6月上旬までのニュースをまとめました。オフだけど結構ニュース貯まるもんですね。


 引退のニュースまとめ


 QBライアン・フィッツパトリック引退 

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QBライアン・フィッツパトリックが引退を表明しました。ハーバード大出身で2005年に7巡目指名でラムズに加入 そこから全部で9チームを渡り歩きブリッジもしくはバックアップQBとして全チームで先発出場を果たし、166試合出場をしました。

便利屋的な存在だったこともあり、勝敗としては59勝87敗1分けと負け越しましたが、2015年にジェッツで10勝6敗の好成績も挙げています。ただプレーオフには縁がなかったのは残念なところです。

ハーバード大卒ということで頭脳明晰であったことで、プレイブックの覚えが早かったことが便利屋として生き残ってきたのだと思われます。ただプレイスタイルは知的というより野性的で結構無茶投げも多く、INTも169回と出場試合数よりも多い記録を残しています。

ものすごく長く伸びたヒゲがトレードマークで、野性的なプレイからミラクルも起こすこともあり、傍から見ている方としては見てて面白いQBで人気はありました。一方所属チームにとっては先発QBがなぜか怪我をしてバックアップのフィッツパトリックに出番が回ってくるという呪いというのもあり、所属するのは怖いとも言われていた時期もありました。

昨年はワシントンFT(現コマンダース)で開幕先発をしましたが1試合を終え腰の亜脱臼でシーズンエンドとなってしまいました。これまで頑丈も売りな選手だっただけに、残念な離脱となりました。今年はFAとなり契約チームも現れず40歳を迎えることもあり引退となったようです。

ここまでジャーニーマンとしてプレイできる選手は今後現れないかもしれませんね。もう少しプレイを見たかった選手ではありましたね。おつかれさまでした。


 Cアレックス・マック引退 

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49ersのCアレックス・マックが引退を表明しました。マックは2009年1巡目指名でブラウンズに加入、新人から先発Cとして活躍しました。

2016年トランジション指定をしましたが、ファルコンズがオファーをし引き抜きされるという珍しい形での移籍となりました。その2016年にファルコンズはスーパーボウルに進出。マックの補強が原動力となったのは間違いありません。

昨年はFAで49ersに移籍し自信7度目のプロボウル選出と、ベテランながらまだまだ力があることを証明したシーズンでしたが今年37歳を迎えることもあり引退となったようです。

マックは2010年代のプロフットボール殿堂のチームにも選出されていることもあり、5年後に殿堂入りはかなり有力視される選手でしょう。おつかれさまでした。


 DLステファン・トゥイット引退 



スティーラーズのDLステファン・トゥイットが引退を表明しました。2014年2巡目でスティーラーズに加入し8年所属しました。新人年はローテーションメンバーでしたが2年目から先発となり6.5サックを記録 その後もDLの先発としてプレイ 2020年にはキャリアハイの11.0サックを記録しました。

昨年は膝の怪我で全休 その怪我がなかなか回復せず復帰できず引退となった模様です。

スティーラーズの強力DL陣の一角で、キャメロン・ヘイワード ジャボン・ハーグリーヴ(現イーグルス)と共に3-4の1列目を形成しました。敵としてこの3人が並ぶと嫌なことばかりが起きるので勘弁してほしかったです。

まだ29歳とプレイできていれば全盛期真っ只中な選手だっただけに、非常に早い引退となりちょっと残念ですね。おつかれさまでした。


 RBフランク・ゴア引退 





RBフランク・ゴアは49ersと1日契約を結び正式に引退となりました。すでに4月上旬のニュースで細かく取り上げたので成績などは割愛しますが、歴代3位のラン記録は近年RBの入れ替えが激しいことも考えると素晴らしい記録を打ち立てた選手だと思います。



ゴアは5月中旬にプロボクシングデビューをしており、デビュー戦を勝利で飾ったそうです。今後ボクシングを続けるかはわかりませんが、49ersのフロントして仕事をしたいとも答えており、まだ不透明ですが今後の行動も楽しみですね。おつかれさまでした。


 訃報のニュース

残念なニュースが2件ありました。

 CBジェフ・グラドニー事故死 



CBジェフ・グラドニーが交通事故により25歳という若さでお亡くなりになりました。

グラドニーは2020年に1巡目指名でバイキングスに加入 新人年は先発としてプレイしましたが2年目に入る前にDVにより解雇 昨年は所属はありませんでしたが、今年DVの裁判で無罪が確定しカーディナルスと2年契約をし再起にかける最中に残念な訃報となってしまいました。ご冥福をお祈りします。

今年はQBドウェイン・ハスキンスも事故死となってしまい、若くして事故で亡くなることが続いています。これ以上事故が続かないことを願います。


 RBマリオン・バーバー自宅で死亡 



元カウボーイズのRBマリオン・バーバーが自宅でなく亡くなっていたことがわかりました。享年38

私がNFLを見出した時のカウボーイズのエースRBでパワー・スピードのバランスのよいRBでした。1000ヤードランは記録できませんでしたが、コンスタントな活躍を見せ、QBトニー・ロモとカウボーイズの攻撃を牽引していた選手として印象に残っています。

