いよいよプレイオフがはじまります。

(日本時間)1月7日
チャージャース@レイブンズ 3:05~
イーグルス@ベアーズ 6:40~


DAZN放送試合は
https://flyingsc.github.io/dazn-schedule/?genre=%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%95%E3%83%88
でご確認ください。

プレイオフに入り解説付きに加え 本場の英語実況配信も同時配信されるようです。井上さん解説は素晴らしいのでぜひ聞いてほしいかなと思います。

選手評価をシーズン終了とともに見直ししました。

 チャージャース@レイブンズ

シーズン12勝を挙げたチャージャース 終盤に逆転し地区優勝したレイブンズの対戦

2018wc-3
※青塗り潰しは2018プロボウル選出選手 右の順位はNFLTOP100

チャージャースのインジュリーリポートはこちら 
http://www.nfl.com/teams/baltimoreravens/injuries?team=LAC
レイブンズのインジュリーリポートはこちら 
http://www.nfl.com/teams/baltimoreravens/injuries?team=BAL

2018シーズンチームスタッツ
2018wc-3-1
シーズンでの直接対決はWeek16にありました。10-22でレイブンズが勝利しています。

チャージャースはワイルドカードながら12勝と素晴らしい成績を収めました。

攻撃はQBリバース RBゴードン WRアレンのトリプレッツがプロボウル選出。ランとパス バランスが取れた攻撃でした。RB・WRの層も充実しており、ターゲットには困らない攻撃です。ただ今年はTEは少々苦戦。ゲイツも明らかに衰えが見えました。TEヘンリーが怪我から戻ってくる予定でしたが、この試合は回避したようです。ベテランQBリバースにとっては残り少ないチャンスなのでものにしたいところです。

守備もラン・パス どちらにも強く、強力な守備を形成しました。特にルーキーSジェームスはボールの臭覚に優れておりオールプロにも選出されました。今後のチャージャースの守備をずっと牽引していく選手になることでしょう。2年目CBキングもブレイク、こちらもオールプロに選出されています。DB陣にはかなりの自信を持ったチームです。スタッツではパスラッシュが弱そうに見えますが、EDGEボサが前半戦怪我で出られなかったためであり、現状はパスラッシュも強力です。ほとんど穴のない強力な守備です。


レイブンズはスティーラーズとの地区優勝争いに競り勝ちプレイオフ進出となりました。

QBフラッコの臀部の負傷によりWeek11から先発となったルーキーQBジャクソンが大活躍先発となってから6勝1敗と好成績を収め逆転地区優勝に大貢献しました。近年では珍しいラン超特化型モバイルQBとして、毎試合10~20回のランを繰り出します。RBエドワースとのコンビでランが絞りにくく、なかなか止めるのが難しい。パスの精度はあまりいいとは言えないが、致命的なミスは少なくいいアクセントとなって無警戒には出来ず侮れません。実際6TDパスあげてますしね。一度ハマると止められなくなるので、どこまで相手を迷わせるかが鍵となります。

守備はNFLトップレベルで、ランもパスも隙のない守備を見せています。LBモズリー Sウェドルが2人だけのプロボウル選出ですが、もっと選ばれてもいいかなと思うんですがね。正直先発全員プロボウル級と言っていいと思います。特にDB陣はターンオーバーは少ないものの完全にシャットダウンしており、なかなかパスを通すのは難しいユニットです。


この試合はチャージャースの攻撃vsレイブンズの守備どちらに分があるかが鍵でしょう。レイブンズの攻撃も勢いはありますが、得点力となると30点以上とるのは難しいと思います。なのでレイブンズはチャージャースの攻撃を最悪20点台に抑えれるかが鍵でしょう。
正直レイブンズの勢いは本物ですが、これも開幕前の予想に縛られる形でチャージャースに挙げます。


 イーグルス@ベアーズ

奇跡の逆転プレイオフ進出のイーグルス 圧倒的守備で地区優勝を果たしたベアーズの対戦
2018wc-4
※青塗り潰しは2018プロボウル選出選手 右の順位はNFLTOP100

イーグルスのインジュリーリポートはこちら 
http://www.nfl.com/teams/baltimoreravens/injuries?team=PHI
ベアーズのインジュリーリポートはこちら 
http://www.nfl.com/teams/baltimoreravens/injuries?team=CHI

2018シーズンチームスタッツ
2018wc-4-1
今シーズンは直接対決はありませんでした。


イーグルスは奇跡的にプレイオフ最後の枠に滑り込みました。

Week14カウボーイズに敗戦後QBウェンツの背中の負傷もあり先発をフォールズに交代と発表されました。正直もうあきらめムードなんだろうなと思われていましたが、強敵ラムズ テキサンズに連勝、最終戦バイキングスが負けて、ギリギリでプレイオフに滑り込みました。昨年のスーパーボウルMVPフォールズは持ってるとしか言いよう無いですね。今年の攻撃はランもパスもうまく言ってるとは言いにくかったです。TEアーツ以外はあまり好印象ではなかったですが、フォールズに変わってから明らかに攻撃がよくなってきました。この調子が続けばもしかるするとはあります。

守備はフロント7に関してはまったく問題はありません。DLコックスがオールプロ選出されました。ラン守備もパスラッシュも強力です。問題はDB陣です。CBダービーの怪我人リスト入りもありましたが、パス守備に難があるのは間違いありません。この弱点をつかれる前にQBにプレッシャーをかけていかないといけません。


ベアーズは強敵犇めくNFC北地区で一歩抜きん出た成績で地区優勝を飾りました。

2年目QBトルビスキーは爆発力はないものの安定した攻撃でチームを牽引しました。スクランブルがうまく、421yのランも稼いでいます。攻撃の中心はラン攻撃でRBハワード コーエンのコンビは強力でした。コーエンはランアフターキャッチに優れており、セーフティバルブからファーストダウンが取れるRBです。チーム一番のキャッチ数を記録しています。

守備は開幕直前にトレード補強したEDGEマックの存在がとても大きかったです。ベアーズの守備の一番の穴だったパスラッシュがこれにより大強化され、それまで埋もれていた選手の能力が開花されました。マックを筆頭に DLヒックス CBフラー Sジャクソンがプロボウルに選出されました。NFLナンバー1の失点率を誇りパス・ランともに穴はありません。今年最強の守備チームでしょう。


ベアーズは負けた4試合中3試合は30点以上取られています。イーグルス勝利条件的には30点とれるかどうかというのが指標となりそうです。正直今のイーグルスは何を起こすかわからない怖さがありますが、本来の力が出せればベアーズ優勢だと思います。



 PFFの試合予想

一番勝率の良かった右のネイサン・ジャンクはプレイオフに入り2つとも外しました。今回のプレイオフは戦力均衡しており例年より予想は難解かなと思います。