過去の戦績と
 昨年のチームスタッツ

 過去5年間の成績 

年度  勝   負  備考
2021 9 7 1 地区2位
WC敗退
2020 12 4 地区1位
WC敗退
2019 8 8 地区2位
2018 9 6 1 地区2位
2017 13 3 地区1位
DP敗退

 昨年はなんとかプレーオフに滑り込みQBベン・ロスリスバーガーの引退に華を添えることができたシーズンでした。

 スティーラーズはリーグ最多タイのスーパーボウル6回制覇したチームであり 2003年シーズン以降負け越しがなく、五分異常の成績を収めてきた常勝チームです。苦しいシーズンでもなんとか五分に持ち込むこともできるのが強みですね。



 QBベン・ロスリスバーガーの引退により新QBで開幕を迎えることとなる今シーズン。この負け越しなし記録を続けられるか試練のシーズンとなるでしょう。


 2021チームスタッツ 

2021チームスタッツ-006pit
 昨シーズンは攻撃はかなり苦戦をしました。QBベン・ロスリスバーガーの衰えもあり、長所であるポケット内での粘りがなく、ショートパスで組み立てるパス攻撃となり破壊力はなかったです。被プレッシャー率はの記録は高いのですが、ただボール離れが早かったからでOLのプロテクションはそこまで良くはありませんでした。

 ランは前半戦がかなり苦しかったのですが、後半戦から新人RBナジー・ハリスのタフネスなランが出だしてきたので、スタッツほど悪い印象はありません。ただハリス一辺倒になりすぎるのも問題なのでもう一人ローテーションできる選手が必要でしょう。主な得点源はFGだったかなと、Kクリス・ボスウェルのキックの精度が良かったのがプレーオフ進出のキーポイントだっと思います。

 守備はEDGE T.J・ワットがシーズン記録タイとなる22.5サックを記録、パスラッシュは強力でした。パス守備も悪くありませんでしたが、ラン守備がとにかく苦しかったですね。DLステファアン・トゥイットの離脱で中央の壁が今ひとつだったのが原因だったかなと。LBももう一つという感じでした。今年の課題となることでしょう。


 コーチ陣


コーチ名 年齢
HC マイク・トムリン 50
OC マット・カナダ 50
DC テリル・オースティン 57
AHC ジョン・ミッチェル 71

2022-06pit-01
HC マイク・トムリン

 マイク・トムリンは今年でHC就任16年目となります。現役HCの中では3番目に長いキャリアとなりました。

 ずっとQBベン・ロスリスバーガーと共にチーム作りをしてきたので、引退によりどう変わるのかは気になるところです。フランチャイズQBがすぐ定着するのか、数年かかるのか注目ですね。アシスタントHCジョン・ミッチェルもトムリンと共に16年目となります。トムリンの家老的存在です。

 OCマット・カナダは昨年就任しましたが、攻撃はうまく行ったとは言えませんでした。新QBになる今年は彼の手腕が重要となることでしょう。



 DCは昨年まで7年間務めていたキース・バトラーが勇退となり、テリル・オースティンがセカンダリー(DB)コーチから昇格となりました。鉄のカーテンを引き継ぐことができるかはオースティンの手腕にかかっています。


 ドラフト加入選手


順位 ポジション 選手名 大学名
1 20 QB ケニー・ピケット Pittsburgh
2 52 WR ジョージ・ピッケンズ Georgia
3 84 DL デマービン・レアル Texas A&M
4 138 WR カルビン・オースティン Memphis
6 208 FB コナー・ヘイワード Michigan State
7 225 LB マーク・ロビンソン Ole Miss
7 241 QB クリス・オラドクン South Dakota State

2022 Draft20
1巡目 QB ケニー・ピケット

 1巡目でQBケニー・ピケットを指名 地元ピッツバーグ大の先発QB候補として獲得しました。新フランチャイズQBとして開幕先発が期待されます。

 2巡目はWRジョージ・ピッケンズを指名 WRの層が薄くなったこともあり、3番手候補として期待されます。

 詳しくはドラフト記事を御覧ください



 ロースター


 【攻撃編】 

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   放出・離脱選手  左の番号:背番号
   補強選手     新人選手(120位まで)
SS~D:個別選手評価(OLはなし 太字は過去3年のプロボウル選出選手)
S:プロボウル級 A:エース級
B:レギュラー級 C:バックアップ級
D:未知数 R:新人
年齢は年内に到達する年齢です



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QB ミッチ・トルビスキー
 QB 



 QBベン・ロスリスバーガーが引退となり、先発QBが誰になるかまだわかっていません。1番手候補としてFAでミッチ・トルビスキーを獲得しました。ベアーズで4年間先発としてプレイしましたが定着出来ず、昨年はビルズでバックアップQBとして過ごしていました。元ドラフト2位指名選手として復活にかけるシーズンとなります。



