2018年度シーズンも終了。1シーズンおつかれさまでした。
今回は各チームの攻撃を中心にまとめてみました。

・ペイトリオッツ攻撃＠ラムズ守備　の感想
・ペイトリオッツ守備＠ラムズ攻撃　の感想
・スーパーボウル試合外のまとめ
・オフシーズンの予定

 ペイトリオッツ攻撃ｖｓラムズ守備

ペイトリオッツ 13-3 ラムズ



ペイトリオッツの攻撃で試合が開始となりました。開幕ドライブはRBミシェルのランはなかなかでしたが
まさかのINTスタートとなりました。この試合WRホーガンは6回ターゲットになりましたが、一度もレシーブを記録出来ず、この後もまったく合わなかったです。あとWRドーセットはターゲットにもなりませんでした。存在すら確認できませんでしたが一応細かいスタッツみたら26スナップ出場してたみたいです。

2回目のドライブもなかなかの調子で突き進み46ｙのFGアテンプト
ドームなので風は関係なくKゴストコウスキーならまったく問題ない距離でしたがまさかの失敗で、またも得点が入らず。正直ラムズ側としてはラッキーな出だしでした。

この試合のラムズ守備はDLスー　ドナルドどちらかがOLの壁を破ってくる場面が結構見られました。これによりRBミシェル・バークヘッドのランはかなり封じられ、フィリップスDCの手腕が発揮された試合でした。

そんな中一人好調だったのがWRエデルマンです。
10レシーブ　141ｙを記録しました。エデルマンのルート取りに完全に翻弄されており、ラムズの守備を完全に振り切った状態でレシーブすることが多かったです。ここはペイトリオッツの完全な作戦勝ちでした。

ただなかなか点にはつながらず、ペイトリオッツもパント5回と苦しみました。パンターのアレンは素晴らしいパントを披露していました。

ラムズの攻撃はこれにも苦しめられていましたね。

決勝点となったTDドライブで一番光ったプレイはこれかなと
3人カバーも何のそのTEグロンコウスキーのダイビングキャッチです。これであとはRBミシェルがダイブしてこの試合初のTDを取りました。この試合のグロンコウスキーはいい仕上がり具合で、今シーズン一番動きにキレがあったような気がしました。6レシーブ78ｙでしたが、もっとターゲットにしても良かったかなと思いました。試合前はこの試合後引退もあるんじゃ？？とか言われていましたが、このポテンシャルで引退はないわ！

その後ターンオーバーを奪い返しのドライブできちんとFGを決めペイトリオッツが通算6度目のスーパーボウル制覇となりました。これでスティーラーズの6回とならんで歴代1位タイとなりました。
ビル・ベルチックHC　トム・ブレイディもこれで6個目のリング獲得となりました。ブレイディはマニングを抜きスーパーボウル最高齢先発勝利QBの記録も更新しました。41歳ですがまだ普通にできそうですね。ここまできたら地区優勝できなくなるくらいまでやってほしいですわ。流石に来年はスーパー阻止しましょうねAFCのみなさん。


MVPは10レシーブ　141ｙのWRジュリアン・エデルマンとなりました。
2009年　ドラフト7巡目　232位指名　大学ではQBをしていましたがWRにコンバートとなり控えWR兼リターナー　2011年にはDBの相次ぐ負傷によりニッケルバックとして守備につくことも経験しました。18タックルを決めしっかり穴を埋めました。

2013年にウェス・ウェルカーがDENに移籍となり、その空いた先発の座を獲得。その後の活躍は見事であり、今ではペイトリオッツに欠くことが出来ない立派なエースWRとして君臨しました。強豪チームの下っ端から数年かけて伸し上がってエースとして君臨するとか、NFL10年ほど見てますがこういうタイプはエデルマンしかいないですよね？見事なMVP獲得でしたおめでとうございます。


結局どういうタイプの試合展開でも大舞台ではそれに対応した試合をし勝ち切っちゃうんだからすごいですよね・・・・ペイトリオッツ　ファンの皆様もおめでとうございました。

