今年もブラウンズとナイトゲームの浅めの展望を行っていきます。

ブロンコス@シーホークス
 (9/13 9:15)DAZN


各試合の詳しい怪我人状況は
https://www.nfl.com/injuries/league/2022/REG1
https://www.espn.com/nfl/injuries
などでご確認ください

 ブロンコス@シーホークス

2022week01-04-2
 Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
 D ダウトフル(出場確率25%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLの評価は昨年のPFFグレードです(昨年の先発のみ)
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位



 DENウィルソン 開幕戦から古巣と対決

2022week01-04-14

 今年シーホークスからブロンコスにトレードで移籍となったQBラッセル・ウィルソン 開幕戦でいきなり古巣との対戦となりました。

 ラッセル・ウィルソンはシーホークスで1度のスーパーボウル制覇 2度のスーパーボウル進出 8度プレーオフに導いたシーホークスの象徴と言っていい選手でした。チームとしては快く移籍を認めた円満なトレードだったと思います。

 ただ勝負は勝負ですので、敵となったウィルソン相手に新生シーホークスがどれだけ対抗できるのかが注目となるでしょう。ずっと指揮していたシーホークス ピート・キャロルHCはウィルソンの手の内を熟知してるでしょうし。どう対策を打つのかは見どころとなるでしょう。

【今シーズンのチームスタッツ】
2022week04-03
  TOP10    WORST10
2022week01-04-4



・ブロンコスO# vs シーホークスD#

 パス 

 ブロンコスはQBさえいればと何度も言われていたチームで、今年はQBにラッセル・ウィルソンを獲得。2015年シーズンにスーパーボウル制覇後ペイトン・マニングが引退 その後からプレーオフは遠ざかっています。ウィルソンがブロンコスのラストピースとしてプレーオフに導けるかが今年の注目点となることでしょう。

 ターゲットはTEノア・ファントの移籍 WRティム・パトリックのACL断裂でのシーズンエンドなど、ちょっと層が薄くなってしまいましたが、高さのとスピードのエースWRコートランド・サットン 安定感のあるレシーブを見せるWRジェリー・ジュディの2人がメインターゲットとなることでしょう。ジュディがなかなか殻を敗れない印象があるので、ウィルソンのパスでブレイクもらいたい。

 シーホークスのパス守備は昨年31位と低迷。補強はしたもののCBは昨年よりも更に格落ち感が否めません。ただSクアンダー・ディグス ジャマール・アダムスはリーグトップクラスの選手でCBをしっかりサポートしてくれればなんとか崩壊は防げるかもしれません。正直サットンと1対1で勝てる選手が居なさそうなので、ダブルカバーするしかないだろう。

 ブロンコスの信頼できるターゲットの枚数は少なくなりましたが、それでもウィルソンのパスならブロンコス有利となるかなと思います。

 ラン 

 今年もRBジャボンテ・ウィリアムス メルヴィン・ゴードンが出場を分け合い、チームのランを牽引していきます。今年はパスの警戒度が上がることもあり、ランがさらに記録を伸ばす可能性があるでしょう。

 シーホークスはDLは強化されましたが、LBボビー・ワグナーの解雇でLBが心もとない戦力となってしまいました。EDGEのランストップ能力も昨年よりも落ちている印象もあり、戦力的には乏しい印象を受けてしまいます。

 ブロンコスが優勢と見ます。ラン重視の試合展開になる可能性も十分あるでしょう。

 OL vs パスラッシュ 

 OLのユニットとしては補強したGトム・コンプトンがPUPリスト入りで出遅れ、現状は昨年と戦力的には変わらないでしょう。ただQBラッセル・ウィルソンは逃げながらターゲットを見つけることに長けていることもあり、ある程度プロテクションが保っていればなんとかするQBです。

 シーホークスのパスラッシュはEDGEダレル・テイラーがブレイクしてくれることを願う布陣です。ウチャナ・ヌォソウを補強していますが、やはりテイラーの成長がなくてはならないだろう。QBウィルソンを捉えられるかはなんとも言えないところです。ただピート・キャロルHCが何も策を打たないで戦うことはなさそうなので、そこに期待したい。

