シーズンも半分が過ぎてしまいました、早いものです。Week8をまとめていきます。


 試合結果と気になった試合のまとめ


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シーズン折返しとなるチームも多かったWeek8

結構アップセットが多かった印象でしたね。ブラウンズの試合は・・・・殴り合いの予想でしたが、雨と風が酷くロングパスが投げにくい天候でロースコアゲームとなりました。まあ完敗でしたね。

ということで気になった5試合を短評していきます。


 スティーラーズ@レイブンズ 

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AFC北首位攻防ライバル対決はスティーラーズが接戦を制し全勝をキープしました。

いきなりスティーラーズがPICK6で先制し、その後前半はお互いターンオーバーが続く展開と守備が目立つ試合となりました。

レイブンズはラン攻撃でまずまず打開はできたものの、4つのターンオーバーを与えてしまい。それが失点にもつながったことが敗因と言っていいでしょう。最後も4thダウンギャンブルを止められ終わり、最終的にはスティーラーズ守備に負けという内容となってしまいました。これでレイブンズは2敗目となりました。

スティーラーズは攻撃はレイブンズ守備に阻まれかなり厳しい展開でした。最終的に攻撃の総獲得ヤードが221ヤードでしたから、ほんと進めなかった試合でした。前述の通り守備がターンオーバーで2TDを演出してくれなかったら負けていた内容の試合でした。守備に感謝ですね。スティーラーズは開幕からの連勝を7に伸ばしました。地区内でもレイブンズと星2つ差となり後半戦かなり有利な展開となることでしょう。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=_v-ybX4QVR0



 バイキングス@パッカーズ 

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NFC北同地区対決 不調だったバイキングスが好調パッカーズを撃破

前半はお互い譲らずな展開でしたが、後半バイキングスが一気に突き放し逃げ切りました。バイキングスはRBダルビン・クックは226スクリメージヤード(ラン163ヤード レシーブ63ヤード)4TDとすべての得点を挙げる大活躍となりました。

パッカーズはLBブレイク・マルチネスの移籍によりラン守備の不安は開幕前からありましたが、ここまでなんとか隠し通せていた感じですが、ここで露呈される結果となってしまいました。ILB薄いんですよね。後半のバイキングスの守備も集中力が切れず、パッカーズの追い上げの始動が遅れてしまいました。

バイキングスが意地を見せ2勝5敗 パッカーズは5勝2敗となりました。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=AO7s6J6ms7c



 タイタンズ@ベンガルズ 

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ベンガルズが好調タイタンズを撃破!

ベンガルズはこの試合先発OLが3選手負傷欠場
。控えのOLで挑むことになったのですが、ここまで7試合で28サックを受けていた新人QBジョー・バローがこの試合では0サックと、初めてサックを受けない試合となり、攻撃が爆発31点とりタイタンズを破るアップセットとなりました。もしかして先発OLの選び方に問題あったのでは???と思いたくなるいい攻撃となりました。ベンガルズは2勝目です。

タイタンズはこの試合のベンガルズ守備に苦戦し、リードが広がる展開になってしまいました。攻守ともにイマイチな出来でしたね。QBライアン・タネヒルのパスが結構苦戦していました。タイタンズはまさかの敗戦で5勝2敗となりました。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=kAW2ZSTdtQ0



 ラムズ@ドルフィンズ 

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1巡目5位指名のQBツア・タゴバイロア初先発 初勝利となりました。

最初の攻撃ドライブでファンブルロストとプロの洗礼を浴びたタゴバイロアでしたが、更に強烈な洗礼を浴びたのはラムズQBジャレッド・ゴフの方でした。この試合ラムズは2INT 2ファンブルロストと4つのターンオーバーを奪われた上にパントリターンTDもやられ、かなり不出来な内容となりました。ドルフィンズ守備の勢いがすごかったですね。

タゴバイロアは93パスヤード 1TDと正直まだチームと連携が取れてない印象ではありました。左投げということでボールの回転が逆になるのでレシーバーが取りにくいという噂もありますが、これから慣れていってほしいところですね。初勝利おめでとうございます。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=OnRQEHWY0DU



 バッカニアーズ@ジャイアンツ 

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正直なところ前半でバッカニアーズが大差つけるんじゃないかなと思って見始めましたが、蓋を開けてみたらまさかの大接戦。最後もジャイアンツが2ポイントが決まればオーバータイムというところまで行きましたが失敗しバッカニアーズがなんとか競り勝ちました。

この試合はジャイアンツの守備が見事でしたね。前半はTDを許さず、後半もちょっと厳しい反則があったものの集中力を切らさず最後まで攻撃に託せるところまで踏み留めました。ほんとランもパスも苦しめていました

