昨年のチームスタッツ
攻撃陣・SPチーム分析
守備陣分析
スケジュールと総括

 昨年のチームスタッツ

2018afc 南 コルツ
QBラックが復活とは言え、他の戦力がこれでは・・・というのが昨年の開幕前の評価でした。しかし蓋を開けてみればラック復活でこれほど良化するとは、そしてプレイオフ進出までいくとは思っても見ませんでした。

ラックの肩の調子自体はまだ思いっきり投げるのは規制している感じもありました。それでここまでやってしまうんだからやっぱり天才なんやなと思います。レシーバーはWRヒルトンしかいない状態でしたが、補強したTEエブロンがラックのパスで覚醒してくれたのが大きかったですね。この2人のターゲットのおかげで驚異なパス攻撃となりました。

守備も開幕前はタレント不足という予想でしたが、ルーキーLBレオナードが新人守備MVPを獲得する大活躍を見せました。特に昨年の新人守備はライバルがたくさんいた中での受賞でしたので非常に価値のある受賞でした。やっぱり中央の選手がどんと構えてくれるとチーム全体にいい影響が出るのだなと思えた昨年のコルツ守備でした。


 攻撃陣・SPチーム分析

※最終ロースターカットに対応した選手表に入れ替えました。
一部コメントと食い違う部分があることをご了承下さい。

2019 afc 南 コルツ031

※IR=怪我人リスト SUS数字=出場停止試合数 PUP=キャンプ前怪我人リスト NFI=アメフト以外で怪我をした怪我人リスト


 QB 

昨年カムバック賞を受賞したラックですが、キャンプで足の怪我に悩まされており、開幕までに間に合うかまだはっきりしないようです。



2年前は肩の怪我で開幕間に合うかと言われそのまま出場出来ずシーズンエンドとなった経緯もあり、違う負傷箇所ではありますが心配です。

間に合わなかった場合は2番手のブリセットが先発となるでしょう。

2019 afc 南コルツ023
QB アンドリュー・ラック

 ※追記 
アンドリュー・ラックが引退を表明しました。



足の怪我のリハビリ中でしたが、度重なる怪我とリハビリが続いたことによる心身的なダメージで、今後の人生を考えるとフットボールから離れたいという選択になってしまったようです。

もう少しOLの整備が早まっていればと悔やまれますし、AFCを一度も制することなく29歳という若さで引退となってしまったのは本当に残念です。個人的には今はゆっくり休んで、いつかフットボール熱が復活したら復帰してほしいと思います。おつかれさまでした。

ということで開幕先発はブリセットが務めることになるでしょう。来年のドラフトでQB指名でしょうね。


 RB 

マックは昨年908y 8TDを記録し、チームに貢献しました。ハインズは63レシーブを記録しレシービングRBとして活躍しました。今年もこの2人は期待できるでしょう。控えRBの補強をしたのですが怪我の連鎖で本日ウェストを補強したようです。

 WR 

CARからファンチェス 2巡指名でキャンベルを獲得しました。ヒルトン一辺倒で2番手不在となっているので、CARでエースレシーバーの経験もあるファンチェスには大きく期待したいですね。

2019 afc 南コルツ024
WR T.Y・ヒルトン

 TE 

エブロンが先発 ドイルは昨年怪我で6試合出場にとどまり、その間にエブロンに場所を奪われてしまった感があります。レシーバーがまだ不安がありダブルTEの起用も十分あるので、キャンプでの争いとなるでしょう。

 OL 

昨年のラックの復活はなんと言ってもOLが強固になったからと言っていいでしょう。被サック18は本当にすごい記録でした。2年目Gネルソンの存在がとても大きかったですね。新人でオールプロにも選ばれました。今年も戦力は維持できており、期待ができるユニットです。

2019 afc 南コルツ025
G クイントン・ネルソン

 SP 

現役最年長プレイヤーKヴィナティエリ 46歳となりますが、昨年は50y超えを4本決めており、なんだこのじいさんという感じです。昨年は通算得点記録を更新しました。リビングレジェンドです。



リターナーはWRロジャースとWRパスカルが務めるようです。


 守備陣分析

2019 afc 南 コルツ032


 DL 

オートリーが9.0サックを記録しブレイクしました。ハントもNTにポジション変更になりぴったりはまりました。この2人の1列目は今年も期待です。

 EDGE 

KCからヒューストンを獲得しました。キャリア78.5サックを記録しているベテランパスラッシャーです。昨年の弱点だったパスラッシュの改善が期待されます。2巡で指名したバノグにも期待です。今年の注目ポイントです。

 LB 

昨年の新人守備MVPレオナードの存在が大きい。縦横無尽にボールキャリアにからんできます。

2019 afc 南コルツ026
LB ダリウス・レオナード

 CB 

戦力は昨年と変わりません。可もなく不可もなくかなぁ。正直そこまで目立つことがなかったですね。悪目立ちもしてなかったので、そういう評価かなぁと。2巡で指名したヤ=シンが先発争いしてくれると面白いかな。

 S 

3年目のフーカーが最後の砦としてしっかり仕事をしました。ミッチェルとは契約しませんでしたが、十分な戦力がいます。


NFL 2019 カラー写真名鑑 (B.B.MOOK1462)
ベースボール・マガジン社
2019-08-29




 スケジュールと総括

コルツ
Week 対戦相手
1 @チャージャース
2 @タイタンズ
3 ファルコンズ
4 レイダース
5 @チーフス
6 Bye
7 テキサンズ
8 ブロンコス
9 @スティーラーズ
10 ドルフィンズ
11 ジャガーズ
12 @テキサンズ
13 タイタンズ
14 @バッカニアーズ
15 @セインツ
16 パンサーズ
17 @ジャガーズ
対戦相手の昨年の勝敗
25位 132-123-1 .518
※黄色は同地区対決

終盤戦の始まりとなるWeek11からの同地区3連戦が肝となりそうですね。開幕戦のチャージャースとの対戦も好勝負が期待されます。

昨年はQBラックはやっぱりすげえなという認識を再確認しました。ずっとOLが脆弱だったチームでしたが、やっと昨年結果を残すことができました。それだけにラックの足首の負傷は心配な点です。無理してほしくないのと出ないと成績が残せないというジレンマですね。開幕までに不安解消となればいいのですが。

守備もLBレオナードがどっしりと構え、補強したEDGEヒューストンのパスラッシュが加われば昨年以上の成績を収める可能性を秘めています。

(ラックが問題なければ)おそらくテキサンズとの優勝争いとなるでしょう。戦力的にはどちらにも魅力があり互角かなぁと。直接対決が見どころでしょうね。


 参考サイト

 プレイヤー評価  

を使用し、過去の実績・個人的印象を加味し

SS:オールプロ級
S:プロボウル級
A:チームのエースクラス
B:レギュラークラス
C:控えクラス
D:未知数(出場機会が少なすぎる)
R:ルーキー(ドラフト120位までリスト入り)

OLは個人評価はなし OLの太字は過去2年間でプロボウル選出選手です。

という感じで勝手に評価をつけました。


 NFL TOP100  

選手の右側の順位はNFL TOP100の順位を入れています。

https://en.wikipedia.org/wiki/NFL_Top_100_Players_of_2019


https://www.footballoutsiders.com/stats/ol

上記のサイトから混ぜ合わせました。


 トランザクション ロースター 

https://www.tsn.ca/nfl/transactions
http://www.ourlads.com/nfldepthcharts/

上記サイトを参考にしています。