原因は不明らしいです。こういう現役でプレイを見ていた選手がお亡くなりになるのは残念です。ご冥福をお祈りします。


 リーグのニュース

現地5/24に春のリーグ会議が行われ、様々なルールが改定されたのでまとめておきます。

 怪我人リストからの復帰が4週間に PSは16人に 



怪我人リストのルールが少し変更となりはした。

作シーズンまではCOVID−19の特例で、3週間後に復帰可能でしたが、今シーズンは復帰までに4週間かかることとなりました。

それに加え復帰可能の人数も8人までと制限されます。怪我人リスト入りは少し慎重になることになるでしょう。

練習生(PS)は16人登録できるようになります。昨年から2人増えます。近年の怪我人リストルールの緩和によりPSにもチャンスが多くなりベテランもPSに入れることになっていることから、重要度がかなり上がっています。ロースター53人+16人 計69人チームに所属できることで、PSでの需要も結構高まりそうですね。



 QBコーチ採用にもルーニールール適用に 



QBコーチ採用にもルーニールールが採用されることとなったようです。

ルーニールールとは人種差別なく採用するために必ずマイノリティの候補者とも面談を行うことで、人種に関係ない採用を活性化させるためのルールです。これまではHCとGMでの採用の際に使われていたものですがQBコーチまで広げることになったそうです。

OCとDCでは確かルーニールールは採用されていないとはおもうのですが、QBコーチに限定した理由は「QBコーチからOC HCに昇格できる候補が多いことから期待したもの」ということです。

個人的には人種関係なく能力で選ばれることはいいことだとは思います。できれば強制しなくていいようになって欲しいんですがね。今年元ドルフィンズのHCブライアン・フローレスの問題も起きたことでルールの徹底化が進んだ形になってしまったことも残念なところですね。


 プロボウル問題を検討中 



プロボウルを今後どうするかを現在検討中のようです。

近年はスーパーボウル前の週に行われるプロボウル アメリカンフットボールは本気でやれば怪我が耐えないスポーツということもあり、プロボウルでは怪我をしないことを重視したプレイでかなりゆるい試合になってしまっています。オールスターな選手ばかりなのですが、試合としては残念ながら面白みには欠けることもあり、ファンの中でも見る派と見ない派にわかれているかなと思います。

フラッグフットボール MADDENトーナメント スキルショーダウンの拡大 など試合をやめた場合の代案も出ているそうですが、試合に代わる盛り上げ方ができるかどうかはなんとも言えないところですね。なんかいい方法あるといいんですがねぇ。


 コンバインは2024年までインディアナポリスで開催 



今年はインディアナポリスで行われたドラフト候補のスキル測定となるスカウティングコンバイン 再来年までインディアナポリスで開催されることが決定しました。

COVID-19で2020 2021は縮小気味で各大学でのプロデイが主立っていましたが、今年は久々にコンバインに集まった形で復活しました。

来年以降もインディアナポリスで盛り上がることでしょう。



 今年のMADDENのカバー




毎年開幕前に発売されるEAスポーツから発売されるゲーム『MADDEN NFL』

昨シーズンの活躍した選手がカバーになりますが、今年のカバーは昨年お亡くなりになったジョン・マッデンとなりました。名前の通りこのMADDEN NFLの監修を務めたことでゲームの名前になった名将・名解説者です。

1988年にジョン・マッデンフットボールとして発売してから今年で32年を迎えるようです。今年のカバーはその最初のマッデンフットボールのカバーをリメイクした形となるようです。

HCとしても(103勝37敗 SB1回制覇)解説者としても偉大な功績があり、今後もこのゲームの名は残っていくことでしょう。


 CLEワトソン 1つ訴訟が増える



ブラウンズQBデショーン・ワトソンのマッサージ師への猥褻訴訟 昨年の4月に22人から訴訟されまだ判決には至っていません。その訴訟が1年ぶりに1人増え23件の訴訟に増えました

1件増えたことで解決するのはいつになることやらですね。NFL側も調査をしており、この問題の処分がどうなるかはまだ決まっていません。

今朝ワトソンの弁護士がラジオ番組でコメントしたそうで、要約すると

『ワトソンと原告側の中の3人とは合意の上で性行為を行ったことは認めている。合意で行ったことは違法ではない。他の原告ともワトソンは性行為を強要していないと主張している。』

論点は合意の上か強要かって感じで戦っているようですね。ワトソン本人も和解せず戦うという姿勢でいるみたいですし、判決にはまだ時間がかかるかもしれませんね。NFL側がどう判断するかが注目です。

