今年もどんな試合でもポジティブな面・ネガティブな面を見つけることを考えながら冷静に見直していきます。
Week16
【勝敗表】
前節の一敗で五分の星ながら地区最下位。プレーオフ戦線も崖っぷちの状況に追い込まれたブラウンズ。残り3試合となり、Week16では敵地に乗り込みパッカーズ戦となります。
前節が延期で月曜の試合で、この試合はクリスマスボウルで土曜の試合となり中4日というショートウィークみたいな感じになってしまいました。
パッカーズ QB アーロン・ロジャース
パッカーズはこの試合前の段階でNFC暫定第1シードの座に座っており、すでに地区優勝も決めている状況です。まだ第1シード争いが終わったわけではないので、緩めることはないでしょう。
昨シーズンのパッカーズはQBアーロン・ロジャース WRダバンテ・アダムスの最強ホットラインで強力なパス攻撃を形成しています。守備もパスラッシュが強力でOLがQBを守れるかは不安な試合でした。CBラッセル・ダグラスがブレークしており、ターンオーバーにも気をつけなければならない。
昨年のロジャースはCOVID-19陽性時に免疫治療を行っているからワクチンの必要はないなど、プロトコル違反な問題も起こしましたが、シーズンMVPを獲得する活躍を見せました。
ブラウンズは前節に引き続きCOVID-19感染が拡大しており、戻ってきた選手と新たに陽性になった選手が入れ替わった形となりました。
攻撃陣はOLの主力が欠場に加えKチェイス・マクラフリンも陽性となり、Kはクリス・ナガーをPSから上げキャリア初出場となりました。守備は1列目の選手の感染が多くEDGEマイルズ・ギャレットも足の負傷を圧しての出場で、パスラッシュはあまり期待出来ない試合でした。DB陣もかなりの欠場者が出ており、苦しい状況は変わらずという状態でした。
とにかくかなり格上との対決で戦前から負け覚悟で望む中、COVID-19による戦力ダウン。かなり厳しい状況だった試合を冷静に見直していきます。
左の数字 背番号 今季加入選手 新人選手 欠場選手
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数 Rは新人
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位
【当時の展望記事】
正直この戦力で思いの外勝負になったなという試合でした。当時の試合前は負け当然と思ってたけど、諦めにくい点差での負けとあって、結局悔しいんですよね。
パッカーズの攻撃を思いの外守備が苦しめていましたし、QBアーロン・ロジャースにいいプレッシャーをかけていました。ただWRダバンテ・アダムスとのホットラインは強烈でしたね。あのタイミングのパスでアダムスの動きを読めるCBはほとんどいないでしょう。そりゃ攻略出来ないわけだわと思わされました。読むというよりギャンブル的な決め打ちじゃないと止めれないですあれは。
ゲームハイライト動画
本家の長めのハイライトは↓
https://www.youtube.com/watch?v=H_R3nVQ1WfI
細かいSTATS(PRO FOOTBALL REFERENCE)
頼りになるラン RBチャブ・ジョンソン
FGで逆転勝利となるドライブまで到達、勝ちの目はあった
攻めに行った結果の4INT
Kナガー キャリア初のキックを失敗
締まらない試合終了
Week16終了時点の地区順位表
とうとう借金をかかえたブラウンズ 残り2試合となり、他のチームの敗戦を願うのみとなってしまいました。
次回はWeek17 @スティーラーズ戦を冷静に見直します。
Week16
ブラウンズ(7-7)@パッカーズ(11-3)
【勝敗表】シード | AFC 北地区 | 勝 | 負 | 引 |
4 | ベンガルズ | 8 | 6 | 0 |
8 | レイブンズ | 8 | 6 | 0 |
9 | スティーラーズ | 7 | 6 | 1 |
12 | ブラウンズ | 7 | 7 | 0 |
前節の一敗で五分の星ながら地区最下位。プレーオフ戦線も崖っぷちの状況に追い込まれたブラウンズ。残り3試合となり、Week16では敵地に乗り込みパッカーズ戦となります。
前節が延期で月曜の試合で、この試合はクリスマスボウルで土曜の試合となり中4日というショートウィークみたいな感じになってしまいました。
パッカーズ QB アーロン・ロジャース
