試合結果と気になった試合のまとめ


Week4
ドルフィンズ  15-27  ベンガルズ
バイキングス 28-25 セインツ
ブラウンズ 20-23 ファルコンズ
コマンダース 10-25 カウボーイズ
シーホークス 48-45 ライオンズ
タイタンズ 24-17 コルツ
ベアーズ 12-20 ジャイアンツ
ジャガーズ 21-29 イーグルス
ジェッツ 24-20 スティーラーズ
ビルズ 23-20 レイブンズ
チャージャース 34-24 テキサンズ
カーディナルス 26-16 パンサーズ
ペイトリオッツ 24-27
(OT)
パッカーズ
ブロンコス 23-32 レイダース
チーフス 41−31 バッカニアーズ
ラムズ 9−24 49ers

 今週は今までの中では無難な結果が多かったかなと思います。4試合をピックアップしてまとめます。


 チーフスQBマホームズが躍動 バッカニアーズに圧勝 

 チーフスQBパトリック・マホームズ バッカニアーズQBトム・ブレイディの新旧MVP対決はチーフスが大量得点で圧勝となりました。

 バッカニアーズの攻撃から始まりましたが、いきなりファンブルロスト そこからチーフスが前半3ドライブ連続TDを含む4TDを奪いリード、後半もそのリードを保ちつつ41得点を取りバッカニアーズの反撃を寄せ付けず勝利となりました。

 これぞQBマホームズというプレイが詰まった試合でしたね。スクランブルかと思ったらパスを通される、リーグ1位の失点だったバッカニアーズ守備をここまで翻弄できる流石の一言です。この試合はパスだけではなくRBクライド・エドワース−イレアーとRBアイザイア・パチェコのランも光り、大量得点となりました。

 バッカニアーズもQBトム・ブレイディが385ヤード3TDと食い下がりましたが、序盤につけられた点差を最後まで詰める事ができず敗戦

 ブレイディvsマホームズはこれで3勝3敗の五分で終わりました。今年のスーパーボウルで決着となるか、これで終わりかそこも気になるシーズンとなるでしょう。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=Y2bu5qENekY&t=0s



 イーグルス開幕4連勝 ジャガーズを下す 

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 イーグルスがジャガーズを破りリーグ唯一の開幕4連勝となりました。

 この試合は雨が降る悪天候の中で行われ、パス攻撃がなかなか出しにくい展開となりました。そんな中先制点はジャガーズSアンドレ・シスコのインターセプトリターンTD その後ジャガーズが追加のTDをとり14点リードするという波乱の展開でスタートしました。

 ただこの悪天候、やはりラン攻撃で上回るのはイーグルスでした。RBマイルズ・サンダースが何度も抜け出す場面が多く、この試合134ヤード2TDを記録し、一気に試合をひっくり返しました。

 守備も今年新加入のEDGEハーソン・レディックがファンブルフォースからリカバーを2度記録、インターセプトも1つ含む5つのターンオーバーを奪いジャガーズの反撃を封じ勝利となりました。攻守共に好調のイーグルスをどこが止めるのか、このまま突っ走るのかこれからも注目です。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=rfHFiOYFExc



 久々のロンドンゲームをバイキングスが制する 

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 3年ぶりのロンドンゲームはバイキングスがサヨナラFGで勝利となりました。

 セインツはこの試合QBジェイミス・ウィンストン RBアルヴィン・カマラ WRマイケル・トーマスが欠場と攻撃陣の主軸が不在の中スタートしました。

 やはり展開としてはバイキングスが攻める展開となりました。最初TDを奪った後はセインツの守備も粘り、TDを阻止する展開に。というかバイキングスのレッドゾーンでの攻撃がちょっと問題ありだったのかなぁとも。QBカーク・カズンズからWRジャスティン・ジェファーソンのホットラインはつながるもののTDが奪えないやきもきする展開でなかなかリードを広げられない試合でした。

