NFLは毎年ルールの変更が行われています。今年はプレイ内容での変更はほとんどありませんが、追加・変更・継続したことがありますのでまとめておきます。


 昨年のルール改正記事はこちらです。


 背番号0使用許可(K/Pも背番号範囲変更)

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 ジャージナンバリングシステムが変更され、現在1桁の番号の着用が認められているすべてのポジションで0番を着用できるようになりました。

AFC
チーム NO. ポジション 選手名
BUF 0 RB/ST ナイハイム・ハインズ
MIA 0 WR/ST ブラックストン・バリオス
NYJ 0 S エイドリアン・エイモス
CLE 0 CB グレッグ・ニューサム
BAL 0 LB ロークアン・スミス
TEN 0 CB シーン・マーフィー-バンティング
JAC 0 WR カルビン・リドリー
LAC 0 LB デイヤン・ヘンリー
DEN 0 EDGE ジョナサン・クーパー
NFC
チーム NO. ポジション 選手名
PHI 0 RB デアンドレ・スイフト
NYG 0 WR パリス・キャンベル
MIN 0 EDGE マーカス・ダベンポート
DET 0 WR マービン・ジョーンズ
TB 0 EDGE ヤヤ・ディビー
NO 0 S/CB ウゴ・アマディ
ATL 0 LB ロレンゾ・カーター
CAR 0 EDGE ブライアン・バーンズ
LAR 0 EDGE バイロン・ヤング
ARI 0 WR ザック・パスカル
SEA 0 LB デビン・ブッシュ

 最終確認はしていませんが全20選手が背番号0を着用することになります。こちらも覚えて注目しておきましょう。

 ついでなんですがキッカーとパンターは0-49と90-99の番号を着用することが許可されることになりました。ロースターに残った中では
 
チーム NO. ポジション 選手名
NE 37 K チャド・アイランド
LAR 42 P イーサン・エバンス
NO 39 P ロウ・ハンドレイ
DET 36 P ライリー・パターソン

 調べたら4人いましたね。PSにも多分何人かいるんでしょうね。

 QBが2人怪我した場合インアクティブの3人目のQB使用可能に

Doctor Who Examined Dolphins' Tua Tagovailoa Is Dismissed - The New York  Times



 今年からロスタースポットを占有することなく、試合日に3人目のクォーターバックを起用できるようになります

 3人目のクォーターバックは、チームの最初の2人のクォーターバックが負傷または退場した場合に使用できるようです。

 正クォーターバック2人のうち1人が試合に復帰した場合、両クォーターバックが同じ理由で再び出場できなくならない限り、3人目のクォーターバックはベンチに戻ることになるようです。(WikipediaをDeepLで翻訳)

 QB3人いれれて、ベンチに1人増やせるという感覚でいいのかな?ちゃんとわかってないところもあるので、違ってたらコメントください。まあPSから普通に挙げるってことでいいんよねこれ。3人QBロースターに入れてるチームもあるけど、それはただで取られたくないからって感じなんですよねきっと。

 違ってたみたいなのでコメントもらいました。一応ロースターには3人QBを入れておかないと行けないらしいです。ベンチに入れる48人の中に入れずインアクティブとなった第3QBでも2人QBが怪我となった場合だけ出場許可が降りるということらしいです。ご説明ありがとうございました。やっと理解しました。

 あと詳しいことは上記のNFLJAPANの記事で書かれていました。熟読しておきます。コメントありがとうございます!!!

