AFCのカンファレンスチャンピオンシップを展望していきます。

ビルズ@チーフス(1/25 8:40)G+ DAZN NHK-BS

カンファレンスチャンピオンシップはBSでも生中継があるようです。


各試合の怪我人状況は
https://www.nfl.com/injuries/
https://www.espn.com/nfl/injuries

などでご確認ください

展望で参考にしているサイトはこちら
【攻撃】
https://www.pro-football-reference.com/years/2020/advanced.htm
【守備】
https://www.pro-football-reference.com/years/2020/opp.htm



 ビルズ@チーフス


2020week20-021
左の数字 背番号    欠場選手
 Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
 D ダウトフル(出場確率25%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLは個別では難しいので評価入れていません。
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位



 AFCの今後の覇権を握るのはどちらになるか?

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AFCカンファレンスチャンピオンシップは第1シード チーフス 第2シード ビルズのトップシード同士の対戦となりました。今年のAFCを象徴する試合と言っていいと思います。



心配されていたチーフスQBパトリック・マホームズは脳震盪プロトコルをクリアしこの試合出場することが決まりました。ほんと良かったです。

今シーズンこの2チームの対戦はWeek6にありチーフスが26-17で勝利しています。RBクライド・エドワース=イレアーのランにビルズが苦戦した試合でした。

【Week6 Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=Hq73Ql_MrGY

Josh Allen is ready for is career-defining moment in the AFC Championship  game

過去この2チームのチャンピオンシップは2度あり1勝1敗 27年ぶりのチャンピオンシップでの対戦となっています。

チーフスは昨年のチャンピオンチームなので連覇をかけた戦いです。ビルズにとっては悪夢のスーパーボウル4連敗以来27年ぶりのスーパーボウル進出をかけます。

チーフス4年目のパトリック・マホームズ ビルズ3年目のジョシュ・アレン 今後のAFCを牽引する若手QB同士の対決。どちらに軍配があがるのか楽しみな一戦です。



2020week20-022
  TOP12    WORST12
2020week20-023



・ビルズ




【攻撃】
先週のレイブンズ戦は強風の悪天候の中得点はなかなか取れませんでしたが、攻撃のミスはなくロースコアーゲームを制しました。

パス攻撃はQBジョシュ・アレンとWRステフォン・ディグスのホットラインがやはり軸となるでしょう。先週も106ヤード 1TDとしっかり結果を残しました。強力CB陣相手でこの成績ですのでチーフス相手でも十分期待ができるでしょう。WRジョン・ブラウンも62ヤードと復活をアピールできました。この2人のターゲットがこの試合のキーマンと言えるでしょう。

ランは残念ながら期待はできません。RBザック・モスの離脱が本当に痛いです。RBマイク・シグレタリーの調子もイマイチです。好調であっても一発のあるタイプではないので、やはりパス中心の組み立てとなることでしょう。

ただQBアレンのスクランブルランには期待をしたい。ラン能力は今いるRBよりも高くするする抜ける。この大一番なので思い切ってQBキープを増やすということもあるかもしれません。

OLのプロテクションはチーフスのパスラッシュもそこまで強いわけではないので、なんとかなるレベルだと思います。DLクリス・ジョーンズの突破だけは許さないようにしたい。


【守備】
Week6の試合ではラン守備が崩壊しました。プレーオフではコルツ レイブンズのランが強いチームと戦い、しっかり抑えきった印象が残りました。守備としては上り調子であるので、今回はなんとかなると思いたい。

チーフスはRBクライド・エドワース=イレアーが怪我明けの復帰戦ということもあり、エンジンがかからないうちにしっかり止めたい。ここでいきなり打破されてしまうと苦しい流れとなり、前回の対戦と同じ流れになるかもしれません。



ビルズが勝利するにはやはりチーフスのパス攻撃をどう封じるかが問題です。WRタイリーク・ヒルとマッチアップするのはCBトレデビオス・ホワイトとなるでしょう。ここがまずいい勝負になってもらわないと困ります。

そして大問題のTEトラビス・ケルシー、抑える方法があれば誰か教えてくれよという状況です。競り合う前になんとかするしかないでしょうね。

記事の通り他のターゲットも厄介なんですが。まずはこの2人を抑えることに集中するしかない。他のところは運次第!前半のうちにターンオーバーが1個でも奪えるのが理想です。

パスラッシュでプレッシャーがかかるかというところでしょう。先週はQBラマー・ジャクソンに4サックを浴びせましたが、今回は厳しいかなぁと。ただプレッシャーをかけないことには始まりません。ただ分が悪いとは思います




・チーフス



【攻撃】
先週のブラウンズ戦で途中脳震盪により離脱したQBパトリック・マホームズの出場できるか問題だけが心配な1週間でした。なんとか脳震盪プロトコルをクリアし、出場にこぎつけることができました。足の負傷もどうやら問題なく万全の状態で試合を迎えられそうです。

パス攻撃はQBマホームズとWRタイリーク・ヒル TEトラビス・ケルシーのホットラインがどれだけ通すことができるかが注目です。相手もここのマークを重視するでしょう。ただまだチーフスにはターゲットが豊富におり、特にWRメコール・ハードマンの抜群の走力からの抜け出しで一発という武器もあります。このパス攻撃で序盤からリードを奪うのが理想的な展開となります。

RBクライド・エドワース=イレアーがこの試合から復帰する予定です。小さい体でするする抜けていくランが出し試合をコントロールできればチーフス有利な展開となるでしょう。先週代役をしっかり務めたRBダレル・ウィリアムスもいますし、ランはチーフス有利になるかなと思います。

OLのプロテクションはまずまずですし、QBマホームズのモビリティもあるのでビルズのパスラッシュであればなんとかなるかなと思います。


【守備】
前回の試合ではWRステフォン・ディグスを46ヤードに封じ、ビルズの攻撃を上回る守備をしたことで勝利につながりました。今回もその守備を再現できることに期待をしたい。

今回もパス攻撃をどう抑えるかが一番の問題となるでしょう。WRディグスの他ジョン・ブラウン コール・ビーズリーもおり相手もターゲットは十分に居ます。ただやはりディグスを抑えられれればかなり攻撃の目は防げます。CBバショード・ブリーランド チャーバリウス・ウォードこの2人のパフォーマンスに期待したい。あとはS陣も期待度が高いのでタイラン・マシュー ダニエル・ソレンセンあたりがターンオーバーを奪ってくれることにも期待をしたい。

ランはRBはそこまで驚異ではありません。ただQBジョシュ・アレンのランは注意が必要です。今年はパス中心の攻撃となりましたが昨年まではランが武器のQBでした。いざとなったら走ってくるでしょうし、かならずそのランは頭に入れておきたい。

パスラッシュは今シーズンはいまいちな印象でした。DLクリス・ジョーンズ EDGEフランク・クラークなどトップレベルの選手はいるので、彼らの活躍を期待したい。




 茶王 勝敗予想 
予想はチーフス勝利とします。

正直展望を書く前はビルズにしようと思っていました。ただ書いていくうちにやっぱりチーフスのほうが隙が少ないかなぁと感じてきて、路線変更しました。やはりランが気になるんですよね。ランが出るチームのほうが試合をコントロールしやすいでしょうしね。ここがチーフスに変わる要因となりました。ただランなんて関係ないという殴り合いになるのを期待したいですがね。そうなればビルズかも。