 1巡目指名のケニー・ピケットも先発候補となることでしょう。地元ピッツバーグ大出身のQBがフランチャイズQBになったら盛り上がることでしょうね。ブラウンズファンとしてはそれをなんとか阻止したいところです。



 先発候補の一人であったドウェイン・ハスキンスは交通事故に合い不運の死去となってしまいました。チャンスがあっただけにとても残念な形となってしまいました。ご冥福をお祈りします。



 RB 
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RB ナジー・ハリス



 エースは2年目のナジー・ハリスとなるでしょう。新人年は序盤戦は苦戦しましたが、中盤戦辺りから力を発揮しだし1200ランヤードでリーグ4位という見事な記録を残しました。細かいステップから強引なパワフルなラン そしてレシーブもうまい選手です。

 昨年は307キャリーとちょっとオーバーワーク気味だったので、もう少し抑えたい。

 2番手のベニー・スネルは36キャリーとほとんどハリスに出番を奪われました。スネルががんばってくれないとハリスが潰れる可能性があるので、今年は存在感を出してほしい選手です。

 2番手候補としてジェレミー・マクニコルズも補強しています。実績としてはマクニコルズの方が上でしょう。2番手争いは加熱するかもしれませんね。



 WR 
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左 WR デオンテ・ジョンソン
右 WR チェイス・クレイプール




 3枚看板のうちの一人ジュジュ・スミスシュースターはチーフスに移籍となりました。昨年は怪我で不本意な成績となったので移籍先で復活を期すことになります。

 先発はディオンテ・ジョンソン チェイス・クレイプールの2人が確定となります。

 ションソンは昨年107レシーブ 1161レシーブヤードとキャリアハイの成績を収め初めてプロボウルに選出されました。ショートからディープまでなんでもこなせ頼りになるレシーバーです。

 クレイプールは今流行りのバカでかさを生かしたWRで、ディープスレットタイプではありますが、ランアフターキャッチもうまい選手です。ダブルエースとして更に記録を伸ばしたい。

 3番手としては2巡目指名のジョージ・ピッケンズに期待したい。長身タイプみたいなので誰がスロットになるかは難しいところでしょうね。



 TE 
 2年目のパット・フライアムースが先発となります。昨年の新人年は497ヤード 7TDとクラッチ能力を発揮したシーズンでした。頼もしいレシーバーです。OLの不安も抱えるチームなのでプロテクションの補佐としても活躍を願いたい。

 エリック・イーブロンは解雇となり、ちょっと層が薄いのが気がかりです。



 OL 
 チームスタッツを見るとOLは結構プロテクションが硬かったのでは?と思わせますが、実際はQBロスリスバーガーの球離れが早すぎてプレッシャーを回避していただけという感じでした。実際はかなりプロテクションには苦しんでいた印象です。

 ただ大きな補強はGジェームス・ダニエルスくらいで、正直不安は隠せない感はある。2年目のCケンドリック・グリーン Tダン・ムーア 3年目のGケヴィン・ドットソンの成長が見られなければ苦しみそうです。



 スペシャルチーム 
 Kクリス・ボスウェルはFG成功率90.0%と安定したキックを見せました。一時期あった不調は完全に克服した感じですね。今年も安定したキックが期待できるでしょう。

 リターナーとしてST/WRガンナー・オルシェスキーを補強しました。2020年シーズンにオールプロ選出されたスペシャリストです。今年はリターンで驚異を与えることができるだろう。



 【守備編】 

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   放出・離脱選手  左の番号:背番号
   補強選手     新人選手(120位まで)
SS~D:個別選手評価(OLはなし 太字は過去3年のプロボウル選出選手)
S:プロボウル級 A:エース級
B:レギュラー級 C:バックアップ級
D:未知数 R:新人
年齢は年内に到達する年齢です



 DL 
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DL キャメロン・ヘイワード



 キャメロン・ヘイワードはDTというポジションながら10.0サックを記録し3度目のオールプロに選出されました。中央から押し込こむ能力はリーグトップクラスでパワータイプの選手です。



 基本は3人DLを並べることもあり、クリス・ウォマリー 補強したラリー・オグンジョビが先発となることでしょう。

 ウォマリーは7.0サック オグンジョビはベンガルズで7.0サックを記録しており、DL陣だけで24サックを稼いだ強力なユニットとなりそうです。ただ昨年はランストップ面ではイマイチでしたので、そこも気をつけてほしいですね。

 ステファン・トゥイットは引退を表明しました。昨年は怪我で全休となりそこから復活できませんでした。昨年トゥイットが居なかったのがランで苦しんだ原因だったと思うので今年もその点が改善できなけばという不安がある。



