ワイルドカードプレーオフ
@スティーラーズ(12-4)
18年ぶりのプレーオフ進出となったブラウンズ ワイルドカードプレーオフは敵地に乗り込み同地区スティーラーズとの対戦となります。シーズン最終戦から連戦となります。ブラウンズは最終戦に続きCOVID-19蔓延に悩まされていました。この試合は指揮官であるケヴィン・ステファンスキーHCを筆頭にWRカダレル・ハッジ Gジョエル・ビトーニオが陽性 先週もCOVID-19リスト入りしていたLB B.J・グッドソン CBデンゼル・ウォードもリストから抜けられず欠場と厳しい状態となっています。
ブラウンズ一筋7年のGビトーニオがプレーオフに出られないのは非常に残念なこととなってしまいました。指揮官も不在の中厳しい戦いとなります。
ちなみに代替HCはスペシャルチームコーディネーターのマイク・プリーファーが務めることとなります。
対するスティーラーズは前節温存していた主力が復帰しほぼ万全な状態でこの試合を迎えることとなります。リーグ1位のサック数を誇るパスラッシュは強力で、ここをどう封じるかが問題となります。そして攻撃はQBベン・ロスリスバーガーのパス攻撃が炸裂するか。
開幕11連勝時からはちょっと勢いが落ちていますが、それでも実力的には上であり試合前は厳しいだろうなぁと感じるところでした。
スティーラーズ QB ベン・ロスリスバーガー
主なロースター
左の数字 背番号 今季加入選手 新人選手 欠場選手
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数 Rは新人
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位
ブラウンズは上述のCOVID-19リザーブリスト入り5選手に加え、EDGEオリビエ・ヴァーノンが怪我人リスト入りとなってしまいました。ほんとに守備は辛い状況となってしまっています。
スティーラーズの方はCBジョー・ヘイデンがリザーブリスト入りで欠場となりましたが、ヘイデン以外はフレッシュな状態で試合に望んでいます。
スティーラーズの方はCBジョー・ヘイデンがリザーブリスト入りで欠場となりましたが、ヘイデン以外はフレッシュな状態で試合に望んでいます。
【当時の展望記事】
スコア
https://nfljapan.com/score/60326
相手の自滅からモメンタムを引き寄せ完勝
試合開始直後から何が起こってるんだ??という嬉しいながら困惑もある試合でした。前半でまさかの35-7 4ポゼ差という大量リードを奪うことに成功しました。
そのリードを守りきってスティーラーズに連勝という、今まで受けた屈辱を返すことに成功しました。
ブラウンズのプレーオフ勝利は26年ぶりだったそうです。18年出てなければそりゃそうなるよね。。。しかし当時は参加することに意義がある状態で勝てると思ってなかったのでまあびっくりですよ。
そのリードを守りきってスティーラーズに連勝という、今まで受けた屈辱を返すことに成功しました。
ブラウンズのプレーオフ勝利は26年ぶりだったそうです。18年出てなければそりゃそうなるよね。。。しかし当時は参加することに意義がある状態で勝てると思ってなかったのでまあびっくりですよ。
ゲームハイライト動画
https://www.youtube.com/watch?v=vnrytrYaK64
細かいSTATS(PDF)
【当時の振り返り記事】
ポジティブPOINT
まさかの5ターンオーバー奪取
開幕の守備ドライブからまさかの展開、スティーラーズのスナップミスでリカバーTDを奪い先制
その後もミス連発のスティーラーズオフェンスから計5つのターンオーバーを奪取。スティーラーズ側の調子が明らかにおかしかったこともありますが、それを見事にものにした守備陣が素晴らしかったとも言えます。
ターンオーバー奪取順は
S カール・ジョセフ(1Q リカバーTD)
CB M.J・スチュワート(1Q INT)
S シェルドリック・レッドワイン(1Q INT)
EDGE ポーター・ガスティン(2Q INT)
LB シオネ・タキタキ(4Q INT)
伏兵的選手達が見事活躍となりました。CBスチュワートは2試合連続INTと運が向いている状態でしたね。
パスラッシュでうまくプレッシャーをかけられたこともミス誘発につながったことは間違いないです。スティーラーズ相手にこんなことが起こるのはもう無いかもなぁwwwしっかり目に焼き付けておきましょう。
