過去の戦績と
 昨年のチームスタッツ

 5年間の成績 

年度  勝   負  備考
2021 9 8 地区3位
2020 10 6 地区2位
2019 5 11 地区4位
2018 7 9 地区2位
2017 6 10 地区3位

 この5年間はペイトリオッツ ビルズの壁に阻まれたシーズンでした。ただ2年連続勝ち越しを決めチームは上り調子になってきています。同地区の壁は高いですが、十分壊す力はついてきたと思います。今年は6年ぶりのプレーオフも視野に入る戦力は整いました。今年は勝負の年となることでしょう。


 2021チームスタッツ 

2021チームスタッツ-003mia
 正直攻撃はイマイチです。QBツア・タゴバイロアのパス攻撃が安定しないのが原因と言えるでしょう。ショートパスが多いせいもありパス成功率は67.8%と高いのですが、勝負を避けたパスが多い印象で、もう少し強気な姿勢が今年は求められることでしょう。

 ランも期待には応えられず今年は補強で層が厚くなりました。改善が期待されます。

 守備はかなり好印象なのですが、スタッツにするとリーグ平均レベルとなっています。パスラッシュが強力でEDGEエマニュエル・オグバを筆頭に強力なパスラッシュとなっています。攻撃時間がもう少し増えれば守備のスタッツも良くなるとは思います。ターンオーバーも多いですしね。


 コーチ陣


コーチ名 年齢
HC マイク・マクダニエル 39
OC フランク・スミス 41
DC ジョシュ・ボイヤー 45
AHC エリック・ストゥデスビル 55
AHC ジョン・エンブリー 57

2022-03mia-01
HC マイク・マクダニエル

 2年連続勝ち越したチームですが、ブライアン・フローレスHCを解任したのは驚きました。守備は間違いなく良くなりましたが、攻撃がもう一つ伸びなかったのも原因かもしれませんが驚きの人事となりました。



 解雇後フローレスが人種差別やチーム側が報酬を出すタンク指示などを訴え今オフの話題となりました。残念な事件だったなぁと感じます。



 後任には49ersのOCだったマイク・マクダニエルがHCに就任しました。多彩なラン攻撃を組み立て49ersをチャンピオンシップまで牽引した功績で招聘しました。今年はFA補強でRBを重点的に強化、WRタイリーク・ヒルをトレードで獲得など攻撃を改善させるための補強が目立っていまいた。マクダニエルの手腕で攻撃が変化するか注目です。

 OCには昨年までチャージャースのOLコーチ兼ランゲームコーディネーターをつとめたフランク・スミスを起用 DCはジョシュ・ボイヤーが留任となりました。新HC就任でコーディネーターがそのままというのは珍しいですね。それだけ守備の評価は高かったということでしょう。

 特徴的なのはアシスタントHCを2名起用しているところです。エリック・ストゥデスビルはチームにとどまった形でRBコーチも兼任しています。ジョン・エンブリーはマクダニエルスが49ersから呼び寄せた形となっています。TEも兼任しています。

 ちょっとごちゃまぜなところがあり、まとめきることができるかは気になるところです。バラバラにならないようにしてほしいですね。


 ドラフト加入選手


順位 ポジション 選手名 大学名
3 102 LB チャニング・ティンダル Georgia
4 125 WR エリック・エズカンマ Texas Tech
7 224 LB キャメロン・グード California
7 247 QB スカイラー・トンプソン Kansas State

2022 Draft102
3巡目 LB チャニング・ティンダル

 WRタイリーク・ヒル獲得のため1・2巡目を放出。3巡目からの指名となりました。層を厚くするための指名という感じとなりました。先発を勝ち取る選手が出てきたらラッキーという感じでしょう。

 詳しくはドラフト記事を御覧ください



 ロースター


 【攻撃編】 

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   放出・離脱選手  左の番号:背番号
   補強選手     新人選手(120位まで)
SS~D:個別選手評価(OLはなし 太字は過去3年のプロボウル選出選手)
S:プロボウル級 A:エース級
B:レギュラー級 C:バックアップ級
D:未知数 R:新人
年齢は年内に到達する年齢です



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QB ツア・タゴバイロア
 QB 



 先発は3年目となるツア・タゴバイロアとなるだろう。パス精度は数字では上がったものの、勝負に行かずショートパスを連投した結果であり、積極的なパス攻撃はなかなか出来ずにいる印象です。今年は積極的なパス攻撃ができることに期待をしたい。

 テディ・ブリッジウォーターはバックアップスタートとなりますが、タゴバイロアの調子次第ではリリーフすることもあるかもしれない。ブリッジウォーターも積極的な方ではないので、リリーフしても同タイプなので打開できるかは疑問かもしれませんが。