 EDGE 
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EDGE T.J・ワット

画像

 エースパスラッシャー T.J・ワットはシーズン記録タイとなる22.5サックを記録し、守備MVP受賞となりました。ブラインドサイドではなく、右に配置しているので、QBとしては向かってくるのが見えるんですが、ワットをかわし切ることができないんですよね。気がついたら目の前にいるという感じです。今年も見えても交わせないサックを量産することになるだろう。

 コンビを組むのは3年目のアレックス・ハイスミスとなるだろう。昨年は6.0サックを記録しました。ブラインドサイト側のEDGEとしては物足りなさはまだあります。二桁サックを期待したい。

 EDGEの層は薄いので怪我での離脱だけは避けたい。



 LB 
 昨年はラン守備最下位となったことをうけ、FAでマイルズ・ジャックを補強しました。ジャガーズでは要の選手として、中・外のランに反応よく対応できる選手として欠かせない選手でした。いい補強ですねこれは。

 もう一人の先発はデビン・ブッシュとなります。4年目となりますが、新人年の印象からするとちょっと物足りない状態となっています。新人年がピークとならないように気を引き締めたいシーズンです。

 ロバート・スピレインは控えに回ることになるでしょう。



 CB 
 ベテランのジョー・ヘイデンとは契約せずリーバイ・ウォーレスを補強しました。昨年までビルズの先発CBとしてプレイし実績は十分な選手です。派手な選手ではありませんし、エース対応となるとビルズ時代はトレデビオス・ホワイトが居たこともあり、不安はあるかもしれません。やってみないことにはわからないかもしれません。

 コンビを組むのはキャメロン・サットン スロット対応にはジェームズ・ピエールとなることでしょう。ピエースは昨年著しい成長が見えたこともあり、今年も楽しみな選手です。

 昨年パス守備は9位と好記録を出したものの、戦力的には不安はあるメンバーかなと思います。パスラッシュとの組み合わせ次第ですかね。



 S 
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S ミンカ・フィッツパトリック



 FSミンカ・フィッツパトリックはS最高サラリーとなる4年73.6Mで契約延長をしました。2年連続オールプロ選出のリーグを代表するSなので、当然の契約ですね。反応 守備範囲の広さ ボールへの臭覚 いずれもトップレベルで総合力の高いSです。今年も最後の砦として君臨することだろう。

 SSはテレル・エドモンズ 補強したデモンテ・ケイジーの争いとなりそうです。エドモンズは派手さはなく目立たない選手ではありますが、手堅いサポートができる選手です。ただ5年目オプションを破棄し、1年再契約とチームの評価は低い感じがします。

 補強したケイジーが先発となるかなとも思います。2018年にシーズン最多INTを記録し、ボールホークなSです。派手さを考えるならケイジーが上回るでしょう。

 CBの堅実なサポートのエドモンズ 派手さのケイジー どちらを起用するか気になるところです。



 スケジュールと展望


 スケジュール 

2022スケジュール06pit

 開幕戦は同地区のチャンピオンチームベンガルズとの対決 新生スティーラーズの船出がどうなるのか気になる試合です。

 長年のライバルであるレイブンズとはWeek14と最終戦のWeek18と深いところで当たります。この時にはスティーラーズの戦力がどうなってるかわかった状態での対戦となっているでしょうね。

 正直今年は読めないチームなので、どういう戦いになるか初戦を注目したい。


 展望 

 昨年よりも良い点 
  • DLオグンジョビ LBジャックの補強でセンターラインは強化 ラン守備向上に期待
  • 1巡目QB指名はロスリスバーガー以来 ピケットの能力に期待
 昨年よりも不安な点 
  • ロスリスバーガー引退で新QBが定まるのか?
  • RBハリスの負担軽減できるRBがいるのか?
  • OLの補強が少なくプロテクションは不安
  • CBヘイデンからウォーレスになったが、エース対応誰がやる?
 やはりなんにしても開幕先発QBが誰になるかがわからないトルビスキー ピケットの争いになるとは思うが、どちらになっても次は攻撃が上手く連携がとれるかという問題の移る。とにかくQB次第となるシーズンだろう。

 そのQBをサポートするためにできればOLの補強を厚くしてもらいたかったが、あまり補強せず不安は隠せない。

 守備もCBはちょっと不安ありですが、パスラッシュとSのサポートでなんとでもなるかもしれません。今年は昨年以上に守備が頑張ってもらわないといけません

 正直現時点では未知数なチームとなっています。プレシーズンを見て見極めたい。ただ守備は強化されたとは思うので、守備が軸となるチームであることは間違いないだろう。


アメリカン・アンダードッグ