今年もどんな試合でもポジティブな面・ネガティブな面を見つけることを考えながら冷静に見直していきます。


 Week2
 テキサンズ(1-0)@ブラウンズ(0-1)

 開幕戦惜しくも敗れたものの、チーフスと接戦を演じたことで十分自信となった試合でした。Week2は開幕戦ジャガーズに勝利したテキサンズ戦となります。

2021Browns week2-1
テキサンズ QB タイロッド・テイラー

 テキサンズの2020年はQBデショーン・ワトソンがチームフロントと揉めまくり、ワトソンがトレードを要求。試合にも出ないということで全休となりました。WRデアンドレ・ホプキンス EDGE J.J・ワットなどチームの主力を簡単に放出したことが揉めた原因の一つとされています。

 プライベートでもマッサージ師への猥褻行為を訴えられ22件の民事訴訟をかかえることとなりました。まさかその問題の選手をオフに取ることになるとは・・・

 ということでテキサンズの先発QBはタイロッド・テイラーとなりました。テイラーは2018年にブラウンズに所属し開幕先発を務めたモビリティもあるタイプのQBです。Week2に怪我でQBベイカー・メイフィールドに変わりそのまま先発が変わりバックアップを1年務めた形となりました。恩返しとなるかという試合でした。


 主なロースター

2021Browns week2-2
左の数字 背番号    今季加入選手    新人選手    欠場選手 
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数 Rは新人
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位

 前節途中離脱したTジェドリック・ウィルズは戻ってきましたが、離脱後穴を埋めたTクリス・ハバートは欠場 その後怪我人リスト入りしシーズンエンドとなってしまいました。控え一番手Tの離脱はシーズン中盤からかなり響いてくることになります。

 LBアンソニー・ウォーカーはハムストリングの負傷により怪我人リスト入りとなりました。一昨年から怪我人リスト入りとなっても3週間で戻ってこれることになったので、簡単にリストに入れられるようになったのは良いことですね。

 WRオデル・ベッカムJr.は2試合連続欠場となっています。

 テキサンズの方はQBデショーン・ワトソン以外は大きな離脱はありませんでした。


【当時の展望記事】



 スコア



1Q 2Q 3Q 4Q スコア
テキサンズ 7 7 0 7 21
ブラウンズ 7 7 10 7 31

 今季初勝利も代償は大きかった・・・

 2QでQBベイカー・メイフィールドが左肩負傷のアクシデントがありました。この怪我が今シーズンを左右することとなってしまいます。詳しくはネガティブポイントで。

 試合は前半は完全互角の内容でした。後半テキサンズにもQBタイロッド・テイラーがハムストリング負傷のアクシデントで新人デービス・ミルズを起用。正直なところテキサンズの反則(9回72ヤード罰退)にかなり助けられ後半は流れを呼び寄せ今季初勝利を挙げることができました。


 ゲームハイライト動画 


本家の長めのハイライトは↓
https://www.youtube.com/watch?v=WeHukztDfgY

細かいSTATS(PRO FOOTBALL REFERENCE)


 ポジティブPOINT


 新人RBフェルトン初TD 


 ドラフト6巡目の新人RBでメトリック・フェルトンが同点の3Qにレシーブから個人技でTDまで持っていきました。

 RBとしては4番手扱いではありますが、リターナー兼スロットレシーバーという使い方でこの試合は2レシーブ51ヤードを記録しました。今年もスロットレシーバーとして起用する予定のようです。ランアフターキャッチの能力はご覧の通りなので、大成してほしい選手ですね。


 やはり軸はラン攻撃 


 QBベイカー・メイフィールドの怪我もりましたが、やはりブラウンズの攻撃の軸はラン攻撃ですね。

RBニック・チャブ 11回95ヤード1TD
RBカリーム・ハント 13回51ヤード
チーム合計 156ヤード


 チャブは安定して活躍していますし、ハントも突き抜けたランはないのですが、力強いランでファーストダウンを更新してくれています。この二人のランがしっかり存在感を示せた試合でした。


 LBスミス 代役として穴を埋める 



 この試合はLBアンソニー・ウォーカーが怪我人リスト入りで離脱、先発にはベテランLBマルコム・スミスが入りました。そのスミスが8タックル 1インターセプトの見事な活躍を見せ、チームの守備を助けました。

 ポジショニングがいいのかいいところで止めてくれている印象なんですよねスミスは。現在未契約な状態で、ブラウンズはLB結構層が充実はしていますが、バックアップとしていると安心感が違うので、個人的には戻ってきてほしい選手です。


 ネガティブPOINT


 QBメイフィールド左肩負傷 

 QBベイカー・メイフィールドはテキサンズSジャスティン・リードにインターセプトをされ、リターンを自らのタックルで止めましたが、このタックルで左肩を負傷し、一度ロッカーに下がりました。ただ戻ってきてプレイを続けたので、軽症なのかな?と一安心はしましたが、試合後に左肩唇の部分断裂ということが発覚し、この怪我を抱えたままシーズンを過ごすこととなります。

 完全にオーバーしたミススローの自滅なプレイだったこともあり、自分で止めたい少しでも取り返そうという気持ちとしてはわかりますが、QBは無理しない方がいいなと感じさせるプレイとなってしまいました。

 この怪我が結局今年の題名の原因になったのは間違ありません。この怪我は手術なしでは治るものではなかったこともあり、シーズン中ずっと抱えながらプレイすることとなりました。この怪我により万全なパフォーマンスとはいかなかったシーズンを送ることになります。


 DB陣の連携がうまく行っていない 

 テキサンズの攻撃がうまく隙をついているとはいえ、シーズン序盤のパス守備は連携がうまく取れていない印象でした。このテキサンズのTDもCBグレッグ・ニューサムがついていかずSに任せればここまで手前のサイドががら空きにはならなかったとは思います。ただ残っていてもブロッカーの人数で負けているのでこれはテキサンズのプレーコール勝ちですがね。

 前半はテキサンズの攻撃がうまくこういうところをついて来た攻撃で完全に上回られていました。


 やっぱSリードっていい選手だよなぁ 

 この試合はテキサンズのSジャスティン・リードが大活躍でした。メイフィールドのINTの他、このWRドノバン・ピープルズ-ジョーンズへのファンブルフォースとなるタックルはドンピシャなタイミングでした。これは相手を褒めるしかないプレイでした。

 今季はチーフスに移籍となり、タイラン・マシューの穴を埋めることを期待されていますが、たぶん埋められる活躍をすると思います。いい選手ですもん。


 今季初勝利となったもののQBベイカー・メイフィールドの左肩負傷により複雑な気持ちになった試合でした。次回はWeek3 ベアーズ戦を冷静に見直します。