Week13 @タイタンズ戦

後半戦3連勝となり8勝3敗と負け越しを早々に回避したブラウンズ 今回は敵地に乗り込みタイタンズとの対戦となります。

Week12終了時点のプレーオフピクチャー

AFC
1 スティーラーズ 11 0
2 チーフス 10 1
3 タイタンズ 8 3
4 ビルズ 8 3
5 ブラウンズ 8 3
6 ドルフィンズ 7 4
7 コルツ 7 4

タイタンズは南地区首位でシード順3番手と好調です。攻撃はRBデリック・ヘンリーのパワーランが攻撃の軸となっています。2019年にリーディングラッシャーを獲得し、昨年も好調で結果的に2年連続リーディングラッシャーとなりました。まずはヘンリーを抑えないことにはどうにもなりません。

厄介なのはQBライアン・タネヒルのパス攻撃も安定しているということ。タネヒルはプレイアクションがうまくどのチームも引っかかってる印象です。エースWR A.J・ブラウンも近年流行しつつあるTE並みのバカでかさのあるレシーバーで、ブラウンズのDB陣では抑えきるのは難しい。

ただ守備がイマイチな出来でパスラッシュがあまり驚異的ではありません。こちらも攻撃はそれなりに自信がありますので殴り合いに持ち込みたい一戦でした。

2020cle-13-03

タイタンズ RB デリック・ヘンリー


 主なロースター


2020cle-13-01
左の数字 背番号    今季加入選手    新人選手    欠場選手 
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数 Rは新人
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位

CBデンゼル・ウォードはこの試合も欠場 Sロニー・ハリソンが怪我人リスト入りとDB陣が薄い状態が続いています。ただこの試合からEDGEマイルズ・ギャレットがCOVID-19リストから復帰となり、パスラッシュ改善に期待されます。

タイタンズは攻撃はいいのですが、守備が不調でした。主力の怪我人も多く殴り合いに近い試合が多い状況です。EDGEとLBの層が薄くなっており、そこをカバーできるかが問題となっていました。


【当時の展望】




 スコア


SnapCrab_2021No-00076

https://nfljapan.com/score/50518

 前半で38得点の猛攻 13年ぶりの勝ち越し!

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正直厳しいかなと思っていた試合でしたが、蓋を開けてみらた前半に38点奪取。4ポゼッション差で折り返すという予想外のウハウハな展開となり圧勝・・・と思ったら最後詰められるというブラウンズらしさをしっかり残す試合となりました。勝ったからよかったけどさwww

昨年の試合はほんと予想がつかない展開になる試合が多かった印象です。前節の不調はなんだったの?という嬉しい誤算のほうの予想外が多かったですね。それだけ力を持っているという証拠なんだろうなと。ただネガティブに捉えれば安定感はないとも言えますがw

これでブラウンズは9勝目 2007年以来13年ぶりの勝ち越しが決定しました。昨シーズンの目標がこの時点で達成できたことがほんと嬉しかったですね。めでたい!


【当時の振替り記事】



 ゲームハイライト動画 

https://www.youtube.com/watch?v=JSTfg_LNyMI

細かいSTATS(PDF)



 ポジティブPOINT


 前半で38点大量リードを奪う 


パスの個人スタッツ
QB ベイカー・メイフィールド
 25/33 334ヤード 4TD レーティング147.0


一度勢いに乗ると止まらないメイフィールド劇場でした。正直タイタンズのカバーリングが甘くオープンになるレシーバーが多かったこともありますが。ほぼパスミスがなかったですし、手を休めず決め切れることは素晴らしい。

週間MVPは惜しくもビルズQBジョシュ・アレンに取られましたが、選ばれてもおかしくないというか選ばれるべき成績でした。

今年もメイフィールドがノリノリで剛速球パスを投げまくるシーンがたくさん見れることを願っております。

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ちなみに前半に38得点を取ったのはチーム新記録だったそうです。ここ数年1試合通しても30点以上をなかなか取れなかったチームでしたしね・・・

メイフィールドが来てから攻撃的なチームに変貌しつつあり

ほんと見てて楽しい



 リーディングラッシャーRBヘンリーを封殺 


タイタンズのラン個人スタッツ
RB デリック・ヘンリー
 15回 60ヤード 1ファンブルロスト


前節のジャガーズRBジェームス・ロビンソンにボロクソにやられまくったラン守備で、RBデリック・ヘンリー相手だともう不安しかない状況でしたが、ヘンリーから1年ぶりのファンブルからターンオーバーを奪いモメンタムを引き寄せ、60ヤードに封じるという思いも寄らない展開となりました。

良い時と悪い時の差がやってみないとわからないけど、それでもヘンリーを抑えきったのは信じられない出来事でした。


EDGEマイルズ・ギャレットも復帰試合でサックを記録し、前半の守備は何も言うことはなかったです。



 ベストTDセレブレーション 



昨年のブラウンズのTDセレブレーション 数々ありましたがこれが一番と言っていいでしょう。

WRラシャード・ヒギンズがランウェイをするところに、QBベイカー・メイフィールドが滑り込み1回転で目の前でカメラマンをする。練習してきたんやろなという完璧な動きでした。

こういうセレブレーションを見るとチームの雰囲気も感じ取れていいですよね。セレブレーションの反則の緩和で色々面白いセレブレーションが見れるようになりました。TDをしなければ披露できないのでモチベーションアップにもつながっているかもしれませんね。



 ネガティブPOINT


 WRピープルズ-ジョーンズ ドロップで先制TD逃す 



WRオデル・ベッカムJr.の離脱により出場機会が大幅に増えた新人WRドノバン・ピープルズ-ジョーンズ リターナーとロングターゲットとしてなかなかの働きを見せていました。

ただレシーブに関して不安定な部分を時折みせることがあり、そこの改善さえすればもっとターゲットとしてボールが来る回数が増えるかなと。まあ5巡目の新人としてはよくやってくれていますけどね。

今年はおそらく4番手スタートとなるでしょう。ロング以外でも走力を活かすレシーバースクリーンなどでも起用できるといいのですがね。その辺の成長を期待したい。まずは信頼度をあげよう


 冷静じゃない当時の感想ツイート

試合当時の感想ツイートを載せるおまけのコーナーです

勝ち越しを決めてはしゃいでおります。ほんと嬉しかったですねぇ。昨シーズンの最大の目標みたいなところでしたから、まだ残り4つ試合残っている状況で決めたというのは開幕当初を考えると信じられない感じでした。ほんと良かった!

地味に応援チーム勝ち越したの初めてかも(見始めた当初4年ほどはジャガーズファン)


ということであとはプレーオフ進出のみ
次回はWeek14 レイブンズ戦 2回戦目を冷静に見直します。