今年もブラウンズとナイトゲームの展望やっていこうと思っています。
今回は注目のバッカニアーズ@セインツも付け足して3試合の展望をしていきます。

ブラウンズ@レイブンズ(9/14 2:00)
バッカニアーズ@セインツ(9/14 5:25)BS1(録画)
カウボーイズ@ラムズ(9/14 9:20)DAZN・G+

DAZNでは他3試合とREDZONEの放送予定です。
SnapCrab_2020No-00103
現時点では日本語実況は無いようです。放送もギリギリで決定ということで今週は間に合わなかっただけであればいいんですがね。

開幕戦のテキサンズ@チーフスは観客を入れましたが、残りのWeek1の対戦ではコルツ@ジャガーズ以外は無観客試合となります。人工クラウドノイズが取り入られることになるかと思いますが、どういった雰囲気になるか気になるところですね。

各試合の怪我人状況は
https://www.nfl.com/injuries/
https://www.actionnetwork.com/nfl/week-1-nfl-injury-report-injuries-2020

などでご確認ください


 ブラウンズ@レイブンズ


2020week01-022
左の数字 背番号    欠場選手  Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLは個別では難しいので評価入れていません。
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位

2020week01-023

 ブラウンズ開幕戦 同地区の強豪レイブンズとの対決

ブラウンズの2020年初戦の相手は地区優勝候補筆頭のレイブンズとの対戦となります。

レイブンズは昨年のシーズンMVP QBラマー・ジャクソンを筆頭にラン中心の攻撃スタイルで快進撃を続け14勝2敗と第1シードを獲得しました。このラン攻撃をどう止めるかがブラウンズにとって頭を悩ませるものとなりそうです。

ブラウンズのQBベイカー・メイフィールドとラマー・ジャクソンは2018年ドラフト指名の同期、そしてどちらもハイズマントロフィー(大学MVP)を獲得したQBです。ジャクソンに先に行かれた感じとなってしまったので、今年はメイフィールドの反撃となる年となってほしい。


・ブラウンズ

【攻撃】
昨年弱点だったOL 今年はRTにFAで補強したジャック・コンクリン LTは新人のジェデリック・ウェルズを据え戦うこととなります。まずは両TがQBベイカー・メイフィールドをしっかり守れるかが見どころとなるでしょう。

ターゲットはTEオースティン・フーパーをFAで補強。昨年はTEデヴィット・ヌジョクーの離脱で固定出来なかったこともあり層を厚くしました。チームのキャンプの新人MVPと高評価の3巡目指名のハリソン・ブライアントも注目です。

ラン攻撃はRBニック・チャブ カリーム・ハントの2枚看板が攻撃の軸となってくれることでしょう。相手もランが得意ですがこちらもランは行けるはずです。

あとはQBベイカー・メイフィールドのパス精度を上げることですね。昨年はパス成功率60%を切ったので改善が必要です。今年はターゲットは豊富なのでなんとかしてくれ!

新HCケヴィン・ステファンスキーが就任となりOCのアレックス・ヴァンペルトとどちらがプレイコール(作戦指示)をすることになるかギリギリまで伏せていましたが、どうやらステファンスキーがコールするようです。
毎年プレイコール権でいざこざがある気がするので今年はシーズン通して問題ないようにしていただきたい。

【守備】
CBの怪我人地獄が始まっております。CBグリーディー・ウィリアムス ケヴィン・ジョンソンの欠場が決まりました。M.J・スチュワートもクエッショナブルと開幕早々に緊急事態と課しています。今年のルールでPS(プラクティススクワッド)のままロースターそして試合出場も2人可能ルールをCBに使うしか無いですね。このルールあってほんとあってよかった・・・レイブンズ相手なのでそこまでディープパスはないと思うので、なんとか乗り切って欲しいですね。

てか、次週木曜日に試合だからCB問題はおそらく続くんだろうな・・・

パスラッシュに関しては期待は高いEDGEマイルズ・ギャレットにしっかりプレッシャーをかけてもらいたい。

問題はLBです。まずLBマック・ウィルソンの膝の負傷 おそらく戻ってくるのは10月となりそうです。(なら今年IR3週で戻れるんだから入れとけと思うんですがね・・・)LBジョー・ショバートの抜けた穴が埋めきれていない印象が強いです。3巡目指名のジェイコブ・フィリップスもキャンプでそれほど目立つことはなかったみたいなので、ぶっつけ本番でなんとか上手くいってくれねぇかなという状態です。Sロニー・ハリソンの補強もありましたしS3枚投入でランサポートを厚くするのが濃厚かもしれませんね。できればタイタンズのようにQBスパイとかできればいいんですがね。