 ペイトリオッツ守備＠ラムズ攻撃

この試合のラムズの攻撃は・・・・・駄目　その一言で終わってもいいくらいでした。
この通り8連続パント　もしかするとこれでラムズが勝ったらパンターのヘッカーが本当にMVPなるんじゃねぇか？って話になっていました。（この後1回パントが増えパント回数は9回となりました。）
スーパーボウル記録となる65ｙの最長パントも記録しましたしね。まあパントを蹴れるってことはターンオーバーもなかったからとも言えますがね。


QBゴフのパス攻撃を中心に組み立て、WRクックス　ウッズ　レイノルズに投げ分けましたが。パス成功は19/38　ちょうど50％と低調な出来。ペイトリオッツのDB陣のカバーがうまかったですね。
ターゲットが見つからない場面も多く見られましたし、4サック　12QBヒットを食らい、かなりプレッシャーを掛けられました。3rdダウンの成功率も3/13で23％とかなり低かったです。

ラン攻撃は前半エースRBガーリーは3回10ｙのみ、試合全体でも10回35ｙと起用をかなり控えた形となりました。RBアンダーソンも7回22ｙとラン攻撃3位を誇るチームとは思えないパス偏重な試合となりました。ちなみにペイトリオッツのLBバンノイとLBハイタワーにランもかなり止められました。ロスタックル7個を献上しています。

得点力2位のラムズらしさは見られない残念な攻撃でした。

この日一番のチャンスはこれでしたね
クックスがエンドゾーンでフリーに、パス自体も素晴らしかったですし、ペイトリオッツは明らかにアサイメントミスでした。それをいち早く感づいたCBマコーティーがギリギリ間に合ってなんとかTDを阻止しました。試合途中でSチャンが腕の負傷でOUTとなり、そこにDBの連携に隙が生まれたのがアサイメントミスの原因と推測します。タラレバですがこれがTDで逆転してたらまったく違う流れだったんでしょうね。

この試合はDLシェルトンもロスタックルを記録　CBマコーティーと共に元ブラウンズ勢が守備でしっかり光るプレイをしていました。


その後Kズーラインが53ｙFGを決め同点に追いつきました。

攻撃は駄目でしたが、守備の頑張りによって最後までこの3-3を維持し十分チャンスはありましたが、結局パスに頼りすぎて
明らかに無茶なところに最後は投げてしまいましたね。CBギルモアのカバーが終始良かったとは言え、これは明らかなゴフのミスです。これが試合の決定打だったと言えます。

この後ペイトリオッツがFGを決め2ポゼ差になりジエンド　ズーラインのFGまで外して非常に残念なラムズの攻撃でした。


試合後の会見でRBトッド・ガーリーの状態について質問を本人とショーン・マクベイHCにされていましたが、どちらも健康状態は問題なかったと語っています。
ガーリーは足は問題ないし、手術するということも否定されていました。マクベイHCはガーリーの出番機会を減らしたのは自分の采配のせい、怪我のせいではない反省しているという感じで語られていた。

正直マクベイHCの采配はらしくなかったと感じますね。ここまで頑なにQBゴフ一辺倒を貫くのはあまり見たことなかったですし、どちらかというと臨機応変に状況を見据えて変えていって、突破口を見つけたらそこをつつく感じだったと思うんですがね。ベルチック相手だから裏をかいたということかもしれませんが、ここまで強情にやり通すことはなかったかなぁ。

ただペイトリオッツの守備はプレッシャーもしっかり掛け、うまくブリッツでLBバンノイ　ハイタワーがゴフにプレッシャーを掛けていましたし、DBのカバレッジが素晴らしく、ターゲットが見つからない場面が多かったです。経験の差と言えば簡単ではありますが、きっちりラムズの攻撃を研究し尽くした守備だったなと、これがチームの差ですね。
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この試合はこのウィットワースの魂の抜けたカットがラムズを象徴してた感じですね。ベンチにいるときの選手の表情が試合を物語る感じなのを撮るのうまいですよね。毎年そういう絵を見る感じがします。主力は若いですし、いい経験を積んだと思ってまたこの舞台に戻ってきてもらいたいです。



