なぜブラウンズ2021の総まとめの記事となります。


 チームスタッツ


Week 対戦相手 スコア 対戦相手
1 @チーフス 29-33
2 テキサンズ 31-21
3 ベアーズ 26-6
4 @バイキングス 14-7
5 @チャージャース 42-47
6 カーディナルス 14-37
7 ブロンコス 17-14
8 スティーラーズ 10-15
9 @ベンガルズ 41-16
10 @ペイトリオッツ 7-45
11 ライオンズ 13-10
12 @レイブンズ 10-16
13 bye
14 レイブンズ 24-22
15 レイダース 14-16
16 @パッカーズ 22-24
17 @スティーラーズ 14-26
18 ベンガルズ 21-16
勝敗 8-9 地区3位

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 昨シーズンは序盤戦はなんとか勝ちを拾えましたが、中盤戦は勝ち負けが交互になり勢いに乗れず、終盤戦COVID-19蔓延にも見舞われ失速して終わったシーズンでした。

 後半戦は正直苦しい試合ばかりでしたね。QBベイカー・メイフィールドがWeek2で左肩唇の損傷 Week6で悪化し断裂しましたが、1週休んでその後も試合に出続けました。しかしその後のパフォーマンスは完全に落ちており、苦しい試合が続いて終わったシーズンとなってしまいました。

 そのままメイフィールドに任せてしまった首脳陣の判断が良くなかったのかな、と個人的にはそんな感想のシーズンでした。と言っても残りの試合をすべてキーナムに任せてもプレーオフ進出は難しかったでしょうね。

 シーズンスタッツと総括

2021チームスタッツ-007cle
 攻撃面 

 勝敗表でも語った通り、このパス成績で勝ちを拾うのは相当難しい中、よく8勝したなぁというのが正直な感想です。

 攻撃の軸はリーグ4位のランでした。エースRBニック・チャブが安定してランを出してくれたおかげで、パスが不調でも勝ち星を拾うことができました。3番手だったディアーネスト・ジョンソンが2番手のカリーム・ハントの離脱の代役として後半戦見事な活躍を見せました。今年もこの3人のRBは残っているので、ラン攻撃に関しては期待に応えてくれることでしょう。

 OLは被サック数27位の通り、両Tが破られることが多かったです。先発Tジェドリック・ウィルズ ジャック・コンクリンが共に離脱を繰り返し、主に代役を務めたTブレイク・ハンスが毎回狙われて苦しめられました。正直先発2人の離脱がなければ、こんなことにはならないと思うので、今年は怪我をせず出場すれば改善されると思いたい。


 守備面 

 サック数は9位でEDGEマイルズ・ギャレットの活躍でいい記録となりましたが、その割にはプレッシャー数が少なく、DL陣がもう少し活躍してほしかったなぁと感じる結果となりました。

 ラン守備は可もなく不可もなく無難にこなした印象です。新先発となったLBアンソニー・ウォーカー ジェレマイア・オウス−コラモアがいる間はしっかりランが抑えられていました。離脱の期間がちょっとだったかなと思うので、今年は離脱しないようお願いしたい。

 大きく飛躍したのがパス守備でした。序盤戦は連携ミスが目立ち不安なあ立ち上がりでしたが、中盤戦あたりから連携がうまく取れだし、想定以上に機能し始めました。エースCBデンゼル・ウォードはもちろん、新人CBグレッグ・ニューサム 2年ぶりに復活したCBグリィディ・ウィリアムスなどCB陣がいい活躍をみせ、補強したCBトロイ・ヒル Sジョン・ジョンソンとうまく噛み合い、マンカバー ゾーンカバーどちらもよく対応できた結果がパス守備5位という成績を残せたと思います。

 DBがあまり離脱せず豊富な戦力となったこともあり、DCジョー・ウッズが試したかった6DB作戦も時折使っていまいた。それもいい感じに通用していたと思います。正直シーズン途中まではウッズDCに対して序盤の改善されないパス守備に苦言を呈していましたが、本当にごめんなさい私が間違っていました。と現状は手のひらを返した状態です。今年もよろしくお願いいたします。


