PFF(Pro Football Focus)で2020年の選手ランキング『The PFF 101』が発表されましたので、まとめてみました。

PFFは独自の方式で選手個別にレーティングを取ることでおなじみなサイトです。成績に左右されず個別のパフォーマンスの評価ということで、玄人好みの評価基準かなと思われます。





 PFF TOP101 順位まとめ


2020week22-022

1位はDLアーロン・ドナルド PFFでは毎年1位に選ばれている印象が強い選手です。とにかく毎年評価が高いです。

今年は3度目の守備MVPもとりましたし、1位は予想通りでした。

MVPのQBアーロン・ロジャースが2位 スーパーボウルMVPのQBトム・ブレイディは4位となりました。

新人攻撃MVPのQBジャスティン・ハーバートは91位 新人守備MVPのEDGEチェイス・ヤングは37位 強力なパスプレッシャーな選手はレーティングが高いのがここに表れている感じですね。



 チーム別まとめ


2020week22-023

最多選出チームは7選手でまさかのブラウンズとなりました。OLの評価が非常に高く4選手がTOP101に食い込んだのが大きかったです。

そして一人も選出されなかったチームはレイブンズ・ジャガーズの2チームでした。

レイブンズは普通にCBマーロン・ハンフリーやらCBマーカス・ピータース DLブランドン・ウィリアムス QBラマー・ジャクソンなど選出されそうな選手が多いのですが、PFFのレーティング方法では2020年はあまり高くなかったという結果となってしまったようです。

ジャガーズもRBジェームス・ロビンソンなどが選ばれそうなところですが、RBの評価が結構厳しい結果でした。



 ポジション別まとめ


2020week22-024

ポジション別選出人数は
 QB:14
 RB:4
 WR:14
 TE:3
 C:4
 G:8
 T:14
 OL合計:26
 攻撃合計:61

 DL:12
 EDGE:9
 LB:5
 CB:8
 S:6
 守備合計:40

OLの指標がやっぱり高いですし、守備もDLが好みが多いのは例年通りかなと思います。これがPFFらしさという感じがします。

Sの評価が一般的なものと違いがかなりある印象的です。PIT ミンカ・フィッツパトリック SEA ジャマール・アダムス KC タイラン・マシュー ARI ブッダ・ベイカー MIN ハリソン・スミスなどがランクイン漏れしています。この5選手はNFL TOP100にランクインしそうですしね。

もう少しRBやLBの評価も高まってほしいというのもありますね。