2021年度シーズン大トリの試合です


生放送 ライブストリーミングサービスG+ DAZN GAMEPASSの3つです
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 ラムズ(NFC)@ベンガルズ(AFC)

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 Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
   新人選手
選手名左の数字は背番号
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLの数値はPFF Offense line Rankingより(先発選手のみ)
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位

 予想される先発陣のシーズンスタッツまとめ 

うまくまとめきれなかったので見たい方は下記の画像をクリックorタップで御覧ください。
ポップアップ式にしたかったけど知識が足りなかった。






 オールインか新世代の勢いか

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ラムズは2018年以来3年ぶりのスーパーボウル進出となりました。前回はロースコアで敗戦。最後にスーパーボウルを制覇したのは1999年までさかのぼります。QBカート・ワーナーを擁した時代でした。

今シーズンのラムズは先発QBを交換トレードしQBマシュー・スタッフォードを獲得 他RBソニー・ミシェル シーズン途中にトレードでEDGEボン・ミラー ブラウンズから解雇されたWRオデル・ベッカムjr.を獲得しました。過去にもCBジェイレン・ラムジーをトレードで獲得したりし、スター選手を集めまくりました

その結果QBスタッフォードとWRクーパー・カップのホットラインで攻撃が強化 WRカップは攻撃MVPを受賞する活躍となりました。

ただその代償としてドラフト1巡が2023年までなく今年のドラフトは4巡目まで指名権をもっておらず5巡目からの指名となります(保障ドラフトでもらえる可能性もあるが)来シーズン同じメンバーが揃わない可能性も高く、今年にかける意気込みが開幕前からすごかった。今シーズンにオールインした結果があと1勝で超大成功となります。どうなるでしょうか。

ちなみにラムズは昨年のバッカニアーズに引き続きホームスタジアムでのスーパーボウル開催となります。ホームの利を活かせるかも注目です。

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ベンガルズは33年ぶりのスーパーボウル出場となりました。前回出た時は伝説のQBジョー・モンタナを擁す黄金期の49ersに敗れました。スーパーボウル制覇はまだなく初制覇を狙います。

今シーズンのベンガルズは新人年にシーズン途中にACL・MCL断裂の大怪我を負ったQBジョー・バロウが復活して2年目のシーズン どれだけ力を見せることができるか。ただ懸念されたOLがまだ不安ありある程度は苦戦することだろうという開幕前の評価でした。

ドラフト1巡目でカレッジ時代のチームメイトWRジャマー・チェイスを獲得しました。これが今シーズンのベンガルズ飛躍となった一番の補強でした。チェイスは新人レシーブヤード記録を更新する活躍でバロウとのホットラインを形成し強力なパス攻撃を作り出しました。怪我からの見事な復活によりQBバロウはカムバック賞を受賞 WRチェイスは新人攻撃MVPを受賞となりました。
守備もFA補強したEDGEトレイ・ヘンドリクソンを軸にしたパスラッシュが強化され好守共に強化され地区優勝。

その勢いのままスーパーボウルまで行き着きました。スーパーボウルでもその勢いを持続しシンシナティの地に初めてビンスロンバルディトロフィーを持ち帰ることができるのか。2021年シーズンを締める決戦となります。

この2チームのHCはラムズ ショーン・マクベイが36歳 ベンガルズ ザック・テイラーが38歳と30代同士の頂上決戦となります。40歳未満同士のHCの対戦はスーパーボウルでは初めてだそうです。ちなみにラムズのマクベイはスーパーボウルは2度目となります。

ラムズQBマシュー・スタッフォードは2009年ドラフト ベンガルズQBジョー・バロウは2020年ドラフト いずれも1位指名を受けたQBです。

1位指名QB同士の対決は2016年の第50回スーパーボウル パンサーズQBキャム・ニュートン ブロンコスQBペイトン・マニング以来2度目とのことです。

ちなみにスタフォード バロウは共にカムバック賞を受賞した経験のあるQBで、調べていはいませんがおそらくカムバック賞同士の対決は初なんじゃないかなと思われます。

ツイッターでは下記のハッシュタグでチームアイコンが出るので、実況したい方はお使いください。

#RamsHouse #RuleTheJungle #RuleItAll #SBLVI
ベンガルズはどちら使ってもアイコンが出るみたいです。

ライブストリーミングサービスで観戦する場合は1プレイほどラグがあるので、SNSをする場合ネタバレにご注意ください。


【今シーズンのチームスタッツ】
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  TOP10    WORST10
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・ラムズ(NFC)

【QBマシュー・スタッフォード ヤード別パスレーティング】

Matthew Stafford  Qb-grid Chart

【攻撃】
攻撃の軸は間違いなくQBスタッフォードとWRカップのホットラインがどれだけつながるかでしょう。WRカップは今シーズン レシーブヤード レシーブ回数 レシーブTDの三冠となりシーズン攻撃MVPを獲得しました。

