1/30時点でのキャップスペースは $56,614,855 です。

(2023年のサラリーキャップを$225,000,000と想定して計算しています。まだサラリーキャップが決定してないので若干変わる可能性もあります。)

NFL Team Salary Cap Tracker



フリーエージェント(FA)について
フリーエージェント(FA)には種類があり、主にUFA RFA ERFAがあります。3月に契約が切れる普通のFAはUFAとなります。解雇された場合もUFAとなります。

キャリア3年で契約が切れる選手がRFAとなり、3段階の1年契約で再契約できるものです。

3段階とは(2023年予測)
高:約6.0M 1巡
中:約4.3M 2巡
低:約2.6M その選手のドラフトされた巡

他チームは右のドラフト巡と交換に引き抜きオファーができますが、同オファーで契約しなおせば引き抜きを阻止することも可能となるFAです。

ERFAはキャリア2年で契約が切れる選手で前年と同額で1年再契約ができます。こちらは引き抜き不可です。

他FAの説明についてはこちらにまとめております。


 FA選手一覧

2023FA 08atl-001
   制限付きFA(RFA・ERFA)
   2022シーズン終了後解雇された選手


2023 Free Agents

 不動の先発だったTカレブ・マクゲイリーをどうするかが気になる所です。再契約をするにしても10M程度は必要な選手です。なるべく残して他の補強も考えたい選手でしょう。ただフランチャイズ指定をするまでは難しいレベルです。

 今シーズン159タックルを記録したLBラッシャン・エバンスもどうするか迷いどころです。5Mくらいでいいなら残留希望ですが、どこまでサラリーが上がるのか不明な選手ですね。

 レシーバーも少ないのでWRオラミディ・ザッキアスもできれば残したいところです。なかなか放出したくない選手が多めな今オフですね。


 FA選手を抜いた選手一覧

2023FA 08atl-002
    2022シーズン終了後加入選手

 2022チームスタッツ 

2022Stats-28atl

 補強ポイント 

 まずは来シーズンのQBが定まっていません。果たしてどのような補強をするのか方針が不明なチームの一つと言えるでしょう。キャップスペースはまずまず余っていることもあり、ドラフトではなく、FA・トレードでの補強も十分考えられるチームでしょう。

 慢性的にレシーバー不足に陥っています。もう一人先発を確定できるWRが必要ですね、こちらもドラフトもしくはFAで補強は必須と言えるでしょう。

 守備はここ数年でドラフトでかき集めましたが、まだ全体的に先発を維持できるレベルには達していないのが厳しいところです。更にドラフトでかき集めるか、FAで大物を補強するか悩ましいところです。若手が育てば何も考えなくて済むんですけどね。


 カット候補 

2023 Salary Cap

【キャップ-デッドマネー=キャップスペース】

QB マーカス・マリオタ 14.5-2.5=12.0M
CB ケイシー・ヘイワード 7.0-2.0=5.0M

《再構築》
T ジェイク・マシューズ 11.1M
DL グレイディ・ジャレット 10.2M

 終盤先発を降りたQBマーカス・マリオタは来年の構想には入っていないのかなと思われます。2番手としても高すぎるので解雇候補 怪我で実力を発揮出来なかったベテランCBケイシー・ヘイワードも解雇候補となるでしょう。

 キャップスペースは十分ありますが、更に補強をするのなら再構築となるでしょう。ただ再構築できるのはこの2人くらいのようです。