今年も総括はポジションごとに記事上げていこうと思います。


 チームラン成績

 スタッツ   順位 
ラン回数 532 5位
ランヤード  2490  6位
ランTD 19 6位
ラン1回
平均ヤード
4.7 8位
1試合平均
ランヤード
146.5 6位
ファンブル数 15 3位
 ランファースト 
ダウン数
142 6位
タックル前
平均ヤード
2.7 17位
タックル後
平均ヤード
2.0 2位
タックル
ブレイク数
36 4位

 どの項目もリーグ上位の成績で、攻撃の軸はランであると言える成績でしょう。特に素晴らしいのはファンブル数 タックルブレイク数 タックル後平均ヤード数 この3項目のTOP5はかなり評価されるべきところでしょう。

 これだけラン回数が多いのにファンブル数が少ないことは素晴らしいことです。ほんとにRBニック・チャブは堅実で安定した成績 そして失敗が少ない。素晴らしいことです。

 ブレイクタックル数とタックル後のヤード数も素晴らしい成績です。それだけコンタクトされても押し進む能力 LB・DB陣のタックルをものともしないという。スピードかつパワーのあるラン攻撃だと言えます。

 申し訳ないがこれで負け越したのはやっぱりパスと守備の責任と言わざるを得ないかな。


 ニック・チャブ

Browns' Nick Chubb reaches elite level on Madden - cleveland.com

【記録】
 17試合先発出場 660スナップ
 ラン回数 302【3位】 ランヤード 1525ヤード【3位】
 ランTD 12【5位】 ラン1stダウン 69【2位】

 1回平均ランヤード 5.0【9位】
 タックル前平均ヤード 2.7(830ヤード)
 タックル後平均ヤード 2.3(695ヤード)【4位】
 タックルブレイク数 28【3位】
 ファンブル 1
 レシーブ回数 27/37 レシーブヤード 239ヤード
 レシーブTD 1 レシーブ1STダウン 12

 昨シーズンも惜しくもリーディングラッシャーは取れず3位 これで4年連続1000ヤード超えを達成しました。怪我もなくフル先発出場となり見事な成績を収めてくれました。間違いなくチームのMVPと言って良い活躍でしたね。ほんとどんな時でも安定仕事でしてくれるので、頼もしいばかりです。文句の付け所がない成績です。

 一昨年シーズンからパワーが増したのかスティッフアームがめちゃくちゃ強くなったんですよね。タックルブレイク数の高さがそれを表す数値となっています。とにかく1stダウンも多いから助かってるし、今年こそはリーディングラッシャーをとって欲しい。

 もちろんですが、プロボウルにも選出されました。これでプロボウルは4回目の選出となります。


 カリーム・ハント

NFL free agency: Kareem Hunt expects new team 'soon', talks Browns - Dawgs  By Nature

【記録】
 17試合先発 492スナップ
 ラン回数 123 ランヤード 468ヤード
 ランTD 3 ラン1stダウン 30
 1回平均ランヤード 3.8
 タックル前平均ヤード 1.9(233ヤード)
 タックル後平均ヤード 1.9(235ヤード)
 タックルブレイク数 6
 ファンブル 1
 レシーブ回数 35/44 レシーブヤード 210ヤード
 レシーブTD 1 レシーブ1STダウン 11

 昨シーズンは怪我もなく2番手としてフル出場 十分な仕事をしてくれたとは思いますが、今年は一発ロングゲインが少なく、成績としては不満足なシーズンだったのかなぁとは感じます。

 ただ無理やりでも前に出る姿勢は変わらず、ロスが少ないのが頼りになるRBではあります。でも本人的にもRBとしてはキャリア終盤に近づいていることも意識しており、シーズン開始前はトレード要求もしていました。



 そのためか、まだ未契約状態で1番手と同等の扱いをしているチームを探しているという感じかもしれません。



 アンドリュー・ペリーGMはハントが戻ってくる気があるなら、戻っておいでとは言っているがどうなることやら。


 ディアーネスト・ジョーンズ

【記録】
 15試合先発 35スナップ
 ラン回数 4 ランヤード 17ヤード
 ランTD 0 ラン1stダウン 1
 1回平均ランヤード 4.3
 タックル前平均ヤード 1.3(5ヤード)
 タックル後平均ヤード 3.0(12ヤード)
 タックルブレイク数 0
 レシーブ回数 3/7 レシーブヤード 7ヤード
 レシーブTD 0 レシーブ1STダウン 0

 書くかどうか迷ったのですが、一昨年はカリーム・ハントの怪我の穴埋めで534ヤードランを記録し、RFAで引き抜かれるんじゃないかと思われたんですが、引き抜くチームは現れず。昨シーズンも3番手RBとなりました。

 昨シーズンはけが人が出なかったこともあり、出場機会に恵まれず、ほとんどスペシャルチームで過ごすという、なんとももったいない1年間となってしまいました。もっと機会があればもっとやれる選手だと思います。

 なのでハント不在の今年はちゃんと再契約して2番手として残してほしかったのですが、FAではうちは動かず、ジャガーズと契約を結びました。おそらく2番手候補となることでしょう。トラビス・イーティーエヌといいコンビとなることを願いつつ、今年対戦があるので恩返しはしないでね・・・・

 2023年のRBの状況

2023-0721RB

 今年はカリーム・ハントは現時点ではFAとなっています。本人もまだ28歳ということもあり、2番手というよりも1番手で活躍の場を求めているところもあるのかもしれません。昨シーズンは途中トレード要求もありましたしね。ただ現状1番手として取るチームは現れず、まだ未契約状態。開幕までどう決断するかでしょうね。一度チームに不義理をして問題を起こしたこともあるので、その点も契約に影響はあるんでしょうね。駄目だったら戻ってきてや。

 でハントが戻ってこない場合が問題なんですよね。現状ニック・チャブ一人体制で、あとはリターナーのジェローム・フォード ほぼスロットWRとなったデメトリック・フェルトンのみという状況。2番手これで大丈夫なの?

 チャブにこれ以上スナップ数増やしてほしくないんだけど・・・やればできるとは思うけど、一応カレッジ時代に怪我も経験してるのわかってるから、もし怪我したら今シーズンチーム自体が終了となるので、早めに対策はしておいてほしいというのが願いです。