過去の戦績と
 昨年のチームスタッツ

 5年間の成績 

年度  勝   負  備考
2021 10 7 地区2位
WC敗退
2020 7 9 地区3位
2019 12 4 地区1位
WC敗退
2018 11 5 地区1位
SB制覇
2017 13 3 地区1位
SB敗退

 2020年シーズンに地区11連覇が途切れプレーオフも逃しましたが、昨年は新人QBマック・ジョーンズを開幕から先発で起用し見事に再生しプレーオフに返り咲きました。

 スーパーボウル6回制覇の立役者QBトム・ブレイディがチームを去り再建期となると思われただけに、すぐプレーオフに復帰してきたのは名将ビル・ベルチックHCの手腕と言えるでしょう。

 新たなフランチャイズQBを手に入れたことで、また地区の王者に返り咲くことができるのか注目の2022年シーズンとなるでしょう。


 2021チームスタッツ 

2021チームスタッツ-002ne
 昨年の攻撃の特徴としてはとにかく細かくつなげていき、得点を取るスタイルでした。ラン攻撃が良かったことも攻撃がつながった一つの要因と言えるでしょう。ドライブ得点率がリーグ1位なのも納得の成績でした。

 QBマック・ジョーンズのパスの取りやすさも良かった点でしょう。ドロップ率3.0%はリーグ2位(1位はパッカーズ)でパス精度の良さもあり、相手守備としても止めにくかったのは間違いないでしょう。

 守備は補強したEDGEマット・ジュドンが期待に応える活躍でパスラッシュが改善されました。ジュドン以外がもう少し頑張ってほしいところでしたね。DB陣はCB J.C・ジャクソンを筆頭に連携がばっちりでターンオーバーを量産し、リーグ2位の失点と強力な守備を見せました。

 今年もこの攻守を維持できれば地区の頂点に返り咲く可能性はあるでしょう。


 コーチ陣


コーチ名 年齢
HC ビル・ベルチック 70
OC

DC

SFA マット・パトリシア 48

2022-02ne-01
HC ビル・ベルチック



 今年でペイトリオッツ22年目となるビル・ベルチックHC レギュラーシーズン290勝で歴代3位の勝利数となっています。今シーズンは10勝すれば300勝に到達します。今年の一番の目標となることでしょう。

 昨年は新人QBマック・ジョーンズを開幕から起用し、チームをプレーオフに復活させる見事な采配を見せました。

 昨年までOCだったジョシュ・マクダニエルスはレイダースのHCとして引き抜かれました。抜けたOCに誰が入るか気になるところでしたが、現時点でOCは不在です。DCも昨年同様不在。どちらのコーディネーターも不在というのはどうなうるんでしょうね?

 マット・パトリシアはシニアフットボールアドバイザーという職となっています。プレイコールにも関わるのではないかと言われていますが不明です。オフェンシブアシスタントに前ジャイアンツHCジョー・ジャッジもチームに戻ってきており、この2人がベルチックの家臣として動いていくものとは思われます。


 ドラフト加入選手


順位 ポジション 選手名 大学名
1 29 G コール・ストレンジ Chattanooga
2 50 WR タイクアン・ソートン Baylor
3 85 CB マーカス・ジョーンズ Houston
4 121 CB ジャック・ジョーンズ Arizona State
4 127 RB ピエール・ストロング South Dakota State
4 137 QB ベイリー・ザップ Western Kentucky
6 183 RB ケビン・ハリス South Carolina
6 200 EDGE サム・ロバーツ Northwest Missouri State
6 210 G チェイソン・ハインズ LSU
7 245 G アンドリュー・スチューバー Michigan


2022 Draft29
1巡目指名 Gコール・ストレンジ

 1巡目でGコール・ストレンジを指名 FAで移籍となったGテッド・カラスの穴を埋め先発出場してくれることを期待したい。ただドラフト前は1巡目指名候補には上がっていなかったこともありサプライズ指名でした。ドラフトの評価は下がりましたが結果で覆してほしい。

 2巡目はWRタイクアン・ソートンを指名 レシーバー陣の層は厚いので、ちょっと先発に割り込むのは難しいかもしれないが、もし先発に割り込める力があれば相当な戦力アップになることは間違いない。

 詳しくはドラフト記事を御覧ください



 ロースター


 【攻撃編】 

2022-02ne-01
   放出・離脱選手  左の番号:背番号
   補強選手     新人選手(120位まで)
SS~D:個別選手評価(OLはなし 太字は過去3年のプロボウル選出選手)
S:プロボウル級 A:エース級
B:レギュラー級 C:バックアップ級
D:未知数 R:新人
年齢は年内に到達する年齢です



2022-02ne-02
QB マック・ジョーンズ
 QB 

 マック・ジョーンズが今年が先発です。昨年は開幕から先発をつとめ、見事にプレーオフに導き、フランチャイズQBとなりました。プレイスタイルはショート・ミドルパスが中心で、パス精度が要です。ベルベットパスと言われレシーバーが非常に取りやすいと好評。爆発力があるタイプではありませんが、相手の守備を見る力がすばらしく、豊富なターゲットに投げ分ける能力が高い。新人ながら老獪なプレイをする選手です。

