COVID-19関係によりサースデイナイトから日程変更になったチーフス@ビルズを含めマンデーゲームが2試合となりました。その展望をしていきます。

チーフス@ビルズ(10/20 6:00)DAZN AmazonPrime
カーディナルス@カウボーイズ(10/20 9:15)DAZN

AmazonPrimeはこちらから サースデイナイトの延期なので配信ありとなっています。


各試合の怪我人状況は
https://www.nfl.com/injuries/
https://www.espn.com/nfl/injuries

などでご確認ください

展望で記録を参考にしているサイトはこちら
【攻撃】
https://www.pro-football-reference.com/years/2020/advanced.htm
【守備】
https://www.pro-football-reference.com/years/2020/opp.htm



 チーフス(4-1)@ビルズ(4-1)


2020week06-032
左の数字 背番号    欠場選手
 Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
 D ダウトフル(出場確率25%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLは個別では難しいので評価入れていません。
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位



 前節初敗戦の両チーム 連敗はしたくない

前節 チーフスはレイダースに ビルズはタイタンズに敗れ開幕からの連勝がストップしました。チーフスは守備が崩壊 ビルズは攻撃がうまく行かずどちらも持ち味が発揮出来なかった試合でした。

スタートから好調だった両チーム どちらもここで連敗して流れを完全に止めたくないところ。今シーズンのAFCの覇権争いにも関わってきそうな注目の対決となります。


2020week06-034
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・チーフス

【攻撃】
今シーズンは同地区対決で攻撃が苦戦している印象があります。共通して言えることはどちらの試合もランが出ていなかったことです。チーフスはパス重視のチームとは言えパスが強制される状態となるとなかなか攻撃の組み立てがチーフスでさえうまく行かないということなのでしょう。

今週はジェッツから解雇されたRBレベオン・ベルを獲得と急な大きな補強ができました。新人RBクライド・エドワース=イレアーがちょっと研究され苦戦していたこともあり、これがラン攻撃が機能する方向にうまく転換できることに期待したい。

流れさえつかめばQBパトリック・マホームズとWRタイリーク・ヒル TEトラビス・ケルシーの3本柱で強力なパス攻撃が爆発することでしょう。ただWRサミー・ワトキンスが欠場ということでターゲットを散らばすことが難しいかもしれません。ここがどう出るかも気になるところですね。

ビルズはパスラッシュがイマイチなのでOLは問題ないと見ます。


【守備】
正直いい試合と悪い試合の差が激しすぎます。レイダース戦はほんと何もできなかったに等しい状態でした。特にパス守備が差が激しいです。勝手な思い込みかもしれませんが、ターゲットの枚数が多いチームに苦戦している感じが見られます。ビルズもターゲットを散らばせ、エースWRステフォン・ディグスの一発もあるチームですので、この試合も苦戦は免れないかなと思います。

ラン守備も不安はありますが、ビルズもランはそこまでなのでまあ互角かなと。ただQBジョシュ・アレンはいざとなったら走ってくるQBで、ランがうまいですそこの分ビルズが上と見ます。

チーフスのパスラッシュはいい方なのですが、ビルズOLの硬さもNFLトップクラスなのでここもビルズに分がありと見ます。



・ビルズ

【攻撃】
前節のタイタンズ戦ではWRジョン・ブラウンの欠場が結構響いた形となってしまいました。今週はクエッショナブル登録なので出場を願いたいところです。チーフスのパス守備に難を感じることもあり、パス攻撃で圧倒したい試合です。OLもしっかりプロテクションは保ってます

WRステフォン・ディグスは現時点でレシービングヤード2位です。QBジョシュ・アレンとの連携がしっかりとれており、今シーズンの最大の武器となっています。この試合でもこのホットラインの活躍に期待がかかります。

ランは正直そこまでな感じです。ただいざとなった時のQBジョシュ・アレンのスクランブルがあるので、それも駆使して相手守備を翻弄したい。


【守備】
昨年リーグ2位だった守備ですが、今年は1列目の選手の入れ替わりにより、パスラッシュがうまく行かず、その影響で全体的にイマイチな内容となってしまっています。攻撃が好調で隠れている部分ではありましたが、前節のタイタンズ戦で露呈した形となりました。

特にパス守備がうまく行っていない印象です。タイタンズ戦ではCBトレでビオス・ホワイトの欠場の影響で完全にパス守備崩壊となりました。CBジョシュ・ノーマンのパフォーマンスはあまり期待できなさそうです。CBの怪我人が続くようだと今後も苦しむ可能性がありそうです。

チーフスの攻撃を抑えれるかと言われると現状のままでは厳しいかもしれません。




 茶王 勝敗予想 
この試合はどちらも守備に不安を抱えている状況で、圧倒的攻撃による殴り合いとなると予想します。

予想はビルズ勝利とします。守備の不安は訴えましたが、能力時代はある選手は多いです。何か起こすとしたらビルズのほうかなと思います。40点くらい取り合う試合を見てみたいですね。




 カーディナルス(3-2)@カウボーイズ(2-3)


2020week06-042
左の数字 背番号    欠場選手
 Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
 D ダウトフル(出場確率25%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLは個別では難しいので評価入れていません。
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位



