今週のマンデーナイトはダブルヘッダーとなっています。
少し前まではWeek1のマンデーナイトがダブルヘッダーでしたが今年は移動になりました。理由はわかりません。



各試合の詳しい怪我人状況は
https://www.nfl.com/injuries/league/2022/REG2
https://www.espn.com/nfl/injuries
などでご確認ください

 タイタンズ(0-1)@ビルズ(1-0)

2022week02-04-2
 Q 
クエッショナブル(出場確率50%)登録
 D ダウトフル(出場確率25%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLの評価は昨年のPFFグレードです(昨年の先発のみ)
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位



 AFCの今年を占う一戦

2022week02-04-1
 昨年の第1シードタイタンズ AFC東2連覇中のビルズ 今年のAFCを占う試合となることでしょう。

 ただ開幕戦は対照的な試合となりました。タイタンズはジャイアンツにまさかのアップセットを食らういきなり躓きました。対するビルズは昨年のチャンピオンチームのラムズ相手に快勝。攻守ともに安定しており、下馬評通りの力を発揮しました。

 流れは完全にビルズですが、タイタンズは実力的に止めることができるチームだと思います。ここでAFCを混戦に持っていけるか、最初の分岐点となる試合になりそうです。

【今シーズンのチームスタッツ】
2022week02-04-3
  TOP10    WORST10
2022week02-04-4



・タイタンズO# vs ビルズD#

 パス 

 タイタンズの開幕戦はQBライアン・タネヒルは結構苦しんだ印象が残りました。WR A.J・ブラウンの抜けた一発の恐怖が抜けたことで薄れ、ショートパスが中心の攻撃となってしまいました。そんな中伏兵の5巡目指名WRカイル・フィリップス RBトンドレル・ヒリヤードが活躍はしてくれました。ただ2TDのヒリヤードはこの試合欠場となってしまいました。元ブラウンズの選手だったのでそのまま勢いに乗ってほしかったのですが残念です。

 ただチームとしては補強したWRロバート・ウッズ 1巡目指名WRトレイロン・バークスが活躍する展開にならないと攻撃が進展しないだろう。この2人のターゲットが活躍できるかがこの試合の注目ポイントとなるだろう。

 ビルズのパス守備はCBトレデビオス・ホワイトの離脱で不安はありましたが、ラムズ戦ではWRクーパー・カップ以外は封じることに成功しました。カップも一発をくらわないようにしっかり止めていましたし上々のスタートとなりました。Sコンビのマイカ・ハイド ジョーダン・ポイヤーを中心としたパス守備が上かなと思います。

 ラン 

 開幕戦のRBデリック・ヘンリーは22回82ヤードと、ヘンリーとしては平凡な記録で終わった試合でした。まだ試運転状態で迫力はまだ感じないランだったかなと思います。ジャイアンツの守備が元気でそれに押された感じもしました。

 ビルズはラムズ戦のランは52ヤードに抑え込みました。ラムズ自体がパス主体のチームなので、しっかり仕事はこなせたというところでしょう。ただこの試合DLエド・オリバーが欠場 DLティム・セトルも欠場濃厚となっており、DLローテーションがPS補充で上げてくるメンバーとなりそうです。中央突破の強いRBヘンリーのランに対してこの選手状況は痛いの一言でしょう。タイタンズ有利とみます。

 OL vs パスラッシュ 

 タイタンズのプロテクションは開幕戦は良かったという印象です。それだけにもう少し奥のターゲットに投げて通らなくても守備の範囲を広げてほしかったなぁという感じでしたね。
 ビルズは開幕戦でラムズのQBマシュー・スタッフォードに7サックと驚異を与えました。新加入のEDGEボン・ミラーが2.0サックを記録し守備を牽引 DL EDGEの1列目が全員活躍したんじゃないの?という感じの素晴らしいパスラッシュを見せました。この勢いでビルズ優勢よりの有利としたい。


・ビルズO# vs タイタンズD#

 パス 

 QBジョシュ・アレンは297ヤード 3TD レーティング112.0と素晴らしいスタートとなりました。ホットラインのWRステフォン・ディグスは122ヤード 1TDと期待通りの結果を残しています。2番手のWRガブリエル・デイビスも88ヤード 1TDとこの2枚看板でパス攻撃を牽引していくことでしょう。どちらも一発の驚異のあるレシーバーです。ただデイビスがクエッショナブルとなっているので、欠場となった場合はちょっと痛いかも。

 2INTは喰らいましたが不運な面もありましたので、気にしなくていいでしょう。

 タイタンズのパス守備はジャイアンツ戦で一発を食らって試合の流れがおかしくなった試合でした。ジャイアンツよりもかなり強力なパス攻撃となるビルズ相手にはかなり苦しいかなと。CBクリスチャン・フルトンも欠場ですし。ビルズ優勢とします。