パッカーズはこの試合前の段階でNFC暫定第1シードの座に座っており、すでに地区優勝も決めている状況です。まだ第1シード争いが終わったわけではないので、緩めることはないでしょう。
昨シーズンのパッカーズはQBアーロン・ロジャース WRダバンテ・アダムスの最強ホットラインで強力なパス攻撃を形成しています。守備もパスラッシュが強力でOLがQBを守れるかは不安な試合でした。CBラッセル・ダグラスがブレークしており、ターンオーバーにも気をつけなければならない。
昨年のロジャースはCOVID-19陽性時に免疫治療を行っているからワクチンの必要はないなど、プロトコル違反な問題も起こしましたが、シーズンMVPを獲得する活躍を見せました。
ブラウンズは前節に引き続きCOVID-19感染が拡大しており、戻ってきた選手と新たに陽性になった選手が入れ替わった形となりました。
攻撃陣はOLの主力が欠場に加えKチェイス・マクラフリンも陽性となり、Kはクリス・ナガーをPSから上げキャリア初出場となりました。守備は1列目の選手の感染が多くEDGEマイルズ・ギャレットも足の負傷を圧しての出場で、パスラッシュはあまり期待出来ない試合でした。DB陣もかなりの欠場者が出ており、苦しい状況は変わらずという状態でした。
とにかくかなり格上との対決で戦前から負け覚悟で望む中、COVID-19による戦力ダウン。かなり厳しい状況だった試合を冷静に見直していきます。
主なロースター
左の数字 背番号 今季加入選手 新人選手 欠場選手
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数 Rは新人
OLの太字は過去2年でプロボウルに選出経験ありの選手です。
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位
ブラウンズはQB WRが戻り攻撃陣はなんとかなりましたが、上記の通りOL K DL EDGE CB Sの主力が欠場となり、タダでさえ苦しい対戦をこの薄いメンバーで戦わないといけなくなりました。
パッカーズはOLがかなり苦しい状況でした。そこが弱点なのですが、そこをつける戦力が居ないというのがもどかしいですね。
パッカーズはOLがかなり苦しい状況でした。そこが弱点なのですが、そこをつける戦力が居ないというのがもどかしいですね。
【当時の展望記事】
スコア
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | スコア | |
ブラウンズ | 6 | 6 | 3 | 7 | 22 |
パッカーズ | 7 | 14 | 3 | 0 | 24 |
予想以上に善戦はしたが、負けは負け
正直この戦力で思いの外勝負になったなという試合でした。当時の試合前は負け当然と思ってたけど、諦めにくい点差での負けとあって、結局悔しいんですよね。
パッカーズの攻撃を思いの外守備が苦しめていましたし、QBアーロン・ロジャースにいいプレッシャーをかけていました。ただWRダバンテ・アダムスとのホットラインは強烈でしたね。あのタイミングのパスでアダムスの動きを読めるCBはほとんどいないでしょう。そりゃ攻略出来ないわけだわと思わされました。読むというよりギャンブル的な決め打ちじゃないと止めれないですあれは。
ゲームハイライト動画
本家の長めのハイライトは↓
https://www.youtube.com/watch?v=H_R3nVQ1WfI
細かいSTATS(PRO FOOTBALL REFERENCE)
ポジティブPOINT
頼りになるラン RBチャブ・ジョンソン
Cleveland Browns@BrownsThat's 🖐 games for @NickChubb21 with over 100 rushing yards. https://t.co/NDDrgFhWy5
2021/12/28 03:00:00
この試合のRBニック・チャブはラン184スクリメージヤード(ラン126・レシーブ58)1TDを記録。4試合ぶりの100ヤードランを記録し、攻撃の軸となってくれました。中央突破の力強さとアウトサイドを抜けるランはほんと頼りになります。
Cleveland Browns@Browns.@DernestJohnson2 What a run on third down!
