Week2も劇的な試合が多く、大変楽しいシーズンが続いています。ブラウンズの結果以外はね!


週間MVP追記しました

 試合結果と気になった試合のまとめ


Week2
チャージャース  24-27  チーフス
ジェッツ 31-30 ブラウンズ
コマンダース 27-36 ライオンズ
バッカニアーズ 20-10 セインツ
パンサーズ 16-19 ジャイアンツ
ペイトリオッツ 17-14 スティーラーズ
コルツ 0-24 ジャガーズ
ドルフィンズ 42-38 レイブンズ
ファルコンズ 27-31 ラムズ
シーホークス 7-27 49ers
ベンガルズ 17-20 カウボーイズ
テキサンズ 9-16 ブロンコス
カーディナルス 29-23
(OT)
レイダース
ベアーズ 10-27 パッカーズ
タイタンズ 7-41 ビルズ
バイキングス 7-24 イーグルス

 今週も劇的な試合が特にAFC北が関わる試合で多かったですね。AFC北の試合は下の項目で取り上げております。今回は4試合を軽くまとめておきます。


 カーディナルスが20点差をひっくり返してレーダースに勝利 

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 カーディナルスがレイダースにオーバータイムの末、大逆転勝ちとなりました。

 試合は序盤からレイダースペースで、前半は0-20で終了 正直カーディナルスは何もできず大丈夫かという立ち上がりでした。3Q序盤まではレイダースペースは代わりませんでしたが、1本カーディナルスが返してから少し試合の展開が変わっていった印象です。

 7-23となり 4Qでカーディナルスがギャンブル失敗したところで勝負あったかと思われましたが、残り2分でTD+2p レイダースの攻撃を止めた後最後の最後でTD+2pを決めなんと4分で16点差を追いつきました。ちょっとレイダースはこの2つのドライブでの反則が痛すぎました。ギャンブルを止めたのに反則でなしになったりと、勝てるところでやらかしたがなぁ。

 オーバータイムでレイダースがFGレンジに近づき今度こそ勝利と思われましたが、WRハンター・レンフロウのボールをLBアイゼア・シモンズがヒットで掻き出し、リカバーしたCBバイロン・マーフィーがリターンTDという劇的大逆転勝利となりました。レイダースはショックが大きい2連敗となりました。

 お互い反則が多かったのは反省点ですが、カーディナルスの見事なカムバックでしたね。旗から見ていて面白い試合でした。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=N5ko_NNMuPE



 チーフスが同地区対決を制し2連勝 

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 今シーズン初のサーズデイナイトフットボールはAFC西同地区対決 チーフスが逃げ切り勝ちとなりました。

 序盤はチャージャースペースで、比較的チーフスのQBパトリック・マホームズのパスを封じ3Qには2ポゼ差の10点差をつけていました。しかし3QにWRジャスティン・ワトソンのTDレシーブで同点にし、4Qで7巡目指名CBジェイレン・ワトソンが99ヤードインターセプトリターンTDで逆転と、伏兵選手の活躍でチーフスが勝利となりました。未知数な選手によって救われたチーフスは開幕2連勝となっています。

 チャージャースは中盤からちょっと流れが悪くなってしまいました。試合終盤にはQBジャスティン・ハーバートが脇腹を痛めました。幸い軟骨の骨折で次週の出場も可能性があるようです。中盤からやり直したい試合でしたね。


 チャージャースはターンオーバーのチャンスを2度反則 2つドロップしたのがもったいなかったですね、このうち一つでもターンオーバーになっていればチャージャースは勝っていたかもしれないなぁと個人的には思いました。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=mRWrvWCkRVY



 Jimmy G復帰 49ersが同地区対決を制す 

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 49ersはQBトレイ・ランスが試合序盤に負傷離脱 バックアップに回っていたQBジミー・ガロポロがリリーフし安定した攻撃で危なげなくシーホークスを撃破となりました。ガロポロは怪我からの復帰戦でしたが、ゲームメイク力は素晴らしいですね。安心できる試合運びでした。

 ランスは足首の骨折と靭帯断裂で残念ながらシーズンエンドとなるようです。次週から『Jimmy G』の完全帰還となります。49ersは開幕前にガロポロと再契約しなおしておいて正解だったかもしれませんね。

