COVID-19問題で色々揺れ動きましたが、なんとかWeek5が終わりました。


 試合結果と気になった試合のまとめ


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COVID-19陽性問題のためブロンコス@ペイトリオッツが延期 パッカーズ ライオンズがバイウィークで14試合となったWeek5 全勝チームが2チーム減り スティーラーズ シーホークス タイタンズ パッカーズの4チームが全勝を守りました。

Week5で気になった5試合をさらっとまとめます。


 レイダース@チーフス 

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前半チーフスが引き離すかと思われましたが、この試合のチーフスの守備が正直悪く同点で後半となりました。後半は同点にしたレイダースが引き離し、チーフスは何も出来ずというまさかの展開となりチーフス初敗戦となり4勝1敗となりました。

チーフスの守備がイマイチではありましたが、レイダースの攻撃は見事でしたね。RBジョシュ・ジェイコブスを軸にターゲットもWRネルソン・アゴロア 新人のヘンリー・ラッグスも頭角を現してきました。QBデレク・カーも今シーズンは息を吹き返しており攻撃が好調です。この力が安定して出せるかが今後の課題ではあります。レイダースは3勝2敗と貯金1となりました。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=vXFCtCFi7jc



 コルツ@ブラウンズ 

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序盤は互角な展開から前半最後にブラウンズがFGで終え突き放し、そのリードを守り切りました。OLはコルツの強烈パスラッシュに苦しむ場面もありましたが、なんとか踏ん張りきったと思います。守り合いの試合にはせず殴り合いに出来たことでこちらもミスは出ましたが、相手のミスも誘うこともできました。結局そのミスもこちらのほうに流れが向いたものが多かったです。

ブラウンズはこの試合でQBベイカー・メイフィールドの脇腹 Gワイアット・テラーのふくらはぎなど負傷を抱え不安はありますが、4勝1敗と最高の出だしとなりました。4勝1敗スタートは1994年ビル・ベルチックがHCの時代以来の記録となったようです。

コルツはQBフィリップ・リバースがまだ本調子に戻らないというのが苦しいところですね。今回はOLが保たなかったというのもありますが、早めになんとかしたいところです。ただLBボビー・オコリキは相手ながら素晴らしいパフォーマンスでした。ほしい。コルツは3勝2敗です。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=rPMLyYNigAk



 イーグルス@スティーラーズ 

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前半からスティーラーズペースになるかと思われましたが、この試合のスティーラーズディフェンスはイマイチな出来で、不調だったイーグルスの攻撃が復調気味だったとは言え、結構苦戦した試合でした。開幕から不振だったイーグルスオフェンスは負けたとは言えいいきっかけとなる試合だったかもしれませんね。イーグルスは1勝3敗1分です。

スティーラーズの新人WRチェイス・クレイプールがこの試合4TDを挙げ大活躍開幕4連勝となりました。193cmと長身ではありますが、武器は足でロングボム ランアフターキャッチが得意な選手です。ほんとなんでスティーラーズは若いレシーバーがすぐ育つんだよ・・・1枚よこせ!

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=u0WE5RmZxGw



 バイキングス@シーホークス 

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試合序盤はバイキングスRBダルビン・クックの活躍と前半守備がシーホークスの攻撃を封殺しかなりバイキングスペースの試合でした。ただ後半クックが負傷してからバイキングスの攻撃の雲行きがあやしくなり逆転を食らいそこからシーソーゲームへ。

バイキングスリードで残り5分でシーホークスQBラッセル・ウィルソンがINT食らったときは万事休すと思われましたがシーホークス守備が踏ん張って、最後のドライブを与えそれをしっかり時間を使い切って大逆転TDドライブ。流石としか言いようありません。魅せる試合ですわほんと。シーホークスは開幕5連勝となりました。

バイキングスは1勝4敗と苦しい星となりました。例年から比べると攻守ともにちぐはぐな面があります。早めの修正が必要でしょう。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=1YIigArbYoo



 ビルズ@タイタンズ 

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COVID-19感染問題で2週ぶりの始動となったタイタンズ、全勝対決で相手がビルズとあって、練習期間も2日ほどだったこと、陽性で出られない選手もいたこともあり流石に厳しい試合となると思われましたが、蓋を空けてみたら、見事な攻撃と守備で完勝となりました。QBライアン・タネヒル 
RBデリック・ヘンリーのバランスの良さが完璧でしたね。タイタンズは開幕4連勝

ビルズはこの試合CBトレデビオス・ホワイトが欠場となりCBがちょっと連携がおかしかったですね。攻撃もタイタンズ守備に封殺されてしまいました。今シーズン初敗戦で4勝1敗となりました。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=cXzlc-iKfEQ



