Week11サースデイナイトの展望をします。NFC西同地区対決です

カーディナルス@シーホークス(11/20 10:15)G+ DAZN AMAZON


各試合の怪我人状況は
https://www.nfl.com/injuries/
https://www.espn.com/nfl/injuries

などでご確認ください

展望で参考にしているサイトはこちら
【攻撃】
https://www.pro-football-reference.com/years/2020/advanced.htm
【守備】
https://www.pro-football-reference.com/years/2020/opp.htm



 カーディナルス(6-3)@シーホークス(6-3)


2020week11-012
左の数字 背番号    欠場選手
 Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
 D ダウトフル(出場確率25%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLは個別では難しいので評価入れていません。
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位



 NFC西 混沌の第2ラウンド

NFC West
カーディナルス 6 3
ラムズ 6 3
シーホークス 6 3
49ers 4 6

3チームが6勝で並ぶNFC西同地区対決 第2ラウンドとなります。

第1ラウンドはWeek7にカーディナルスがオーバータイムの末に勝利となっています。

カーディナルスは前節ビルズ戦でヘイルメリー成功で劇的な逆転勝利をおさめました。
この勢いのままこの試合も一気に流れを持っていきたいですね。カーディナルスは5試合連続で30得点以上をあげており、今一番得点力のあるチームかもしれません。

対するシーホークスは開幕5連勝をあげましたが、ここ4戦で1勝3敗と落ち込んでいます。前回のカーディナルス戦の敗戦からQBラッセル・ウィルソンが7INTと乱調。ウィルソンに頼りすぎたのが仇となっている状況となっています。

勢いは完全にカーディナルスですが、シーホークスがここで踏みとどまって復調の兆しを見せることができるのか大事な同地区対決となります。


2020week11-013
  TOP12    WORST12
2020week11-014




・カーディナルス(6-3)

【攻撃】
QBカイラー・マレー WRデアンドレ・ホプキンスのホットラインが強烈です。パス攻撃はやはりここが注目です。わかっててもホプキンスの競り合いの強さで止め様がないので、パスミスしてくれるのを願うしかないところなんですよね。パスミスを誘えるようにプレッシャーはかけていきたい。

ただQBマレーは今年は足も好調で604ランヤードを記録。フットワークの軽さでプレッシャーを交わすのもうまいです。10TDランも決めておりエンドゾーン近くは特に要注意となります。RBケニアン・ドレイクも安定したランを見せており、ラン・パスバランスが良いんですよね。

今マレーは好調時のラッセル・ウィルソンみたいな感じになっています。シーホークスディフェンスが止めるのはかなり難しい感じはします。


【守備】
守備は正直あまりいいとは言いにくい状況ですかね、3試合連続30失点以上ですしね。失点9位と上位なのは序盤戦あまり攻撃がいいチームとの対戦がなかっただけなのかなと思われます。好調のチームとの対戦となると殴り合いになってしまうようです。

前回のシーホークス戦でもなんとかオーバータイムで勝ったものの、572ヤード(パス372 ラン200)とかなりやられています。正直ラッセル・ウィルソンの乱調だったおかげでギリギリしのげたと言っていいでしょう。

ただターンオーバーは結構奪えているので、それだけは狙っていきたい。スタッツほどの守備は期待しないほうがいいかなと思われます。



・シーホークス(6-3)

【攻撃】
ここ数試合の負けの原因はQBラッセル・ウィルソンのポカが原因と言っていい。ここに来てINTを量産しています。ウィルソンらしくない完全なパスミスが結構あり、なにかあきらかにおかしい。

正直なところシーホークスはウィルソンに依存しすぎていることもあり、ウィルソンが不調になれば自ずとそうなるよなと納得してしまうところはある。復調の目処が立たなかったとなると、ウィルソン依存から脱却し、色々策を練らないといけないかもしれません。この試合の結果次第になるかなと思いますがね。

とりあえず、ウィルソンのパスミスが少なくなって、いつもどおりWR D.J・メトカーフ タイラー・ロケットにバシバシ通ることを祈るしかない試合となりそうです。


【守備】
ウィルソン不調とは言え、前節のラムズ戦以外は得点自体は取れていました。要は守備の踏ん張りが出来ていないのが負けの原因とも言えます。

一番の問題はパスラッシュの不調でしょう。チームサック数1位がSジャマール・アダムスであることはいいんですが、その分後ろに不安ありでこれだけセーフティブリッツを掛けるしかない状態なのは良くないのでは?って個人的には思ってしまいます。やはり1列目だけでしっかりプレッシャーをかけて、後ろに人数をかけて行ったほうがいいのではと思います。

トレードでとったEDGEカルロス・ダンロップもそろそろチームに溶け込んでチームを牽引してほしいところですね。DB陣よりもDLとEDGEの頑張りが必要でしょう。

WRデアンドレ・ホプキンスを封じる策はパスミスしかないでしょう。ある程度精度のパスが来たらもぎ取ってくるのを防ぐのは難しいでしょう。DB陣の良いビルズでさえあの状態でしたしね。今週CBの欠場も多くパス守備は一掃厳しい状況となりそうです。

ラン守備に関してはLBボビー・ワグナー K.J・ライトのコンビが好調です。ただ前回の試合では159ランヤード走られており、今回はQBカイラー・マレー RBケニアン・ドレイクをしっかり封じたいですね。ランに関しては好勝負になるかなと。




 茶王 勝敗予想 
正直勢いの差が現状ある状態での同地区対決 カーディナルスにとっては勢いで2勝もぎりとりたいところ。シーホークスは負けたらカーディナルスに負け越しという1敗以上のダメージを負うことになります。どうなりますか。

予想はカーディナルス勝利とします。やはり前節の勢いそのままいくかなと。でもシーホークスも不調とは言え試合巧者ですしそんな簡単に負けるチームではないでしょうしね。今回もオーバータイムに行くくらいの熱戦を期待したい。