 シーホークスはブロンコス撃破の勢いを完全の止めら悔しい敗戦となりました。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=sSYd-05Vx0E



 ビルズがタイタンズを寄せ付けず 今週も圧勝 

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 ビルズが開幕戦に続き昨年のプレーオフ出場チームタイタンズに圧勝となりました。

 QBジョシュ・アレンとWRステフォン・ディグスのホットラインがとまらず148レシーブヤード3TDを記録 タイタンズD#は止める術がなかった試合でした。

 タイタンズO#も沈黙、RBデリック・ヘンリーは1TDを奪うも25ランヤードに抑えられました。今年のヘンリーは走力が今ひとつな印象です。もう少し加速がつかないと今年は平凡な成績になるかもしれません。

 ビルズは3Qまでで41点を入れ、お互い4Qは2番手QBが出場 タイタンズは新人QBマリク・ウィリスが初出場となりましたが、ちょっとお披露目という感じで片鱗は見せることはなかったです。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=XDvsaZHpt50


 その他の試合一言コメント 

コマンダース@ライオンズ 27-36
 ライオンズが快勝 2試合連続30点超えと攻撃が爆発中

バッカニアーズ@セインツ 20-10
 ロースコアゲームを制しバッカニアーズが2連勝

パンサーズ@ジャイアンツ 16-19
 ジャイアンツが接戦を制し2連勝 パンサーズは連敗

コルツ@ジャガーズ 0-24
 コルツO#が沈黙 ジャガーズが初勝利

テキサンズ@ブロンコス 9-16
 ブロンコスが苦しみながら初勝利

ベアーズ@パッカーズ 10-27
 パッカーズがランゲームで快勝 ベアーズはパッカーズ戦8連敗

バイキングス@イーグルス 7-24
 イーグルスCBスレイが2INT 攻撃も好調でイーグルス2連勝

 今週のブラウンズ

 ラスト2分で2ポゼ差をひっくり返され大逆転負け 

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 ブラウンズはこの試合QBジャコビー・ブリセットのパス攻撃が好調 開幕戦上手く合わなかった新加入のWRアマリ・クーパーに9回108ヤードとホットライン初形成となりました。ランもRBニック・チャブ カリーム・ハントはしっかり仕事をし、チャブが3TDと開幕戦とは違い気持ちのいい攻撃ができていました。

 しかしジェッツもQBジョー・フラッコが好調 新人WRギャレット・ウィルソンとの連携が素晴らしく、同じく新人RBプリース・ホールもいい仕事をしていました。

 それでも試合残り2分で2ポゼ差をつけたブラウンズの勝利と思われた試合だったんですが、そこから返しでWRコーリー・デービスへの1発を食らい オンサイドキックを止めればまだ勝利だったんですが、まさかのオンサイドキックも決められ、そのモメンタムを引き寄せWRギャレット・ウィルソンがTDを奪い大逆転勝利となりました。

 まあ酷い負け方となりましたね。今のところ好守の噛み合わなさが半端ないですね。DBの連携は昨年の最初に戻ってしまいました。もうやり方忘れたのか。せっかくジョー・ウッズDCに掌返ししたのに、また掌を逆に返しそう。。。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=oT0-zDpuIIk

【Week2の結果速報記事】


 今週のAFC北まとめ


 イッツ・ミラクル!21点差を逆転されレイブンズがドルフィンズに敗戦 

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 レイブンズがドルフィンズに大逆転負けとなりました。

 レイブンズはWRデビン・デュバネイのキックオフリターンTDとスタートダッシュを決め、前半で21点差をつけ、QBラマー・ジャクソンの独走TDなどでそのリードを3Qまで保ったままで楽勝かと思われました。

 しかし今年のドルフィンズの攻撃を舐めたわけではないですが、4Qから猛攻を開始 QBツア・タゴバイロアからWRタイリーク・ヒルへ2つのロングボムTDが繋がりまさかの同点、そして最後の攻撃ドライブでWRジェレン・ワドルへの逆転TD 4Qで21点差を跳ね返す28点を取り大逆転勝ちとなりました。レイブンズとしてはまさかの負け。ちょっとヒルへの警戒度が足りなかったとしか言いようない試合だったかなと。

