ドルフィンズ(3-0)@ベンガルズ(1-2)
(9/30 9:15)G+ DAZN

※GAMEPASSは全試合ライブ配信なので書いていません。

各試合の詳しい怪我人状況は
https://www.nfl.com/injuries/league/2022/REG4
https://www.espn.com/nfl/injuries
などでご確認ください

 ドルフィンズ(3-0)@ベンガルズ(1-2)

2022week04-01-2
 Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
 D ダウトフル(出場確率25%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLの評価は昨年のPFFグレードです(昨年の先発のみ)
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位



 昨年のチャンピオンvs開幕三連勝の勢い

2022week04-01-00

 Week4のサーズデイナイトゲームは昨年のAFCチャンピオンチームのベンガルズと現在3連勝中で並みに乗るドルフィンズの対戦となります。

 ベンガルズは前節初勝利となりましたが、1勝2敗とやや得遅れ気味。オフに弱点だったOLの整備を行ったのですが、現時点ではその効果がいまいち発揮されておらず、QBジョー・バロウは昨年同様プレッシャーを受け続ける状態にあり苦戦中です。

 一歩ドルフィンズはオフに補強したWRタイリーク・ヒルが大活躍、3年目QBツア・タゴバイロアの覚醒の原動力となり、攻撃が現在開花中です。守備は元々良かったこともあり、攻守ともに絶好調です。

 カレッジ時代QBバロウとQBタゴバイロアの対戦があり、この時はLSUのバロウが制しました。プロでリベンジとなるか、カレッジ時代の二の舞いになるのか注目の3年目QB対決となります。

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 今年からシーズンで使えるヘルメットを変更できるルールが採用されており、ベンガルズはこの試合白を基調としてヘルメットを使用 いわゆるホワイトタイガー仕様で試合に望みます。その変化も楽しみな一戦となります。




【今シーズンのチームスタッツ】

2022week04-01-3
  TOP10    WORST10
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・ドルフィンズO# vs ベンガルズD#

 パス 

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 ドルフィンズのパス攻撃は補強したWRタイリーク・ヒルが期待通りの活躍をしており、3年目のQBツア・タゴバイロアが能力開花となっています。積極的にロングボムを投げることができるようになり、飛躍の年となることでしょう。2年目WRジェイレン・ワドルも2試合連続100ヤード超えと2枚エースターゲットで爆発的なパス攻撃となっています。この試合でも爆発を期待したい。

 QBタゴバイロアは背中と足首の怪我の報告がありクエッショナブル登録となっています。出場はするとは思いますが、怪我の悪化は気をつけてほしい。

 ベンガルズのパス守備は今のところは問題はなく安定して抑えられています。まだ対戦相手が攻撃が苦戦しているチームが多く、今回のドルフィンズ戦でも抑えることができれば本物なのかなと。

 現状のドルフィンズの勢いがすごすぎるので優勢気味の有利とします。


 ラン 

 予想外にパス重視の攻撃ができていることもあり、ランはヤードはあまり出ていません。ただRBチェイス・エドモンズは確実に前に出られるランで信頼度は高く、前節のビルズ戦では2TDを決めています。ビッグゲインはないのですが、エンドゾーンで力を出すことができるランなので、印象は良いです。

 ベンガルズのラン守備はかなり良い状態です。DB陣がタックル力があることもあり、オープンサイドでもDB陣がしっかり止められているという印象です。スティーラーズRBナジー・ハリス カウボーイズRBエゼキール・エリオットなどをしっかり止めてきていることもあり自信はあることでしょう。 ベンガルズ有利とします。


 OL vs パスラッシュ 

 ドルフィンズのOLはGコナー・ウィリアムス Tテロン・アームステッドの加入により、しっかりプロテクションができており、パス攻撃の爆発をしっかりサポートできています。Tアームステッドが練習を回避しクエッショナブル登録というのが不安要素です。出場は当日判断となるでしょう。

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 ベンガルズのパスラッシュは前節EDGEトレイ・ヘンドリクソンが2.5サックを挙げ週間MVPを獲得しています。1列目のプレッシャーはリーグ上位だと思うので、プレッシャーをかけパス攻撃を防ぎたい。ただDL D.J・リーダーが欠場となっているので、その穴が埋められるかが課題だろう。

 甲乙つけがたく互角とみます。ここがこの試合の勝負の鍵となるかもしれません。



・ベンガルズO# vs ドルフィンズD#

 パス 

 QBジョー・バロウとWRジャマー・チェイスのホットラインはここ2試合静かな印象です。QBバロウが予想以上にプレッシャーを受けていて昨年から比べて、現時点ではパス攻撃はもう一つといった印象です。ただ前節はWRティー・ヒギンズ テイラー・ボイドとのラインは繋がっており、そろそろ目が覚める可能性は感じます。

 ドルフィンズのパス守備は前節は好調だったビルズのパス攻撃を抑えることができました。エースWRステフォン・ディグスがあまり目立った試合ではなかったので、目標達成となった試合でした。この試合はCBザビアン・ハワードがクエッショナブル登録となっており、欠場となるとまだ目が覚めてないとはいえWRチェイスのカバーが心配ですね。

 現時点では甲乙つけ難く互角とします。ベンガルズはある程度のプロテクションができるかが課題となるでしょう。

 ラン 

 RBジョー・ミクソンはまずまずではありますが、期待値が高いのでまだまだかなという印象です。もう少しランでの突破してロングゲインが見たい。

 ドルフィンズのラン守備はDLクリスチャン・ウィルキンスがここまで18タックルと中央のランを封殺いています。ただチームのタックルリーダーのSブランドン・ジョーンズがクエッショナブル登録で、欠場となった場合はその影響がどうなるかが課題の試合となりそうです。

 勢いはドルフィンズですが、RBミクソンの実績を考慮し互角とします。RBミクソンが実力発揮となれば形勢逆転となるでしょう。


 OL vs パスラッシュ 

 Cテッド・カラス Gアレックス・かっぱ Tラエル・コリンズと他チームで主力だったOLを補強しプロテクションは間違いなく良くなると思われた今シーズン。残念ながら現時点では昨年と変わらないプレッシャーをQBバロウが浴び続けている状態です。戦力は間違いないので連携さえ取れればプロテクションは間違いなく上がるはずです。それがこの試合となるかは不明ですがね。

 ドルフィンズのパスラッシュはベテランEDGEメルヴィン・イングラムの加入により好調です。EDGEエマニュエル・オグバ ジェイレン・フィリップスと共にパスラッシュは脅威となることでしょう。

 ドルフィンズ優勢とします。QBバロウが何サック受けることになるのかも注目となりそうです。



 勝敗予想 
 予想はドルフィンズ勝利とします。

 ビルズ戦の勝利でこの勢いは本物感が出ており、現状のベンガルズでは波に飲まれる可能性が高いと見ます。2年間のQBタゴバイロアのパフォーマンスを見てると、レシーバーとOLでこれだけ変われるんだなと、正直驚いています。ベンガルズ撃破をよろしく!そしてブラウンズ戦は優しくしてください!