トレーニングキャンプが開始となりました。開幕までもう少しですね。


 ARIマレー 5年230Mで契約延長

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 カーディナルスQBカイラー・マレーが5年230.5M(保証160M)の延長契約に合意しました。





 マレーは今シーズン4年目のシーズンを迎え、来年5年目はオプション行使で契約。今契約は2024年からとなります。今オフはSNSにカーディナルスの写真を全消ししたり、契約しないとプレーしないなど契約交渉に不満な動きを見せており、この行動を問題視する声もありました。

チーム 選手 契約 年平均 保証
パッカーズ アーロン・ロジャース 3年$150M 50.0M 150M
カーディナルス カイラー・マレー 5年230.5M 46.1M 160M
ブラウンズ デショーン・ワトソン 5年230M 46.0M 230M
チーフス パトリック・マホームズ 10年450M 45.0M 141M
ビルズ ジョシュ・アレン 6年258M 43.0M 150M

 サラリー額は全体の2番目となる年平均サラリーとなります。ワトソンの契約がやっぱり引き合いに出されている感はありますね。こうなると一昨年に契約したパトリック・マホームズとジョシュ・アレンはかなりお買い得に感じますね。保証もマレーよりも少ないですし。

 実績からするとワトソンとマレーは実績を考えるとオーバーサラリーでしょう。ちなみアーロン・ロジャースはシーズンMVP4回なのでサラリーとしては一番もらって当然な選手だと思います。




 今回の契約の中に、週4時間の自主学習が織り込まれたとのことです。もしサボっていたら契約破棄ができるというものらしいです。どうやってチェックするのかはイマイチわかりません。学習する内容は推測ですがプレイブックなどを覚えることに使うと思われます。

 しかしなかなか聞いたことのない契約条件ですねwチーム側としてもわがままなままのマレーならばいらないという姿勢の表れなのかもしれません。


【追記】


 この自主学習については、契約から消されたみたいです。マレーがサボり癖があると報道に取られすぎたことで、マレーの尊厳に傷つけた形になってしまったのが消された原因みたいですね。まあ契約に織り込まれたら、そう捉えちゃうのも仕方がないところではありますがw

 マレーの1年の給料+2.5MでMLBのオークランド・アスレチックスのロースター全員の給料を払えるそうです。MLBは金持ち球団と貧乏球団の差が結構あるという話ですが、ちょっとアスレチックスが少なすぎる気もしますね。


 HOUメッチー 白血病の治療により
 シーズンエンド




 今年のテキサンズの2巡目で指名されたWRジョン・メッチーが白血病の診断を受け、NFI(ノンフットボールインジャリー)リスト入りとなりました。テキサンズの公式ツイッターにてメッチーの声明が公表されています。



 白血病の中でも最も治りやすいとされるAPL(急性前骨髄球性白血病)と診断されました。 素晴らしい医療を受けており、最終的に回復することを期待しています。
 今シーズンは健康と回復に専念するつもりです。応援をよろしくお願いします。

ジョン・メッチー Ⅲ

・DeepL翻訳より



 残念ではありますが、近年、競泳選手の池江璃花子さんが白血病から見事に復活したことがありました。現代医学では白血病となってもスポーツ選手として復活できる治療ができる時代なのかもしれません。なので気持ちを強くもって、時間はかかっても復活を願っています。がんばってください。


 新ルール代替ヘルメットルールで
 各チーム新ヘルメットを披露


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 今年からヘルメットのワンシェールルールの撤廃により、シーズン中にヘルメットを変更することが可能となりました。

 ということもあり、現在13チームがシーズン中数試合で使うヘルメットを公開しています。全体的に黒を基調としてヘルメットを使うチームが多い印象ですね。公開した13チーム中6チームが黒いヘルメットとなっています。

 そんななか際立っているのはベンガルズでしょう ホワイトタイガー調はなかなか思い切ったデザインでした。どの試合で使うのかは決まっていませんが、楽しみですね。

 ベアーズはほぼブラウンズだろ。


 トレーニングキャンプ開始




 ほぼ全チームが26日(日本時間27日)からトレーニングキャンプを開始しています。

長期契約を求めるベンガルズSベイツ三世がトレーニングキャンプを欠席
チーフスOTオーランド・ブラウンはホールドアウトへ
ベアーズLBスミスが希望に沿う契約を求めてホールドアウトの意向