カップの最大の武器はランアフターキャッチです。レシーブしてからのランで距離を稼ぐのが得意です。ただ今シーズンはQBスタッフォードが来たことによりロングボムの回数が増え、CBを置き去りにしてワイドオープンになって一発TDも多くなりました。なんでもこなせたことでリーグを代表するレシーバーに成長しました。この2人にまず注目してほしい。

ただQBスタッフォードがプレーオフではミススローも目立ってきており、インターセプトを喰らわないかは不安ありです。

2番手WRベッカムJr.はアクロバティックなレシーブが得意です。どんな体勢でもワンハンドキャッチができるのが強みです。ここぞのところで頼りになることに期待したい。3番手WRジェファーソンはディープスレッドタイプで一発があります。伏兵として期待したい。

TEヒグビーが欠場となってしまいました。ただチャンピオンシップでヒグビーの穴をある程度埋めたTEブラントンがラッキーボーイとなる可能性は十分ありそう。

ラン攻撃はプレーオフから出場しているRBエイカーズの中央突破力に期待したい。パス中心の攻撃構成のチームではありますが、ランも十分期待できる戦力ではあります。ただプレーオフで2回ファンブルロストしておりボールセキュリティはちょっと不安を抱えています。RBミシェル 復帰するRBヘンダーソンの3枚でローテーションしてフレッシュな選手でランで突破できればモメンタムを引き寄せられることだろう。

OLはPFFのOffense Line Rankingでは7位となっています。
https://www.pff.com/news/nfl-final-2021-offensive-line-rankings
プロテクションはかなり硬いです。プレーオフ3試合で許したサックは5個でした。ただQBスタッフォードはプレッシャーが掛かると雑になプレイが多くなる印象があるので、しっかりプロテクションをしたい。ベンガルズのパスラッシュも強力なのでいい勝負になるかなと思います。

【スペシャルチーム】
KゲイはシーズンではFG 32/34 94.1%と精度抜群のキックを見せてきました。ただプレーオフでは7/9と2本外しています。大舞台にちょっと不安の覗かせるパフォーマンスとなってしまいました。スーパーボウルではミスがないことを祈りたい。

Pヘッカーは最近はあまり出さなくなりましたが、パントフェイク職人でキャリア10年で通算24回パスを投げています。大一番で一発かましてくる可能性も十分あるでしょう。

【守備】
ラムズの守備はパスラッシュ CB陣のパスカバーが推しポイントです。

パスラッシュは過去守備MVP3度受賞しているDLドナルドが軸となった強力なユニットです。ドナルドはDLとしてはあまり体は大きくなく身長も185cmとDLとしては最小レベルなのですが、その小さい体から出るパワーは凄まじく瞬発力もトップクラスです。この中央からの抜け出す能力でベンガルズQBバロウにどれだけ襲いかかれるかは注目のポイントとなるでしょう。

EDGEミラー フロイドの外側からのプレッシャーも強力です。ミラーはブロンコス時代にスーパーボウルMVPを獲得した経験を持つスター選手で、大舞台での強さにも期待したい。ベンガルズのOLはかなり不安を抱えていることもあり、かなり分が良いと見ます。試合序盤からプレッシャーがどれだけかかるかは見どころとなるでしょう。

パス守備はCBラムジーがWRチェイスを主にカバーすることとなるでしょう。リーグを代表するCBラムジーがチェイス相手にどれだけレシーブを封じられるかは勝負の鍵を握りそうです。ただベンガルズのレシーバー陣は他にも強力な選手がおり、ラムジー以外ではちょっと分が悪いかもしれません。

脳震盪でプレーオフ3試合欠場していたSラップが戻ってくるのでパス守備のサポートとしてしっかり仕事をしてくれることを期待したい。プレーオフで穴を埋めたSウェドル Sスコットもなかなかいいパフォーマンスを見せており、S陣のサポートに期待をしたい。

ラン守備はリーグ上位の喪失ヤードで、プレーオフ3試合でも61・51・50ヤードとしっかり抑えきりました。LBの層は薄いですがLBジョーンズ リーダーとS陣がしっかりロングゲインを封じ込めました。RBミクソンが相手となるので、カウンターなどに引っかからないようにし勢いに乗せないようにしたい。爆発力がある相手なのでちょっと怖いところです。



・ベンガルズ(AFC)

【QBジョー・バロウ ヤード別パスレーティング】

Joe Burrow  Qb-grid Chart

【攻撃】
ベンガルズの攻撃の軸はQBバロウ WRチェイスのホットラインです。チェイスはミドル~ディーブスレッドで力を発揮し競り合いにめっぽう強い。抜け出す能力も高くシーズン13TDを記録するエースレシーバーです。今シーズンはこの2人で高い得点力を築いてきました。

