Week5 コルツ(3-1) 

3連勝で3勝1敗と勢いに乗ってきたブラウンズ 本拠地に戻りコルツとの対戦となります。

コルツも3勝1敗と好調なスタートとなっています。昨年はベテランQBフィリップ・リバースを獲得しました。リバースはチャージャースで16シーズン過ごした後移籍で、長年トップクラスのQBとして君臨していました。ただ序盤戦はまだ連携が取れておらず、攻撃自体は苦しんでいる印象でした。しかし守備がしっかり守れており、FAでDB陣の整備を行ったのがうまくハマり守り勝つ試合が続いています。ブラウンズの攻撃も好調ですが、ここで勢いを止められたくないなぁと思う試合でした。

2020cle-05-03
コルツ QB フィリップ・リバース


 主なロースター


2020cle-05-01
左の数字 背番号    今季加入選手    新人選手    欠場選手 
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数 Rは新人
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位

前節の試合でRBニック・チャブが膝を負傷し怪我人リスト入りとなってしましました。前半戦は休むことになりましたが、後半戦から復帰できるレベルの怪我で一安心ではありました。ラン攻撃は当分の間RBカリーム・ハント1人で頑張ってもらうしかない状況となりました。

DLラリー・オグンジョビがこの試合欠場。昨年はちょっとパフォーマンスが低下となり残念なシーズンとなってしまいました。

コルツは守備の中心選手LBダリウス・レオナードが欠場。お互いラン攻撃・守備が1枚戦力ダウンとなった形となりました。ブラウンズも怪我人が多いですが、コルツもこう見ると満身創痍な状況でしたね。

【当時の展望】




 スコア


SnapCrab_2021No-00055
https://nfljapan.com/score/50408

 攻守バランスよく4連勝! 

画像

RBニック・チャブ不在という不安の中、パス攻撃の調子がよくランだけじゃないんだぞということを見せつけることができた試合でした。

守備も自慢のパスラッシュはちょっと抑えめではありましたが、コルツのQBフィリップ・リバースのパスを封じ、ランもしっかり止められ非常に評価の高い試合となりました。


 ゲームハイライト動画 
https://www.youtube.com/watch?v=rPMLyYNigAk

細かいSTATS(PDF)


 ポジティブPOINT


 レシーバー陣が好調 



この試合はちょっとラン攻撃が封じられました。(とは言ってもチームで124ヤード記録していますが)

その代わりレシーバー陣が好調で、厳しいパスもなんとか競り合いながらうまくレシーブするプレイが多かったです。

レシーバーの個人スタッツ
WR ジャービス・ランドリー
 4/9 88ヤード
WR オデル・ベッカムJr.
 5/9 58ヤード
TE オースティン・フーパー
 5/10 57ヤード


ヤード自体は伸びていないものの要所で取ってくれて助かった試合でした。


この試合の一番の見どころはWRオデル・ベッカムJr.からTEオースティン・フーパーへのスペシャルプレイのパスが決まったところです。

ランドリーでもベッカムでもパスが投げられるというのはいいですね。レシーバーのパスプレイは結構頻繁に使っており好結果につながった印象が強いです。今年もうまくいくことを願いたい。



 アンダーニース付近を制圧した守備陣 



コルツQBフィリップ・リバースのパフォーマンスがイマイチだったのもありますが、そうしたのはラン守備が良かったからかなと思います。コルツのランを68ヤードに抑えきりました。

そしてアンダーニース(スクリメージから5ヤード)付近のカバーがとても良かったです。奪ったINTもそこが良かったからこそ起こったものだと思います。この試合のLB陣の動きは満点を上げていいでしょう。



 ネガティブPOINT


 終盤集中力落ちた?ドロップ目立つ 



前半戦の攻撃の立役者WRジャービス・ランドリー 後半に入ってちょっと気の抜けるドロップを連発 TEオースティン・フーパーも取れるよなぁというのを取れずと、ちょっと集中力を欠いたプレイが続き、3Qはちょっと流れが悪かったです。

勝ったからいいものの、負けてたら敗因となりかねないものなので、最後まで集中力を切らさないようにお願いしたい。


 メイフィールド 2INT 


レシーバーの調子が良かったのでなんとかなったものの、QBベイカー・メイフィールドはこの試合2INTを食らい、パスの精度もイマイチでした。

パスの個人スタッツ
QB ベイカー・メイフィールド
 21/37 247ヤード 2TD 2INT レーティング72.2


INTは右手を負傷した影響もあったとは思います。それでもINTが致命的なミスとはならなかった。調子の良し悪しはありますが、シーズンを通して悪い時でもチームの流れを断ち切るようなものが無いのが良かった点なのかなと思います。敗因にならないというのが一番です。

ちなみにメイフィールドの手の負傷は無事で次週も出場しています。


 冷静じゃない当時の感想ツイート

試合当時の感想ツイートを載せるおまけのコーナーです

DB陣の文句を言いまくってます。
あとコルツのLBボビー・オコリキを絶賛しております。ほんとボールへの反応が素晴らしかったです。



これで4連勝と好調を維持したブラウンズ
次回はWeek6 @スティーラーズ戦を冷静に見直します。