今年の32人のHCを系譜別に分けてみました。いわゆるコーチツリーというものです。


 シャナハン系譜

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 現コーチに選ばれる率が高いのはマイク・シャナハンの系譜です。マイク・シャナハンはブロンコスのHC時代QBジョン・エルウェイと共に一時代を築き、スーパーボウル連覇を果たした名将です。2013年にHCを引退となり、その弟子・孫弟子達がHCとして活躍しています。

 カイル・シャナハンは息子で父の下で勉強をしHCとなり49ersでスーパーボウル進出を果たしています。ショーン・マクベイもシャナハンの元で修行をし若くしてHCとなり、昨年スーパーボウルを制覇しています。シャナハンの弟子からもHCが生まれていき孫弟子・そして曾孫弟子も今年誕生。

 昨年第1シードを獲得したパッカーズのマット・ラフルーア 今年ドルフィンズのHCに就任したマイク・マクダニエルは、マイク・シャナハンの元でコーチをしており、直弟子にするべきかもしれません。マクベイ・カイルを含むこの4人がシャナハンの系統を支えている。今一番勢いに乗っている系譜と言えるでしょう。

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2013年 ワシントン・レッドスキンズのコーチ陣
https://en.wikipedia.org/wiki/2013_Washington_Redskins_season


 リード系譜

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 1999年からイーグルス・チーフスで23年間HCを務め、スーパーボウルを2度制覇した名将アンディー・リード 今年もチーフスで指揮を奮います。

 そんなリードの師事を受けた弟子が4人 孫弟子が2人 曾孫弟子が2人と計8人の現役HCを抱える大所帯の系譜となっています。リードは攻撃畑、HC弟子も攻撃畑が多めです。守備畑からも3人のHCが誕生しています。

 ロン・リベラは1999年から3年イーグルスでLBコーチをしていたこともあり、こちらの系譜でいいかなと思い入れました。どちらかというと今年テキサンズのHCに返り咲いたラヴィ・スミスの門下のほうが色が濃いかもしれません。スミスがベアーズHC時代に3年間DCをしています。

 リード門下はまだまだ広がりを見せていくことになるでしょう。

 ※追記 

【makotoさんのコメントより】

 2003年のリード内閣はReid, Childress, Mornhinweg, Shurmur, Rivera, Spagnuolo, McDermott, Harboughがいる上にDCはHCになってもおかしくなかったJohnsonがいて、最強のスタッフだったと思います。

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『2003年イーグルスのコーチ陣一覧』

 コメント通り、すごいメンバーが揃いまくってます。確かにこのメンバーでDCのジム・ジョンソンがHCになっていないのはもったいない出来事だったのかもしれませんね。昨年のテキサンズのHCデビッド・カリーもWRコーチで入ってますね。

 てか元バイキングスのチルドレスHCがOCに入っているということは、その弟子のブラウンズHCケヴィン・ステファンスキーもリード系譜に入るっぽいですね。




 ショッテンハイマー系譜

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 スーパーボウル制覇はできなかったもののHC通算200勝を挙げ、歴代7位の勝利数を挙げた名将マーティ・ショッテンハイマー その系譜は現代にも受け継がれ3人のベテランHCがまだ現役でHCをしています。

 その中でシーホークスのピート・キャロルは息子のブライアン・ショッテンハイマーをOCとして起用し、いずれはHCとなってくれるように育てていました。現在はカウボーイズでアシスタントコーチとなっています。今後この系譜が引き継がれるかは息子がHCとして招聘するチームが現れるかにかかっていくことでしょう。


 ベルチック系譜

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 通算300勝超え、歴代3位の勝利数でスーパーボウル6回制覇という輝かしい成績を残す名将ビル・ベルチック しかし後継者となるHCを多数排出するも成功者は現れず、ベルチックの系譜ができないのが悩みどころです。

 今年レイダースのHCに就任したジョシュ・マクダニエルスは2度目のHC就任となります、今回は失敗しないことを願いたいがどうなるでしょうね。

 現在スティーブ ブライアンの2人の息子がペイトリオッツでポジションコーチを務めています。この息子2人がベルチックの系譜を引き継ぐことができるといいのですが、どうなるでしょうね。


 ペイトン系譜

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 今年セインツのHCとして15年間のキャリアにピリオドを打ち、通算152勝 スーパーボウルを1回制覇したショーン・ペイトン 現在2人の弟子がHCとなっています。

 DCからセインツのHCに昇格し、ペイトンの後を引き継ぐことになった、デニス・アレンは1度ジェッツでHCを務めた経験があります、その時はいい成績を残せませんでしたが、今回は7年間共にしたチームとあって熟知した中でのHCとなります。ペイトンの後継者となれるか注目です。


 その他

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 上記の系譜以外のHCはたった5人となっています。正直思ったよりも少ないなと感じます。それだけ新HC選びの中で、より良いHCを排出している系譜の弟子を取りたいという傾向が強くなっているのかもしれません。

 トッド・ボウルズもジェッツのHCの前はイーグルスのコーチをしており、アンディー・リード門下とも言えますが、コーチとして再生したのはバッカニアーズということもあり、こちらにしておきます。

 カレッジからの引き抜きも現在2人が残ったという状況です。昨年カレッジの雄と言われたアーバン・マイヤーが1年持たずジャガーズから解雇されたこともあり、今後もちょっと向かい風になってしまうかもしれませんね。