昨年のチームスタッツ
攻撃陣・SPチーム分析
守備陣分析
スケジュールと総括

 昨年のチームスタッツ

2018afc 東 ペイトリオッツ
シーズン序盤は借金を背負った時は今年はまずいんじゃないか?と言われましたが、結局そんな心配した意味はなかった結果となり、スーパーボウルまで駆け上がり6つ目のリング獲得となったシーズンでした。

week4からトレードで獲得したWRゴードンが活躍しだしてからチームが上向いた感じではありました。ただシーズン最終盤にいつもの薬物乱用により出場停止となってしまいましたが。でそこからのペイトリオッツの攻撃がまた変化しました。ロングターゲットが不在となったことにより、ショートパスを多様しリズムよく攻撃するという攻撃に変化しました。こういう変化を簡単にこなしてしまうQBブレイディは本当にすごいQBです。

攻撃は変化が色々ありましたが、守備はシーズン通して安定していたと思います。各ユニットがしっかりまとまっており、連携も見事だったなと。特にDB陣はベテラン揃いで歴戦の雄が集まった安定感抜群の守備でした。



 攻撃陣・SPチーム分析

※最終ロースターカットに対応した選手表に入れ替えました。
一部コメントと食い違う部分があることをご了承下さい。

2019 afc 東 ペイトリオッツ031

※IR=怪我人リスト SUS数字=出場停止試合数 NFI=アメフト以外で怪我をした怪我人リスト


 QB 

42歳になったブレイディ キャンプ中2年契約延長となりました。



まったく引退する気はないという契約ですね。8年連続カンファレンスチャンピオンシップ進出中ですし、9年前にチャンピオンシップ進出を阻止したマーク・サンチェスは引退となりましたし、どこまで現役を続けれるんでしょうね。契約全うできそうな気もします。

2019 afc 東ペイトリオッツ023
QB トム・ブレイディ

 RB 

レシーブタイプのホワイト ブロッカーを使うのがうまいミシェル リードブロッカーのデベリン いろんなタイプを使い分け攻撃を組み立てています。特にホワイトはチーム最多の87レシーブを記録しており、セーフティバルブでのレシーブからランアフターキャッチはペイトリオッツの攻撃の核だったと言ってもいいレベルでした。

 WR 

現状先発が決まっているのはエデルマンのみ。HOUからトーマス NOからメレディス ドラフト1巡でハリーを補強しています。実績から言えばトーマスには期待ですが、昨年終盤にアキレス腱断裂しており、過度な期待は禁物かなと思います。

キャンプ途中にゴードンの出場停止が解除されるアナウンスがありあました。



2013年のリーディングレシーバーを獲得し、その能力は維持しているのですが、過去薬物乱用による出場停止を何度も繰り返してきた選手です。ペイトリオッツとしては思いがけない朗報ではありますが、いつ居なくなるかはわかりませんので、そこだけは気をつけたいですね。

2019 afc 東ペイトリオッツ024
WR ジュリアン・エデルマン

 追記 
レイダースから解雇されたブラウンと1年契約を結びました。



そんなもう集めなくていいでしょ。。。色々今オフ問題を起こしてきた選手だから飛びつくチームも限られるとは思いますが、解雇後数時間で契約となったため、物議を醸しています。能力は間違いないのでしっかり扱えればまたさらに強くなってしまうなぁ・・・



 TE 

グロンコウスキーが引退を表明しました。この穴を埋めるのは無理でしょうが、なるべく最小限に食い止めたい。ベテランワトソンをNOから獲得しました。引退撤回から古巣復帰ということで、今年はワトソンで乗り切りたいというところです。しかしPED(能力向上薬物摂取)で4試合出場停止となっています。

 OL 

TブラウンはOAKに移籍 昨年怪我で出場できなかった2年目Tウィンに穴を埋めることを期待しています。

Cアンドリュースが肺に血栓がみつかりシーズン全休の見込みになってしまったようです。



4年間先発Cとして安定した仕事をしていた選手の開幕直前の離脱は痛いでしょう。ここから急整備するしかありません。

 SP 

Kゴストコウスキーは安定したベテランキッカーです。飛距離も期待できます。Pアレンは昨年のプレイオフでの活躍しましたが、キャンプ途中で解雇となりました。5巡目指名のPベイリーとの競争に破れたという形のようです。