とにかくボロボロにならないようになんとか踏ん張ってほしい。


・レイブンズ

【攻撃】
昨年は1チームのシーズンランヤード記録を更新したり、QBラマー・ジャクソンのQBランヤード記録更新したりと、わかってても止められないラン攻撃で快進撃となりました。

今年もその戦力は維持しつつ、新人を加入させパワーアップさせました。2巡目指名のRB J.K・ドビンズの評価が結構いいらしいというのは耳にしています。今年もラン攻撃は厄介ですね。

ただ問題はGマーシャル・ヤンダが引退したことです。ラン攻撃の要となるランブロックの柱の不在これがどうなるか、補強したメンバーでその穴を埋めきれるのかは見てみないとわかりません。ここが埋めきれてないことを祈りたい。。。

【守備】
ただでさえ厄介な守備陣なのに、トレードでEDGEカライス・キャンベルを獲得 FAでDLデレク・ウルフも加入 ブラウンズの新OLがこの凶悪な1列目を止められるといいのですが。。。。今年さ同地区の1列目強化しすぎなんだよほんとに・・・少し補強休んでくれよ・・・

ただ不安点も出てきました。LBがほぼ総入れ替えで新人に頼るしか無い状況、そしてキャンプ中にSアール・トーマスの解雇とラン守備に不安を抱える状況となっています。今年はブラウンズはTEも強化したので、アンダーニースを狙いまくって新人のLBの自信を喪失させてやりましょう!狙い目は絶対ここのはずです。そこに攻撃を集中させていいタイミングでOBJにドーン!で行ってくれ!RBカリーム・ハントのスクリーンパスでもOK!



 茶王 勝敗予想 
基本的にブラウンズの相手の展望はブラウンズが勝つための目線で語ることが多くなると思ってください。

昨年のマッチアップは1勝1敗でした。覚醒後のレイブンズとの対戦でも割といい勝負になっており、レイブンズが結構ブラウンズにやりにくさを感じているんじゃないかなと思っています。レイブンズにも不安点はそれなりにあり、その不安点が全部不安のままであれば勝ち目はあります!

でもレイブンズ勝利かなぁ・・・ まあアウェイですし、相手はチャンピオン有力候補。昨年はタイタンズ戦でボロボロにされて夢が壊れたので、夢を壊さない程度な試合になってくれることを願います。




 バッカニアーズ@セインツ


2020week01-032
左の数字 背番号    欠場選手  Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
 D ダウトフル(出場確率25%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLは個別では難しいので評価入れていません。
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位

 注目のレジェンドQB対決

トム・ブレイディが20年居たペイトリオッツを去りバッカニアーズに移籍となる今オフの一番のサプライズ 43歳で初の移籍となったブレイディの初戦の相手は41歳のドリュー・ブリーズ率いるセインツとの対戦となります。

ドリュー・ブリーズが77,416ヤードパスで歴代1位 トム・ブレイディが74,571ヤードパスで歴代2位というリビングレジェンド対決となります。数々の歴代記録を更新している2人の対決は今年は同地区となったため2回も堪能できます

ちなみにこの2人の対戦はこれまでプロで5戦でブリーズの3勝2敗だそうです。
(大学時代に一度だけ対戦があり、それはブレイディの勝ち
https://www.espn.com/ncf/1999/991002/boxscore/ppjmmk.html
これまでカンファレンスが違うため対戦は4年に一度しか巡り合わない対戦でしたのでほんと楽しみな注目の一戦です。

 

2020week01-033

・バッカニアーズ

【攻撃】
トム・ブレイディがペイトリオッツ以外で試合をするという初めて見る光景となります。プレシーズンがなかったこともありほんとどうなるかドキドキですね。

WRマイク・エバンスがハムストリングの負傷よりクエッショナブル登録、昨日まではダウトフルだったこともあり欠場の可能性も十分あります。WR2枚看板の1人が欠場は痛い、しかしTEが豊富におりWRの代わりも務めることも可能かもしれません。引退から復帰してブレイディとともにバッカニアーズに来たTEロブ・グロンコウスキーもWRの位置でプレイしてましたし、開幕戦ですしカバーできるなら無理しないほうがいいとは思います。