 そんな中フランチャイズ指定後期限切れで長期契約が結べなかった ベンガルズのSジェシー・ベイツ チーフスのTオーランド・ブラウンは予想通りホールドアウトでキャンプを欠席 開幕まで解決するのか、トレードとなるのか、ホールドアウトそのまま続行となるのか注目です。

 ベアーズのLBロークアン・スミスもキャンプを欠席となりました。長期契約の交渉のためとのことです。こちらは開幕前までにはなんとか解決することにはなるでしょうね。

 ホールドアウトは見逃しているかもしれませんがこの3人みたいです。

 あとPUPリスト入りのニュースがめちゃくちゃ入ってきています。まとめはしませんがそのニュースの多い理由は下記に説明します。

 PUPリストについての説明 

 PUP(フィジカル アンネイブル トゥ パフフォーム)リスト入りとなると
  • ロースター枠から外れ人数に加算されません
  • キャンプ前にこのリストに入ると開幕までにいつでも抜け、ロースターに復帰ができます
  • キャンプが始まった後にリスト入り キャンプ前に入ったけど開幕まで抜けられなかった場合は開幕から4試合はこのリストから抜けることは出来ません
  • ちなみに昨年までは6試合でした。ルール変更で4試合になっています
 というルールのリストとなっています。なのでキャンプ前にPUPリスト入りのニュースがバンバン入っている理由は今入っておかないと利点がないです。


 スーパーボウルリング完成



 スーパーボウル王者ロサンゼルス・ラムズのリング贈呈イベントが行われ、選手・首脳陣・スタッフに送られました。ダイヤが散りばめられ、例年通り豪華ですね。

 ロゴマークの下にはホームスタジアムのsofiスタジアムが表れます。開く形式ではなく、上が取れるっぽいですね。

 よく引退後に破産になってリングをオークションで売るという話も聞くことがあるので、みなさんそうならないように今後の人生を送ってください。



 7/17~28までの契約・引退のニュース

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バッカニアーズがWRフリオ・ジョーンズと1年契約
バッカニアーズが元バイキングス、ジャイアンツTEのカイル・ルドルフと1年契約へ
ワークアウトを経てブラウンズが元1巡目指名QBのジョシュ・ローゼンと契約

 バッカニアーズはWRフリオ・ジョーンズ TEカイル・ルドルフと1年契約 どちらも昨年は苦戦したベテラン選手です。実績は折り紙付きなので、QBトム・ブレイディのフェイバリットターゲットとして復活を期すシーズンとなります。

 特にフリオ・ジョーンズの全盛期はリーグNo.1レシーバーの呼び声もあった選手なので復活が見たいですね。同地区には古巣のファルコンズがおり、古巣との対戦も注目となることでしょう。

 そういえば、フリオのスーパーボウル制覇を阻んだのが当時ペイトリオッツのブレイディだったな・・・

 QBジョシュ・ローゼンはブラウンズと1年契約となりました。ローゼンは2018年ドラフト1巡目選手で、カーディナルスに指名されましたが、1年でトレードとなり、定着できずにいました。今年はブラウンズでワークアウトを行い契約となりました。

 ただドラフト時に「ブラウンズには指名されたくない」という意味合いに聞こえる発言をしていました。後に誤解だったという話となりましたが、個人的にはこの悪い印象が強く残っていました。メイフィールドの「勝ちたいなら俺を指名しろ!」という発言と対照的でしたしね。今年はメイフィールドが去り、ローゼンが加入。フロントはファン心理がほんと読めてないなぁと感じる補強となりました。



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シーホークスRBクリス・カーソンが首の負傷の影響で引退を決断
2度のスーパーボウルウイナーであるWRダニー・アメンドーラが引退
ファルコンズに加入したばかりのDTゴールドマンが引退の意思を表明
LBのK.J.ライトがシーホークスとの1日契約を経て引退へ

 シーホークスのRBクリス・カーソンはフィジカルチェックで首の負傷が影響で通過できず、解雇となってしまい、その解雇をきっかけに現役引退を決断しました。1000ヤードランを2回記録したエースRBだっただけに27歳で引退は残念ですね。RBの消耗度の過酷さも感じるものとなりました。お疲れさまでした。

