Week15 デンバー・ブロンコス戦
チームメンバー
スコア
ポジティブPOINT
ネガティブPOINT

 Week15
 デンバー・ブロンコス

5勝7敗1分となったブラウンズ(略:CLE)シーズンも残り3試合になりましたが、ここまでまだプレイオフ進出の可能性を残しているという状況です。Week15は敵地コロラド州デンバーに乗り込みブロンコス(略:DEN)との対戦となります。

ブロンコスは現在まで6勝7敗と負け越しを喫し、同地区のチーフス チャージャースとはかなり離されてしまっています。この試合は負けたチームがプレイオフ争いから脱落となる試合となりました。

ブロンコスはパス攻撃はイマイチですが、ラン攻撃は新人RBフィリップ・リンジーには気をつけないといけません。ドラフト外から這い上がってきた選手ですが、この年はプロボウルにも選出されました。小さい体(173cm)ながら力強いランが特徴の選手です。
Browns-17-3
RB フィリップ・リンジー

ブロンコスは攻撃よりも守備に注意です。ドラ1EDGE ブラッドリー・チャブがすでに12.0サックを記録しています。チームの核のEDGEボン・ミラーとのコンビはNFLナンバー1パスラッシュコンビとして君臨しています。ちなみにブラウンズのRBニック・チャブとは従兄弟関係とのことです。

Browns-17-2
EDGE ブラッドリー・チャブ(手前 背番号55)
EDGE ボン・ミラー(後ろ 背番号58)

後半戦OLが好調のブラウンズです。
この時期かなり話題になりましたが、この数字は後半戦の被QBヒットの数です。ブラウンズは5試合で4回と驚異的な数字となっています。他のチームの数と比べると圧倒的ですね。OLの好調さがしっかりと数字で表せています。

ブラウンズのOLとブロンコスのパスラッシュどちらが強いか?という見どころがあった試合でした。


 チームメンバー

2018week15-3
※ 黄色の塗りつぶしは新加入選手 
  薄い青は新人
  右の順位はNFLTOP100に選ばれた選手の順位
  PUP=キャンプ前の怪我による除外リスト入り IR=怪我人リスト入り

CLE側はCBウォードが今週も欠場となりました。怪我人リストの中に入ってるCBミッチェルは間違いです、先週から復帰しています。

DEN側はベテランCBハリスが欠場となっており、パス守備に若干不安を抱えています。


当時の展望



 スコア

1Q 2Q 3Q 4Q total 勝敗
ブラウンズ 7 3 0 7 17 6-7-1
ブロンコス 7 3 3 3 16 6-8

苦しんだしかしなんとか勝った

正直この試合は苦しみましたね。この試合は現地土曜 日本では日曜の朝の試合でしたので生でしっかり見ており、途中から祈る気持ちで見ていた試合でした。

とにかく守備の粘り勝ちでしたね。相手の攻撃をなんとか封じて逃げ切ることができました。最後までドキドキな試合展開でした。

ちなみに対ブロンコス戦は11連敗してたらしく、1990年以来の勝利となったようです。同地区ではないとは言えここまで負けてたとはね・・・なんか他にも今後記録出てきそうだなとwwww




 ポジティブPOINT

・ペッパーズデイ

Sペッパーズ 値千金のINT
Sペッパーズは2018年シーズンは本職のSSに戻り、まあまあの活躍を見せていました。TEのパスカバーはなかなかですが、ラン守備のサポートは今ひとつだったかなという感じでした。そんな中一昨年慣れないFSを1年やらされた成果がここにきて現れました。見事なINTでしたね。

試合を決めたのもSペッパーズのサックで4thギャンブルを止める
まあこの試合のMVPと言っていいですね。

ペッパーズは残念ながら今シーズンはトレードによりジャイアンツに移籍となってしまいました。さらなる成長が期待できそうだっただけにちょっと残念ではありますが、WRベッカムが来ちゃいましたからね。お互い成功することを祈りたいですね。





 ネガティブPOINT

・相当苦しんだ攻撃陣

メイフィールドのINT
この試合のメイフィールドはパスの精度がよくありませんでした。

パスミスの原因はDENのホームは標高1600mの高地に立地されたスタジアム、通称マイルハイと言われています。高地になると気圧が低くなりボールが飛びやすくなります。特にキックは平地より5yほど飛距離が出ると言われています。今回のメイフィールドのパスミスはほとんど上ずったものでした。恐らく原因はスタジアムだろうとは思います。

ちなみにプレッシャーが掛けられていましたが、DEN相手としてはOLは十分頑張っていたと思います。この試合は3QBヒット 2サック 1ファンブルロストとなりましたが、それ以外は結構しっかりブロック出来ていたと思います。 

この試合の不調はマイルハイだったからこうなったということで、あまり気にしないで行ってほしいなというのが当時の感想です。



なんとか2連勝で6勝7敗1分けとなりましたが、残念ながらスティーラーズ レイブンズが勝ったため残念ながらプレイオフの可能性はなくなってしまいました。正直残り2試合までプレイオフの可能性を残せただけでも当時は大満足してましたね。

次回は Week16 シンシナティ・ベンガルズ戦を見直します。まだ勝ち越しの可能性を残していまし。



 ゲームハイライト 


細かいSTATS