Week14 カロライナ・パンサーズ戦
チームメンバー
スコア
ポジティブPOINT
ネガティブPOINT

 Week14
 カロライナ・パンサーズ

連勝が止まってまた1からとなります。7敗目となり1分があるため負け越しにリーチがかかってしまいました。Week14はホームに戻りパンサーズ(略:CAR)を迎え撃ちます。

パンサーズは6勝6敗の五分の星ですが、この試合の前まで4連敗中と不調の波の中にいる状態でした。QBキャム・ニュートンは出場はしているものの肩の負傷を抱えており、パス攻撃がうまく行っていません。レシーバー不足にも悩まされており、攻撃はランに偏りがちになっています。ただ2年目のRBクリスチャン・マカフィーが大奮闘しており、小さい体ながら力強さもあり、レシーブはピカイチ。予想外のタフさも見せており、要注意しなければいけない選手です。

パンサーズといえば守備ですが、2018年シーズンはあまり目立って良いわけではない感じでした。ベテランも多くなってきており、そろそろ転換期に入らなければならない感じでしょうか。

Browns-16-2
QB キャム・ニュートン(写真右 背番号1)
RB クリスチャン・マカフィー(写真左 背番号22)

調子が悪いとは言え3年前にスーパーボウルに進出したチームです。ブラウンズ(略:CLE)からしたらもちろん格上という認識ですが、今のブラウンズなら十分勝負になりそうかなと思っていた一戦でした。


 チームメンバー

2018week14-2
※ 黄色の塗りつぶしは新加入選手 
  薄い青は新人
  右の順位はNFLTOP100に選ばれた選手の順位
  PUP=キャンプ前の怪我による除外リスト入り IR=怪我人リスト入り

CAR側はTEオルセン Tカリル Tウィリアムスが怪我人リスト入り、これがパス攻撃不調の原因だったんでしょうね。Kガノが負傷中でKカタンザーロを補強しています。

CLE側はCBウォードが脳震盪の為欠場となってしまいました。しかしCBミッチェルが怪我人リストから復帰しこの試合は先発となっております。


当時の展望


 スコア

1Q 2Q 3Q 4Q total 勝敗
パンサーズ 7 10 3 0 20 6-7
ブラウンズ 7 10 0 9 26 5-7-1

一進一退から抜け出し勝利!

前半はパンサーズの先制点からはじまり、一進一退のドライブが続き同点のまま後半へ。勝ち越された後に4QにTDで逆転し、なんとか逃げ切りました。

序盤守備はCARのRBマカフィーに振り回されまくりましたが、後半は相手のミスにも助けられたところはありますが、最後の逆転となりかけたドライブをなんとか抑えきることができました。

実はまだプレイオフの可能性が首の皮一枚ほど残っている状況で踏みとどまった形となりました。ここ数年プレイオフという文字すら見えなかったことを考えると、この終盤で可能性が残っていることだけでも嬉しかったですね。


 ポジティブPOINT

・豊富な攻撃パターン

スペシャルプレイ WRランドリーのロングパス(失敗)
エンドアラウンドをフェイクにつかったスイープ
パスフェイクを入れたハンドオフ

この試合はいろんなことを仕掛けた試合でした。こんなに色々出来るチームになるとはなぁ、ほんと首脳陣が変わるとここまで違いがでるのかと驚かされます。

キッチンズOCに変わってからメイフィールドが活き活きしだしてますし、色々仕掛けることができるのはOLが固くなり信用度が大幅にあがったこともあるでしょう。

メイフィールドのフェイクうめぇな。



・ほんとフランチャイズQBがいる生活は楽しい。

WRペリマンへの66yパス
WRランドリーへ51yTDパス
この日のメイフィールドは238y 1TD レーティング126.9と素晴らしい成績でした。3rdダウンで4/9と勝負強さを発揮しました。昔までのCLEのQBでは3rd&10以上残っていたらまず更新不可能というか、プレイコール自体がもう更新する気がないような感じでした。メイフィールドはそのような消極的なプレイはせず、とにかくファーストダウンを狙う姿勢が素晴らしいですね。ほんと見違えるような攻撃になりました。こんなQBいたらそりゃ毎回褒めたくなりますよ

もう完全に常連となったPEPSI ROOKIE OF THE WEEKをこの週も獲得。メイフィールドは通算5度目の選出となりました。

 ネガティブPOINT

・反則に助けられたり、やらかしたり

この試合の主審 ワット・アンダーソンさん
Browns-16-3

お互い要所での反則が多めでした。CLEは7回52yの罰退 CARは10回68yの罰退でした。2018年シーズンは例年から比べると少し反則が増えましたが、そこまで致命的な反則はなかったとは思います。ただこの試合は反則が結構目立ちました。お互いそういう場面が多かったので、助かったところもあります。審判との相性なところもあったかもしれませんね。


・ボールセキュリティ

WRヒギンズのファンブルロスト
WRランドリーのファンブルロスト
この2つのファンブルロストは反省ですね。ただどちらもLBキークリーのファンブルフォースでした。さすがのプレイと褒めたいところではありますが、防げないファンブルではなかったと思うので反省ですね。この2つのターンオーバーがなければ、もう少し楽な展開に出来たでしょうしね。




 ゲームハイライト 


細かいSTATS