPOINT

・念願のフランチャイズQBを手に入れたぞ!ベイカー・メイフィールド
Browns-06-4
前半残り1:42 先発QBテイラーが脳震盪のためベンチに退き、ドラフト1巡目1位指名QBベイカー・メイフィールドが公式戦初出場しました。

キャリア初のプレイはWRランドリーへ14yのパスが通る
最初から2ミニッツオフェンスということで、思い切り行けたのが功を奏したところもあったかもしれません、バンバンミドルパスを投げ込み3回のファーストダウン更新で見事FGにつなげ初ドライブで得点をとることができました。

2ポイントコンバージョンはスペシャルプレイでWRランドリーからのパスをレシーブ
後半は3点追加後 見事なTDドライブで2ポイントを決め14-14の同点となりました。2ポイントはフィリースペシャルと言うスペシャルプレイでメイフィールドがレシーブを受けました。ホームのお客は大盛り上がりでした。

その後ジェッツに3点勝ち越された直後のドライブでTDまでつなげとうとう逆転。

RBハイドが1yを突っ込んでTD
この試合2つのTDはRBハイドのランで決めましたが、そこに至るまでのメイフィールドのパスが素晴らしかったです。一発でファーストダウンを取り切れる決定力、空いているレシーバーを見つける視野、プレッシャーを交わす機動力。さすがドラフト1位指名選手と思える素晴らしい内容でした。これがフランチャイズQBなんだなとファン歴はまだ短いですがやっと手に入れたという感慨深かったですね。相手のNYJも新人QBだったので同世代QB対決で勝利できたのも大きかったですね。この活躍によりメイフィールドはPEPSI ROOKIE OF THE WEEKに選出されました。

もちろん後半NYJの攻撃を3点で抑え込んで最後まで集中をしていた守備の貢献度も高く、攻守ともに最高の試合を作り上げたと言っていいでしょう。



・Kジョセフ初登場 失敗なしで勝利に貢献!
※ただし不安にさせる軌道のキックでしたが・・・
最初の45yのFG ぐいっとすごいシュート回転をさせ成功しました。あと一本はXP(エクストラポイント)こちらは普通に決めてくれました。

準備がほとんど出来ない中ちゃんと失敗せずに入れてくれただけでいいんです、GJやジョセフ君。ただこの後の試合も不安なキックは続きますが・・・・




 ネガティブPOINT

・ありがとうタイロッド・テイラー
Browns-06-2
ネガティブに入れるのはあまり良くないかなぁと思いつつも、この試合で今シーズン最後の出場となってしまったので彼の総括を

正直OCトッド・ヘイリーとの相性が悪かったと思います。彼に合ったプレイコールとは思えない印象はありました。あまりにも正統派なコールが多すぎました。彼の機動力を活かしモーションを多様しオプションプレイなども駆使してみてほしかったかなぁと。素人考えではありますが、真正面から突き崩す攻撃が効かないなら臨機応変にやってあげてほしかったですね。

残念ながら3試合と少ない先発となってしまいましたが、メイフィールドの始動期間を取ってくれてありがとうと言いたいです。今年はロサンゼルス・チャージャースと契約をし、バックアップとしてプレイすることになると思われます。

正直好転できてなかったら、トレード失敗やったわとか言いかねなかったかもしれませんが、この好転っぷりを考えるとこのトレードも悪くなかったんかなと洗脳されています。


今見返してもやはりこの試合が昨シーズンのベストゲームだったと思います。正直冷静に見直しできてるのかわからんwww 次回はWeek4 オークランド・レイダース戦を見直します。



 ゲームハイライト 


細かいSTATS