ラン攻撃はFAでルショーン・マッコイ 開幕直前に解雇となったレオナード・フォーネットが加入。昨年までなかなか固定できなかったRBが固まった形となりました。ただ急造感があるので初戦からうまく機能するかはなんとも言えません。セインツのラン守備は最強レベルですしね。

OLはどうあなんでしょうね。そんなに固いイメージはなく昨年までQBジェイミス・ウィンストンはプレッシャーを交わすのはうまいというイメージはありました。1巡目新人のTトリスタン・ワーフスが軸となってくれることを期待ですかね。

【守備】
昨年とほぼ変わらない陣容となっていますが、昨年は失点29位とあまりよくありませんでした。ただこの失点が悪かった原因は昨年のQBジェイミス・ウィンストンの30INT達成のせいも少なからずあります。

パスラッシュ ラン守備に関しては問題はないと思いますが、セカンダリーのパス守備に関してはやはり不安は取り除けません。大きな補強は1巡目新人Sアントニー・ウィンフィールドのみとなっており、彼の活躍にすべてがかかってると言っていいでしょう。大きな変化があることを期待しましょう。

昨年のセインツ戦2戦は34点 31点と大量失点となりました。さすがにこれだけとられると厳しいので20点台に抑えることが目標となるでしょう。

昨年のサック王EDGEシャキル・バレットのパスラッシュが炸裂することに期待をしたい。


・セインツ

【攻撃】
昨年のチームスタッツ3位の得点力を誇る攻撃陣はほぼ昨年と変わらず健在です。今年もQBドリュー・ブリーズとWRマイケル・トーマスのホットラインが攻撃の軸となることでしょう。ただターゲットの数自体はそこまで多くありません。今年はWRエマニュエル・サンダースを補強しました。先発メンバーは揃っていますが控えの層は薄いので怪我人は気をつけたい。

ラン攻撃はRBアルヴィン・カマラ中心にまずまずのランです。カマラは今日5年75Mで契約延長を勝ち取りました。気分よく開幕を迎えられます。ただ来年のチームのサラリーキャップは大変なことになっていますが・・・

OLはGラリー・ワーフォードをキャップ問題により解雇となりました。その代わりがしっかり整えばOLは問題ないとは思います。

【守備】
昨年と変わったところはSボン・ベルがいなくなりマルコム・ジェンキンスを補強したくらいです。ほぼ昨年と変わらない戦力となったと思われます。開幕戦はEDGEマーカス・ダベンポートが欠場となり、3巡目指名の新人ザック・バーンにも出場の機会が与えられそうです。チャンスをものにしてブレイディにサックを浴びせたい。

LBがちょっと薄くなりましたが、LBデマリオ・デービスがおればなんとかなるでしょう。

パス守備は昨年は安定していました。今年もメンバー的には変わらないので昨年の力を出していただければブレイディ相手でもある程度抑えられると思いたいですね。



 茶王 勝敗予想 
レジェンド対決初戦はどちらに軍配があがるでしょうね。私はセインツ勝利と予想します。

バッカニアーズのパス守備の不安があり、殴り合いとなってもセインツ有利かなと思います。バッカニアーズとしてはパスラッシュにかけるしかないかもしれませんね。40台QB対決でも元気な攻撃となることを期待したいです。




 カウボーイズ@ラムズ


2020week01-042
左の数字 背番号    欠場選手  Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLは個別では難しいので評価入れていません。
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位

 NFC 次世代5年目同期QB対決

今年フランチャイズ指定を受け1年契約(31M)カウボーイズQBダク・プレスコット 対するは昨年4年134M(年平均33M)の契約延長を勝ち取ったラムズQBジャレッド・ゴフ 高額契約をともに勝ち取った5年目QB対決となります。

実績としては、一昨年の2018年シーズンにスーパーボウルに出場経験のあるゴフですが、個人成績ではプレスコットが上でシーズン勝利数もプレスコットが40勝に対してゴフは1年目があまりよくなかったこともあり33勝となっています。実績のゴフ 個人成績のプレスコット 直接対決はどちらに軍配があがるでしょう。

