ブラウンズの今シーズン初のナイトゲームです

スティーラーズ(1-1)@ブラウンズ(1-1)
(9/8 9:15)G+ DAZN


各試合の詳しい怪我人状況は
https://www.nfl.com/injuries/league/2022/REG3
https://www.espn.com/nfl/injuries
などでご確認ください

 スティーラーズ(1-1)@ブラウンズ(1-1)


2022week03-01-2
 Q 
クエッショナブル(出場確率50%)登録
 D ダウトフル(出場確率25%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLの評価は昨年のPFFグレードです(昨年の先発のみ)
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位



 ロスリスバーガーなき鉄にお返しをしたい茶犬

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 昨年引退したスティーラーズQBベン・ロスリスバーガーはブラウンズ相手に26勝2敗1分 完全に鉄の犬なっていました。そしてロスリスバーガーが居ないスティーラーズ相手にブラウンズはこれから数年お返しをしなければなりません。

 今シーズンは現時点で1勝1敗同士の対決でどちらが貯金を作ることができるか。好勝負になるか不安なTNFとなります。

【昨シーズンのチームスタッツ】
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  TOP10    WORST10
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・スティーラーズO# vs ブラウンズD#

 パス 

 QBミッチ・トルビスキーは現時点でチームにあまりフィットしていない様子で、パス攻撃はうまく行っていません。パス成功率59.2% レーティング76.1と低調なパフォーマンスとなっています。そこまで派手さが売りではないQBなので、このパス成功率ではそりゃ苦しむよね。

 WRデオンテ・ジョンソン チェイス・クレイプール TEパット・フライアムースなど信頼できるターゲットは揃っているので、QBトルビスキー次第なんですよね。そろそろ2番手の新人QBケニー・ピケット出場の準備も進めることになるかもしれない。

 ブラウンズのパス守備も現在よくありません。昨年とメンバーが変わっていないのにも関わらず、連携がまた悪くなっています。一日一善みたいなワイドオープンのTDを食らっています

 まさに経験値がリセットされた状態です。また1からのスタートになるのかなぁ。CBデンゼル・ウォードも現在のところ空気。ターンオーバーでも奪い取れれば変わると思いたい。

 一応QBトルビスキーが不調という理由でブラウンズ有利にあげておきます。ただ一発は狙ってくるだろうなぁ。


 ラン 

 RBナジー・ハリスもまだ目が冷めていない状態です。パスが苦しい事を見て、ラン重視の守備に苦しんでいる印象です。OLのランブロックもイマイチなところも成績に現れている感じですね。現状プレイコール勝ちとならないとランが出ない状況なのかなと思われます。

 ブラウンズのラン守備は前節ジェッツに93ヤード喪失 数字だけだとまずまずなんですが、いいところでジェッツ新人RBプリース・ホールに突き抜けられておりその一点はマイナスポイントかなと思います。PFFのグレードはいいらしいんですが、そこまですごいという印象でもないです。

 現状を考えるとブラウンズが有利かなと思います。ただ上記の動画の通り昨年はRBハリスにかなりやられましたので、その負のイメージを払拭しないといけない試合になります。 


 OL vs パスラッシュ 

 OLのプロテクションはQBトルビスキーの球離れの早さもありサックはあまり受けていないが、もう少し保ってロングパスで勝負したい。ランブロックがイマイチなので正直物足りなさは感じるユニットです。

 ブラウンズはEDGEジャディビオン・クラウニーが欠場となりました。EDGEチェイス・ウィノビッチも怪我人リスト入りとなり、EDGEマイルズ・ギャレットと供に先発するのは新人EDGEアレックス・ライトとなりそうです。前節30スナップ出場しており、チャンスで結果を残してほしいですね。EDGEギャレットは出場となりましたが、今週怪我で練習は休んでいるので、EDGEが薄い状態なので怪我は気をつけてほしい。

 こちらもブラウンズ有利と見ます。EDGEギャレットの大暴れで攻撃を封じてほしい。ただ怪我もあり優勢までにはできなかったです。



・ブラウンズO# vs スティーラーズD#

 パス 

 前節のブラウンズの攻撃はQBジャコビー・ブリセット WRアマリ・クーパーのホットラインが形成され、2戦目でやっと目覚めました。やはりWRクーパーはリーグトップレベルの選手だなと確認できて良かったです。QBブリセットもこの調子でこの試合もお願いしたい。

 ただTEデイビット・ヌジョークがまだ目覚めていない状況 TE4位のサラリーをもらっているんだからもっとやってくれないと困るよほんと。この試合で目覚めてくれることに期待しています。

 スティーラーズのパス守備はSミンカ・フィッツパトリックが2試合連続INTを記録 チーム全体でも5INTを記録しておりターンオーバーには要注意です。ベンガルズ・ペイトリオッツを供に20点以下で抑えていますので、危険なパス守備です。なるべく勝負しないといけない場面を作らないようにしたい。

 ブリセットが前節くらいやれればいいのですが、スティーラーズD#は甘くない。スティーラーズ有利に上げます。


 ラン 

画像

 ラン攻撃は例年通りの順調なスタートを切っています。RBニック・チャブは現在リーグ2位の228ヤードと文句の付け所のないランを披露しています。スランプの文字がまったくないのが頼もしいです。2番手のカリーム・ハントもヤードはあまり記録は伸びませんが、ロスをしない強引なランとレシーブで頼もしいです。今年もこの2人のランがブラウンズの攻撃の軸となります。

 スティーラーズは昨年最下位のラン守備でしたが、LBマイルズ・ジャックの補強で昨年よりはある程度マシにはなっています。RBチャブ ハント相手となるとおそらく厳しいでしょう。なんらかの策は必要となりそうです。

 ということでブラウンズ優勢をつけたいと思います。


 OL vs パスラッシュ 

 ブラウンズの現状のプロテクションはなかなか良いです。2試合欠場となったRTジャック・コンクリンもこの試合から復帰となりそうですが、開幕から2試合代役を務めた2年目RTジェームス・ハドソンも好調でしたので、控えにするのはちょっともったいない感があります。ただ控えにいてくれるのはとても心強い存在となることでしょう。

 スティーラーズは開幕戦でEDGE T.J・ワットが負傷し離脱中前節のペイトリオッツ戦はサック0となっていましました。明らかにワット不在が影響したという試合でした。現状ワットの穴埋めは厳しい状態だと思われます。DLキャメロン・ヘイワード ラリー・オグンジョビが中央からのプレッシャーをかけるしかないが、ブラウンズのGはプロボウルコンビなのでなかなか難しいだろう。

 ということでこちらもブラウンズ有利とします。



 勝敗予想 
 予想はブラウンズ勝利とします。

 正直現状の状態のスティーラーズに勝てないなら地区最下位となるでしょう。このチャンスで勝てなかったらロスリスバーガーの幻影と戦っている可能性があります。

 ただねぇブラウンズ相手となるとあっちとしてもカモにしてたから負けられない自負があるでしょうし、それまでずっとブラウンズに勝ってきたトムリンHCは健在ですしねぇ。ファンもまだスティーラーズの幻影を見ていて、これだけ有利つけても勝てるか不安なんです。腐っても鉄、それを痛いほど見てきたわけで。絶対という自信はありません。