現時点の戦力と足りないポジションの穴の分析が主です。
 今年のモックはカレッジに精通されている「しゅうまい12」様(https://shumai12sea.hatenablog.com/)にお願い致しました。私もそれにちょっとコメントを付けようと思います。

 順位順に2チームづつ書いていきます。


 21位 ドルフィンズ


 指名順 

順位
1 21
2 55
3
5 158
6 184
6 198
7 241

 今年の3巡目指名はQBトム・ブレイディ ショーン・ペイトンHCのタンパリング問題で剥奪されています。そういえばありましたねぇそんな事件。結構厳しい制裁が下ったし、ブレイディ・ペイトンは取れなかったし散々な目にあってますね。上位指名が2つになったのは痛いところです。


 現時点の主なロースター 

2024 preDraft-21mia-01
   今オフ加入選手

 昨年は圧倒的攻撃力で久々に地区優勝かと思われましたが、最後の3連敗でビルズに逆転をくらい地区優勝を逃してしまいまた。その悪い流れのままプレーオフでも初戦のチーフス戦で惨敗となった、苦いシーズンの終了となってしまいました。

 今オフは悪かった守備を入れ替えた印象ですね。実績のある選手を各ポジションで補強できました。これがフィットすれば十分強化になることでしょう。



 放出選手 

2024 preDraft-21mia-02

 フランチャイズ指定をすると思われていたDLクリスチャン・ウィルキンスを放出はちょっと驚きでしたね。この穴を塞ぐ補強はあんまりできていないので、ドラフト指名が有力となりそうですね。

 ドルフィンズ一筋だったCBザビアン・ハワードを解雇。確かに昨シーズンは調子が落ちていたことは間違いありません。31歳ということで、サイドCBは厳しいという見解なのでしょうね。まだ獲得に動いているチームはありません。


 2023チームスタッツ 

2023Stats-02mia

 攻撃は70点取ったブロンコス戦などもあり、結構大量得点を稼ぐ試合が多く、リーグトップの成績を収めたという感じでしたね。

 ただ負ける時は逆な状態で、守備が大崩壊して、得点が湿っているという試合だったこともあり、失点数も多かったですね。


 ニーズのポジション 




 攻撃はスロットWR Gができればほしいところだが、上位指名が2つなので守備の方が優先度は高いだろう。

 1,2巡目でDL CBというのが規定路線となりそうですかね。



 しゅうまい12様のモックドラフト 


【21位】DT バイロン・マーフィー2世 (Byron Murphy II) 
(テキサス大学)



 身体能力が高く、パスラッシュを得意としているDTです。一歩目でブロックを外す動きやパスラッシュの手数も多さが良く、どのようなシチュエーションでもプレッシャーをかけることができます。

 身長などはやや小さいですが、3テクであれば十分活躍できると思います。



 低身長のDLといえば、今年引退したアーロン・ドナルドですね。そこまではパワーはないかもしれませんが、とにかく隙から潜り込むのは得意そうですね。指名されたら、ウィルキンスの穴埋めとして期待がかかるでしょうね。


 22位 イーグルス


 指名順 

順位
1 22
2 50
2 53
4 120
5 161
5* 171
5* 172
6* 210

 2巡目が2つあるのはいいですね。ただ3巡目はありませんが。下位指名も5巡目が3つもあり、そこで当たりが一つでも引ければという感じですね。3日目の中では上位の指名ですし。期待は持てます。


 現時点の主なロースター 

2024 preDraft-22phi-01
   今オフ加入選手

 昨シーズン序盤戦は隙のない状態でさすがスーパーボウル進出チームという素晴らしい成績でしたが、後半戦に入ってから、急に守備がおかしくなり始め、最終的にカウボーイズに逆転されてしまい、プレーオフでも力を出せず惨敗となってしまいました。

 戦力は整っていたけど歯がゆい感じでしたね。今年はDCをビッグ・ファンジオに変え守備の整備という感じのオフでしたね。EDGEブライス・ハフ LBデビン・ホワイトの補強に加え S C.J・ガードナー-ジョンソンが戻ってきたのも楽しみですね。

