ここからシーズン後半戦が始まります。
Week9のサースデイナイトゲームを展望していきます。

パッカーズ@49ers(11/6 10:20)G+ DAZN Amazon


各試合の怪我人状況は
https://www.nfl.com/injuries/
https://www.espn.com/nfl/injuries

などでご確認ください

展望で参考にしているサイトはこちら
【攻撃】
https://www.pro-football-reference.com/years/2020/advanced.htm
【守備】
https://www.pro-football-reference.com/years/2020/opp.htm



 パッカーズ(5-2)@49ers(4-4)


2020week09-012
左の数字 背番号    欠場選手
 Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
 D ダウトフル(出場確率25%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLは個別では難しいので評価入れていません。
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位



 NFCプレーオフ戦線を占う後半戦開始ゲーム

Week9サースデイナイトゲームはNFC北首位のパッカーズ 五分ながらNFC西最下位となっている49ersの対戦となります。

前節はどちらも敗戦となり、特に49ersとしてはここで連敗はプレーオフ争いから一歩後退となるのでなんとか踏ん張りたい一戦です。

49ersは怪我の離脱者が大量に出ており苦しい状況。パッカーズもCOVID-19でRB陣が欠場に追い込まれています。両チーム離脱者の穴をどう埋めるかが頭を悩まされるサースデイナイトゲームかもしれません。


2020week09-013
  TOP12    WORST12
2020week09-014



・パッカーズ(5-2)

【攻撃】
上述の通りRBジャマール・ウィリアムスのCOVID-19陽性となり濃厚接触者のRB A.J・ディロンも欠場となりました。


ショートウィークのため濃厚接触者が欠場となったのは痛いところで、現時点RBのアクティブ登録が2人となっています。RBアーロン・ジョーンズも負傷を抱えており前節は欠場しており、あまり無理させたくない。RBのやりくりが非常に厳しい試合となることでしょう。

この試合はパス攻撃だけでやり抜くくらいの考え方になるかもしれません。QBアーロン・ロジャースですからなんとかしてくれるとは思いますが。。。WRダバンテ・アダムス TEロバート・トーニアンにどれだけ通せるかがこの試合の鍵となるでしょう。ただこの2人以外のターゲットの信頼度が低すぎるんですよね。なかなか若手の中から抜け出す選手が出てくれません。今後のことを考えるともう1人くらいフェイバリットターゲットが増えてほしいところですね。

今回はランが不透明すぎるので本当にどうなるか予想つかないところがありますね。


【守備】
前節のバイキングス戦ではRBダルビン・クックに163ランヤードをぶち抜かれました。今年はエース級のRBが来るとかなり厳しいところがありますね。LBの層は開幕前から不安はありましたので、この結果は致し方がないところでしょう。今回の49ersはRBの離脱もありますが、それでもここを突いてくるのは目に見えています。突破をなんとか防がないとペースを握られる可能性があります

今年は昨年良かったパスラッシュが今の所発揮できていません。ここまでチームで16サックとイマイチな数字 プレッシャー率も17.1%とリーグで下から2番目と低い記録となっています。EDGEザダリアス・スミスは6.0サックと1人元気ですが、もう1人のスミス プレストン・スミスが0.5サックと残念な記録となっています。後半戦復調してくれるといいのですがね。

今年の守備はレッドゾーンまで進むと踏ん張りきれないところがあります。レッドゾーン被TD率が73.9%と下から5番目となっています。回数としてはリーグ中位ではありますがそこまで進まれないように注意したいところですね。



・49ers(4-4)

【攻撃】
前節のシーホークス戦でQBジミー・ガロポロ TEジョージ・キトルが負傷で怪我人リスト入りとなりました。


それに加え今朝WRケンドリック・ボーンがCOVID-19陽性が判明。


濃厚接触者としてWRディーボ・サミュエル ブランドン・アユーク Tトレント・ウィリアムスの欠場 RBテビン・コールマンは負傷で欠場となり、攻撃陣がボロボロ状態となっています。WRは現時点で登録者が2人しか居ない状況で試合前にPSから数名昇格となるでしょう。

この試合の先発QBはニック・マレンズがつとめるようです。今シーズン2試合先発し、良し悪しがはっきりと出たところがありましたが、今回はいかんせんターゲットがいない。。。さすがにパス攻撃は厳しいものがあるでしょう。

ランはFBカイル・ユーズチェックのリードブロックでRB陣を牽引できるか、これにかけるしかない。特にパッカーズはラン守備に不安があるのでランで切り開けるかが鍵となりそうです。


【守備】
守備はこれだけEDGEが離脱しまくってる中ギリギリで頑張っていおり、パスラッシュはサック数自体は14と低い数字ではありますが、プレッシャー率は26.0%とリーグ6位の成績となっています。ただ今週ブリッツで4.0サックを稼いでくれていたLBクォン・アレキサンダーがトレードでセインツに移籍となり、獲得したキコ・アロンソはCOVID-19プロトコルによりこの試合は合流できません。守備のリーダー的な存在であった選手だったこともあり、この移籍はキャップの整理というのもありますが、チームの士気に影響が出そうな気がするんですよね。かなり不安です。

パスもランもなんとか踏ん張って抑えていますし、パッカーズ守備が悪かったレッドゾーンTD率も57.9%と優秀です。この試合もこの踏ん張りが効くことを願いたい。




 茶王 勝敗予想 
今まで濃厚接触者のリスト入りはしていたものの試合が日曜日だったため接触から5日間でアクティブ登録可能で試合に間に合っていたのですが、このサースデイナイトゲームの場合は間に合いません。

そのためにPS枠を拡大したというのもありますが、ちょっと準備時間が足りなすぎるのでは?と疑問も感じます。個人的意見ですが、ずらせるなら日曜か月曜にずらしたほうがいいんじゃないかなと思います。

とりあえず予想はパッカーズ勝利とします。流石に49ersの攻撃陣が苦しすぎます。時間があればカイル・シャナハンHCですし何か秘策をとなりますが、現状では難しいでしょう。