 セインツは逆に数少ないチャンスをものにして、9月の新人攻撃MVP獲得のWRクリス・オラーベを中心とし、TEテイサム・ヒルがランでTDなどもあり3TDKウィル・ルッツの60ヤードFGなどで同点に追いつきました。最後バイキングスが勝ち越しFGを入れ、セインツに最後のチャンスが訪れましたが、61ヤードの同点FGはバーに阻まれ失敗し試合終了。最後までわからない試合となりました。

 正直バイキングスは反省点が多い試合だったかな?試合は面白かったです。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=xEK863QB7xI



 カウボーイズQBラッシュ3連勝 同地区コマンダースに勝利 

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 カウボーイズが同地区コマンダースに勝利し3連勝。QBクーパー・ラッシュ未だ先発負けなし

 今週のQBラッシュは2TD レーティング107.5と安定した記録となりました。無茶しないパスワークですが、勝負どころでロングボムをしっかり決めており、しっかり得点が取れるんですよね。危なっかしいパスが無いのがいいところですね。

 レシーバーもWRシーディ・ラム マイケル・ギャラップに加えノア・ブラウンがブレークの兆しとなっており、3番手問題も解決しています。

 この試合はパス守備が良かったです。CBトレボン・ディグスがINTを記録 コマンダースのエースWRテレル・マクローリンを封殺し、反撃を許しませんでした。

 完勝となったカウボーイズQBラッシュの快進撃はどこまで続くのか?

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=4h6vTqMPPSk


 week4 終了時点順位表 

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 勝ちっ放しはイーグルスのみ 勝ち星なしは引分を含めてテキサンズのみとなりました。かなりどこも団子状態という序盤戦ですね。抜け出すチームがまだまだわからない展開です。

 その他の試合一言コメント 

シーホークス@ライオンズ 48-45
 大殴り合い大会 シーホークスがなんとか逃げ切る

タイタンズ@コルツ 24-17
 前半リードしたタイタンズが逃げ切り2勝目

ベアーズ@ジャイアンツ 12-20
 RBバークリー146ヤードランで好調 ジャイアンツ3勝目

チャージャース@テキサンズ 34-24
 QBハーバート復活チャージャース連敗ストップ テキサンズはまだ勝星なし

カーディナルス@パンサーズ 26-16
 今回も苦しむQBメイフィールド カーディナルスが安定勝利

ペイトリオッツ@パッカーズ 24-27 (OT)
 ペイトリオッツのラン・守備に苦しむもパッカーズが延長戦で勝利

ブロンコス@レイダース 23-32
 RBジェイコブス2TD レイダース今季初勝利

ラムズ @ 49ers
 49ers守備が7サックでラムズの攻撃を封じ勝利



 今週のブラウンズ



 知らんRBに走られまくって惜敗 

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 正直初めて聞くRB陣にラン守備が崩壊され、ファルコンズに逆転負け

 先攻となったブラウンズ、開幕ドライブは順調にレッドゾーンまで進むも止められ4th3をギャンブルし失敗 このパターンもうやめられないんだなと。成功することも確かにあるけど、失敗した時のダメージがでかいから、正直FGでいいじゃんと毎回思うんですよね。ステファンスキーHCは絶対やめるつもりはないんでしょうけど。

 点を取られた次のドライブでTEデイビット・ヌジョークのファンブルロストでいきなり2ポゼ差をつけられます。なんかこのパターンよく見るわという最悪の展開の試合序盤でした。しかし攻撃自体は悪くなく前半は同点で折り返しました。

 後半ファルコンズは攻撃の軸であるRBコーダレル・パターソンの離脱で苦しい展開となるかと思われましたが、RBカレブ・ハントリー タイガー・アルタイアーと初めて聞くRB陣が躍動ブラウンズのラン守備が完全崩壊。そして最後はいつものワイドオープンをやらかし、勝ち越しされ終了。

 今年の負け方は文句が言いたくなってしまう負け方ばかりですね。。。。守備なんとかしてくれよ・・・攻撃は・・・ギャンブル以外は悪くはなかったと思います。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=3DIEqkH2YRI



 今週のAFC北まとめ


 ホワイトベンガル 好調ドルフィンズを撃破 

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 サーズデイナイトゲームはベンガルズがドルフィンズを下しました

