Week2が終わりました。無事・・・とはいかなかったチームもちょっとでてきた感じです。


 試合結果と気になった試合のまとめ


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https://www.espn.com/nfl/scoreboard/_/year/2020/seasontype/2/week/2

サースデイナイトでブラウンズが快勝し気分よく見られたWeek2 開幕戦同様接戦が多く非常に力が入る試合が多かったですね。例年よりも全体的に内容が均衡している感じがします。

結果的に波乱は少なかったですね。今週も気になった4試合をさらっとまとめます。



 ペイトリオッツ@シーホークス 

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開始早々ペイトリオッツのPICK6(インターセプトリターンTD)からはじまりましたが、その後はどちらも素晴らしい攻撃で一進一退という展開でした。

特にシーホークスのQBラッセル・ウィルソンのパスの精度が異様なレベルでしたね。ペイトリオッツの最強のDB陣相手にここしかないというところをバンバン通し5TDパスを記録。後半はシーホークスペースにもちこみました。


追いかける展開となったペイトリオッツ この日はQBキャム・ニュートンのパス攻撃が素晴らしかったですね。397y 1TD 2TDランを記録。シーホークスに食らいつき、残り1分50秒で逆転のドライブのチャンスが訪れました。残り3秒でエンドゾーン1yまで進むドキドキの展開。この光景は2014年シーズンのスーパーボウルを思い出すものでした。
この時と逆の立場となり、結果シーホークスがやり返した形となりました。最後の最後までドキドキが止まらない試合でした。とりあえず現時点で今季ナンバー1ゲームだったことは間違いありません。ナイスゲームでした!

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=JARfiJicZSg&t=0s



 ファルコンズ@カウボーイズ 

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1Qカウボーイズがミス連発で20-0とファルコンズ大量リード 前半はそのリードを保って終わったこともあり、この試合のファルコンズのパス攻撃見てるとまず問題なく勝つものだと、最後の最後のプレイを見るまでは思ってました。

カウボーイズはなんとか頑張って最後2点差でオンサイドキック蹴るところまでいきましたけど、まあファルコンズのほぼ逃げ切り勝ちと思われた状況でのオンサイドキック


カウボーイズのKグレッグ・ズーラインがボールを横に置いて、地を這いながら回転するキックを蹴りました。なんとファルコンズのSTは回転していることもあり取りにくいと判断し、ボールを見守りました。そのボールは10yを超えフリーボールとなりカウボーイズが確保。まさかのオンサイドキック成功。1分半残っていましたが、タイムアウトがなかったのでファルコンズは確保さえしていれば勝ちだったのに・・・

結果カウボーイズの攻撃となりサヨナラFGでカウボーイズが大逆転勝利となりました。

SNSではスーパーボウルで3-28から逆転した話題と重ね合わせる投稿が多かったですね・・・
公式マークのついているスポーツニュースサイトまでこんな投稿でしたしね。。。こんなことがあったねと忘れるくらい大逆転劇をくらわないようにしてほしいですね。。。勝負弱さってなかなか直らないもんですね。。。

最後にカウボーイズのジョン・ファッセルSTコーチはこのキックのことを『Watermelon kick』(スイカキック)と命名したようです。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=Y2bu5qENekY&t=0s



 チーフス@チャージャース 

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チャージャースは先発QBタイロッド・テイラーが試合前の練習で胸の痛みがあり欠場となり、1巡目指名のジャスティン・ハーバートが緊急登板の初先発となりました。

ハーバートは相手がチャンピオンということでしたがノビノビとプレイ。22/33 311y 1TD 1INTと堂々とした記録を叩き出し試合最終盤までチーフス相手にリードする展開となりました。最後の最後にオーバータイムに持ち込まれ、オーバータイムで逆転負けとなってしまいましたが、見事なデビュー戦でした。次週はテイラーに戻す発言がリンHCからあったみたいですが、せっかくだからやれるところまでハーバート使ってみてほしいですね。


チーフスはこの試合はとにかく苦しかったですね。QBパトリック・マホームズはターゲットを見つけるのにかなり苦労しました。チーフスの攻撃を封じたチャージャースの守備が素晴らしかったと言えます。最終的にKハリソン・バトカーが58yのFGを2本決めてくれたことで命拾いをした試合となりました。

チャージャースは負けましたが、この勢いであればこれから対戦するチームは気を引き締める必要がありますね。AFCカンファレンスをかき回す存在になりそうです。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=hIRrwFsE7-0



 ジャガーズ@タイタンズ 

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試合序盤はタイタンズが2ポゼ差をリードする形で盤石な試合かなと思われました。しかし後半ジャガーズの攻撃に勢いが出てきて、残り時間5分で追いつきました最後は49yのFGをタイタンズKスティーブン・ゴストコウスキーが決め、なんとか勝ち切ることができた試合でした。

ジャガーズは開幕前に選手放出しまくり、今シーズンはタンク(来年に向けドラフト権を溜める)で来年のドラフトで1位指名でQBをとるのでは?とよく言われていましたが、開幕戦でコルツに勝利、今回タイタンズに惜敗といい内容の試合が続いています2年目のQBガードナー・ミンシューがここまで2試合で6TDパス 新人も当たりが引けており、中でもドラフト外のRBジェームス・ロビンソンがこの試合で106yランを記録。新人CB C.J・ヘンダーソンもいい活躍をしています。攻守ともに油断ならないチームとなっています。今後当たるチームは気を引き締めないともっていかれそうです。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=flWnL4EoGtA




