2021年シーズンのブラウンズ振り返りシリーズはちょっとタイトルが長くなってしまいました。

 今年は『なぜブラウンズは、オフにオーナー・GMが暴走する羽目になったのか、冷静に見直せないかもしれない』を始めていきます。正直オフの出来事が衝撃的すぎたのは2021年のシーズンの結果を受けてということなので、こちらも暴走気味のタイトルをつけていましました。

 オフに暴走したものは下記の記事に大まかなものはまとめています。







 出オチのタイトル名なのですぐクドさを感じると思いますが、今年も完走目指して振り返っていきます。お付き合いいただけるとありがたいです。

 序章は2020年シーズンの軽い振り返り 開幕ロースターの紹介 プレシーズンマッチの簡単な感想を行います。


 2020年の成績とこれまでのブラウンズ

 ブラウンズの過去5年間の成績 

年度  備考
2020 11 5 0
 ステファンスキーHC就任
 最優秀HC受賞
 18年ぶりプレーオフ
 DP敗退
2019 6 10 0
 キッチンズHC就任
2018 7 8 1
 ジャクソンHC途中解任
2017 0 16 0  全敗
2016 1 15 0
 ジャクソンHC就任

 2016年シーズンにヒュー・ジャクソンHCが就任し2年半で3勝36敗1分という地獄の時代でした。2017年には全敗 2018年シーズン途中で解任 DCだったグレッグ・ウィリアムスが代理HCとなり、シーズン終盤までプレーオフの可能性を残す成績を収めました。

 2018年1巡目1位指名のQBベイカー・メイフィールドの登場により、長年抱えていたQB問題がとうとう決着し先発を固定することができました。

 2019年シーズンは攻撃を立て直した功績でOCフレディ・キッチンズはHCに昇格しましたが、なかなか噛み合わず、EDGEマイルズ・ギャレットのヘルメット殴打事件で無期限出場停止となり、その事件以降チームは低迷し、キッチンズは1年でHC解任となりました。

 2020年シーズンはバイキングスのOCケビン・ステファンスキーをHCとして招聘、RBニック・チャブ カリーム・ハントのラン攻撃を中心とした攻撃により見事に再醒し、18年ぶりのプレーオフ進出となりました。初戦のスティーラーズ戦で大勝で23年ぶりのプレーオフ勝利、ディビジョナルプレーオフでチーフスに惜しくも敗れシーズンは終了となりましたが、低迷していたチームをここまで改善させたことによりステファンスキーHCは最優秀HC賞を獲得となる素晴らしいシーズンとなりました。


 2020年チームスタッツ 

2020スタッツ07 ブラウンズ
 やはりラン攻撃の高さで攻撃を支えていたことがわかるスタッツでした。攻撃のターンオーバー数も少なかったことも良い方向に進んだシーズンでした。

 守備は失点事態は多く、パス守備は少し悩むシーズンでした。攻撃が好調な試合で中盤緩んでかなり反撃を食らったせいもあるかなと思います。これまで守備を緩ませるという試合の経験不足がそうなったとも言えるスタッツかもしれません。


 2020年対戦表 

Week対戦相手スコア勝敗
1@レイブンズ6-38
2ベンガルズ35-30
3ワシントンFT34-20
4@カウボーイズ49-38
5コルツ32-23
6@スティーラーズ7-38
7@ベアーズ37-34
8レイダース6-16
9Bye
10テキサンズ10-7
11イーグルス22-17
12@ジャガーズ27-25
13@タイタンズ41-35
14レイブンズ42-47
15@ジャイアンツ20-6
16@ジェッツ16-23
17スティーラーズ24-22
WP@スティーラーズ48-37
DP@チーフス17-22


 そういえば開幕戦はレイブンズに絶望的な負け方でしたね・・・スティーラーズにも序盤でボロボロにやられ同地区戦は苦しんだ印象が強かったですね。

 Week16のジェッツ戦はWRがCOVID-19の濃厚接触者となりほぼ全滅となり苦しんだなぁ。

 Week14はQBラマー・ジャクソンが怪我で下がってから戻ってきて大逆転負けを食らったなぁ。なんか負けた試合の印象がかなり残ってるな・・・でもいいシーズンだった。気になる方は下記リンクから該当記事に飛んで読んでいただけるとありがいたいです。

【2020年のブラウンズ振り返り記事】

上記対戦表のスコアクリックでも該当記事に飛べます

 オフェンス開幕ロースター

2021Browns week0-1
画像画像画像

 NFLTOP100にはRBニック・チャブが26位 QBベイカー・メイフィールドが71位 WRジャービス・ランドリーが94位にランクインしました。

 攻撃陣はそこまで変化はなかった印象です。QB RB WR TE OLは2020年と変わらない先発メンバーで開幕を迎えることができました。キッカーがチェイス・マクラフリンに変更と新人選手が数名入った程度となった印象です。

 ディフェンス開幕ロースター

2021Browns week0-2

画像

 NFLTOP100にEDGEマイルズ・ギャレットが16位で選出されました。

 ベテランDLマリク・ジャクソンを獲得し先発となりました。先発もう一人は不祥事でNFLから離れていたマリク・マクドウェルが頭角を現し開幕先発を勝ち取りました。

 EDGEはジャディビオン・クラウニーを獲得し エースEDGEマイルズ・ギャレットとのコンビで開幕を迎えることとなりました。

 LBはアンソニー・ウォーカーをFAで獲得 ドラフトでジェレマイア・オウス-コラモアを獲得し先発を入れ替えました。LBジェイコブ・フィリップスは腕の筋断裂により開幕ロースター入りはしましたが怪我人リスト入りとなり終盤戦まで戻れませんでした。