あとこの試合はラムズとチャージャースの新ホームスタジアムとなる『ソフィスタジアム』のこけら落としとなります。
画像
残念ながら無観客となりましたが、上に浮かんでる円形のスクリーンがどんな感じでなのかは気になりますね。

2020week01-043

・カウボーイズ

【攻撃】
今年の補強の目玉としては1巡目新人のWRシーディー・ラムの加入でターゲットが増えたことでしょう。昨年の先発WRアマリ・クーパー マイケル・ギャラップと3枚の強力レシーバーで今年はパス攻撃が強力になりました。

ラン攻撃もRBエゼキール・エリオットが健在ラン・パスバランスの良い攻撃が期待できます。

ただ不安はCトラビス・フレデリックの引退の穴が埋まるかどうかです。昨年のプロボウラーですからね、代わりを務めるジョー・ルーニーにはがんばってもらわないといけません。この試合はTラエル・コリンズの欠場も決まっており、開幕戦のOLは不安が多いかもしれません。QBダク・プレスコットはプレッシャーがかかるとイマイチな状態になることがあります。それを克服してほしいところですが、どうなるでしょうか。

【守備】
今年はパスラッシュ強化の補強となりました。EDGEエバーソン・グリフィン そして5年ぶりの復帰のアルドン・スミス この2人の加入がどうなるか気になるところです。昨年の先発のデマーカス・ローレンスと共にとても層が厚くなりました。今年のカウボーイズの守備の鍵を握るユニットとなるでしょう。

問題はセカンダリー 昨年先発だったCBバイロン・ジョーンズ Sジェフ・ハースが移籍。この穴は結構大きい。1巡目新人CBトレボン・ディグスが大当たりであることに期待するしかないだろう。期待と不安のある守備陣という感じですね。


・ラムズ

【攻撃】
昨年の攻撃はQBジャレッド・ゴフがプレッシャーを受ける中なかなかうまく行かず、ランもRBトッド・ガーリーの怪我の影響がかなり出てしまい、苦しい攻撃でした。そのトッド・ガーリーも解雇となりました。

今年の補強を見ると新人に期待するしか無い状況となっております。2巡目RBキャム・エイカーズ 2巡目WRヴァン・ジェファーソンが起爆剤となることに期待したい。

OLも昨年は厳しかったのですが、特に補強はなく昨年と同じ陣容となりました。ちょっと変わったところが少ないなぁと感じる攻撃陣です。昨年と変わったというところを開幕戦で見せたいがどうなるでしょう。

【守備】
昨年の先発メンバーで今年いないのは
EDGEダンテ・ファウラー
EDGEクレイ・マシューズ
LBコーリー・リトルトン
CBニッケル・ロビーコールマン
Sエリック・ウェドル
これだけ戦力がいなくなった今年は寂しさを感じますね。スーパーボウル出場主要メンバーだったこともあり、今年は守備の作り直しの年となるかもしれません。

ただDLアーロン・ドナルド CBジェイレン・ラムジーなどがNFLトップレベルの選手が残っていますし、そこを軸として立て直しも十分可能だと思います。ただパスラッシュとLBの層の薄さが気になるところです。ここの選手達の奮起が必須となるでしょう。



 茶王 勝敗予想 
次世代QB対決とは銘打ちましたが、AFCの下の世代のQBの勢いがすごいこともあり、その世代に飲み込まれないように踏ん張らないといけないシーズンです。

予想はカウボーイズ勝利と予想します。戦力的にはカウボーイズの方に魅力を感じます。ラムズの守備陣の放出具合がやっぱり心配になります。ここが不安なしという試合を見せてくれるといいのですがね。




 全試合勝敗予想


昨年あまり評判がよくなかった勝敗予想ですが今年もやってみます。
ちなみに昨年の全試合予想の成績はレギュラーシーズンは153勝102敗(引き分け1つ)で的中率.600まあまあだったんじゃないかなと。

ということでWEEK1の予想はこちらです

KC
NE
DET
BAL
GB
LV
SEA
PHI
IND
BUF
CIN
SF
NO
DAL
PIT
TEN

今年PFFの予想がなかったので、張り合う相手がいないんですよね。とりあえず目標は.640と高めにしておきます。無難で面白くないという意見は封殺します!wwww



NFL 2020 カラー写真名鑑 (B.B.MOOK1500)
ベースボール・マガジン社
2020-08-31