 ペイトリオッツで2度スーパーボウル制覇に貢献した、WRダニー・アメンドーラが引退を表明しました。スロットレシーバーとして、小兵選手特有の捕まえにくさで、安定したレシーブもあり頼りになるレシーバーで、記録より記憶に残る選手でした。おつかれさまでした。

 今オフにファルコンズに加入していた。DLエディ・ゴールドマンがトレーニングキャンプが始まる前に引退となりました。ファルコンズとしては先発として計算してたであろう選手だったので。痛手ですね。

 LB K.J・ライトはシーホークスと1日契約をし引退となりました。シーホークスの守備の要としてスーパーボウル制覇に貢献 プロボウルにも1回選出された選手でした。昨年はレイダースに移籍となりましたフィットせず、今年は未所属で引退を決意したようです。

 最後はHCピート・キャロルと熱い抱擁。いい光景ですね。お疲れさまでした。

 49ersはEDGEディー・フォードを解雇しました。ここ2年間で出場したのはわずか7試合と怪我に泣かされたことが原因のようです。昨年は6試合で3.0サックを記録しており、怪我さえ問題なければ、まだ力は残しているかもしれません。起用するチームはあらわれるのか?


今シーズンの移籍・解雇・引退をチーム別にまとめたスプレッドシートはこちらです



 その他のニュース


・PHIアレンの世界陸上



 今年のドラフト外でイーグルスに入団したWRデボン・アレン カレッジ時代にアメフトをやっていましたが、その後は陸上専門となっていた選手です。

 アレンはメダル候補で110mハードルの決勝に見事進出。そして決勝 なんとフライングで失格となってしまいました。ただ合図前に飛び出したわけでなく、合図のピストルから0.099秒で反応する超好スタートでした。

 しかし現在の陸上では0.1秒以下で反応するのは人間の能力では不可能ということで、フライング判定となるルールとなっており、好スタートなのに失格となる残念な結果となってしまいました。

 この基準は本当に正しいのか?それを問われる時代となっているとは思います。残念な結果ですが、一つの疑問を提議するいい機会になったのかもしれません。ただアレンにとっては今年にかけていたので溜まったものではないでしょうけど。。。。

 気持ちを入れ替えてイーグルスのロースター生き残りを掛けて勝負がはじまります。リターナーとして結果を残せは十分ロースター圏内でしょう。


・INDレオナード「シャキールと呼んで」



 コルツのLBダリウス・レオナードは記者とのインタビューにてミドルネームの「シャキール」と呼ばれたいと発言

 ダリウスの名前は昔から怒られる時だけ呼ばれていたから嫌なんだそうです。ミドルネームを選手名にする選手は多々居ます。ただダリウスでもうこちらとしては慣れてしまってるからなぁ。

 昔元ベンガルズWRチャド・ジョンソンが急にチャド・オチョシンコ(オチョシンコはスペイン語で85)と名字を変えた時はインパクトのある名前だったので覚えやすかったですがね。なんかインパクトのあるミドルネームに変更したら呼ばれやすくなるんじゃないんですかね。



・ピーターソンvsベル 延期に



 7月30日になぜかボクシングで対決すると発表されていた、RBエイドリアン・ピーターソンvsRBレベオン・ベル その対決する大会のメインイベントが中止となったのを受け、イベント自体が延期となってしまったようです。

 対戦自体はいずれ行うつもりのようで、ちょっと内容と結果が気になる対決です。近い内に日程が決まってほしいですね。


・GBディロン 首刈りタックル

 パッカーズのRB A.J・ディロン 野球のマイナーリーグの試合前のイベント?で魚のマスコットとタックル対決をしました。

 ディロンは見事に魚の頭をぶっ飛ばすタックルを見せました。今年も突進力は衰えないところをしっかり発揮しました。キャンプ前に調整もばっちりですね。


・CINバロウ手術



 ベンガルズQBジョー・バロウがキャンプ序盤を欠席して盲腸の手術を行うそうです。

 これは大変です。ベンガルズのOLのプロテクションは補強したもののまだ不安です。サックされて盲腸の傷が広がる懸念があります。”ブラウンズファンとしての意見”はバロウの今後の選手生命のためにも今シーズンは無理せず休むべきです。無理しないことが大事です!せめてEDGEギャレットのいるブラウンズ戦は避けるべきです!