 怪我人の連鎖


今週は大量の怪我人が出てしまいました。チームの戦力がガラリと変わる可能性があるチームも出てきています。残念ではありますが確認できたものをまとめました。

参考サイト
https://www.cbssports.com/nfl/news/nfl-week-2-injury-tracker-latest-on-christian-mccaffrey-saquon-barkley-courtland-sutton-nick-bosa-and-more/

https://www.nfl.com/news/notable-injuries-from-sunday-s-week-2-games

https://www.espn.com/nfl/story/_/page/billbarnwell092120/ranking-most-impactful-injuries-nfl-week-2-nick-bosa-saquon-barkley-drew-lock-more



 シーズン終了の選手  

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チームの中心人物のシーズンエンドが多く出てしまいました。特にコルツ(マーロン・マック)ブロンコス(コートランド・サットン)ジャイアンツ(セイクオン・バークリー)49ers(ニック・ボサ)この4チームは穴を埋めるのは難しいでしょう。戦い方の変化が求められる可能性があります。まだ序盤ではありますが、早めの修正が必要となるでしょう。

49ersはEDGEジギー・アンサー ジャイアンツはRBデボンタ・フリーマンの補強予定という報道も出ています。


 数週欠場の可能性 

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ブロンコス QBドリュー・ロック 49ers QBジミー・ガロポロが今週途中離脱し数週欠場となります。ブロンコスはジェフ・ドリスケル 49ersはニック・マレンズが今週の試合途中出場をしており次週先発出場となるでしょう。戻ってくるまでどこまで耐えられるか見守るしかないでしょう。ただどちらも出場経験があるQBなのでなんとかその経験を生かしてもらいたい。

パンサーズRBクリスチャン・マキャフリーは4~6週欠場の見込みです。これまでRBとして90%以上のスナップ参加と異様な出場回数となっていましたが、とうとうそのツケが来てしまったなと、とりあえずシーズンエンドにならずに良かったですが、今後の起用法を考えるきっかけになってほしいですね。酷使すぎましたもん。

49ersはRBテビン・コールマン ラヒーム・モスタートも欠場の見込みとなっております。攻守ともに抜ける選手が多く大変なことになっており、数週は試練の試合となるかもしれません。ただRBジェリック・マッキノンが復活しており、2人の代理としてなんとか頑張ってほしいですね。



 次週出場できるか不明  

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こちらのリストは試合途中で離脱し次週までに復帰できるかどうかわからないところな選手とまとめました。開幕から好調のパッカーズWRダバンテ・アダムスが欠場となるとちょっと痛いですね。


ほんと今週は目を覆いたくなるような怪我の連鎖でした。特にブロンコス 49ersは大変な状態となりました。ピンチはチャンスということもありますし、こういう時に無名の選手が一気に救世主となることだってあります。控えの選手はこのチャンスを生かしていただきたい。



 今年ならではのセレブレーション


例年とは違う雰囲気で始まったNFL 今年はこの状況を利用したTD後のセレブレーションを行っていたチームがあったので3つ取り上げてみます。

 無観客を利用したスティーラーズ 


WRデオンテ・ジョンソン ブロンコス戦無観客のホームハインツフィールドで観客席にいたのは、先に回り込んでいたWRジュジュスミス・シュースターでした。無観客だからできるセレブレーションですね。

スティーラーズは開幕2連勝です。



 コロナ対策も万全?レイダース 


レイダースWRジェイ・ジョーンズ マンデーナイトのセインツ戦 輪になったところでしっかり手の消毒のパフォーマンスをしてからみんなで喜びを分かち合いました。昔ペンをどこかに忍ばせてボールにサインしたりした選手もいたので、どうせならどこかに消毒スプレーを忍ばせてやってみてもよかったかもですね。

レイダースは強豪セインツを破り開幕2連勝。いいスタートを切りました。



 客がいないことをいいことに・・・レイブンズ  


レイブンズRBマーク・イングラム 敵地のテキサンズに乗り込んだ試合で壁のテキサンズマークに空手を挑みました。観客が居たらやばい雰囲気になりそうなセレブレーションだったかなと・・・いないことを利用して好き放題やったセレブレーションでした。

レイブンズも開幕2連勝。盤石な試合が続いています。




 週間MVP


 AFC 


【攻撃】 BUF QB ジョシュ・アレン
417y 4TD 長所バカ肩を披露 開幕2連勝を演出
【守備】 PIT EDGE T.J・ワット
好調のスティーラーズ守備の軸として2.5サックを記録
【ST】 KC K ハリソン・バトカー
58yのFG2本決めオーバータイムでサヨナラ勝ちに大貢献



 NFC 


【攻撃】 DAL QB ダク・プレスコット 
450y 4TDを記録 奇跡的な勝利に貢献
【守備】 LAR LB マイカ・カイザー
3年目で今年先発を勝ち取ったLB。16タックルを記録しラムズは2連勝
【ST】  SEA P マイケル・ディクソン
INSIDE20を4回 平均50.0yのキック力を披露