Week13 @ロサンゼルス・チャージャース戦
チームメンバー
スコア
ポジティブPOINT
ネガティブPOINT

 Week13
 @ロサンゼルス・チャージャース

昨年唯一の1勝をくれたチャージャースですが、今シーズン5勝6敗と負け越してはいるものの、チーフスが不調で成績を落としてきたため地区優勝の望みがまだ十分あり、昨シーズンのようにブラウンズにお付き合いしている場合じゃないという状況です。

そんな中WRジョシュ・ゴードンが無期出場停止が解け約3年ぶりにレギュラーシーズン出場となります。昨年プレシーズンで出場があったものの久々の実戦でどれくらいできるか注目の試合となりました。

 チームメンバー

ブラウンズのロースターメンバーは 攻撃 守備 です。毎回載せるのもなんなので画像のリンクだけということで
2017Browns week13-04

上記でも語った通り、WRゴードンが約3年ぶりにロースター復帰となりました。2014年以来の出場となります。一応2016年のプレシーズンで2試合実戦に参加してるとは言え、このブランクでどれだけできるのか不安でもあり楽しみでもあります。

チャージャースの主なロースターメンバー
2017Browns week13-01
WRアレンが今シーズンはここまで怪我なく来ています。2年間怪我で数試合しか出場できなかったのでこれは嬉しい復帰でしたね。

QBリバースは今シーズンはまあまあな出来かなと、RBゴードンは一人で頑張っておりもうひとりRBいればもう少し成績向上するような気がしますがね。
パス攻撃はかなり強力なチームかと思います。

このチームの問題は昨年もそうでしたがキッキングチームが不安定な状態なんですよね。この試合はKノバクが怪我をし元ブラウンズ所属のクーンズが出場しています。

2017Browns week13-02
DLボサ EDGEイングラム のパスラッシュコンビは凶悪です。この2人を止めるのは至難の業です。

DB陣はCBヘイワードが要注意です。インターセプト能力はピカイチで2016年のインターセプト王です。

2017Browns week13-03
オフェンスラインに怪我人が多く出ている状態です。

DLリューゲットの欠場が痛いところですね。


 スコア

1Q 2Q 3Q 4Q total 勝敗
ブラウンズ 0 7 0 3 10 0-12
チャージャース 0 9 10 0 19 6-6

TD自体は1本で抑えるましたが、ずっとチャージャースが攻撃してたんじゃないかと思えるくらいゲームを支配されていました。いつもの点差以上の完敗というやつです。やはりプレイオフ狙えるチームとの核の差を感じる試合となりました。


 ポジティブPOINT

・WRゴードン 約3年ぶりの出場は4キャッチ 85yレシーブ
2013年キャリア2年目で1646yレシーブヤードを記録しNFLリーディングレシーバーとなりました。プロボウルにも選ばれています。

2014年開幕前に飲酒運転で逮捕 その後薬物乱用も発覚し10試合の出場停止となり、出場試合は5試合のみとなりました。

2015年シーズン開幕前、昨年に続き薬物乱用のために無期限出場停止となりました。

2016年は開幕4試合出場停止となり、プレシーズンの出場機会は与えられ2試合出場。Week5に復帰できる予定でしたが、自ら薬物厚生施設に戻り出場停止も無期限に戻りシーズン終了となりました。

2017年も無期限出場停止は解けずもう復帰はないものかと思われましたが、コミッショナーから出場停止解除され2014年のWeek16以来約3年ぶりのシーズン出場となりました。

ゴードン自信のインタビューで、大麻は中学の頃から吸っていてずっと依存していた。というインタビューがこちらに載っています。

10年以上依存していてよく断ち切れたなぁと思います、ほんともっとやばい犯罪に手を付けず戻ってこれたなぁと。ただ決して褒めるべき問題ではありません。個人的にはアメリカンスポーツの罰則が甘く復帰しやすいから、いろいろ手を染める選手が多い原因なのではと考えることもあり、罰則からカムバックした選手を褒めるのはあまり好きではありません。しかし実際のところ復帰は正直嬉しいという気持ちもあり、複雑な心境ではあります。

で、復帰試合についてですが

4キャッチ 85y 見事な復帰戦だったと言っていいでしょう。久々の実戦とは言えここまでのパフォーマンスを見せるのはさすが元リーディングレシーバーなだけあります。

過ちからの復帰は褒めない。プレイを褒める。こういう考えで行きますwwwwww考えすぎてもしゃあないですしねwwwwwwwww



・TE ヌジョクー ダイビングTD
今シーズンの中で一番頼れたレシーバーと考えると、このルーキーTEヌジョクー(85番)が一番良かったですね。この日も上のTD含め 4レシーブ 74yを稼ぎました。2018年はQBも変わりさらにブレイクしてほしい選手です。それだけできるポテンシャルを見せていますしね。



 ネガティブPOINT

・手のひらで踊らされた
この試合はとにかくじわじわいたぶられたなぁという感じでしたね。悪いといえば悪いんだけど、ただただ力の差を見せつけられたという方が正しいと思います。

パスラッシュは届かないし、相手のベテランQBリバース(17番)のパスの精度、投げ分け方が素晴らしかったです。しっかり仕事ができるレシーバーが複数いる(当たり前のことだが・・・)のが羨ましい。

タイムポゼッションはチャージャース35分 ブラウンズ25分と10分の差がつきましたが、もっとチャージャースが攻めてたように感じる試合でした。これはチャージャースの持ち味でもあり1回の攻撃ドライブが長いんですよね。それを出させてしまったことで完全にゲームを支配されていたと思います。

最後の詰めでなんとか止めてFGで防ぎ19点に抑えましたが、もっと点取られてもおかしくないくらいでしたね。この詰めの甘いところはチャージャースの弱点なんですけどね。

この試合のブラウンズは大きなミスもそんなになかったですし、チャージャースの術中に完全にはめられたなという試合でしたね。

なんかぶつかり稽古で胸貸してもらって突っ込んでは投げられるやつみたいな試合でしたわ。





 ハイライト動画 


細かいスタッツ

2016年唯一の勝利をもたらしてくれたチャージャースもしっかりチーム状態が変わり、ブラウンズだけが置いてきぼりをくらってるなぁと感じさせられます。次回はその13 Week14 グリーンベイ・パッカーズ戦を冷静に見直します。