2021/12/26 09:12:38
📺: #CLEvsGB on FOX
📲: Browns mobile app https://t.co/fYMEHm6Qp1
2番手RBディアーネスト・ジョンソンは4回58ヤードと一発ロングゲインで攻撃に勢いを持たせてくれました。武器となるストップアンドゴーが相手となるどのチームのなかなか止めるのに苦戦していますね。いい武器となるランです。
良い攻撃だっただけに勝ちたかったですね。
良い攻撃だっただけに勝ちたかったですね。
FGで逆転勝利となるドライブまで到達、勝ちの目はあった
試合時間残り4分半で2点差になり、返しのパッカーズの攻撃を3アンドアウトで止め、残り2分タイムアウト3個残し逆転勝利へのドライブまで行くことができました。とにかく勝ちの目があった試合でしたね。
ハーウェイラインまでは進みFGレンジまで後少しというところで、QBベイカー・メイフィールドがこの試合4つ目のINTを食らい敗戦となりましたが、この戦力状況でパッカーズ相手にあと一歩まで行ったことはポジティブにとらえてもいいんじゃないかなと思います。
ハーウェイラインまでは進みFGレンジまで後少しというところで、QBベイカー・メイフィールドがこの試合4つ目のINTを食らい敗戦となりましたが、この戦力状況でパッカーズ相手にあと一歩まで行ったことはポジティブにとらえてもいいんじゃないかなと思います。
ネガティブPOINT
攻めに行った結果の4INT
正直ポジティブPOINTにしようかとも思いましたが、流石に4つのINTでポジティブはないかということでこちらで。
QBベイカー・メイフィールドはこの試合4INTを食らいました。2本のINTはいつものオーバースローのミススローでダメですが、他3本のINTに関してはこの試合の戦力状況を考えた上で攻めた結果のものと思います。厳しく言えばミススローではありますが、勝ちに行くにはこの攻め方は個人的には悪くなかったと思います。
後半戦の中では良い方のメイフィールドだったと思います。いつもよりもミドルパスが通っていましたしね。3rdダウン成功が7/12だったのもいい印象を植え付ける結果だったのかなと。ただ良い方で4INTってのは残念な話ではありますが。。。
QBベイカー・メイフィールドはこの試合4INTを食らいました。2本のINTはいつものオーバースローのミススローでダメですが、他3本のINTに関してはこの試合の戦力状況を考えた上で攻めた結果のものと思います。厳しく言えばミススローではありますが、勝ちに行くにはこの攻め方は個人的には悪くなかったと思います。
後半戦の中では良い方のメイフィールドだったと思います。いつもよりもミドルパスが通っていましたしね。3rdダウン成功が7/12だったのもいい印象を植え付ける結果だったのかなと。ただ良い方で4INTってのは残念な話ではありますが。。。
Kナガー キャリア初のキックを失敗
キャリア初出場となったKクリス・ナガー 最初のキックとなるXPをいきなりミスしてしまいました。この失敗が正直かなり痛い結果となりました。次のTD時に2ポイントを狙うこととなり、それも失敗。合計2点マイナスとなりました。
結果的に2点差の敗戦となってしまったこともあり、このXPが入っていれば試合の展開は間違いなく変わっていたことでしょう。苦いデビュー戦となってしまいました。
ナガーはこの1試合でPSに戻りました。今年は現時点では所属チームなしです。何かきっかけが作れるといいですね。
結果的に2点差の敗戦となってしまったこともあり、このXPが入っていれば試合の展開は間違いなく変わっていたことでしょう。苦いデビュー戦となってしまいました。
ナガーはこの1試合でPSに戻りました。今年は現時点では所属チームなしです。何かきっかけが作れるといいですね。
締まらない試合終了
