カンファレンスチャンピオンシップをさらっとまとめます。


 49ers@イーグルスのまとめ

 イーグルスが49ers相手に完勝 

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 NFCのカンファレンスチャンピオンシップは、イーグルスが49ers相手に完勝となりました。

 イーグルス最初のドライブからクライマックスで、4th3のギャンブルでWRダボンタ・スミスがワンハンドキャッチを見せTDにつなげたのは非常に大きかったですね。
 49ersもRBクリスチャン・マキャフリーの相手を振り切る見事なランで同点に追いつきました。ただQBブロック・パーディが肘を痛め途中離脱となり4番手QBジョシュ・ジョンソンが出場する自体に
 QBジョシュ・ジョンソンが試合慣れしてないところでの相手ホームのクラウドノイズという環境で、やってはいけないファンブルロストをしてしまい。一気に点差を広げられてしまったのが直接の敗因となってしまいました。

 その後QBジョンソンが脳震盪によりQBパーディが戻ってこらずを得なかったのですが、やはり肘の状態は良くなくショートパスのみで組み立てなくてはいけなく、反撃は出来ず終わりました。
 49ers守備はがんばりは見せましたが、攻撃の状況にフラストレーションが溜まっていたのかいらない反則で自滅したところもありました。そこがもったいなかったですね。

 イーグルスはRBマイルズ・サンダースが2つ RBボストン・スコット QBジェイレン・ハーツで4つのTDをランで取り切りました。この試合はパスよりもランの組み立てが良かったですね。危なげない勝利だったと思います。

 イーグルスが2017年シーズン以来5年ぶりのスーパーボウル進出となりました。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=haJM-KD849k


 ベンガルズ@チーフスのまとめ


 一進一退の攻防 チーフスがベンガルズに競り勝つ 

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 前半1Qはお互いFGで攻撃を抑えるジリジリとする展開でしたが、チーフスが4th1を強行しQBパトリック・マホームズからTEトラビス・ケルシーのホットラインが開通し初めてのTDを奪いリードを広げました。

 その後CBクリスチャン・ワトソンのインターセプトもあり、流れはチーフスという感じでしたが、最後ベンガルズがFGを1本返し6-13の1TD差で折り返しとなりました。

 後半ベンガルズはWRティー・ヒギンズの高さを活かしたTDを取り同点になるも、チーフスもWRマルケス・バルデス-スカントリングのTDで一進一退の攻撃が続く展開に

 QBマホームズがグリップが甘く珍しい自滅のファンブルロストがありました。その後ベンガルズにまた同点に追いつ来ました。その後はお互い譲らす一進一退の攻防が最後まで続きました。

 最後のチーフスの攻撃で、QBマホームズの決死の覚悟のスクランブルで相手のレイトヒットも誘い一気にFGレンジに行き、残り3秒Kハリソン・バトカーのFGで勝ち越しに成功。そのまま試合はチーフス勝利となりました。

 チーフスはQBマホームズの足の状態が流石に思わしくなく、いつものパフォーマンスとは言えなかったものの、しっかり試合をまとめたという感じでしたね。

 ベンガルズとしてはOLが揃わなかったことで、QBジョー・バロウがかなりプレッシャーを受けサックと攻撃で苦戦したのが痛かったですね。

 チーフスが2020年シーズン以来2年ぶりのスーパーボウル出場となりました。

【Highlight動画】
https://www.youtube.com/watch?v=W1X-tap7B6c


 その他気になったこと


 パンチングボール 

 49ersのLBドレ・グリンローはボールを掻き出そうとして何度もパンチを繰り出しました。ただこれは反則となりました。反則にならなかったらボクシング合戦になりかねませんしね。パンチはほどほどに。


 チョークスラム 

 49ersのTトレント・ウィリアムスが揉め合いを止めようとしましたが、フラストレーションがたまっていたのか、チョークスラムばりの投げをして乱闘に発展してしまいました。やりすぎた投げによりウィリアムスは退場


 チャンピオンの歌唱力 

 イーグルスQBジェイレン・ハーツがチャンピオンシップ表彰式でイーグルスの応援歌を熱唱しました。ただ歌唱力はイマイチかな?w


 堂々とした煽り 

 チーフスTアンドリュー・ワイリーが審判の眼の前で相手を挑発する行為をして、トーンティングの反則を取られました。そりゃそこでそんな煽りをしちゃ取られるのも当たり前です。アンディー・リードHCも頭を冷やせというジェスチャーを見せていました。そりゃいらなすぎる反則ですもんね。

 ケルシー・リードボウル 

 スーパーボウルはイーグルスCジェイソン・ケルシー チーフスTEトラビス・ケルシーの兄弟によるケルシーボウルとも言われています。どうやらスーパーボウルで兄弟で戦うのは初めてのことのようです。

 それに加えチーフスのアンディー・リードHCが古巣のイーグルスと戦うこととなりリードボウルとも言われています。それなりに因縁めいたスーパーボウルですね。楽しみです。