 バックアップは今年もブライアン・ホイヤーが務めます。リストには入れていませんが4巡目指名でベイリー・ザップを指名しており、2番手争いも激化するかもしれません。



 RB 
2022-02ne-03
RB ダミアン・ハリス

 エースはダミアン・ハリス 中央突破力の高いランで昨年は929ヤード 15TD記録しエースに君臨しました。絶対進んでくれるという安心感があるランで頼もしいです。

 2番手はジェイムス・ホワイト ラモンドレ・スティーブンソンの争いとなるでしょう。

 ホワイトは昨年怪我で3試合の出場にとどまりました。一昨年まではエース格でしたが、昨年休んでいる間にぬかれ復活を期すシーズンとなります。レシーブ能力が高くQBジョーンズとは相性は良いと思われます。

 スティーブンソンはハリスと似たタイプで中央突破力の高いランです。昨年はハリスとともにしつこく中央を攻めていき、相手守備としては厄介なランでした。今年もそのランを発揮したい。



 WR 
2022-02ne-04
左 WR ケンドリック・ボーン
右 WR ジャコビー・マイヤーズ


 エース格なレシーバーは不在という感じですが、レシーブ力の高いレシーバーが整っている印象です。先発確定なのはケンドリック・ボーン ジャコビー・マイヤーズでしょう。どちらも昨年は800ヤード超えとなっており、2人とも決め手になるタイプではないポゼッションレシーバーですが、ジョーンズのフェイバリットターゲットとして今年も活躍を期待したい。

 ネルソン・アゴロアはスロットもできるレシーバーです。ランアフターキャッチに長けているタイプのレシーバーです。



 ということで、決め手となるレシーバーが不在ということもあり、デバンテ・パーカーをトレードで獲得しました。2年前に1200ヤードレシーブを記録したディープスレットタイプのレシーバーです。ここ2年は力を発揮できていないので、移籍で心機一転となればいいですね。

 2巡目指名でタイクアン・ソートンを指名しています。レシーバーの層はかなり充実しており色々使い分けていくことになりそうです。



 TE 
 エースのハンター・ヘンリーは昨年チーム最多の9TDを決めており、クラッチ力の高いレシービングTEとして活躍しました。現状ヘンリーの決定力が頼りとなっています。今年も頼りになってほしい。

 2番手ジョヌー・スミスもレシービング能力が高く、ダブルTEもよく起用していた印象です。

 今年もこの2人がレシーブ・ブロッキングで活躍することが期待されます。



 OL 
2022-02ne-05
T トレント・ブラウン



 昨年はQBジョーンズの危険察知能力の高さのおかげもありましたが、被プレッシャー率4位 被サック3位 と非常に好成績なOLユニットとなりました。

 今年は先発Gだったテッド・カラスが移籍となりました。その穴埋めに1巡目指名でGコール・ストレンジを獲得。即先発として穴埋めをしてもらいたい。

 ほかは昨年と変わらないメンバーですがCとGの控えに不安はあるので、離脱だけは注意したい。Tトレント・ブラウンも近年離脱が多いので、今年は全試合出場をお願いしたい。



 スペシャルチーム 
 Kニック・フォークはFG成功率92.3%と抜群の精度を見せました。外した3本は50ヤード以上です。ただXPが5本失敗しているのがちょっと残念なところではあります。本来はKは世代交代したい感じをみせていましたが、この圧倒的な成績を見せつけられると仕方がないですね。

 Pジェイク・ベイリーはキック力に定評があるパンターです。昨年はリーグ最多の3回のブロックを受けており、スペシャルチームのブロックが問題があったかもしれません。

 マシュー・スレイターはプロボウル10回選出のガンナー(リターナーを最初にタックルする人)のスペシャリストです。プロボウル投票でスペシャルチームを選ぶのは難しいからスレイターに入れる人は多いのもありますが、37歳でまだまだ衰え知らずです。スペシャルチームの時に注目してみてみると面白いかもしれませんね。

・ポジション ガンナーの説明(英語)
https://en.wikipedia.org/wiki/Gunner_(American_football)



 【守備編】 

2022-02ne-02
   放出・離脱選手  左の番号:背番号
   補強選手     新人選手(120位まで)
SS~D:個別選手評価(OLはなし 太字は過去3年のプロボウル選出選手)
S:プロボウル級 A:エース級
B:レギュラー級 C:バックアップ級
D:未知数 R:新人
年齢は年内に到達する年齢です



 DL 
 昨年とメンバーは変わらないユニットです。昨年の先発はローレンス・ガイ デイボン・ゴドショーでした。新人だったクリスチャン・バーモアはローテーションとしてプレイ

 プレッシャー回数ではバーモアが一番多かったこともあり、先発が交代になる可能性はありそうです。そこまで目立つメンバーではありませんが、手堅くミスしないメンバーという感じです。もう少しランストップで頑張ってほしいユニットですね。