パッカーズはリードを奪って残り33秒 3rd1 ブラウンズはのタイムアウト残り一個あるため、ここで止めてタイムアウトを使い、最後のかすかな望みにかけたいところ。
残念ながら、ハードカウントにDLマリク・ジャクソンがひっかかりエンクローチメントの反則を犯してしまい、ファーストダウン更新で試合終了と残念な終わり方となってしまいました。ベテランらしくない失態でしたね。
DLジャクソンは昨年FA補強で期待されたベテラン選手でしたが、ほとんど目立つ活躍もなく、ある程度中央の壁とはなってくれたのかな程度の印象となってしまいました。シーズン8.0サックがキャリアハイなだけに、もう少しプレッシャー面での活躍も期待されていただけに残念なパフォーマンスだったかなと。現在所属チームはありません。昨年の出来が間違いなく影響してますね・・・
残念ながら、ハードカウントにDLマリク・ジャクソンがひっかかりエンクローチメントの反則を犯してしまい、ファーストダウン更新で試合終了と残念な終わり方となってしまいました。ベテランらしくない失態でしたね。
DLジャクソンは昨年FA補強で期待されたベテラン選手でしたが、ほとんど目立つ活躍もなく、ある程度中央の壁とはなってくれたのかな程度の印象となってしまいました。シーズン8.0サックがキャリアハイなだけに、もう少しプレッシャー面での活躍も期待されていただけに残念なパフォーマンスだったかなと。現在所属チームはありません。昨年の出来が間違いなく影響してますね・・・
Week16終了時点の地区順位表
AFC北 | ||||
シード | チーム | 勝 | 負 | 引 |
3 | ベンガルズ | 9 | 6 | |
8 | レイブンズ | 8 | 7 | |
11 | スティーラーズ | 7 | 7 | 1 |
12 | ブラウンズ | 7 | 8 |
とうとう借金をかかえたブラウンズ 残り2試合となり、他のチームの敗戦を願うのみとなってしまいました。
Jake Trotter@Jake_Trotterワイルドカードの可能性は0.5%と絶望的ですが、地区優勝の可能性は12.3%残った状態となっています。ただベンガルズが次週勝った時点で望みは絶たれるという状況です(Week18はベンガルズ戦)Following Miami’s win last night, #Browns down to just a 0.5% chance at the 7 seed. But still hold a 12.3% chance o… https://t.co/QljjFQY6uF
2021/12/29 03:59:14
次回はWeek17 @スティーラーズ戦を冷静に見直します。
コメント
コメント一覧 (4)
茶王
がしました
やっぱQB変わると印象強くなるな。
守備がかなり欠けた割には頑張って抑えられた方なんじゃないですかね。
逆にOLは厳しかった。ランは出せたけどパスプロがなあ。
Kはしょうがない気もしますけどね。ここできちんと決められるようならどっかで声かかったかもですけど。
最後のドライブ、繋げられたとしてこのKだとどのくらいの距離なら蹴る判断になったんだろうか?知る術はないけど気になる。
メイフィールドのパスは全体的にはよかった方だと思います。
ただその中の悪かったパスがピンポイントでINTになったのが……そういう時は逸れてくれよ、と。
しかしペイトイオッツチャージャーズレイダーズ辺りが勝ってたせいでWCより地区優勝の方が可能性高かったというのはおもしろいですね。
ホントAFCは地獄だぜ。
後になって思うけど、この時ブラウンズに苦戦してるんじゃそりゃ49ersに勝てんよな……って(STのやらかしあったとしても)
後半もうちょっと調子上げたかったですね。
茶王
がしました
最終的なスコアを見ても、コーチ陣のアジャストがもう少し早ければという印象が強い試合でした。
茶王
がしました