チャンピオンシップの2試合を展望していきます。

(2)49ers@(1)イーグルス
(1/30 5:00)G+ NFLGO DAZN
(3)ベンガルズ@(1)チーフス
(1/30 8:30)G+ NFLGO DAZN
 ()内はシード順位

※GAMEPASSは全試合ライブ配信なので書いていません。

各試合の詳しい怪我人状況は
https://www.nfl.com/injuries
https://www.espn.com/nfl/injuries
などでご確認ください

 (2)49ers@(1)イーグルス

2022week21-01-2
 Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
 D ダウトフル(出場確率25%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLの評価は昨年のPFFグレードです(昨年の先発のみ)
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位



 第1・2シードガチンコ対決

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 NFCのチャンピオンシップは第1・2シードの上位2チームの対戦となりました。

 今年はこの2チームの対戦がありませんでしたが、イーグルスQBジェイレン・ハーツ 49ersQBブロック・パーディは大学時代に対決し殴り合いの好ゲームをしていたらしいです。

 3年目QBvs新人QBの対決とあってNFCの若手を代表するゲームとなります。49ersが勝てば新人QBが初めてスーパーボウルで先発をするということもあり注目を浴びることは間違いないでしょう。それを圧倒的シーズンを過ごしたイーグルスが壁として立ちはだかるのか楽しみな一戦です。

【今シーズンのチームスタッツ】
2022Stats-29sf

2022Stats-17phi
  TOP10    WORST10
2022week21-01-3


・49ersO# vs イーグルスD#

 パス 

 QBブロック・パーディが先発になってから7連勝 現在12連勝中と勢いが止まらない。新人ながら冷静沈着でパス攻撃を組み立てています。あまりロングボールを放おりこむタイプではなく、細かいパスで攻撃を組み立てます。TEジョージ・キトルとのホットラインが強力で高さを活かすパスが投げれています。

 WRディーボ・サミュエル ブランドン・アユークには短いパスからランアフターキャッチで稼いでいる印象です。取ってからが強いこの2人も心強いターゲットとなってくれます。

 イーグルスのパス守備はリーグ1位を記録しており、CBダリウス・スレイ CBジェイムス・ブラッドベリー S C.J・ガードナー-ジョンソンを擁するDB陣はリーグ最強と言えるユニットとなっています。ただ今回はTEキトルという高さを生かしてくる武器があるので、そこをどう守り切るか、ランアフターキャッチを伸ばされる前に止めきれるかが重要となってくることでしょう。

 優劣つけにくく互角と見ます。


 ラン 

 RBクリスチャン・マキャフリーの瞬発力の高いランでパスと共に高い攻撃力を誇ります。2番手のRBイライジャ・ミッチェルも好調で、この2人のランでパスとバランス良く攻撃していくことでしょう。

 イーグルスのラン守備は平凡な成績となっています。唯一の隙と言える部分でしょう。なるべくビッグゲインされないようにしたいところです。

 49ers有利と見ます。

 OL vs パスラッシュ 

 カウボーイズ戦ではちょっとプレッシャーがかかっていましたが、それでも2サックに抑えきりました。強固なプロテクションは健在という試合だったかなと思います。

 イーグルスの10サック以上4人を擁するパスラッシュ軍団は驚異です。49ersはここをブロックできるかが勝負の鍵の一つとなることでしょう。

 予想はつかないので互角と見ます。



・イーグルスO# vs 49ersD#

 パス 

 QBジェイレン・ハーツのリズムのよいパス攻撃で圧勝したジェイアンツ戦。WR A.J・ブラウン ダボンタ・スミス TEダラス・ゴーダートの3人のターゲットと中心に攻め込む攻撃はリーグ9位の成績となっています。ロングボムも多様しており、その精度も良いのでそこも注目となるでしょう。

 49ersのパス守備はターンオーバーを奪い取る率が高くそこがこの試合でも発揮できるかが鍵となるでしょう。カウボーイズ戦も2つのターンオーバーを奪ったことで逆転に繋がりました。ターンオーバーで攻撃のリズムを崩すことができれば、一気にモメンタムを引き寄せることができるでしょう。

 イーグルス有利と見ます。
 

 ラン 

 ジャイアンツ戦ではRBマイルズ・サンダース ケネス・ゲインウェルの2人のランが炸裂しまくり合計で268ヤードランを記録し圧倒しました。OLのランブロックも良いのでランは攻撃の軸となっており、リーグ5位の成績となっています。ランのビッグゲインも多いですし、QBジェイレン・ハーツもモバイル型なので走ってきます。このラン攻撃は驚異でしょう。

 49ersのラン守備はリーグ2位を誇ります。カウボーイズ戦では70ヤードに抑え込みました。今回はQBも走ってくることもあり、そこをどう押さえつけられるかが鍵となりそうですね。
 
 優劣つけづらく互角と見ます。


 OL vs パスラッシュ 

 イーグルスのOLのTレーン・ジョンソン Gランドン・ディッカーソン Cジェイソン・ケルシーの3人のプロボウラーを擁する強固なプロテクションを持つユニットです。ジャイアンツ戦でもプレッシャーを寄せ付けず攻撃のリズムが崩れませんでした。今回もこの強固なプロテクションが発揮されるこでしょう。

 49ersはEDGEニック・ボサがシーズン守備MVP候補となる活躍を見せました。ボサを中心としるパスラッシュは強力です。カウボーイズ戦ではちょっと不発に終わった感があるので、イーグルス戦では爆発してほしい。

 イーグルス有利と見ます。



 勝敗予想 
 予想は49ers勝利とします。

 得点1位のイーグルスの攻撃 失点1位の49ersの守備 このマッチアップがこの試合の見どころとなるのは間違いはありません。そこでイーグルスの攻撃のリズムを49ersがどこかで崩して、ペースをつかむんじゃないかなと予想します。この攻防がどうなるか楽しみな一戦ですね。