スーパーボウルハイライト動画は↓

細かいスタッツは↓



 スーパーボウル試合外のまとめ

 まずは選手入場なんですが、両チームにブーイングが飛んでいました。
ペイトリオッツファンからしたら昨年やられた仕返しというのは十分わかります。ペイトリオッツの方も今年もブーイング食らってはいましたが、これで五分ということでこの風習終わりにしませんかね？なんか毎年恒例になりそうで嫌なんですよ。だれか偉い人がこれをやめるように言っていただけませんかね。来年はないことを祈りたいです。

国歌斉唱はグラディス・ナイトさん　非常に安定した歌声でした。



ハーフタイムショーはMAROON5でした。



途中ゲスト参加のラッパーの人が歌っている時に数回音声が消えていました。ジャネット・ジャクソンのポロリ事件以降、ハーフタイムショーはディレイ放送ということもあり、放送禁止用語を喋ったのでは？と少々ざわめきましたが、アメリカ在住の方から放送禁止用語もあったけどその中に「NIKE」と発言したのも消されたいう情報をいただきました。

NIKEと言えば国歌斉唱で膝をついて問題となったコリン・キャパニックがCMに出演して、また一悶着あったわけで、、、、最初は宣伝関係なのかなと思っていましたが、おそらくこの関係でNIKE発言を消したものだと推測されます。 また問題にならなければいいんですがね・・・ほんとスポーツに政治関係が突っ込んでくるのは萎えます。別々でやっていただきたい。


スーパーボウルと言えば特別なCMが流れることでも有名ですが、その中でも光ったのは来年度100周年を迎えるNFLのキャンペーン　NFL100のCMです
スーパーボウルは53回目ですが、スーパーボウルができるまで結構時間がかかったんですよね。そのキャンペーンですが、現役　往年の名選手がパーティー会場で入り乱れてアメフトをやってめちゃくちゃにするという豪華な内容です。その中にブラウンズの新人QBメイフィールドも参加。ブレイディからスーパーボウルリングを預かるというとてもいい配役でした。現実でも後継者となれると嬉しいのですがねｗｗｗｗ



あと楽天が試合前にCMを流していたようです。

ツイートでCM流すってのは予め聞いていたんですが、生では完全に見逃しましたｗｗｗちょっと印象は薄いCMでしたしね。でもよう金掛けるよなぁ、てかCM料払ってもらった申し訳ありませんがNFLの放映権を買うのだけはやめてください。NBAのようなことになってほしくないので、悪いけど近づかないでほしいなぁ・・・・・





 オフシーズンの予定

現地の日付で羅列します

2/9～ AAF（Alliance of American Football）開幕
2/26～3/4 スカウティング・コンバイン
3/5 フランチャイズ・トラジッションタグ締切日
3/11～13 FA事前交渉解禁
3/13 FA解禁
3/24～27 年次リーグ会議
4/25～27 ドラフト　2019 NFL Draft
5/20～22 春のリーグ会議
7月下旬 トレーニングキャンプ
8/1 フォールオブフェイムゲーム
9/5 2019シーズン開幕戦


IMPORTANT NFL DATES

今週開幕するAAFですが、いいパフォーマンスを見せれば90人枠のキャンプにお呼ばれされる可能性もたぶんあるでしょう。そういう選手達のリーグなんだと思います。一応週1～2試合NFL NETWORKで配信されるようです。
ぱっとロースター見た感じだとRBはアシアタ　オリバー　ステイシー　Kノバク　フォーク　ク・ヨンホ　Pシュミットなど見覚えのある選手がいました。

↓スケジュールです。

コンバイン　FA　ドラフトまでゆったりな期間ですね。一応FAまとめてはいますが、32チーム個別じゃなくなんとかまとめる方法ないですかねぇ。。。でもまとめると長すぎるんですよね。。。2月中に考えます。いい方法あったら教えてください。




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