Week7 タンパベイ・バッカニアーズ戦
チームメンバー
スコア
ポジティブPOINT
ネガティブPOINT

 Week7
 タンパベイ・バッカニアーズ

ブラウンズ(略:CLE)は残念ながら勝ち越しは出来ず2勝3敗1分で敵地フロリダ州タンパに乗り込みバッカニアーズ(TB)との対戦となります。

バッカニアーズは開幕2連勝で開幕ダッシュに成功、ジェーミス・ウィンストンが開幕3試合出場停止のために代理先発QBライアン・フィッツパトリックが大爆発し2週連続週間攻撃MVPを獲得し一気に話題をかっさらいましたが、その後は3連敗とウィンストンが復帰しましたが失速中でブラウンズを迎えることになりました。
Browns-10-2
開幕から代理先発をしていたQB ライアン・フィッツパトリック(ハーバード大卒 頭いい)

Browns-10-3
TB 先発QB ジェーミス・ウィンストン

失速中のチームなので勝ち目は十分あると思われた試合でした。


 チームメンバー

2018week7-02
※ 黄色の塗りつぶしは新加入選手 
  薄い青は新人
  右の順位はNFLTOP100に選ばれた選手の順位
  PUP=キャンプ前の怪我による除外リスト入り IR=怪我人リスト入り

CLEは試合前にRBカルロス・ハイドをジャガーズにトレードしました。
6試合で382y 5TDということでしっかり仕事をしている印象でしたので、驚きのトレード放出となりました。ドラフト6巡目とのトレードということでRBの価値がやっぱり低いなぁとも思えるものでしたね。理由としてはブロッキングに問題ありという話ではありました。これにより先発RBは新人のニック・チャブが昇格となりました。

先週に引き続きWRヒギンズが欠場 CBゲインズが新たに欠場となりました。過剰補強かと思っていたCBでしたが怪我人続出でほんと補強しておいてよかったなと思います。

TB側はDLマッコイ EDGEカリーが欠場と1列目に不安をかかえる、CLEが解雇したEDGEナシブが先発でした。シーズン序盤好調だったQBフィッツパトリックも欠場となっていました。

当時の展望



 スコア

1Q 2Q 3Q 4Q OT total 勝敗
ブラウンズ 2 0 7 14 0 23 2-4-1
バッカニアーズ 3 13 7 0 3 26 3-3

また延長戦・・・力尽きる

とは言えこちらが追いついた形の延長戦だったので、いつもとは違う形ではありますけどね。今季4回目の延長戦となりました。正直多すぎるよ・・・・こんなに延長ならんよ普通・・・・

よう追いついたことは追いつきましたが、この試合の主役はTBのKカタンザーロの自作自演でしたね。
XP1本 FG1本を外したことで延長になってしまったわけですが最後59yのFGは見事なキックで入れサヨナラとなりました。
これ入れたから助かったけど、負けや引き分けだったら戦犯ものでしたからね。という拾い物の延長でした。


 ポジティブPOINT

・今季初セーフティ&4つのターンオーバーを奪った守備陣が耐えてた

DLコリーの先制セーフティ
相手の最初の攻撃でしたから、出鼻をくじくことに成功しました。この後は守備は耐えに耐えましたが、攻撃がなかなか波に乗れなかったのがなぁ。TBはレシーバー陣は揃っているのでパス攻撃はなかなかなんですよね、それをこれだけの点数で抑えれたので十分合格ラインだったと思います。

オーバータイム LBコリンズのINT
このINTで勝ちが見えたんですけどねぇ、延長の攻撃ドライブは2回ありましたが、どちらも3&OUTで終わり残念でした。

この日はEDGEギャレットが2サック EDGEオグバが1.5サック チームとして9QBヒットを挙げ相手QBウィンストンにプレッシャーを与えることはできていました。それだけにもう少し攻撃で点数をとれていればなぁと。今年の守備はちょっとラン守備に難を見せることが時折見られますが、全体的にはよくやれてるなという評価です。



・後半14点差を追いついた攻撃

同点のTDレシーブをした WRランドリー
酷かった前半の攻撃はネガティブPOINTで。後半に入ってからやっと攻撃陣の目が覚めました。14点差をカムバックし延長戦までもちこみました。

QBメイフィールドはパス34回中23回成功 215y 2TDとなかなかの成績でした。負けはしましたが他の新人があまり候補が居なかったためかPEPSI ROOKIE OF THE WEEKに選出されました。メイフィールドはWeek3に続き2度目の受賞となりました。

RBチャブが80y RBジョンソンが43y 計123yのランが後半からよく出ておりリズムを作ったおかげでしたね。

RBチャブのTDラン
ハイドが抜けましたが、新人チャブで遜色はまったくありませんでした。むしろビッグプレイはチャブのほうが狙えるのでサラリーキャップも抑えられるしちょうどいい機会だったかもしれませんね。



 ネガティブPOINT

・前半攻撃がいいところなさすぎる

前半最後のプレイ 4thギャンブル成功かと思いきやファンブルでファーストダウン手前のサイドラインにボールが転がって攻撃終了。

※クリックorタップしたら動きます。

FG狙えるのに策なしでギャンブルさせたプレイコールが悪いかなとも思いますね。

TBは決して守備が強いチームではないので、40点取ったチームはどこに行ってしまったんだ?と言いたくなる残念な内容でした。

この原因はOLにあると言っていいでしょう。3試合連続5サックを受けたQBメイフィールド 試合を見ている限り、ステップワークは悪くなくなんとか交わしてパスを投げようとしておりますが、OLがプレッシャーに負けすぎているところがあります。開幕から先発LTに抜擢されたドラフト外の新人デズモンド・ハリソンでしたが、シーズン中盤に入りかかりちょっと弱点となりつつあります。結果論ですがここのテコ入れを早くしてればよかったですね。

次回はWeek8 ピッツバーグ・スティーラーズ戦を見直します。今季2回目の対決です。



 ゲームハイライト 


細かいSTATS