 
 ラン 



 ランでもQBジョシュ・アレンが1TDを記録し攻撃を牽引しました。パス中心の攻撃でしたがRBデビン・シグレタリーはまずまずなパフォーマンスだったかなと思います。ただRBザック・モス 新人RBジェームス・クックは1ファンブルロストづつ記録しており、ボールセキュリティに不安をのぞかせた試合となりました。

 タイタンズはジャイアンツのRBサクソン・バークリーにボロボロにされてしまいました。開幕戦敗因はラン守備だったと思います。ただバークリー級のランはないのでこの試合はしっかり止めきりたい。特にQBアレンのランには要注意です。こちらもビルズ有利につけます。ただランで勝負という試合にはならなそうですけどね。タイタンズとしてはファンブルでターンオーバーを誘発したい。


 OL vs パスラッシュ 

 ビルズOLはラムズ相手になかなかいいプロテクションだったと思います。DLアーロン・ドナルドが大暴れとならなかっただけで、十分仕事をしたと思います。

 タイタンズはジャイアンツ相手に5サックを記録 EDGEハロルド・ランドリーのシーズンエンドでどうなるかと思いましたが、DLジェフリー・シモンズ と2年目のEDGEラシャード・ウィーバーが2サックと上々のスタートとなりました。未知数のウィーバーという選手が出てきたことは収穫ですね。シモンズをドナルド同様に抑え込めるかが見どころとなるでしょう。互角と見ます。



 勝敗予想 
 予想はビルズ勝利とします。

 開幕戦の状態を見ると、ビルズを負かすチームは当分現れないかもしれないなぁと感じる試合でした。開幕戦敗れたタイタンズではちょっと止めるのは難しいでしょう。ただRBデリック・ヘンリー無双が始まればチャンスはあるでしょう。そこがどうなるかも見どころになる試合となるでしょう。




 バイキングス(1-0)@イーグルス(1-0)

2022week02-05-2
 Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
 D ダウトフル(出場確率25%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLの評価は昨年のPFFグレードです(昨年の先発のみ)
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位



 開幕戦激勝で波に乗るNFC対決

2022week02-04-1
 バイキングスはパッカーズに完勝 イーグルスはライオンズに殴り勝つ激勝で勢いに乗った状態でのマンデーナイトでの対戦となります。

 どちらもエースWRが自慢で、バイキングスはWRジャスティン・ジェファーソン イーグルスはWR A.J・ブラウンと両エースレシーバーがどれだけ攻撃を牽引するかが鍵となる試合かなと思われます。できれば殴り合いで大量得点となる試合が見たいですね。

【今シーズンのチームスタッツ】
2022week02-05-3
  TOP10    WORST10
2022week02-05-4



・バイキングスO# vs イーグルスD#

 パス 

 QBカーク・カズンズは開幕戦277ヤード 2TD レーティング118.9と見事な成績を収めました。このパフォーマンスを安定して出せればプレーオフは間違いないでしょう。それだけ完璧な試合運びだったと思います。
 エースのWRジャスティン・ジェファーソンは184ヤード 2TDと開幕から大暴れとなりました。ほんと安心感があって一発もあるなんでもできるレシーバーですね。このホットラインがこの試合でも炸裂することを期待したい。

 イーグルスはライオンズ戦勝ったけ正直ど殴られすぎましたね。新加入のCBジェームス・ブラッドベリーがPick6を奪い鮮烈なデビューとなりましたが、後半勢いの押された守備は改善が必要かなと思います。バイキングス有利にあげます。

 ラン 

 RBダルビン・クックが90ランヤードと上々のスタート 2番手のアレクサンダー・マティソンとしっかり出場をわけあってラン攻撃もしっかり仕事をしました。クックが怪我さえしなければラン・パスバランスの良い攻撃が続けられることでしょう。

 イーグルスはライオンズRBデアンドレ・スイフトのランに完全に翻弄された試合でした。LB陣がちょっと戦力が薄いところが完全に露呈されてしまった試合だったかなと。クック相手にも苦戦は必至かと思われます。こちらはバイキングス優勢と見ます。

 OL vs パスラッシュ 

 バイキングスのOLはQBカズンズがまったく慌てることがなく、いい仕事をしていた印象です。この調子でこの試合もしっかりプロテクションしていきたい。ランブロックもいい感じだったと思います。新人Gエド・イングラム加入で強化されたと言えるでしょう。