そのワトソンはOTA(チーム合同トレーニング)に参加し、同じくトレードで加入したWRアマリ・クーパーにいいパスを放っていました。この新ホットラインが開幕で見られるのかおあずけになるのか、早めに決まってほしいですね。



 契約のニュースまとめ


 CLEヌジョーク 4年56.75Mで契約延長 

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ブラウンズTEデイビット・ヌジョークが4年56.75M(保証28M)で契約延長をしました。今年フランチャイズ指定で残留となっていましたが、大型契約を勝ち取ることになりました。

年平均で換算するとTEの中ではリーグ4番目のサラリーとなり、同地区のレイブンズTEマーク・アンドリュースよりも高いサラリーとなっています。

正直キャリアハイは2018年に639ヤード それ以降は少し伸び悩みましたが、昨年は475ヤードと久々に記録を伸ばしました。TEオースティン・フーパーが解雇となったことで、ヌジョークに期待をかけるのはわかります。ただ実績からするとこの契約は驚きしかなかったかなと。

まだ26歳と若いことと、クラッチ力の高さ、アクロバティックキャッチも得意、ブロッキング能力が良くなってきた。ということも加味された形なのかなと思います。チームの期待に応えてくれる活躍を期待しています。プロボウル目指してくれ!


 AFC契約まとめ 

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レイブンズはCBカイル・フラーと契約しました。レイブンズは昨年CBの怪我人続出もありまだ層が薄い印象なので実績のあるフラーで層を厚くした補強となりました。

フラーはプロボウル2回選出 2018年はリーグ最多インターセプトでオールプロにも選出されています。昨年はブロンコス所属で10試合先発をしましたがインターセプトは0に終わり期待に応えられずFAとなっていました。今年30歳となり全盛期は過ぎたかもしれませんが、力がまだ残っていることを証明したいシーズンとなるでしょう。ただブラウンズ同地区なので証明してほしくありませんが・・・


 NFC契約まとめ 

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バッカニアーズが元ベアーズDTアキーム・ヒックスと1年契約へ

バッカニアーズはDLアキーム・ヒックスと1年契約をしました。バッカニアーズはDLエンダムカン・スーと再契約するのかが注目されていましたが、ヒックスと契約したことで、スーとの契約はかなり薄まったかもしれません。

ヒックスはプロボウル1回選出のされキャリア11年で40.5サックを挙げており、相手OLを押し込む能力はリーグトップクラスの選手です。33歳となるシーズンですが、昨年も9試合先発で3.5サックを挙げておりまだまだ力は衰えずという選手です。ヴィータ・ベア ウィリアム・ゴルストンとともにローテーションを組んでいくことになるでしょう。


今オフのチーム別移籍状況は下記スプレッドシートでまとめています



 その他のニュース


・コルツオーナー ギターを購入



伝説的なバンドと言われるニルヴァーナ 若くして亡くなったギターリスト カート・コバーンのギターをコルツのオーナー ジム・アーセイが4.5Mドル(5.8億円)で落札したそうです。

アーセイは音楽コレクターでも有名人らしく、エルビス・プレスリー ジョン・レノン他有名ミュージシャンの楽器を収集しているらしいです。アーセイにとっては4.5Mという高額でもほしかったものと言えるでしょうね。


・ARIマレーOTAに参加





カーディナルスQBカイラー・マレーがOTA(チーム合同トレーニング)に参加しました。

今オフに新契約なしでは今季プレーしないと発言し物議をかましており、5年目オプション行使以降契約の話は出ておらず、進展しているのかどうかはわからない状況でした。そんな中契約問題を抱える選手はたいていの場合参加を拒否をするOTAに参加とあって、契約問題もそれなりにいい方向に進んでいるのかなと思われますね。プレーできる状態でのホールドアウトだけしないようにお願いしたい。


・BALジャクソン OTA欠席に批判があったらしい



レイブンズQBラマー・ジャクソンは現時点ではOTAを欠席しています。

なんかそれに対して批判があったそうですが、ジャクソンは昨年膝の怪我でシーズンエンドしており、復活のシーズンとなっており、リハビリも順調に進んでいるようなので、無理して合同トレーニングに参加しなくてもいいんじゃないとは個人的には思いますがね。

おそらく批判は今年5年目オプションでまだ契約延長に至ってないから欠席したことだとは思います。正直メディアが反発的すぎないかなと正直思います。しかし契約どうなるんでしょうね。


・NEベルチックHC 現時点でOCを置かず



ペイトリオッツは今季のコーチ陣容でOC(オフェンシブコーディネーター)を現時点で置いておりません。昨年までOCを務めたジョシュ・マクダニエルスがレイダースのHCに就任したあと空席のままにしています。

それについてビル・ベルチックHCは「そのときが来たらやる」と発言しているそうです。

ペイトリオッツはOCの他DCも数年前から空席としており、今年は攻守のコーディーネーター無しで戦う気なのでしょうか?それはそれで面白いかもしれませんが、あまりこのコーチの陣容はみたことないんですが、どうなるんでしょうね?



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