Week14 レイブンズ(7-5)

13年ぶりの勝ち越しが決定したブラウンズ 今回は開幕戦にボロ負けとなったレイブンズ 2回戦目となります。この試合はマンデーナイトゲームとして開催されています。

Week13終了時点のAFC北の順位表
AFC北 引分
1 スティーラーズ 11 1 0
5 ブラウンズ 9 3 0
9 レイブンズ 7 5 0
14 ベンガルズ 2 9 1
※左の数字は暫定のシード順位

スティーラーズが開幕からの連勝が11でストップしましたが、首位をキープ 2つ差でブラウンズが追っています。

レイブンズはここまで7勝5敗で暫定シード順9位とちょっと苦しい位置となっており、この試合は負けられない試合となっていました。シーズン中盤戦で3連敗を食らっており正直あまり調子がよくない印象でした。

ラン攻撃自体はリーグ1位なのですが得点力がイマイチな状況でした。一昨年のような爆発力がなく決めきれない試合が続いていました。

ただ守備力に関してはリーグ3位の失点率となっており十分な力を見せています。特にCBマーロン・ハンフリーがレシーバーを完封しており、カバーについたレシーバーが開幕からTDが取れていない状況だったそうです。レイブンズの守備をどう攻略するかがカギとなる試合となりました。

2020cle-14-03

レイブンズ CB マーロン・ハンフリー



 主なロースター


2020cle-14-01
左の数字 背番号    今季加入選手    新人選手    欠場選手 
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数 Rは新人
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位

ブラウンズは前節に引き続きCBデンゼル・ウォードが欠場となりました。タイタンズ戦では大量リードのため触れませんでしたが、正直パス守備はいいとは言えませんでした。この試合も不安ありです。

レイブンズはTロニー・スタンリーが怪我人リスト入りしておりOLのプロテクションに不安がありました。


【当時の展望】



 スコア


SnapCrab_2021No-00077

https://nfljapan.com/score/50540

 最後までシーソーゲームを展開、競り負ける

画像

開幕戦と違って最後までわからなかった試合でした。負けはしましたが、最後の最後までシーソーゲームを展開、最後はレイブンズにうっちゃられて敗戦となってしまいました。

当時みんなナイスゲームってツイートをしている中、自分だけここでレイブンズを突き落とすチャンスを逃したことに対して敗戦を飲み込めてない感じがありました。同地区 特にスティーラーズ・レイブンズに対しては『一度くらいブラウンズの下を味わえや!』と心の底では思っており、当時はモヤモヤが残ってたなぁと記憶しています。

見直してもやっぱその気持ちは変わんねぇな!まったく冷静じゃないまとめとなります。



最後諦めずにラグビーを続けましたが、セーフティになり2点追加結果5点差となって負けました。この諦めない姿勢は良かったよ!



 ゲームハイライト動画 

https://www.youtube.com/watch?v=3xYOB7kSCIk


細かいSTATS(PDF)


 ポジティブPOINT


 4Qで逆転!シーソーゲームに持ち込む 


一時2ポゼ差をつけられ厳しい展開にはなりましたが、開幕戦の時にボロクソに負けたブラウンズはもういない。4Qで逆転することに成功しました。この試合の攻撃はやるべきことはしっかりやりました。


1本INTがありこれが2ポゼ差になった原因となってしまいましたが、取り返したのでネガティブにいれんでええ。

個人スタッツは
パス
QB ベイカー・メイフィールド
 28/47 343ヤード 2TD 1INT レーティング87.5
ラン
RB ニック・チャブ
 17回 82ヤード 2TD
RB カリーム・ハント
 6回 33ヤード 1TD
QB ベイカー・メイフィールド
 5回 23ヤード 1TD
レシーブ
RB カリーム・ハント
 6/7 77ヤード 1TD
WR ラシャード・ヒギンズ
 6/10 68ヤード 1TD
WR ジャービス・ランドリー
 6/9 52ヤード
WR ドノバン・ピープルズ-ジョーンズ
 3/5 74ヤード


今回ほぼ全部書いちゃったけど、みんながんばったよ。ランはいつもよりも出てないかもしれませんが、パスが出てるしバランスいい攻撃だったと思います。特にこの試合はいつも愚痴言ってるギャンブルが2回成功した! 流れを止めなかったことで素晴らしい試合となったと思います。

vlcsnap-2021-05-22-13h42m24s003

試合途中に表示されていましたが、この試合両チームのランTDが9個(試合途中なので画像では8個ですが)となり1試合の両チームのランTD数のNFL記録となったようです。

まあ互角だったな!