 (3)ベンガルズ@(1)チーフス

2022week21-02-2
 Q クエッショナブル(出場確率50%)登録
 D ダウトフル(出場確率25%)登録
選手評価は 高SS→C-低 Dは未知数
OLの評価は昨年のPFFグレードです(昨年の先発のみ)
右の順位 NFLTOP100に選出された選手 その順位



 昨年のCCの再戦となったカード

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 AFCのチャンピオンシップは昨年度と同一のカードとなりました。昨年度はベンガルズがチーフスの攻撃を封じ勝利となっています。

 シーズンでも対戦があり、ここでもベンガルズが27-24で勝利しています。バロウvsマホームズはバロウ3連勝とどうも相性があるようです。チーフス攻略法を熟知しているのかもしれませんね。

 チーフスQBパトリック・マホームズは足の捻挫を抱えておりそこも気になりますが、リベンジできるか。ベンガルズが返り討ちにするのか注目のチャンピオンシップです。

2021シーズンチャンピオンシップハイライト
https://www.youtube.com/watch?v=nhtkNBDk31A
Week13ハイライト
https://www.youtube.com/watch?v=Yp8zR0CqgKM


【今シーズンのチームスタッツ】
2022Stats-05cin
2022Stats-13kc
  TOP10    WORST10
2022week21-02-3



・ベンガルズO# vs チーフスD#

 パス 

 QBジョー・バロウはビルズ戦でしっかりターゲットに投げ分け2TDで完勝でした。やはりメインはWRジャマー・チェイスとのホットラインです。ビルズ戦でも1TDをこのホットラインで挙げています。ミドル・ロングなんでもありのこのコンビがTDを奪えればモメンタムを引き寄せられることだろう。

 WRティー・ヒギンズ WRテイラー・ボイドの2人もメインターゲットですが、プレーオフに入ってからTEヘイデン・ハーストが好調でいいところで取ってくれるターゲットとして活躍しています。ここも注目したい。

 チーフスのパス首位はリーグ平均レベルです。ジャガーズ戦でも正直なところそこそこという感じでしたね。悪くはありませんが、やられることもあると。ただロングボムに対する強さはあるようですので、WRチェイスをそれで封じられるかは気になるところでしょう。

 ベンガルズ有利と見ます。


 ラン 

 シーズンではイマイチだったRBジョー・ミクソンでしたが、ビルズ戦では105ヤードと久々に能力開花した試合でした。パワーランで押し込むことが出来ました。この試合でも同じようなパフォーマンスを披露できればモメンタムを引き寄せられるがどうなるでしょうね。

 チーフスのラン守備はリーグ8位と成績が良いです。ただジャガーズ戦ではそこまで良かったかと言われるとそこそこだったかなという印象でした。

 ということで互角と見ます。

 OL vs パスラッシュ 

 ビルズ戦同様Gアレックス・カッパ Tジョア・ウィリアムスが欠場となります。ビルズ戦ではこの2人がいなくてもうまく行っていたこともあり今回も同じようなパフォーマンスを見せてくれることに期待したい。

 チーフスのパスラッシュはDLクリス・ジョーンズのパスラッシュがどれだけかかるかでしょうね。中央からのプレッシャーは強力です。リーグ6位のプレッシャー率が出せるか気になるところです。

 離脱者がいることからチーフス有利とします。


・チーフスO# vs ベンガルズD#

 パス 

 ジャガーズ戦で足首の捻挫で途中離脱して復帰していたQBパトリック・マホームズですが、練習に参加しプレイに問題ないというパフォーマンスを見せています。ただ動きとしては軽めの練習なので、本番で動けるかはなんとも言えない状態となるでしょう。フットワークに関してはあまり期待できないことだろう。

 TEトラビス・ケルシーがジャガーズ戦で98ヤード2TDといつもの活躍を見せてくれて勝利に導きました。この試合もケルシーとのホットラインがどうなるかが鍵となることでしょう。

 ベンガルズのパス守備はビルズ戦でWRステフォン・ディグスを封殺しました。ビルズ戦は本当に素晴らしかったですね。チーフス戦でも封じることができるか注目です。今回はフットワークの無いマホームズ相手なので7~8バックのパス重視守備が炸裂するかもしれません。

 怪我ありですがマホームズですからねぇ、一応チーフス有利と見ます。


 ラン 

 ジャガーズ戦では新人RBアイザイア・パチェコが95ヤードを獲得するなとランでも押し込めたのが大きかった試合でした。パチェコのパワフルなランがどれだけ出るかは楽しみなところです。

 ベンガルズのラン守備はリーグ7位の成績で強力です。ビルズ戦でも64ヤードに抑えたということもあり自信ありと見ます。

 ベンガルズ有利ですかね。


 OL vs パスラッシュ 

 ジャガーズ戦ではサックこそ受けなかったがプレッシャーは結構受け続けました。フットワークが使えないとなると今回はなかなか厳しい戦いとなるかもしれません。

 ベンガルズのパスラッシュはビルズ戦ではいいプレッシャーがかかっており、シーズン中のイマイチな成績から比べると今はいい調子なのではないかなと思われます。

 ベンガルズ有利気味の互角とします。



 勝敗予想 
 予想はベンガルズ勝利とします。

 パスはチーフス有利としましたが、昨年のブリッツなし7~8バック守備がチーフスにとっては驚異となるかなと思います。怪我有りのマホームズは走れないでしょうしね。今回もこの守備作戦に苦労する可能性があるんじゃないかなと予想します。あとは相性ですね、バロウvsマホームズがバロウ3-0ということもあり、この相性を崩れるのかというところでしょう。