 RB 



 昨年はラン攻撃30位と苦しんだこともあり、かなり入れ替えを行いました。エース格のマイケル・ガスキン以外を補強し、チェイス・エドモンズ ソニー・ミシェル ラヒーム・モスタートを獲得しました。この4人は実力的には拮抗している印象で、だれがエースになるかは蓋を開けてみない限りわからない。起用するにしても主力としては2人くらいに絞られるはずなので、誰が生き残るかサバイバルがはじまるでしょう。

 今年はFBにアレック・インゴールドを補強しました。レシービング能力もあるタイプで活躍が期待されます。

 HCがラン攻撃に特化したコーチなので、ラン攻撃の変化には大きく期待したい。結構楽しみなユニットです。



 WR 
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WR タイリーク・ヒル



 このオフで強烈なインパクトを残したニュースの一つ タイリーク・ヒルをトレードで獲得 そして4年120M 年平均30Mというレシーバー最高額での契約となりました。スピードはリーグナンバー1で、その走力を生かしたランアフターキャッチで、ロングゲインを狙えるリーグを代表するレシーバーです。4回の1000レシーブヤード超えを記録しており、一人で突き抜けてくれる期待感が高い選手です。

 この素材をQBタゴバイロアが活かすことができるかというのが問題なだけです。やらなければなりません。

 昨年新人で104レシーブ 1015ヤードを記録したジェイレン・ワドルにも期待です。ベンガルズのジャマー・チェイスの活躍により、影に隠れてしまいましたが、ワドルも立派な記録を残しました。ヒルとのコンビで強力なパス攻撃形成に期待したい。




 FAでセンドリック・ウィルソンJr.も獲得 昨年カウボーイズで602ヤードを記録しておりブレークの兆しを感じるレシーバーです。スロットレシーバーとして期待がかかります。スペシャルプレイも得意のようです。

 去年主力だった ウィル・フラー デバンテ・パーカー アレン・ハーンズなどは放出しました。上記の3人で今年はパス攻撃の改善に期待したい。



 TE 
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TE マイク・ゲシキー



 マイク・ゲシキーをフランチャイズ指定して残留させました。長期契約は出来ずタグの1年契約となりました。昨年は780レシーブヤードを記録し、安定したレシーブができるTEとして攻撃の主力となりました。今年も主力のターゲットとして期待したい。

 2番手はダーラム・スマイスが務めます。こちらもレシーブ能力は高く、いいところで取ってくれる印象があります。



 OL 
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T テロン・アームステッド

 昨年のOLのユニットは可もなく、不可もなくという印象。ランが出なかったこともありGが今ひとつだったかなと。

 ※追記 

【海豚山さんコメントより】
MIAファンクラスタの総じての評価としては、OLは可もなく不可もなくではなく、最低レベルかと思います。PFFでも最低評価だったと思います。

ということもあり、今年のOLは本気の補強となりました。コメントありがとうございます!



 今年はGコナー・ウィリアムス Tテロン・アームステッドを補強し、プロテクション ランブロックの強化に図りました。

 Gウィリアムスは強力OLを誇るカウボーイズの先発Gとして昨年までプレイ、ランブロックに期待がかかります。

 Tアームステッドはプロボウル3回選出のリーグを代表するTです。昨年は怪我により8試合出場に留まり悔しいシーズンでした。チームを変え心機一転となるか注目選手です。

 この2人の補強は大きいです。攻撃改善に一役買うことは間違いないだろう。QBツア・タゴバイロアに時間を与えパス攻撃が良い方向にもっていくことが期待されます。



 スペシャルチーム 
 Kジェイソン・サンダースは昨年FG成功率74.2%とキャリア最低の数字となってしまいました。成績を見ると隔年で良い悪いを繰り返しています。一昨年はプロボウル選出となる活躍でしたので、隔年だとしたら期待できるでしょう。できれば毎年安定するほうがいいんですがね。

 ベテランPトーマス・モーステッドを補強しました。全盛期から比べるとキック力は落ちました。キャリアとして踏みとどまれるか勝負の年となるでしょう。



 【守備編】 

2022-03mia-02
   放出・離脱選手  左の番号:背番号
   補強選手     新人選手(120位まで)
SS~D:個別選手評価(OLはなし 太字は過去3年のプロボウル選出選手)
S:プロボウル級 A:エース級
B:レギュラー級 C:バックアップ級
D:未知数 R:新人
年齢は年内に到達する年齢です