 ベンガルズは懸念されていたOLのプロテクション問題はこの試合では露呈せずQBジョー・バロウが被サック1で終わっています。それだけ守られれば流石にいいパフォーマンスを魅せることができ、WRティー・ヒギンズ ジャマー・チェイスへパスを安定して供給。得点も安定して挙げることができ、快勝と言える内容だったと思います。

 ドルフィンズはQBツア・タゴバイロアが試合途中で脳震盪と首と足首の負傷で緊急搬送となり離脱となり、QBテディ・ブリッジウォーターがリリーフ ちょっと攻撃の勢いが落ち連勝がストップとなりました。

 タゴバイロアは体調は戻ったとのことで、あとは脳震盪の回復を待つ形となるでしょう。ただあまり無茶させないと思うので数試合は欠場とはなるでしょうね。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=OQSBtvsm8Ro



 レイブンズ17点差をつけるもビルズにサヨナラ負け 

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 悪天候の中行われた注目の試合はビルズがサヨナラFGで最大17点差をひっくり返し、レイブンズ相手にカムバック勝利となりました。

 雨が振りパス攻撃がなかなかうまくいかない悪天候の中で行われました。序盤からレイブンズのラン攻撃が炸裂し、RB J.K・ドビンズがランとパスで2TDを奪いリード。ビルズは前半INTとファンブルロストで2ターンオーバーと苦しいスタートとなり、最大17点差をつけられる展開に、前半最後になんとかTDを一本返し後半に

 後半アジャストしてきたビルズが同点に追いつきました。前半と逆な展開となりレイブンズは攻撃が詰まり気味に、最後のドライブでエンドゾーン手前まで行ったものの4thゴール 残り1ヤードでFGではなくギャンブルを選択。これをビルズSジョーダン・ポイヤーにINTを食らい勝ち越しならず。その返しのドライブで時間を使い切りFGを決めビルズがカムバック勝利となりました。

 最後の選択をFGにしなかったのが悔やまれる敗戦となりましたね。もう少し自チームの守備を信じることができればという試合だったかもしれません。タラレバではありますがね。ただ最後まではわからない好ゲームでした。 

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=a_xvUuFHotQ



 スティーラーズQBピケット投入もジェッツに逆転負け 

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 スティーラーズ新人QBケニー・ピケット投入もジェッツに逆転負け

 スティーラーズは前半QBミッチ・トルビスキーがそこそこのパス攻撃を見せましたが、得点の気配が感じられない状態が続き、ジェッツにリードを許す展開に、それを打開すべく後半から1巡目指名QBケニー・ピケットを投入 ホームスタジアムでのデビューで観客の声援がすごかったですね。待望のデビューだったのでしょう。

 結果的には3INTを食らってしまいましたが、攻めた結果なので詰まり気味の攻撃を見るよりは良かったのかもしれません。QBスニークがうまく初TDはスニークで取りました。このプレイは今後気をつけないと行けないですね。後半そのプレイもあり逆転をしましたが、最後はQBウィルソンが先輩の意地でジェッツが逆転となりましたが、逆転まで持っていったのはちょっと光が見えてきたのかもしれませんね。

 ジェッツは新人RBプリース・ホール WRイライジャ・ムーア コーリー・デービスが活躍しQBウィルソンの復帰試合を白星で飾ることができました。ちょっとあなどれないチームですね。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=qyPoVrz2n-A

 勝敗表 

シード AFC 北地区

ブラウンズ 2 2 0

レイブンズ 2 2 0

ベンガルズ 2 2 0

スティーラーズ 13 0

 スティーラーズ以外は2勝2敗の五分、完全に団子状態です。正直ブラウンズが落とせない試合で負けているので、同じ2敗でもちょっと意味が違うなぁと感じます。

 Week5の対戦は
チャージャース@ブラウンズ
スティーラーズ@ビルズ
ベンガルズ@レイブンズ(SNF)


 同地区対決と強豪との対戦と厳しい対戦となります。抜け出るチームはどこか?

