現地2/9に行われたシーズン表彰式NFL Honorsをさらっとまとめておきます。


 MVP


 チーフス QB パトリック・マホームズ 

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 シーズンMVPはチーフスQBパトリック・マホームズが2度目の受賞となりました。

 パス5250ヤード 41TDはいずれもリーグトップ チームを第1シードからスーパーボウルに導いた貢献度はリーグトップ評価といって申し分ない成績となり受賞となりました。そしてMVPはスーパーボウルを取れないという呪いも打破。AFCは今後やはりマホームズ時代となりそうですね。
 

 攻撃MVP


 バイキングス WR ジャスティン・ジェファーソン 

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 攻撃MVPはバイキングスWRジャスティン・ジェファーソンが初受賞となりました。

 レシーブ128回 1809ヤードはいずれもリーグトップ 初のリーディングレシーバーも獲得しバイキングスの地区優勝に貢献しました。プレーオフでは残念でした。なんでもこなせるタイプでこれからもリーディングレシーバー争いの主役になっていくことになる選手となることでしょう。

 守備MVP


 49ers EDGE ニック・ボサ 

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 守備MVPは49ers EDGEニック・ボサが獲得しました。

 18.5サックはリーグ1位 失点1位の49ers守備の軸として活躍し地区優勝を引き寄せた要因となったことで大活躍のシーズンとなりました。最強守備の主役でしたもんね。今後も49ersの守備の要として活躍していくことでしょう。

 新人攻撃MVP 新人守備MVP


 攻撃 ジェッツ WR ギャレット・ウィルソン 

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 守備 ジェッツ CB ソース・ガードナー 

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 新人賞は攻撃も守備もジェッツから選ばれました。最後までプレーオフ争いしてましたもんね。

 攻撃はジェッツ WRギャレット・ウィルソンが受賞 83レシーブ 1103ヤードは新人の中いずれもトップの成績を残したことが評価された形となりました。QBがなかなか固定できなかったチームの中一人攻撃で気を吐いていた印象でしたね。ホットラインが形成できるQBが見つかればもっと成績が伸びることでしょう。

 守備はジェッツ CBソース・ガードナーが受賞 リーグトップの20パスディフェンスを記録しシャットダウンコーナーとして大活躍、ジェッツの躍進に貢献し評価されました。1年目からプロボウル オールプロにも選出されておりこれからのCBのトッププレイヤーとして期待が高まる選手です。

 最優秀HC賞


 ジャイアンツ ブライアン・ダボールHC 

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 最優秀HC賞はジャイアンツ ブライアン・ダボールHCが選ばれました。

 正直前年と戦力があまり変わらない中、現有戦力の底上げをし、前年の4勝13敗から9勝7敗1分けとなりプレーオフまで導く手腕が評価され受賞となりました。特にRBセイクオン・バークリーの再醒はお見事でしたね。来シーズンもどのような手腕でジャイアンツを盛り上げるのか楽しみです。


 カムバック賞


 シーホークス QB ジーノ・スミス 

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 カムバック賞はシーホークス QBジーノ・スミスが獲得しました。

 スミスは新人から2年間先発を務めましたが思ったような成績を挙げられずその後はバックアップ生活が続いていました。今シーズンはQBラッセル・ウィルソンの移籍で久々に先発のチャンスが舞い込んで来て、10月の月間MVPを獲得するなど大活躍 パス成功率69.8%はリーグトップの成績 4282ヤード 30TDと見事な成績でシーズンを終えたことで評価されました。来シーズンもこの勢いのまま行ってほしいですね。

 ウォルターペイトン賞


 カウボーイズ QB ダク・プレスコット 

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 社会貢献の賞ウォルター・ペイトン賞はカウボーイズ QBダク・プレスコットが受賞となりました。

 シーズン中どれだけ社会貢献したかが争われる賞で、スポーツ選手の社会奉仕が日常的に行われているアメリカらしい賞です。この賞が一番権威があると言われていることもあり、NFL Honorsのトリのスピーチも任せられています。こういうものは日本も取り入れてもいいかもしれませんね。賞にするととやかく言う人もいるかもしれませんが。偽善でもやることはいいことです。

 殿堂入り選手


 今年は9名の殿堂入り 

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・CB ロンデ・バーバー
・コーチ ドン・コリエル
・LB チャック・ハウリー
・DE ジョー・クレッコ
・CB ダレル・リービス
・CB ケン・ライリー
・T ジョー・トーマス
・LB ザック・トーマス
・EDGE デマーカス・ウェア

 以上の9名が受賞となりました。太字は資格1年目からの受賞となります。CBダリル・リービスはジェッツでシャットダウンコーナーとして大きく活躍しましたね。今年のソース・ガードナーのようなプレイヤーでしたね。こうして殿堂入りの年に同タイプの選手が現れるなんてなんか夢がありますね。

 そしてブラウンズ一筋11年プロボウルも10回選ばれた御大ジョー・トーマスが見事資格1年目で殿堂入りとなりました。弱いチームながら一人気を吐く姿、一度はプレーオフにつれて行きたかったなぁ。今はかなり痩せてアナリストとしてブラウンズを鼓舞する人として活躍しています。本当に殿堂入りおめでとう!!!