リターナーはRBミッシェル WRエデルマンが務める予定です。昨年までリターンを務めていたWRパターソンを放出した影響は心配されます。


 守備陣分析

2019 afc 東 ペイトリオッツ032

 DL 

ブラウンはNOに移籍しました。あまり大きな補強もなくちょっと昨年より格は落ちた感はあります。

 EDGE 

フラワーズはDETに移籍となり、その穴埋めでベネットをPHIから獲得しました。せっかく育てたフラワーズをF指定入れてでも留めると予想されていましたが、放出はちょっと残念でしたね。ベネットに期待ですね。3巡指名のウィノビッチにも期待です。プレシーズンでも結果を残しているので要注意。

 LB 

CLEからコリンズを獲得しました。先発は揃っている印象なので、古巣に戻りましたが出場機会はあまり恵まれないかもしれません。

 CB 

昨年と戦力は変わらず ギルモア マコーティのコンビはNFLトップレベルのCBコンビかもしれない。2巡指名のウィリアムズは1年バックアップで学ぶことになるかなと。

2019 afc 東ペイトリオッツ025
CB ステフォン・ギルモア

 S 

ベテランコンビ マコーティ チャン この2人は30代になっても安定感抜群ですね。長年コンビを組んでいるので連携もバッチリです。ハーモンもニッケルとしていい活躍を見せています。

ただ先日チャンがコカイン所持で起訴されました。



とりあえず裁判は11月らしいので、そこまでは出場できるとは思います。あとはチームがどう判断するかでしょうね。

2019 afc 東ペイトリオッツ026
S デビン・マコーティ


NFL 2019 カラー写真名鑑 (B.B.MOOK1462)
ベースボール・マガジン社
2019-08-29


 スケジュールと総括

ペイトリオッツ
Week 対戦相手
1 スティーラーズ
2 @ドルフィンズ
3 ジェッツ
4 @ビルズ
5 @レッドスキンズ
6 ジャイアンツ
7 @ジェッツ
8 ブラウンズ
9 @レイブンズ
10 Bye
11 @イーグルス
12 カウボーイズ
13 @テキサンズ
14 チーフス
15 @ベンガルズ
16 ビルズ
17 ドルフィンズ
対戦相手の昨年の勝敗
2位 120-134-2 .473
※黄色は同地区対決

開幕戦のスティーラーズ戦は今年を占う対決となりそうです。好勝負が期待されます。その後同地区3連戦が待ち構えています。昨年のような序盤で躓くことになると、結構影響がでそうなスケジュールです。

TEグロンコウスキーの抜けた穴をどう対処するのか。エースレシーバー+クラッチレシーバーとして信頼度抜群だった選手だったので、その分の埋め合わせをどうするかは今年の見どころでしょう。正直QBブレイディがいるしなんとかするんだろうなぁと楽観視してしまうのは、いままでの実績があるからでしょうね。開幕直前になってCアンドリュースの離脱は心配な点です。

守備は昨年と同レベルの戦力は維持出来ているという印象です。ただ先発の平均年齢は結構高めです。ざっと見た感じでは30歳前後が多い感じです。衰えが見えてきてもおかしくない歳ではありますので、不安な点といえばそこくらいかなと。

例年から比べると同地区のチームにもチャンスは見えてきそうですが、3チームとも発展途上の最中という感じで、まだ戦力はペイトリオッツの方が上ですね。


 参考サイト

 プレイヤー評価  

を使用し、過去の実績・個人的印象を加味し

SS:オールプロ級
S:プロボウル級
A:チームのエースクラス
B:レギュラークラス
C:控えクラス
D:未知数(出場機会が少なすぎる)
R:ルーキー(ドラフト120位までリスト入り)

OLは個人評価はなし OLの太字は過去2年間でプロボウル選出選手です。

という感じで勝手に評価をつけました。


 NFL TOP100  

選手の右側の順位はNFL TOP100の順位を入れています。

https://en.wikipedia.org/wiki/NFL_Top_100_Players_of_2019


https://www.footballoutsiders.com/stats/ol

上記のサイトから混ぜ合わせました。


 トランザクション ロースター 

https://www.tsn.ca/nfl/transactions
http://www.ourlads.com/nfldepthcharts/

上記サイトを参考にしています。