 CBはサイドはデンゼル・ウォード 新人グレッグ・ニューサム ニッケルバックにトロイ・ヒルというメンバーで開幕を迎えています。

 Sはジョン・ジョンソンをFAで獲得 開幕先発はジョンソンとロニー・ハリソンとなりました。昨年ACL断裂で新人年全休となったグラント・デルピットはバックアップスタートとなりました。

 2020年に課題があった守備は結構入れ替えました。特にDB陣は新たなユニットとなった印象で期待度が高かったです。


 プレシーズンマッチ


 Week1 @ジャガーズ戦 

 先発QBはケイス・キーナムで先発メンバーはほぼ出場せず、バックアップメンバー中心の構成でした。守備も主力はお休みでしたが、新人LBジェレマイア・オウス-コラモアがサックを決めるなどなかなか好調な守備だったと思います。

 相手のジャガーズはドラフト1巡目1位指名のQBトレーバー・ローレンスを起用し、序盤のドライブは先発メンバーを使って実戦経験を積ませる形を取り、2ドライブ起用していましたが、1本いいパスがWRマービン・ジョーンズに通りましたが、ブラウンズのパスラッシュに苦しみ得点は取れずプロの厳しさを感じた初戦となりました。

 2番手でQBガードナー・ミンシューがプレイしていました。まだこの頃はトレードされる前だったんだなぁ。あと気になる点としてはTEティム・ティーボウが出場しましたがレシーブ記録がなく、ブロックミスもあり残念ながらこの試合の後に解雇となりました。やっぱりブランクがあってポジションチェンジは厳しかったですね。ティーボウは好きなのでちょっと期待してたんですがね。

 ブラウンズはキーナムが3ドライブ中2ドライブでFGとまずまずな攻撃でした。

 4ドライブ目からはQBカイル・ラウレッタが最後まで出場し2TDを取りなかなかのパフォーマンスを見せました。

 プレシーズン初戦は23-16でブラウンズ勝利となりました。


 Week2 ジャイアンツ戦 


 ホームでの初戦となります。この試合も先発はQBケイス・キーナムが先発で主力は抜きという試合でした。そんな中大きくアピールしたのはRBディアーネスト・ジョンソンでした。開幕ドライブで2本のビッグゲインで先制TDを取ることに成功しました。この時はロースターに残れるかどうかボーダーの選手だったのでいいアピールとなりました。

 ジャイアンツも先発QBはマイク・グレノンを起用し、主力は出場をしませんでした。こちらもRBデボンテ・ブッカーの調子がよくいいランが出ていました。

 試合は後半RBジョン・ケリーのランでTDを奪い勝ち越し そのリードを守りきり17-14でプレシーズン2連勝となりました。ケリーも好調ではありましたがロースターには残れなかった選手です。


 Week3 @ファルコンズ戦 


 QBベイカー・メイフィールド初出陣となりました。WRジャービス・ランドリー WRオデル・ベッカムJr. RBニック・チャブはお休みでした。OLも先発メンバーが出場しており、お休みした3人以外は開幕メンバーで望んだ試合でした。

 開幕ドライブはREDZONEまで進むも4th6でギャンブルをし失敗で終わり。

 2ドライブ目はRBディアーネスト・ジョンソン WRカダレル・ハッジの活躍によりTDを記録。プレシーズンでは2つのTDを記録していただけにハッジがロースターカットに合うとはちょっとびっくりでしたね。メイフィールドはこのドライブで下がりました。TDが取れたので十分な調整ができたということでしょう。

 ファルコンズの先発QBは新人のフェリペ・フランクスを起用 プレシーズンで好調のモビリティのあるQBでしたが、守備も主力を試しまずまず抑え込めた試合となりました。守備も調整十分という試合だったかなと思います。

 試合は19-10でプレシーズン3連勝となりました。比較的控え守備のパスラッシュが強かったという印象で相手QBを苦しめた試合が多かったです。特にDLマリク・マクドウェルのパフォーマンスが良く、プレシーズンの結果で先発DLの座を勝ち取りました。

 RBジョンソン DLマクドウェルの2人がいいアピールをしたプレシーズンマッチでした。プレシーズン3連勝に導いたQBカイル・ラウレッタは残念ながらロースターに残ることはできず、ジャガーズの練習生となりました。


 スケジュール

Week 対戦相手 Week 対戦相手
1 @チーフス 10 @ペイトリオッツ
2 テキサンズ 11 ライオンズ
3 ベアーズ 12 @レイブンズ
4 @バイキングス 13 bye
5 @チャージャース 14 レイブンズ
6 カーディナルス 15 レイダース
7 ブロンコス 16 @パッカーズ
8 スティーラーズ 17 @スティーラーズ
9 @ベンガルズ 18 ベンガルズ
対戦相手の昨年の勝敗 同地区対決
24位 140-130-2 0.518 Bye Week

※@はアウェー戦

 リーグ会議により2021年シーズンより1試合増えることになりレギュラーシーズンは全17試合となりました。規定の試合+カーディナルス戦が増えた形となりました。開幕戦が2020年度ディビジョナルプレーオフのチーフスとの再戦となり、いきなり厳しい対決から始まります。同地区対決は中盤までなくそこまでに貯金をつくれるかがキーポイントになりそうなスケジュールでした。

 対戦相手の2020年度の成績が強めに見えますが、3チームプレーオフに行った地区なので地区内での貯金が他の地区よりも多かったというのもあるので、同地区戦次第のスケジュールかなという感じです、


 ということで次回はWeek1 @カンザスシティー・チーフス戦を冷静に見直し振り返ります。