 しかしドルフィンズの攻撃は予想以上に恐ろしいですね。QBツア・タゴバイロアも覚醒している感じもあります。WRタイリーク・ヒルに年30M払った価値は十分感じられる2連勝です。今後対戦するチームは要注意ですね。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=c4Dt6F0ykvA



 ベンガルズ 伏兵に惜敗 

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 ベンガルズは代役QBクーパー・ラッシュ先発となったカウボーイズにまさかのサヨナラFG負けで開幕2連敗となりました。

 QBラッシュは思いの外いいパスを投げており、WRノア・ブラウンとの相性が良かったですね。前半で17点奪取しましたが、後半は防戦一方になったのは課題となりますが、よくやりました。

 ベンガルズは今年補強したOLが現在苦戦中 この日もQBジョー・バロウは6サックを浴びました。カウボーイズのLBマイカ・パーソンズに2サックと暴れさせてしましました。ちょっとOLがまだチームにフィットしていない状況のようです。戦力としては問題ないのでその内合ってくるとは思いますがね。てかブラウンズとの対戦の時までこのままで居てほしいが。

 試合は最後カウボーイズCBトレボン・ディグスがベンガルズの更新を止めたのが大きかったですね。返しの最後のドライブでKブルット・マーハーが50ヤードを決めサヨナラとなりました。

 カウボーイズよくやった!

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=Jx1u4m3kSD0



 スティーラーズ力なくペイトリオッツに敗戦 

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 スティーラーズの攻撃が沈黙 ペイトリオッツが接戦を制しました

 お互い攻撃が苦しんでる印象の中1発と相手のミスでペイトリオッツがセーフティリードとなったという印象の試合でした。そのスティーラーズでミスしたのがペイトリオッツから移籍したリターナー ガンナー・オルシェスキーのマフからのターンオーバーだったというのもなんとも。。。

 スティーラーズは開幕戦でEDGE T.J・ワットが離脱となったこともあり、パスラッシュもうまく行きませんでした。この試合サック0で終わっています。ペイトリオッツのQBマック・ジョーンズも決して調子が良かったわけではなくターンオーバーチャンスはあったものの物にできなかった試合でした。

 守備も問題ですが攻撃ですよねQBミッチ・トルビスキーの攻撃がほんと進まない。一発の恐怖がないというのもあり、相手の守備に負けている印象です。近い内に新人QBケニー・ピケットの出場があるかもしれませんね。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=J9a6Sark83s

 勝敗表 

シード AFC 北地区

ブラウンズ 1 1 0

レイブンズ 1 1 0

スティーラーズ 1 1 0

ベンガルズ 02 0

 ということで全チーム敗戦となりました。良かったと喜んでいる場合ではない。全チーム反省の週でした。

 Week3の対戦
・スティーラーズ@ブラウンズ(TNF)
・ベンガルズ@ジェッツ
・レイブンズ@ペイトリオッツ


 今シーズン最初の同地区対決がサーズデイナイトゲームで行われます。ブラウンズはこれまでの借りを返したい。

 その他気になったこと


 ARIマレー 20秒かけて2ポイント成功 

 大逆転の起点となった2ポイントコンバージョン カーディナルスQBカイラー・マレーがプレッシャーを交わしながらパスコースが見つからず、最終的にスクランブルで2ポイント成功。このプレイがなんと20秒かかってのTDとなりました。こんなプレイ見たことがない。

 レイダースはカーディナルスがパスで来ると予想しパスラッシュを2人にして残り9人でパスを防ぐ作戦を取りました。パスと読み切ったのは良かったのですが、パスラッシュさせたのが走力のない巨漢2人だけにさせたのが作戦ミスだったかもしれません。ある程度の走力がある選手で、もっとマレーを追いかけ回すようにするべきでした。

 最近パスラッシュを少なくしてパスカバーを厚めに取る作戦が流行になりつつあります。ただ今回のようにある程度追いかけられる選手は1人入れておかないと、モビリティのあるQB相手だとこうなるんだなと学べたプレイでしたね。