それだけに攻撃がもう少しうまく行っていればと悔やまれます。QBダニエル・ジョーンズの無理投げの2INTが響いちゃいましたね。この試合はOLの入れ替えで3人の新人を出場させましたが、いつもよりプロテクション良かったような気がします。不調だったランもこの試合結構出せましたしね。あまり無茶なことをせずじっくりやる攻撃に変貌できれば結構行けそうなチームに見えました。ジャイアンツは1勝6敗となりましたがなにかきっかけをつかめたかもしれない試合だったかなと思います。

バッカニアーズの話題まったく書いていませんが、この試合は苦戦したけど勝った!というくらいでいいんじゃないかなと、6勝2敗で地区首位です。後半戦たぶん短評すること多くなりそうですしね。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=6lqhhSX7Occ



 退場2件


 BAL EDGEマット・ジュドン 

レイブンズCBマーカス・ピータース スティラーズWRディオンテ・ジョンソンのいざこさ、こちらは最終的に両者パーソナルファールということで片付きました。

このいざこざで両チームが乱闘になりかけたところで、レイブンズEDGEマット・ジュドンがレフリーの腕に平手をかまし退場となりました。納得がいかないからってレフリーに手を出しちゃいあかんですね。



 CHI WRジャボン・ウィムズ 

ベアーズWRジャボン・ウィムズが何が原因かはわかりませんが、セインツSチャウンシー・ガードナー=ジョンソンの顔面にストレートを叩き込みました。

ヘルメット越しでしたので大事には至りませんでしたが、そりゃこの一方的なパンチじゃ退場は当たり前です。



後日裁定により2試合の出場停止となりました。まあそりゃ食らいますよね。あの殴り方では。

そういえば、10月にセインツのWRマイケル・トーマスもチームの練習で喧嘩になった相手選手もSチャウンシー・ガードナー=ジョンソンで、1試合出場停止になってるんですよね。ガードナー=ジョンソンがただ因縁をつけられやすいというだけであればいいのですが。変な憶測はやめときますか。





 その他気になったこと


 100点!! 

コルツRBナイハイム・ハインズが2TDを挙げ、セレブレーションで2度一回捻りを加えた宙返りを披露、お見事なセレブレーションでした。

リオオリンピック体操で4つの金メダルを取ったシモーネ・バイルズさんもこの一回捻り宙返りに100点とツイートして絶賛しています。今後もTDを挙げた時は期待したいですね。



 見事なプレイ2つ 

チーフスQBパトリック・マホームズのショベルパス 普段からショベルパスは得意技ですが、なんかボーリングの玉投げてるような下手投げでフェイクを入れた見事な投げ込みは、マホームズならではかなぁ。この試合5TDパスを挙げ、チームは順当にジェッツに勝利しました。


ベンガルズQBジョー・バロー 前述の通り7試合で28被サックとなかなかプロテクションがうまくいかないチームでプレイしているうちに、プレッシャーを交わす術を徐々に学んできた結果のプレイなのかなと思われます。

この試合は最後までサックを受けず見事にチームは勝利を挙げました。今後もこの交わす術がうまく行って怪我しないように頑張っていただきたい。



 賢い選択 

サンデーナイトゲーム カウボーイズ@イーグルスで終盤の出来事です。

カウボーイズは12点差で自陣深くからのパントに追い込まれました。試合時間もなく相手に攻撃を渡すとほぼ試合は終わる。4th22ということでギャンブルもできない。

ということで選んだのはインテンショナルセーフティ(ワザとセーフティにする)をして14点差にし、自陣20ヤードからのフリーキックでオンサイドキックを狙うという、自分たちの攻撃を続ける可能性が一番高いかもしれない賢い選択だったと思います。

結果オンサイドキックは失敗となりましたが、フリーキックでオンサイドキックしてるのは初めて見ましたし、ほんとよう考えてるなぁと思わせるプレイでした。試合はそのままイーグルスが勝利となり地区首位をキープしました。



 週間MVP


 AFC 

2020week08-001

【攻撃】KC QB パトリック・マホームズ(今シーズン2回目) 
416パスヤード 5TD レーティング144.4 シーズン2度目の受賞

【守備】PIT DL ステファン・ツイット
9タックル 3ロスタックル 2サックでレイブンズのランを封じ全勝キープに貢献

【ST】 MIA PR(WR) ジャキーム・グラント 
88ヤードのパントリターンTDでチーム勝ち越しに貢献



 NFC 

2020week08-002

【攻撃】MIN RB ダルビン・クック 
223スクリメージヤード 4TDでパッカーズを撃破

【守備】SEA LB ボビー・ワグナー 
11タックル 3ロスタックル 2サックで同地区対決で勝利

【ST】TB K ライアン・サカップ 
4FG 1XPとパーフェクトで勝利に貢献