その後もミス連発のスティーラーズオフェンスから計5つのターンオーバーを奪取。スティーラーズ側の調子が明らかにおかしかったこともありますが、それを見事にものにした守備陣が素晴らしかったとも言えます。
ターンオーバー奪取順は
S カール・ジョセフ(1Q リカバーTD)
CB M.J・スチュワート(1Q INT)
S シェルドリック・レッドワイン(1Q INT)
EDGE ポーター・ガスティン(2Q INT)
LB シオネ・タキタキ(4Q INT)
伏兵的選手達が見事活躍となりました。CBスチュワートは2試合連続INTと運が向いている状態でしたね。
パスラッシュでうまくプレッシャーをかけられたこともミス誘発につながったことは間違いないです。スティーラーズ相手にこんなことが起こるのはもう無いかもなぁwwwしっかり目に焼き付けておきましょう。
前半で5TD奪取
上記のターンオーバーラッシュのおかげですが、攻撃陣もしっかりTDを取りきったことで前半で35点取りセーフティーリードを奪うことに成功しました。
RB ニック・チャブ 1TD
RB カリーム・ハント 2TDラン
WR ジャービス・ランドリー 1TD
TE オースティン・フーパー 1TD
ブラウンズの攻撃の主力がすべて詰まった素晴らしい攻撃でした。ほんと昨シーズンの集大成と言っていい攻撃だったと思います。
RB ニック・チャブ 1TD
RB カリーム・ハント 2TDラン
WR ジャービス・ランドリー 1TD
TE オースティン・フーパー 1TD
ブラウンズの攻撃の主力がすべて詰まった素晴らしい攻撃でした。ほんと昨シーズンの集大成と言っていい攻撃だったと思います。
代役Gダン 見事なプロテクション
Brandon Thorn@BrandonThornNFLWhat a remarkable performance from Michael Dunn against Pittsburgh. To put the reps he did on tape in the circumsta… https://t.co/Pn78USkgpo
2021/01/16 01:05:52
Gジョエル・ビトーニオの欠場により中央のプレッシャーをどうにかしないといけないところでした。PSから昇格しこの試合の先発Gを務めたマイケル・ダンが見事な活躍で、スティーラーズ守備のプレッシャーをしっかり押さえつけることに成功しました。
正直名前も初めて聞く選手でしたので、不安満載でしたが一発で名前を覚えるレベルの素晴らしい活躍でした。後半に負傷し離脱したのは残念でしたが、今年は控えとしてロースターに残って欲しい選手の一人となりました。彼がいることでOLの厚みが増すこととなるでしょう。
ちなみに負傷後に出たGブレイク・ハンスは試合前に急遽契約した選手でしたが、彼もしっかり仕事をこなしており、ラッキーボーイ的な存在となってくれました。ほんとこの2人がこの試合のMVPだったかもしれません。
正直名前も初めて聞く選手でしたので、不安満載でしたが一発で名前を覚えるレベルの素晴らしい活躍でした。後半に負傷し離脱したのは残念でしたが、今年は控えとしてロースターに残って欲しい選手の一人となりました。彼がいることでOLの厚みが増すこととなるでしょう。
ちなみに負傷後に出たGブレイク・ハンスは試合前に急遽契約した選手でしたが、彼もしっかり仕事をこなしており、ラッキーボーイ的な存在となってくれました。ほんとこの2人がこの試合のMVPだったかもしれません。
ネガティブPOINT
治らない守備の緩め方
Pittsburgh Steelers@steelersRoethlisberger finds Claypool for a 29-yard TD
2021/01/11 13:06:02
📺 NBC📱https://t.co/tI5aUTu7te https://t.co/jXaSdYccIo
前半で大量得点とってたからいいですが、いつもどおり緩め方が下手すぎます。全然追いつかない点差ではありましたけど、後半27失点ですからねぇ。でも今回はまあそんな言うほどでもないですがね、あまり反省するところがないので書いたところもあります。
ただ昨年はくらわなかったですが、どこかで大逆転食らってもおかしくないレベルですので、今年は改善されることを願いたい。