 こちらもブロンコス有利とします。


・ブロンコスO# vs シーホークスD#

 パス 

 先発QBはジーノ・スミスとなりました。昨年はラッセル・ウィルソンの代役として3試合先発で1勝を挙げました。派手さは無いものの、大きなミスはしないというのが特徴かなと思います。

 WRタイラー・ロケット D.K・メトカーフのタンデムはリーグ屈指のレベルです。それに加えTEノア・ファントも加入したことで、ターゲットはリーグトップクラスの布陣と言って過言ではありません。このレシーバー陣を活かせれば勝機は見えてきます。

 ブロンコスは2年目のCBパトリック・サーテインのさらなる飛躍が期待されています。今年もCBロナルド・ダービーとのコンビ そしてSはジャスティン・シモンズ カリーム・ジャクソンリーグトップレベルのDB陣となっています。昨年はリーグ8位のパス守備となっており、その戦力を維持できたのは非常に大きいです。ロケット・メトカーフと互角にやりあえるユニットと言えるでしょう。

 正直QB次第ではありますが、このDB陣を打ち破るのは相当難しい。ブロンコス有利とします。

 ラン 

 RBクリス・カーソンが引退となり、そのカーソンの代わりを務めるのは新人RBケネス・ウォーカーとなることでしょう。正直本番を見てみないことにはわかりません。やってみるまでは未知数かなと思います。

 ブロンコスはフロント7はある程度入れ替えはあったものの、しっかり補強シています。DL D.J・ジョーンズ LBアレックス・シングルトンの新加入勢がラン守備で補強効果を発揮してくれることに期待したい。戦力的には昨年と同じくらいかなと感じます。ちなみに昨年のラン守備は8位と好成績ですので、維持ができていれば優勢とみたいところです。お互い未知数な部分が多いところもあるのでブロンコス有利ぐらいでとどめておきます。

 OL vs パスラッシュ 

 昨年かなり課題が大きかったOL 今年は両Tを新人で固めるという大胆な入れ替えを行いました。この冒険的補強が吉とでることに期待をしたい。PFFランクは32位の最下位となっていますが、新人のパフォーマンスがまだわからないので、そこまで宛に出来ないかなとは思います。

https://www.pff.com/news/nfl-offensive-line-unit-rankings-tiers-2022

 ブロンコスはEDGEランディー・グレゴリー 新人ニック・ボニートを獲得。新パスラッシュユニットで今年は戦うこととなります。ただ軸としては5年目のEDGEブラッドリー・チャブが中心人物となってもらわないと困ります。昨年は怪我とは言え7試合でサック0に終わっています。チャブの復活こそがブロンコス守備のキーポイントとなるでしょう。

 この対決もシーホークスのOLが未知数なのでなんとも言えないところはあるが、昨年までのことを考えるとブロンコス優勢よりの有利ということにしておきます。



 勝敗予想 
 予想はブロンコス勝利とします。

 正直今年のシーホークスはまだ未知数な部分が多く、本番を見てみないことには評価し辛い戦力状況となっています。なのでブロンコスにフルマークとなってしまいました。戦力差はかなりある対決ですが、名将ピート・キャロルHCが手の内を知っているQBラッセル・ウィルソンに対して抵抗なくボロ負けするという印象もないのも確かです。何か策を打ってきて、好勝負になることを期待しています。



 全試合勝敗予想(昨年 175-96 的中率.646)

昨年はわりと的中していた勝敗予想。今年もなるべく全部やれたらと思います。完全自己満足でやっていきます。

Week1
ビルズ ラムズ
セインツ ファルコンズ
49ers ベアーズ
スティーラーズ ベンガルズ
イーグルス ライオンズ
ペイトリオッツ ドルフィンズ
レイブンズ ジェッツ
ジャガーズ コマンダース
ブラウンズ パンサーズ
コルツ テキサンズ
ジャイアンツ タイタンズ
パッカーズ バイキングス
チーフス カーディナルス
レイダース チャージャース
バッカニアーズ カウボーイズ
ブロンコス シーホークス

 アップセットとして予想したのはライオンズ テキサンズあたりでしょうか。あとは無難なところかもしれません。