 まずまずの出だしのARI プレスコット抜きのDAL

ここまで貯金1とまずまずのスタートを切ったカーディナルス。QBカイラー・マレーは前節攻撃週間MVPを獲得し、順調な攻撃を見せています。

カウボーイズは前節QBダク・プレスコットが足首の負傷でシーズンエンドとなってしまいました。試合はなんとか勝ったものの先発QBを失ったことで今後どうなるか?今後を占う試合となりそうです。


2020week06-044
2020week06-043


・カーディナルス

【攻撃】
開幕戦で49ersを撃破して攻撃は安定して得点が取れています。やはりWRデアンドレ・ホプキンスの加入が大きかったですね。現在ホプキンスはレシーブヤード1位となってます。5試合で45レシーブを記録しており、かなり依存していることがわかります。QBカイラー・マレーもホプキンスの方にぶん投げればなんとかしてくれるというパスもあり、このホットラインが今年の攻撃の軸となっています。

QBカイラー・マレーはちょっと出入りが激しい感じにはなっています。爆発力はあるものの6INTとパスミスもよく見ます。あと今シーズンはスクランブルも多く出しています。結構ギリギリなランも多いのでちょっと怖いところはあります。怪我だけには注意してほしいですね。

RBケニアン・ドレイクのランもしっかり計算できるもので、ラン・パスともにバランスは良いと思います。

OLはさほど強いという印象ではありません。マレーのフットワークカバーしてくれている感は否めません。この点に関しては分が悪いかなと思います。


【守備】
いまのところ数字としては守備が硬そうに思えますが、ここまで攻撃が苦戦しているチームとの対戦が多かったこともあり、数字通りに受け取るのは危ないのかなと思われます。

今週EDGEチャンドラー・ジョーンズが怪我人リスト入りとなり、EDGEのポジション誰やるの?って感じです。ただパスラッシュ自体は1列目の調子が良いようで好調みたいです。ただいままでの相手のOLが苦戦してるチームだったというのもあります。カウボーイズは強い印象ですが怪我人が続出中なのでカウボーイズの方が苦しむかもと思います・

パス守備も数字は良いです、ただ相手のパス攻撃は1位 QBダク・プレスコットがいなくなりましたが、代わりのアンディ・ダルトンも十分怖い存在です。この試合で数字の真価が問われるかなと思います。

あと期待されていた1巡目8位指名新人S/LBアイゼア・シモンズですが今の所目立つ場面がなくあまり出場機会にも恵まれていません。フィットするまでには時間がかかるのかもしれませんね。



・カウボーイズ

【攻撃】
前節QBダク・プレスコットの負傷離脱により、アンディ・ダルトンが途中登板し勝ちをなんとか収めました。ここまでパスヤード1位となっていますが、ダルトンに代わりどうなるかはやってみないとわからんですね。ただ実績は十分のQBなのでうまくフィットすればパス攻撃は維持できると思います。ターゲットのWRは豊富ですしね。前在籍のベンガルズの環境に似てるかもしれません。

問題はOLです。あまりにも離脱しすぎて誰がいるんだかわからない状況になっています。両T先発不在ですしね。アンディ・ダルトンもフットワークはあまり期待はできないタイプです。プロテクションが保つかがこの試合の鍵を握りそうです。

ランはRBエゼキール・エリオットのパフォーマンスは安定しています。すでに5TDを奪っており頼りになる存在です。パスとランのバランスの良さがカウボーイズの攻撃なので、ここのバランスはなるべく保っていきたいところです。

もう一つの問題はここまでターンオーバーが11個奪われていることです、特にファンブルロストが7回と多すぎます。ボールセキュリティが大分悪い証拠なのでここの改善が求められます。


【守備】
残念ながら守備は崩壊してると言っていいでしょう。失点最下位ですしね。とにかく防ぎきれず序盤からリードを奪われる試合が続いています自慢だったLB陣が怪我人続出 不安だったDB陣は不安が的中という状況です。ラン・パス共に抑えきれない状態となっています。怪我人が戻るまでは辛抱が続くかもしれません。

パスラッシュはまずまずです。5年ぶりの復帰となったEDGEアルドン・スミスが4.0サックを記録しており、復活と言っていいでしょう。デマーカス・ローレンス エバーソン・グリフィンとEDGEは豊富です。パスラッシュに関しては期待はできるので、マレーをしっかり捕まえたい。というか期待できるのはここしかない。




 茶王 勝敗予想 
カーディナルスの守りvsカウボーイズの攻め ここが勝負の分かれ目となりそうです。あとはカーディナルスの自滅を誘発できるかでしょうね。

予想はカウボーイズとします。ここまでの展望の様子ではカーディナルス有利に聞こえる書き方だったとは思いますが、マレーの不安定さが気になるんですよね。ダルトンも油断出来ない相手なので殴り合いで一回マレーがやらかしがあってそれが決め手となると妄想しました。




 全試合勝敗予想


※サンデーゲームの予想と同じものを載せています。

Week5の成績は9勝5敗 通算48勝28敗 的中率.632と毎週5~6外すのは変わらないですねぇ

今週はレイダース セインツ チャージャース シーホークスがお休みです。

CAR
BAL
DET
NE
TEN
WAS
IND
CLE
MIN
MIA
GB
LAR
BUF
DAL

今週は結構予想が難しい試合が多めかなと思います。自信なし


NFL 2020 カラー写真名鑑 (B.B.MOOK1500)
ベースボール・マガジン社
2020-08-31