ただベンガルズはチェイスの他にもレベルの高いレシーバーが揃っておりWRヒギンズは193cmの高さがありミスマッチを生むことが出来ます。WRボイドはポゼッションレシーバーで、ショート~ミドルレンジで安定して距離を稼げます。TEユゾマ・RBミクソンは困った時に頼れます。この豊富なレシーバー陣に投げ分けられるのもベンガルズの攻撃の強みとなっています。チェイス以外でも十分強力な攻撃ができるユニットとなっています。

ただTEユゾマがチャンピオンシップで足を怪我しており、クエッショナブル登録となっています。チームのムードメーカーでもあるので出場してほしいことろですね。

RBミクソンはリーグ3位の1205ランヤードを記録するリーグを代表するRBです。パワーで中央突破、アウトサイドを回って相手を振り切る走力、カットバックでタックルを交わすなど何でもできる万能型RBです。爆発力もあり勢いに乗ればランだけで攻撃が組み立てることも可能です。パスが注目されている試合ではありますが、ミクソンの活躍でジワジワ行く展開も十分考えられます。

OLはPFFのOffense Line Rankingでは20位となっています。
https://www.pff.com/news/nfl-final-2021-offensive-line-rankings
PFFの評価は思いの外高めな感じですね。正直かなり脆いです。QBバロウはリーグ最多の51サックを受けており、プレーオフでも3試合で13サックを受けています。バロウはボールセキュリティが良いこともあり、ファンブルが少ないことで助かっているところもあります。ラムズの1列目のパスラッシュは強力なので、逃げ場が作れないと攻撃は厳しい結果となるかもしれません。

【スペシャルチーム】
新人Kマクファーソン
はプレーオフで2試合のサヨナラFG 50ヤード以上を3本を含む12回のFG機会でミスなしでした。今一番ノッている選手かもしれません。プレーオフのMVPを決めるならマクファーソン一択と言っていい素晴らしいパフォーマンスでした。スーパーボウルでもFGの機会では信頼できることでしょう。

【守備】
ベンガルズの守備はパスラッシュとショートパスのカバーが推しポイントです。

パスラッシュの軸はシーズン14.0サックを記録したEDGEヘンドリクソンです。ヘンドリクソンがQBスタッフォードにどれだけプレッシャーをかけられるかが守備の重要ポイントとなるでしょう。コンビを組むEDGEハバートもプレーオフで3サックを決めており侮れない存在です。DLヒル リーダーもプレーオフで好調でサックを決めています。DLオグンジョビが離脱した穴をしっかり埋めており、中央からのパワープッシュも注目です。ラムズのOLのプロテクションを打ち破れるか。いい勝負になるんじゃないかなと予想します。

WRカップと主にマッチアップするのはスロット対応のCBヒルトンになると思われます。ヒルトンはパスカバー タックル共に精度がよく、ランアフターキャッチでビッグゲインを許さない守備でチームに貢献しています。反応も良いのでカップのレシーバースクリーンなどをしっかり止めてくれることを期待したい。

LBウィルソンはあまりブリッツはせずアンダーニース(スクリメージラインから5ヤード付近)をしっかり固めるタイプで、パスカバーが良かったこともあり4INTを記録しています。もちろんラン守備でもロングゲインを許さない安定したタックルを見せており、ビッグプレイを生み出しやすい選手ですので注目です。

パス守備はCBアウジー アップルのマンカバー力に期待したい。どちらも競り合いにはなかなかの強さを見せるCBです。ただアップルは反則が目立つ選手でやらかさないのを祈りたい。Sベイツ ベルはパスのサポートに回ることが多く、QBスタッフォードのロングボムにしっかり対応してほしい。パス守備はラムズにちょっと分があると思われるが、ターンオーバーを奪うチャンスはあると思うので、チャンスを逃さないようにしたい。




 勝敗予想 
予想はラムズ勝利とします。

ラムズはパスラッシュでQBバロウを止められるか、CBラムジーがWRチェイスを抑え込めるのか。RBミクソンに押し込まれないようにできるか。

ベンガルズはCBヒルトンがWRカップのランアフターキャッチを封じられるか。QBスタッフォードからミススローを誘えるか。

どちらも守備の出来が鍵を握ると思います。ラムズのパスラッシュの強力さがベンガルズの攻撃を封じると予想します。スタッフォードのミスもありそうでその点は気になりますが、当たらない可能性が高い細かい予想をすると、後半にPヘッカーのパントフェイク成功からラムズがモメンタムを引き寄せる展開になる!これ当たったらなんかほしいなwww

一応スコア予想をするとすれば31-20でラムズということで。どっちが勝っても2ポゼ差はつくんじゃねぇかなぁと



各試合の詳しい怪我人状況は
https://www.nfl.com/injuries/
https://www.espn.com/nfl/injuries
などでご確認ください

展望で参考にしているサイトはこちら
【攻撃】
https://www.pro-football-reference.com/years/2021/advanced.htm
【守備】
https://www.pro-football-reference.com/years/2021/opp.htm