 攻撃もRBセイクオン・バークリーを獲得し、ラン攻撃も期待したい。


 放出選手 

2024 preDraft-22phi-02

 Cジェイソン・ケルシー DLフレッチャー・コックスの引退は攻撃と守備のリーダー的存在が急にいなくなり不安ですね。

 ラン攻撃を引っ張ったRBデアンドレ・スイフト チームトップの11.0サックのEDGEハーソン・レディックも移籍となり、結構戦力的には入れ替わった印象ですね。

 昨年途中トレードで加入したSケビン・バイヤードはチームにフィットしなかったですねぇ。連携が取れないと難しいということなんですねぇ。



 2023チームスタッツ 

2023Stats-18phi
 この攻撃と守備のスタッツの差。ものすごいものがありますね。前半戦はそんなに気になりませんでしたが、間違いなく後半戦はおかしい守備の連発だったことは確かでした。パスラッシュもかからないし、パス守備もボロボロでどうしてしまったのかという感じでしたね。

 ある程度選手の入れ替えもありましたし、あとはドラフトで補強ですね。


 ニーズのポジション 



 上位3指名はCケルシー DLコックスの後釜 そしてサイドCBの3つを埋めることで確定と言っていいんじゃないかなと思っています。ここをまず埋める作業が大切でしょう。

 あとはスロットWR EDGEのローテーション Sの控えが下位で当てれればでしょう。



 しゅうまい12様のモックドラフト 


【22位】CB コール-エイド・マッキンストリー (Kool-Aid McKinstory) 
(アラバマ大学)



 1年生から活躍し、2年生となった一昨年に評価を上げた選手です。身体能力が高く、マンカバーとゾーンカバーの両方をこなすことができ、レシーバーを完全にシャットダウンさせることができます。

 しかし、昨年は、警戒され過ぎたためからか、パスがあまり投げられなくなり、逆サイドのアーノルドにボールが集まったことで、結果的に彼でなくアーノルドに注目が集まることになりました。



 ボールが飛んでこないのはすごい選手の証拠。昨シーズンはCBジェームス・ブラッドベリーの方が狙われまくっていたので、その代わりとなることなので、間違いなく狙われれることでしょう。コンビを組むのはCBダリウス・スレイになりますから。実力を発揮する場としてはいいチームでしょうね。

 ここまでのモック


順位 チーム ポジション 選手 大学
1 ベアーズ QB ケイレブ・ウィリアムス 南カルフォルニア大学
2 コマンダース QB ジェイデン・ダニエルズ ルイジアナ州立大学
3 バイキングス QB ドレイク・メイ ノースカロライナ大学
4 カーディナルス WR マービン・ハリソン Jr. オハイオ州立大学
5 チャージャーズ WR ローム・オドゥンゼ ワシントン大学
6 ジャイアンツ WR マリーク・ネイバーズ ルイジアナ州立大学
7 タイタンズ OT ジョー・アルト ノートルダム大学
8 ファルコンズ EDGE ダラス・ターナー アラバマ大学
9 ブロンコス QB J.J.・マッカーシー ミシガン大学
10 ジェッツ TE ブロック・バウアーズ ジョージア大学
11 ペイトリオッツ OT タリース・フアガ オレゴン州立大学
12 ベアーズ EDGE ジャレッド・ヴァース フロリダ州立大学
13 レイダース OT オルムイワ・ファッショヌ ペンシルベニア州立大学
14 セインツ OT アマリウス・ミムズ ジョージア大学
15 コルツ CB クイニョン・ミッチェル トレド大学
16 パッカーズ CB テリオン・アーノルド アラバマ大学
17 ジャガーズ CB ネイト・ウィギンス クレムソン大学
18 ベンガルズ OT JC・レーサム アラバマ大学
19 ラムズ EDGE ライアトゥ・ラトゥ カルフォルニア大学
ロサンゼルス校
20 スティーラーズ C ジャクソン・パワーズ-ジョンソン オレゴン大学
21 ドルフィンズ DT バイロン・マーフィー2世 テキサス大学
22 イーグルス CB コール-エイド・マッキンストリー アラバマ大学

[トレード]
・ペイトリオッツ 1巡3位+2025年2巡 ↔︎ バイキングス 1巡11位+1巡23位+2025年1巡
・ベアーズ 1巡9位 ↔︎ ブロンコス 1巡12位+4巡121位+来年4巡
・シーホークス 1巡16位 ↔︎ パッカーズ 1巡25位+2巡58位


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