 TBエバンス NOラティモア 5年ぶり2度目 



 バッカニアーズ@セインツ 4Q序盤バッカニアーズの攻撃で、QBトム・ブレイディとCBマーション・ラティモアが口論、ラティモアがなにか言ってRBレオナード・フォーネットを突き飛ばしてしまったことでWRマイク・エバンスが飛び出てきて一気に乱闘劇となりました。結局CBラティモア WRエバンスが退場となりました。

 バッカニアーズのWRエバンスはこの乱闘により1試合の出場停止となりました。
 この日はどちらも攻撃が上手く行かず、QBトム・ブレイディもこの状態、イライラが止まらなない状態でした。その攻撃のイライラが積もり積もった結果かもしれません。ただマスコミは家庭の問題が影響したとかいい出すんでしょうねぇ。
 この2人は5年前から因縁があり、この時以来の退場となったのかな、他にもあったらごめんなさい。この印象が強くライバル関係が続く感じですね。近年はこういうのあまりなかった感じなので珍しい感じですね。まあ退場するほど喧嘩しちゃあかんです。


 今季初のインテンショナルセーフティ 

 ラムズが試合時間残り13秒でのパントシチュエーションで自ら2点を与えるインテンショナルセーフティを選択

 このプレイは2失点の代わりにパントブロック パントリターンを防ぎつつ 時間を極力消費して安全な状態でパントを蹴られるという利点があります。

 今回のも6点差があったこともあり、時間を消費しつつ4点差でブロックされることのないフリーキックを蹴って試合を終わらすこととなりました。こういう頭脳プレイは好きです。

 今はルール改正しましたが、このシチュエーションで時間潰すためにわざとホールディングやり放題で時間を完全に消費させた2016年のベンガルズ@レイブンズ戦のレイブンズは今でも賢いながら卑怯やなとは思う。(現在は反則したら罰退し時間も戻される)

上記の卑怯と思った動画 4:42~
https://youtu.be/sS_fDCOXjLc?t=282


 もりあがったけど、タッチバック 



 スティーラーズのパントをペイトリオッツのリターナー マイルズ・ブライアントが捕球できず、ボールがエンドゾーンへ転々と 確保した後にフィールドの外に出ました

 ただ残念ながらこれはエンドゾーンで捕球してニーダウンしたことと同じとなり、タッチバックとなりました。これはパントのボール確保ミスなのでファンブルではなくマフボール マフではこうなると勉強になりましたね。てかマフルールはファンブルに置き換えて廃止してほしい。

 キックオフで同じことになった場合でも多分タッチバックになりそうだけど、自信はありません。違ってたらご指摘ください。


 DETハッチンソン 病気の子供に捧げる3サック 

 ライオンズ1巡目指名EDGEエイダン・ハッチンソンはコマンダース戦で3サックを挙げる活躍をしチームは今季初勝利を飾りました。

 この3サックを白血病で入院しているハドソン君に捧げました。こういうのが様になる素晴らしい活躍でしたね。人格者やなぁ彼は。ウォルターペイトン賞候補になるだろうなぁ。


 MINカズンズ 記録更新 

 MNF(マンデーナイトフットボール) バイキングス@イーグルスで敗れたバイキングスQBカーク・カズンズ 自信のMNFの勝敗が2勝10敗となり悪い意味での記録を更新となりました。全国放送試合に弱い印象はここからきてるんですね。ナイトゲーム用のQBを雇ったほうがいいかもしれませんね。。。





 週間MVP

週間MVPは水曜発表 あとで追記します。

 AFC 

2022week02-00-1

【攻撃】 ドルフィンズ QB ツア・タゴバイロア
 469ヤード 6TD 21点差をひっくり返すカムバック勝利を牽引

【守備】 チーフス CB ジェイレン・ワトソン(R)
 逆転の99ヤードインターセプトTDでチームの勝利に貢献 7巡目指名の新人

【ST】 ジェッツ P ブランドン・マン
 大逆転勝利となったオンサイドキックを成功



 NFC 

2022week02-00-2

【攻撃】 ライオンズ WR アモーラ・セイントブラウン
 184レシーブヤード 2TDでチーム今季初勝利

【守備】 イーグルス CB ダリウス・スレイ
 2INT 圧倒的なカバー力を発揮しバイキングスを封じ2連勝

【ST】 ジャイアンツ K グラハム・ガノ
 4回パーフェクト 最長56ヤードFGを決めチーム2連勝に貢献