 その他気になったこと

 GBロジャース 通算500TD 

ESPN on Twitter: "Mr. 5️⃣0️⃣0️⃣ Aaron Rodgers becomes the fifth player in  NFL history with 500 TD passes (regular season and postseason) 🧀  https://t.co/pSMSAt9Q11" / Twitter

 パッカーズQBアーロン・ロジャースはペイトリオッツ戦で通算500TDを記録しました。史上5人目の快挙となります。しかし試合は新人QB相手に苦戦。今年はやはりレシーバー不足に悩まされることが多いですね。なんとか延長戦の末勝ちましたが、ロジャースのフェイバリットターゲットはシーズン中に決まるのか気になるところです。


 新人QB2人登板 

 今週は2人の新人QBが登板することとなりました。
 スティーラーズ1巡目指名QBケニー・ピケットは後半からリリーフ出場 3つのINTを食らったものの、攻撃としては前任のQBミッチ・トルビスキーより打開できており、一度逆転をしたものの再逆転を食らい初勝利とはなりませんでした。



 次週からは先発で投入されることがマイク・トムリンHCから明言されました。スニークがうまいので厄介ですね。ブラウンズにはお手柔らかにお願いします。

 ペイトリオッツはQBマック・ジョーンズが足首の重度の捻挫で数週間離脱 先発となった2番手のQBブライアン・ホイヤーが試合途中怪我で離脱 3番手だった4巡目QBベイリー・ザッピーが急遽登板となりました。

 正直苦しいパス攻撃でしたが、RBダミアン・ハリス ラモンドレ・スティーブンのラン攻撃のお陰でパッカーズ相手に善戦。その流れに乗りWRデアンドレ・パーカーにTDを挙げるなどもう少しでアップセットというところまで行きましたが、延長戦で力尽きました。次週はどうなるかはホイヤー次第となるでしょう。


 こけちゃいました 

 タイタンズ@コルツの前半最後 時間が無い中タイタンズがFGを蹴ろうと急いでセットしようとするも、ホルダーのPライアン・ストーンハウスとGコーリー・レヴィンがぶつかりレヴィンが転けてセットが間に合わず前半終了

 転けなくてもちょっと時間間に合わなかったような気はするので、ご愛嬌なプレイとなりました。



 フェイクパント 

 バイキングスPライアン・ライトが見事なパントフェイクパスを披露。バイキングスの勝利に貢献しました。進むけどTDが奪えない展開を打開してくれた見事なプレイでした。ロンドンゲームはほんと接戦になるなぁ。


 迷惑な客をタックル 

 マンデーナイトゲームのラムズ@49ers戦で客がフィールドに乱入して迷惑行為を行い、それをラムズLBボビー・ワグナーが本気タックルをかまし客を捕まえました。明らかにやる用意した客なので、悪い言い方ですが、懲らしめてもらいたいもんですね。


 今週のラグビー 

 ベアーズ8点差を追いかける最後のプレイ。最後まで諦めず40秒超えのラグビープレイを展開。残念ながら届きませんでしたが、こういう粘りは好きです。チャンスが残ってるなら諦めない姿勢は大事ですね。
 こういう粘りが成功することだってありますしね。



 週間MVP

 AFC 

2022week04-0000-2

【攻撃】 チーフス QB パトリック・マホームズ
 3TDパスでバッカニアーズに圧倒 QBブレイディとの対決を制す

【守備】 ビルズ S ジョーダン・ポイヤー
 最終盤レイブンズ勝ち越しを打ち消すINTでカムバック勝利を演出

【ST】 ベンガルズ K エバン・マクファーソン
 57ヤードFGを含む2つのFGを安定したキックで決めチーム勝利に貢献


 NFC 

2022week04-0000-3

【攻撃】 シーホークス QB ジーノ・スミス
 2TDパス1TDラン レーティング132.6 チーム2勝目を引き寄せる活躍

【守備】 イーグルス EDGE ハーソン・レディック
 2ファンブルフォース+リカバーでジャガーズの攻撃を封殺しチームは開幕4連勝

【ST】 バイキングス K グレッグ・ジョセフ
 ロンドンゲームで決勝点のFGを含む5/5