 ブースレビュー・チャレンジの変更点

 ブースレビュー・チャレンジの変更点は2つルールが増えました。

Left behind: With the NFL now embracing 4th down math, Seahawks are playing  scared - The Athletic

 1つ目 4thダウン失敗したプレーは、ブースレビューすることになりました。チャレンジはしなくてもOKとなっています。

 2つ目 今年から前半後半のツーミニッツの後でも、ファーストダウン更新となったプレー限定でチャレンジすることが可能となりました。昨年まではツーミニッツ後はチャレンジ不可で審判の判断でブースレビューのみをするということで、もしチャレンジフラッグを投げた場合は反則を取られる場合もありましたが、今年から変更になるので覚えておきましょう。

 キックオフでフェアキャッチ可能に

APNewsBreak: Kickoff fair catches not catching on

 キックオフでは、2018年に採用されたカレッジフットボールのルールを反映し、25ヤードラインまたはその後方で行われたフェアキャッチは25ヤードラインで与えられることとなりました。

 フィールドで内で取る場合はフェアキャッチシグナルを使えるということですが、プレシーズンを見る限り、フェアキャッチはせずリターンしていたような。使う場面ほとんどないんじゃないかなぁと推測します。リターナーの怪我防止とはいいますが、リターナーの仕事なくなっちゃいますしね

 チームの方針次第ではやるチームもあるかもって感じでしょうね。

 その他の細かいルール変更




 とりあえず今シーズンのウィキペディアに書いてあった、細かいルール変更があったので、DeepLで使った翻訳のままお伝えしておきます。あとは自分の解釈でちょっと解説しますが、間違ってる可能性もあるので、間違ってたらコメントください。


・フィールドでの裁定が覆った後のタイミングルールが変更された。2ミニッツワーニングの外にいる場合、プレークロックは25秒ではなく40秒に設定される。2ミニッツワーニング内で10秒ランオフが使われた場合、プレークロックは30秒に設定される。

【茶王解釈】なんかようわからんけど、とりあえずプレークロックは25秒と40秒で分けられてるけど、30秒の時もあるよということになったみたいです。


・トリッピングは、1974年からのルール変更により、現行の10ヤードのペナルティからパーソナルファウル(15ヤード)に格上げされた。

【茶王解釈】トリッピングって今まで10ヤード罰退だったんね。トリッピングって足引っ掛けるやつよね確か。


・相手を攻撃するために片足から発射することは違法となり、両足で行う現在のルールが変更されました。

【茶王解釈】ようわからん。とりあえず片足だけタックルするの怪我するからあんまやめろってこと?

【Kurusさんからの詳しい補足解説】

「相手を攻撃するために片足から発射することは違法となり、両足で行う現在のルールが変更されました。」

このルールは「ローンチング」という無防備な選手へのタックルの反則で、従来はロケットみたいに両足が離れたジャンピングタックルが禁止されていたのを、今年から片足だけ離れたタックルもローンチングの対象とするって感じだと思います

 勉強になります。ローチングって初めて聞いたかもしれない。


・ラインオブスクリメージの後方でボールを不法に前方へ渡すこと(サックを避けるためにクォーターバックがオフェンスラインマンにボールを前方へ渡すなど)は、ラインオブスクリメージの外側で同じ反則が発生した場合と同様に、ダウンの損失となる。

【茶王解釈】とりあえずボール持てないラインマンに前パス渡したらダウン+罰退ね。


・すべてのイリーガル・キック(スクリメージラインを越えて、またはボールがライン後方に戻った後)は、イリーガル・フォワードパスと同じ罰則(5ヤードおよびダウンの損失)となる。

【茶王解釈】めったにないやろこれ、パンターがボール取るのミスって横に走ってキックした時にスクリメージ出てたら反則とるよってやつでしょこれ?


・両ハーフの最後のプレーにおいて、オフェンスがライブボールペナルティを犯し、ディフェンスがデッドボールペナルティを犯した場合、そのピリオドはアンタイムダウンのために延長されない。

【茶王解釈】0秒になって攻撃も守備も反則犯した時、0秒からワンプレイだけやり直しがなくてそのまま終わりってことでええかな?


・ヘルメットによる「突進、突進、または槍」の文言は、「ヘルメットの許されない使用」の傘下にまとめられ、合法的な偶発的接触が明確にされた。

【茶王解釈】なんか頭から当たったらとにかく駄目だからな!ってことの解釈を変えたみたいな感じかな詳しくはようわからん。とにかく頭からつっこんでタックルすんなよと。肩からつっこめよと


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