ただ昨年はくらわなかったですが、どこかで大逆転食らってもおかしくないレベルですので、今年は改善されることを願いたい。
冷静じゃない当時の感想ツイート
試合当時の感想ツイートを載せるおまけのコーナーです茶王@chao_ch2来週も試合あるんだなぁ。
2021/01/11 13:37:14
茶王@chao_ch2来週チーフスに60点取られるんちゃうかな?www
2021/01/11 13:38:15
お祭り騒ぎの試合でしたが、後半の失点っぷりに来週大虐殺されるんじゃないかなと不安というか、もう大満足すぎてなんでも来いという感じです。
ということで26年ぶりプレーオフ勝利となったブラウンズ
次回はディビジョナルプレーオフ チーフス戦を冷静に見直します。
コメント
コメント一覧 (7)
茶王
がしました
それがあのファーストプレイのスナップミスでしょう。
人間のやるスポーツはこれだからおもしろい、と。
でも2つ目のINTの辺りで「これは現実か?こんなことあるのか?(困惑)」という感じになっていきました。
後半、スティーラーズの攻撃陣もきっちり修正してきたけど、流石に1Qの28点(PO新記録だそうで)は重かったですね。
勝負は下駄を履くまでわからないとか、事実は小説より奇なりとか頭に浮かびましたが、とにかく一発勝負の怖さを見ましたね……
正直、勝敗を分けたのはスティーラーズの慢心というか油断というかだと思うんですよ。
(試合前にそんな発言があったみたいだし)
ただ相手のミスが直接点になったのは最初の7点だけで、あとはもらったチャンスをきっちりモノにしている。
ステファンスキーHC抜きでそれができたのはチーム全員が同じ方向を向いていて、全員に同じ意識が浸透していたということで、まさに20シーズンの集大成と言っていい試合だったと思います。
(というか2つ目3つ目のTDの時、スティーラーズD#がやたら気合い乗ってないのか地に足が着いてないのかって感じだったけど、もしかしてプレイコーラー変わってアジャストしきれてなかった?流石にないか……)
スティーラーズとしてはあのスナップミスがTDまでいったのが全てだったかと。
一番うまくいって1ydギリギリで抑えて……は無理でもセーフティならまた違った展開だったと思います。
しかし500yd投げて殴り合いでもないのに負けるとは。ターンオーバーは怖い。
(長い言われたんで分けます)
茶王
がしました
ちなみにネガティブポイントですが。
この日のビッグベンのパス47回成功はNFL新記録とのこと。(NFLってたまにPOでとんでもない新記録出ますよね)
キャッチアップの必要があった、ラン出なくてショートパスを変わりにした、ブラウンズ側もアンダーニースは捨て気味だった、そもそも欠場者が、とか色々な要因あったにせよ、普通にパス守備能力の低さもあったんじゃないかと。
途中からQBにプレッシャーかからなくなってそのままだったのは緩め方が下手(あと相手も落ち着いた)なのかもしれませんが。
まあパス守備がダメだけど何故かターンオーバー獲れるのは今年の守備の特徴そのままでしたね……
この守備でチーフス戦とかどんな展開に……いやいや何が起こるかわからないのは今体験したばっかりじゃん、と次の週に向けて思っていました。
(余談ですが、ここで「ブラウンズ大勝はない。勝つなら接戦」を覆されておいて、SBで「バッカニアーズの大勝はない。勝つなら接戦」で見事同じことやったっていう。反省してなかった)
茶王
がしました
圧勝ムードの中、ビシッと追いつかれるも、更なるTOとO#で勝利。
今年のCLEは全然ブリッツを使わないのですが、この試合でも殆ど4メンラッシュ。
1シリーズだけディスガイズも含めたブリッツかけてましたが、あとは完全なリードD#でした。
今年、どうするんでしょうね。
DB充実でブリッツリッチなD#もありです。
茶王
がしました
ただ、プレイオフでは1週休んだり、主力温存するとなんか負けちゃうチームもあるので…と。
まさか、1プレイ目でそんなのをみるとは夢にも思わず、さらに28-0なんて…
やっぱり、主力温存とかしてるとこんなことになるんですって。緊張の糸が切れるって言うか、リズムとかモメンタムのようなものが狂っちゃうんでしょうね。
なお、「結局37点取られてしまう」のは、もはやブラウンズの愛らしさと思っております。
茶王
がしました