 BAL15人いた 


vlcsnap-2021-05-22-13h43m44s544


悔しいのでレイブンズの反則を晒します。3Qのブラウンズの攻撃時にレイブンズ守備の入れ替えが終わらないうちにプレイを始めて、イリーガルサブシチュエーションの反則を誘発しました。

12人はよく見ますけど15人は初めてみたかもしれません。てか入れ替えで3人しか外に出ようとしてないので、ゆっくりプレイしても12人で反則でしたけどねw

おかげさまでこのドライブはTDを取ることができました。



 ネガティブPOINT


 なんだよQBジャクソン 救世主すぎんだろーがよ 


4Q最初にレイブンズQBラマー・ジャクソンが一度ロッカーに戻り離脱。その間にブラウンズが逆転。そして4th5に追い込んで止めればブラウンズ勝利濃厚。

その追い詰められた時に戻ってきて、WRマーキス・ブラウンへ一発逆転TDパス。そこからシーソーゲームで、最後Kジャスティン・タッカーが55ヤードのFGを入れて大敗北

レイブンズファンは大盛りあがりですわねほんと。なんていうかね。なんていうかね。なんていうかね。なんていうかね。なんていうかね。なんていうかね
悔しい...
それしか言えないです。なんなんよお膳立てしただけじゃん・・・


 昨年度のブラウンズ ワーストプレイ 



色々悪いプレイはありましたが、昨年見た中で一番ひどかったプレイはこれかなと。1Q最初の守りのドライブでCB M.J.・スチュワートのディフェンスパスインターフェアの反則です。

あのさ、ボール全然来てないのに思いっきりレシーバーぶっ倒すって

勘だけで守備やってるのか?

今まで見た中で一番ひどいパスインターフェアだったかもしれません。取られたらTDの可能性もあったかもしれないけど露骨すぎるのはなぁ。

この試合はスチュワート以外のパス守備もボロボロでしたし、ラン守備も力負け。お祭り騒ぎな試合になったしみんな盛り上がったからまあいいかと。攻撃のおかげだよ。

スチュワートは今年も残留しています。このプレイ以外はそこまで酷い選手ではなく控えとしては戦力に数えたい選手です。しかしこのプレイだけはほんとひどかった。



 Kパーキー 不調 



今シーズン途中から加入したKコーディ・パーキー まずまず安定したキックを見せており、ブラウンズの攻撃をしっかりサポートしてくれていた存在でした。

ただこの試合は39ヤードFG エクストラポイント1本を外す不調。結果的に入っていればオーバータイムにもつれ込めたかもしれません。それだけにこの試合だけはパーフェクトを望みたかったです。

今年もパーキーが先発有力です、一応競争相手に若手のチェイス・マクラフリンが加入していますが、不調の場合は切られる可能性も十分あるのでキャンプでも気が抜けないでしょう。


 冷静じゃない当時の感想ツイート

試合当時の感想ツイートを載せるおまけのコーナーです

熱戦の割にちょっと冷めたツイート。前述の通り
いい試合だったと言いたくなかった!
天の邪鬼気質たっぷり目のツイートとなりました。

どうしても同地区対戦となると相手に失礼になりかねないことも書いてしまっています。あまりにひどいものがあったらしっかり注意リプ・注意コメントなど送ってやってください。反省します。


残念ながらレイブンズに勝てなかったシーズンとなってしまいました。
次回はWeek15 @ジャイアンツ戦を冷静に見直します。