 アレックス・スミス復帰


 WAS QB アレックス・スミス 693日ぶりの出場 


QBドゥエイン・ハスキンスの降格により、アレックス・スミスはラムズ戦でベンチ入りとなり復帰の日も近いという声もあがっていましたが、前半終了間際に先発QBカイル・アレンがヘルメットヒットを受け離脱。ベンチ入り初回にて出番が回ってきて、実に693日ぶりの復帰戦となりました。

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アレックス・スミスは2年前に試合で右足の脛骨と腓骨の複合骨折により選手生命が終わってしまう可能性がありました。手術後、壊死性筋膜炎という感染症を起こし日常生活にもダメージを残す可能性まであり、手術から1年足をギブスで固定という状態となってしまいました。

この時点で復帰は難しいかもしれないと思われていました。しかし懸命なリハビリにより今年5月の段階で練習で走る映像を公開。キャンプにも参加することも医師から許可を得てアクティブ登録でチーム練習に参加となりました。

この試合まではロースター登録はしてましたが、3番手QBとしてベンチ入りは叶わず。QBドゥエイン・ハスキンスの降格により2番手としてベンチ入りとなり、いきなり出番がやってまいりました

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試合は最後まで出場となりました。残念ながらラムズの容赦なしのパスラッシュに成すすべがなく、6サックを食らい攻撃はうまく行きませんでした。ただ正直今回は実戦に戻ってこれたというだけで嬉しい。そして怪我なく終われた。それで十分です。内容は次回出場からでいいんです。とにかく復活おめでとうアスミス!



 DAL QBプレスコット シーズンエンド


 DAL QBダク・プレスコット 右足首の負傷でシーズンエンド 




対ジャイアンツ戦にて QBスクランブルで進んで倒れる際に足首がまがってしまい大怪我を追ってしまいました。そのまま病院直行で即日手術を受けシーズンが終了となってしまいました。

なかなかやきもきする試合ではありましたが、プレスコット自体はパスヤードをかなり稼いでおり力は見せていました

ちょっと現実的な話となりますが、今年はフランチャイズ指定で1年契約でプレイしていましたので、来年カウボーイズに残るかどうかがわからないところがあり、もし最終年だとしたら悔しい年となってしまうことでしょう。

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試合はバックアップのQBアンディ・ダルトンが引き継ぎサヨナラFGでギリギリ競り勝ちチームは2勝目を挙げました。2勝ながらAFC東首位となっていいます。実績のあるダルトンを補強しておいて正解でしたね。



 ATLクインHC解任


 ファルコンズ6年目のダン・クインHC 解雇 


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2015年就任 2016年にはスーパーボウル進出するも、ペイトリオッツに敗れた実績があるダン・クイン スーパー進出後は残念ながらチームは低迷守備畑ながら守備の立て直しがずっと出来ず今シーズンは開幕5連敗と最悪のスタートとなってしまいました。

昨年も解雇の噂もありましたがそれを乗り切ったのですが、さすがに今回は乗り切れず、GMトーマス・ディミトロフと共に解雇となりました。

代替HCはDCだったラヒーム・モリスがつとめることになります。昔バッカニアーズで2年間のHC経験もあります。守備の再生が第一かなと思うのでそこが改善されるといいですね。



 その他気になったこと


 ちょっと煽りすぎじゃ・・・ 


ファルコンズに勝ったパンサーズ公式ツイッター ファルコンズQBマット・ライアンが勝利を投げ捨てて、インターセプトをで勝ちを奪ったということなのですが、日本だったらめっちゃ炎上しそう。まあ文化の違いというところでしょうね。



 ちょっとふっとばしすぎじゃ・・・ 


ビルズ@タイタンズにて
タイタンズのRBデリック・ヘンリーのスティッフアームなんですが、ビルズのCBジョシュ・ノーマンを片手で思いっきりふっとばしています。

ちなみのノーマンはNFLの中では小さいとは言え183cm 91キロと公表されています。90キロ超えてる人片手であんなにふっとばせますかね・・・・ちょっと異次元なスティッフアームでした。



 週間MVP


 AFC 


【攻撃】PIT WR チェイス・クレイプール(新人)
4TDをあげ開幕4連勝に貢献

【守備】BAL LB パトリック・クイーン(新人)
9タックル ファンブルリカバーTDも記録

【ST】MIA K ジェイソン・サンダース
5FG 4XPとパーフェクト 19得点を記録



 NFC  

【攻撃】ARI QB カイラー・マレー
380パスヤード 2TD レーティング103.4で攻撃を牽引

【守備】LAR DL アーロン・ドナルド
4.0サックを記録 相手に常にプレッシャーをかけまくり守備で圧倒

【ST】NO K ウィル・ルッツ
3FG 4XPとパーフェクト