 2022年シーズンの簡単な展望


 攻撃・ST 主な加入・放出一覧 

2021Browns week19-31

 タイトル通り今年はオフに暴走しまくりました。まずはQB交代劇 5年目を迎えるベイカー・メイフィールドを諦め、テキサンズからQBデショーン・ワトソンを1巡目×3を含む6つの指名権を出して獲得しました。急な展開だったこともあり、困惑しかありませんでした。ワトソン獲得には色々な論調があり、それなりに賛の意見もあったとは思います。

 確かにメイフィールドよりもワトソンの能力のほうが上であることは理解しています。パスの精度・ポケットワーク・肩の強さ いずれもワトソンのほうが上だと思います。ただこの4年間のメイフィールドを見てQBがいきなり変わるというのはないよなぁと感じています。

 そしてワトソンと交わした新契約が5年230M全額保証。プライベートの問題を抱える選手に払うサラリーではないよなぁ・・・オーナー・GMはそれだけの払う勝算があるということなのでしょうけど、ほんまいかいなと。このサラリー払うからには毎年プレーオフに出て契約内でスーパーボウルに進出も視野に入れてくれないと困ります

 やっぱりまだワトソンを応援するモードになっていないというのが本音ですね。

 その他WRジャービス・ランドリー C J.C・トレッターの解雇もあり攻撃の中心人物が結構入れ替わりました。フロントの攻撃の評価が低いという現れで変化を求めるオフとなったことは間違いないでしょう。個人的には暴走と思いますけどね。

 WRアマリ・クーパーをトレードで補強しており、エースWRとして期待できることでしょう。マークしている相手を引き離す能力はリーグを代表するレベルですので、得点力アップに期待できる補強だと思います。メンバーが昨年と同じのRB陣のランと共にパスでも驚異を見せられることができるかは注目かな。ただ2番手以降のWRがなんとも言えないところ。個人的には新人WRデビット・ベルには期待しています。練習での動きはかなり良かったです。

 例年あまり期待値が低かったスペシャルチームではリターンのスペシャリストであるジャキーム・グラントを補強。リターンで驚異を与えられることに期待したい。

 まずはワトソンの処分がどうなるかでしょうねぇ。できれば今年1年メイフィールドと和解して、ブラウンズでの最後の勇姿を見てお別れしたいなぁ・・・
(トレード前に書いたもので、メイフィールドはパンサーズにトレードで移籍しました。良かったといえば良かったのですが、本音はこういう気持ちでした。)



 守備 主な加入・放出一覧 

2021Browns week19-32

 攻撃面は変化をもとめるものとなりましたが、守備は特になにも改造せずというのもちょっとなぁと、一番の不安点であるDL陣を若手と新人のみとしたのが気にかかります。このままですと実績がほぼなしのメンバーで今年は挑むことになります。ただ守備で不安なところはDLだけかなとは思うので開幕までにベテランを一人雇えばいいかなと。このまま何もしないわけないよね?

 EDGEジャディビオン・クラウニーと再契約出来たのは良かったですね。トレードでEDGEチェイス・ウィノビッチも補強し、EDGEの戦力は充実した感はあります。

 DB陣はトロイ・ヒルを放出したのは残念な気もしますが、現有戦力+新人でなんとかなりそうなメンバーとはなっています。

 DLさえ揃えばリーグトップクラスの守備陣となる可能性は秘めていると思います。今年1年はベテランと契約してDLを揃えてほしいところですが、どう考えてるのかなぁ。

vlcsnap-2022-05-13-10h31m48s237
https://twitter.com/chargers/status/1524902549353951232

 なんて言われないような2022シーズンとなればいいなぁ。。。

 ということで

2021Browns week20-3




今年もなんとか完走できてよかった・・・