 イーグルスのパスラッシュは開幕戦さほど目立った印象はありませんでした。新加入のEDGEハーソン・レディックの加入効果はまだ感じられていません状態としてはバイキングス有利かなと。レディックのパフォーマンスが上がってくれば互角かなと思います。



・イーグルスO# vs バイキングスD#

 パス 

 新加入のWR A.J・ブラウンは開幕戦のライオンズ戦で10レシーブ155ヤードレシーブと期待に大きく応えました。QBジェレン・ハーツとの連携は問題なくこれからも活躍が期待できそうです。ただ2年目のWRデボンタ・スミスがキャッチなしだったのがちょっと気になるところですね。2人とも活躍している姿が見たいところです。

 QBハーツのパスはこのパフォーマンスが維持できるのであれば、かなり期待できるでしょう。今年の攻撃は進化しそうですね。

 バイキングスのパス守備はパッカーズを抑えたことで自信がついたかもしれません。正直なところまだ評価を上げるには数が足りません。今回WRブラウン スミスを封じることができれば本物でしょう。とりあえず現段階ではイーグルスが有利と見ます。

 ラン 

 ライオンズ戦合計で216ランヤードと今年もラン攻撃が主軸となると思われる攻撃でした。QBハーツがまず90ヤード1TDと今年もモバイルタイプのままプレイするようです。今のところ怪我にも耐性があるように感じるので、無茶せず1000ヤードランを目指してほしいですね。

 RBマイルズ・サンダースも96ヤード1TDと順当なスタートを切りました。チームで4つのTDランを決めており、REDZONEでのランの強さはリーグ最強クラスかもしれませんね。この試合もラン攻撃モメンタムを引き寄せたい。

 バイキングスは111ヤード喪失 新加入のLBジョーダン・ヒックスが14タックルとロングゲインはさせないラン守備でした。今回のイーグルスはオプション系のプレイからのランが多いところもあり、外へのランの対応が重要と思われます。DB陣のランサポート能力が試される試合となるかもしれませんね。ここはイーグルスが優勢かなと思います。


 OL vs パスラッシュ 

 イーグルスのOLはプロテクションもランブロックも良かったです。特に中央の押し込みで勝っており、中央のランが出しやすかった試合でした。この試合もランが出しやすいブロックが期待されることでしょう。QBハーツのモビリティもあり相当プレッシャーをかけない限り捕まえるのは難しいだろう。

 バイキングスは開幕戦 復活したEDGEダニエル・ハンター 新加入のEDGEザデリアス・スミスが1サックづつ チーム合計で4サックを記録しました。パッカーズのOLが離脱者が多かったおかげもあったかなと思います。現時点ではこちらもイーグルス有利とします。



 勝敗予想 
 予想はバイキングス勝利とします。

 バイキングスの攻撃が開幕戦の状態を維持できていれば間違いなく勝利となることでしょう。でもそういう安定感がいままでなかったこともあり、勝利予想とは言えまだ懐疑的ではあります。イーグルスの爆発力も捨てきれない状態ですしね。個人的には派手な殴り合いがみたいですが、そう思う試合って結構普通の試合になることが多いかも。今回はカズンズを信用してみます。



 全試合勝敗予想(5-10 的中率.333)


Week2
チャージャース チーフス
ジェッツ ブラウンズ
コマンダース ライオンズ
バッカニアーズ セインツ
パンサーズ ジャイアンツ
ペイトリオッツ スティーラーズ
コルツ ジャガーズ
ドルフィンズ レイブンズ
ファルコンズ ラムズ
シーホークス 49ers
ベンガルズ カウボーイズ
テキサンズ ブロンコス
カーディナルス レイダース
ベアーズ パッカーズ
タイタンズ ビルズ
バイキングス イーグルス

 開幕戦で無難とはなんなのかという感じではありました。今回はアップセットとしてはシーホークス テキサンズあたりですかね。勢いが続くかと言われると去年は勢いに騙された感じがあるので自信はないですね。

 先週の予想結果 

Week1
ビルズ ラムズ  × 
セインツ ファルコンズ
49ers ベアーズ ×
スティーラーズ ベンガルズ ×
イーグルス ライオンズ ×
ペイトリオッツ ドルフィンズ ×
レイブンズ ジェッツ
ジャガーズ コマンダース ×
ブラウンズ パンサーズ ×
コルツ テキサンズ -
ジャイアンツ タイタンズ ×
パッカーズ バイキングス ×
チーフス カーディナルス
レイダース チャージャース
バッカニアーズ カウボーイズ
ブロンコス シーホークス ×

 開幕戦はひどい予想でした。かなり見誤った予想でしたね。なんとか盛り返して5割近くにまずは戻さねば。