 EDGE 
2022-02ne-06
EDGE マット・ジュドン

 昨年補強したマット・ジュドンは12.5サックと期待に応える活躍をしてくれました。今年もエースパスラッシャーとして相手にプレッシャーをかけまくってほしい。

 コンビを組むのは今年もデアトリッチ・ワイズになりそうだが、昨年は3.0サックとあまり記録は伸びませんでした。若手のアフェニー・ジェニングス ロニー・パーキンスの成長次第では逆転もあるかもしれません。2番手パスラッシャーはちょっと不安はありですね。



 LB 
 ベテランのカイル・バンノイ ドンタ・ハイタワー ジェイミー・コリンズを放出 この3人はペイトリオッツのLBを支えていた選手だったので、いなくなるのは寂しいですね。バンノイは昨年チーム2位の5.0サックを記録していただけに、代わりとなるブリッツ能力の高いLBがいるかは不安かもしれません。
 
 現状先発確定は昨年109タックルを記録したジャヴォーン・ベントレーのみと思われます。それ以外は不確定と思われます。トレードで獲得したマック・ウィルソンに期待ですが、ちょっと戦力的に不安ですね。ラン守備は昨年も良くはなかったですしね。



 CB 
2022-02ne-07
CB マルコム・バトラー

 昨年8INTを記録したJ.C・ジャクソンはチャージャースに移籍となりました。リーグ屈指のボールホークCBがいなくなり、パス守備がどうなるか気になるところです。



 ジャクソンの穴埋めでマルコム・バトラーを獲得しました。昨年はシーズン開幕前に引退を表明、そして今オフに復帰宣言をしましたが、カーディナルスでは1試合も出場せず退団 古巣のペイトリオッツが拾った形となりました。

 バトラーと言えば2017年シーズンのスーパーボウルで敗れた試合で、突然先発から外され、その後放出となり遺恨があるのではという噂が経ちました。まさかペイトリオッツに戻ってくるとは思いませんでした。色々問題は抱えていますが、プレイで古巣復帰を印象付けたい。開幕前にまた引退とか言わなければいいですが・・・

 ジャレン・ミルズがコンビを組む可能性が高いです。昨年ペイトリオッツに加入し、INTはなかったもののいいパスプロテクションを見せ移籍成功と思われる選手でした。今年も昨年同様のパフォーマンスに期待したい。

 ジョサナン・ジョーンズは昨年怪我で6試合の出場に留まり復活のシーズンとしたい。3巡目指名でマーカス・ジョーンズも獲得しており、先発CB争いは激しそうです。



 S 
2022-02ne-08
S デビン・マコーティー



 FSデビン・マコーティー SSエイドリアン・フィリップス NBカイル・ダガーはおそらく先発確定だと思われます。

 マコーティーは35歳となりますが、最後の砦として欠かせない戦力です。先日双子の兄ジェイソン・マコーティーが引退となりましたが、こちらはまだまだ続けそうです。

 フィリップスはタックルマシーンとして優秀です。昨年も92タックルを記録しています。ダガーもタックル能力は高くこちらも昨年92タックルを記録。どちらもLBのサポートができる選手なので、不安のあるLBよりもこの2人でランをケアしていくことになるかもしれない。



 スケジュールと展望


 スケジュール 

2022スケジュール02ne


 前半戦は比較的緩めのスケジュールな印象です。前半戦にしっかり貯金を作って折り返したい。

 後半戦にビルズ戦が残っています。ビルズは前半戦が結構きつめのスケジュールなので、前半戦でなんとか差をつけられれば、王朝復活も夢ではないだろう。Week13の直接対決時には成績は上回っていることが理想だろう。 


 展望 

 昨年よりも良い点 
  • WRが豊富になり、ターゲットが更に増えそう
 昨年よりも不安な点 
  • C・Gの層が薄いのが気になる
  • EDGEがジュドン以外どうなるんだろうか
  • LBの層がかなり薄いのがきになる
  • CBジャクソンの穴はうまるのか?
 攻撃陣は昨年から比べても問題は少ないだろう。むしろターゲットの種類が豊富になり、攻撃の幅が広がり良化する可能性が高い

 Gカラスの移籍でその穴を新人Gストレンジが埋めることになるが、もし離脱者が出た場合は代役は実績のない選手になるので不安はある。

 パスラッシュがこの戦力では昨年に増してEDGEジュドン頼りになるのは明確な感じがします。ジュドンが封じ込められた場合厳しくなるだろう。

 CBジャクソンの穴埋めでCBバトラーを復帰させたが、バトラーがいついなくなるか怖いところがある。何もなければそれなりに穴を埋めてくれるとは思いたいが。。。

 ということで、守備面では結構不安要素が大きいです。ただペイトリオッツですからなんとかしそうという気にもなります。まったく無名な選手が救世主になったりすることも良く見ますしね。ただ戦力分析でそのミラクルが起こる予想はできないので、やはり不安ということには変わりません。

 守備は昨年より落ちるけど、攻撃の安定感でどれだけビルズに突き放されずに食いつけるかが勝負となるでしょう。


アメリカン・アンダードッグ