 DL 
 先発は昨年と同様クリスチャン・ウィルキンスとザック・シアラーが濃厚となりそうです。

 ウィルキンスは突進力で中央からのプレッシャーをかけることに長けています。シアラーはランストッパーとして有能でPFFレーティングで高評価の選手です。

 アダム・バトラーはローテーションメンバーとして、フレッシュな状態でQBへのプレッシャーをかけることに期待したい。

 安定したユニットなので今年も力を発揮してくれることを期待です。



 EDGE 
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EDGE エマニュエル・オグバ

 昨年同様エマニュエル・オグバ ジェイレン・フィリップスの先発となることでしょう。

 オグバは昨年チーム最多の9.0サックを記録しチームと4年65Mで再契約となりました。元ブラウンズの選手でチームを離れてからブレークした選手でした。ほんと一気に開花したなぁ・・・フィリップスは新人ながら8.5サックを記録し、即戦力となりました。今年もこの2人で強力なプレッシャーをかけることでしょう。



 ベテランのメルヴィン・イングラムも補強しています。プロボウル3回選出の実績のある選手ですが、控え・ローテーションで使うことになりそうです。層が厚くなりますね。



 LB 
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LB ジェローム・ベイカー

 先発のジェローム・ベイカー アンドリュー・ヴァン-ヒンケルはともにブリッツ能力が高く、ベイカーが15QBヒット ヴァン-ヒンケルが20QBヒットとQBへの強力なプレッシャーをかけられるLBです。ロスタックルも9個づつ記録しており、前に出る反応に長けています。

 ベイカーはチーム最多の92タックルを記録しています。縦横どちらでも包囲します。プロボウル選出はまだなく過小評価気味の選手だと思います。今年はプロボウルとは言わずオールプロを狙ってほしい。

 3番手にはエランドン・ロバーツ 3巡目指名でチャニング・ティンダルも獲得しており、層の厚さもある安定したユニットです。



 CB 
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CB ザビアン・ハワード



 エースCBザビアン・ハワードと5年契約延長をしました。昨年も5INTを記録したリーグを代表するボールホークCBです。今年もエース相手にしっかりパスを封じてもらいたい。

 2番手はバイロン・ジョーンズ ハワードの反対側で狙われることが多めの中、まずまずなのかなというところです。全盛期はちょっと過ぎてしまった印象です。今年の成績次第では先発を追われる可能性もあるかもしれません。

 ニック・ニーダムはスロット対応CBとして安定したパフォーマンスを発揮しています。今年もポジションはそのままだと思われます。



 S 
 新人だったジャボン・ホランドがFSとして定着することに成功 最後の砦としていい活躍を見せました。

 SSはブランドン・ジョーンズが濃厚かなと思われます。昨年は5.0サックを記録しセーフティブリッツが刺さりまくりました。今年もブリッツ能力を発揮してほしい。

 エリック・ロウは控えとなることでしょう。昨年一気に世代交代が行われ、しっかり入れ替えを行うことができた印象です。更に成長が見込まれ期待できるユニットとなるでしょう。



 スケジュールと展望


 スケジュール 

2022スケジュール03mia

 開幕戦のペイトリオッツ戦から、序盤戦に同地区対決が集まっています。同地区3連敗になると一気に苦しくなるので、開幕ダッシュは必須となることでしょう。同地区の間にレイブンズ ベンガルズと強敵との対決もあり、Week5までは全力で突き進まなければならないだろう。ここで貯金ができたら相当大きいです。

 その後はある程度ゆったりなスケジュールな印象で、最後にまた同地区対決という感じです。最初と最後 そして中だるみしなければプレーオフも見えてくるかもしれません。


 展望 

 昨年よりも良い点 
  • WRタイリーク・ヒル獲得
  • RBの層の厚さでラン攻撃向上は期待大
  • Tテロン・アームステッド獲得でプロテクションは強化
  • 昨年の守備を維持できた
 昨年よりも不安な点 
  • QBツア・タゴバイロア
  • 先発CBがちょっと高齢化
  • 守備の補強はできればしたかった?
 攻撃はしっかり補強しました。これでだめならQB交代を考えるしか無いでしょう。QBタゴバイロアは勝負の年となります。この戦力で勝てないのなら先発として生きるのは難しいでしょう。

 個人的にはマクダニエルHCのラン攻撃の改善には期待しています。ランゲームのメイキング能力は高いので、新RBユニットが機能することには期待がかかるでしょう。

 守備は良くも悪くも昨年と同じ。ただ正直攻撃がまともに慣れば、守備のスタッツも向上することでしょう。守備機会が多すぎて平均クラスのスタッツになってしまったと思いますしね。

 とにかく今年は攻撃が改善されること。これが注目です。もし得点力がトップ10まで行けば地区優勝もあるかもしれません。


アメリカン・アンダードッグ