【NFL 2024 シーズン】カウボーイズ開幕前戦力分析【NFC東】 : 🐕 茶犬 🐕 NFLブログ

・過去の戦績と昨年のチームスタッツ
・コーチ陣
・ドラフト加入選手
・ロースター
　【攻撃編】　【守備編】
・スケジュールと展望

過去の戦績と
昨年のチームスタッツ

年度	勝	負	引	備考
2023	12	5		地区1位 WC敗退
2022	12	5		地区2位 DP敗退
2021	12	5		地区1位 WC敗退
2020	6	10		地区2位
2019	8	8		地区3位

　プレーオフには必ず行けるだけの戦力は持ち合わせており、レギュラーシーズンは攻守ともに安定しているチームなのですが、プレーオフになるとその力が発揮できないし、采配もおかしくなる。毎年そいう状態を見ていることもあり、ファンもやきもきしていることでしょう。スーパーボウルに行く戦力は整っているものの、予想はプレーオフ止まりというのが多いチームではあります。

　大一番での勝負強さを一度でも発揮できればスーパーボウル常連になってもおかしくないチームなので、そろそろ殻から抜け出してほしいところですね。

コーチ陣

職	コーチ名	年齢
HC	マイク・マッカーシー	61
OC	ブライアン・ショッテンハイマー	51
DC	マイク・ジマー　※new	68

　昨年のDCダン・クインはコマンダースのHCとして引き抜かれました。代わりにDCについたのが、元バイキングスHCのマイク・ジマーです。最年長コーチとなる68歳。もう勇退してるもんかと思いましたが、まさかの就任でしたね。なかりな豪華メンバーであるカウボーイズ守備を更に強化できるかは注目されるところですね。

　HC・OCは陣容は変わらずです。あとはプレーオフでの勝負強さだけのチームなので、マッカーシーはその手腕が試されます。NFLの中ではかなり年長なコーチ陣かなと思われます。

ドラフト加入選手

巡	順位	ﾎﾟｼﾞｼｮﾝ	選手名	大学
1	29	T	タイラー・ガイトン	Oklahoma
2	56	EDGE	マーショーン・ニーランド	Western Michigan
3	73	G	クーパー・ビービ	Kansas State
3	87	LB	マリスト・リウファウ	Notre Dame
5	174	CB	ケイレン・カーソン	Wake Forest
6	216	WR	ライアン・フロノイ	Southeast Missouri State
7	233	T	ネイサン・トーマス	Louisiana
7	244	DL	ジャスティン・ロジャース	Auburn

　1巡目には怪我がちのTタイロン・スミスを放出したこともありLT先発候補のTタイラー・ガイトンを指名しました。攻守バランスが取れたドラフトだったのかなぁとは思います。ただ評価低めにつけてますね私はｗ

　詳しくはドラフト記事を御覧ください

ロースター

【攻撃編】

　　　放出・離脱選手　左の番号：背番号
　　　補強選手　　　　新人選手（120位まで）
SS～D：個別選手評価（OLはなし　太字は過去3年のプロボウル選出選手）
S：プロボウル級　A：エース級
B：レギュラー級　C：バックアップ級
D：未知数　R：新人
年齢は年内に到達する年齢です

パス攻撃
　QBダク・プレスコットはレギュラーシーズンの安定感はリーグトップ5クラスのQBと言って過言ではないでしょう。通算73勝41敗と大きく勝ち越していますしね。通算QBレーティングも99.0と過去の中でもかなり高いレベルの数値となっています。普通ならスーパーボウル一回くらい行っていてもいいレベルの成績なんですがね。

　前QBトニー・ロモもそうなんですが、プレーオフでの一発勝負に弱いのが残念なところなんですよね。ちなみにプレーオフは5回出て2勝5敗となってしまっています。接戦はするが、最後の最後で凡ミスするという感じの印象は拭えないQBではあります。そこの克服がとにかく大事ですね。普通ならスーパーボウル優勝予想をもっとされていいチームだとは思うですがね。

　そしてエースWRシーディ・ラムは昨年1749ヤードレシーブを挙げ初のオールプロに選出されています。オールマイティでなんでもこなせますが、やはり抜け出す能力の高い一発があるレシーバーですね。

　2番手WRブランディン・クックスはエース格としていくつかのチームでやってきた選手です。なぜか毎回トレードの玉になってカウボーイズにたどり着いた選手です。通算9273ヤードと今シーズン10000ヤード到達もありえる選手でこの2枚看板がカウボーイズのパス攻撃を牽引します。

　TEジェイク・ファーガソンも2年目の昨年761ヤードレシーブを記録し初のプロボウルに選出されています。ダブルエースWR+レシービングTEとこの3枚の矢が今年も火を吹いてほしいというところですね。

　ただWRマイケル・ギャラップが抜けたことで、3枚目のレシーバーがちょっと心配な点ですね。ただ若手にとってはそこでの出場がチャンスではあるので、誰がスロットをやるかはプレシーズンの注目点かもしれません。　

ラン攻撃

　RBトニー・ポラードはFA移籍となりピンチを迎えています。そこでRBエゼキール・エリオットを呼び戻しました。ただエリオットは全盛期から比べるとかなりパフォーマンスは落ちているので、ポラードの穴を埋めるまではいかないだろう。ラン攻撃は正直落ちるという計算をしておくべきだろう。そうなるとパスへの負担が大きくなるので、QBプレスコットの正念場の年となるかもしれない。

プロテクション

　Cタイラー・ビアダスの放出は正直痛かっただろう。まだCの先発は決まっておらず、2巡目新人Gクーパー・ビービも候補の一人のようだ。

　Tタイロン・スミスも放出となったが、怪我が多かったこともありここは入れ替えの方針は決定事項であっただろう。おそらく1巡目新人タイラー・ガイトンがLTを務めることとなるだろう。心配な点はCだけかなと思われます。

　QBダク・プレスコットは昔からくらべるとプレッシャーには強くなっているのでこの陣容で十分プロテクションできると思いたいところですね。

スペシャルチーム
　昨年の新人Kブランドン・オーブリーはサッカーからの転身と、個人的には見たことのない転身選手だった。蓋を開けてみるとFG成功率94.5％　50ヤード10/10と完璧なシーズンを送り、オールプロに選出。素晴らしい新人年を送った。カウボーイズの得点源として2年目も期待がかかる。

【守備編】

　　　放出・離脱選手　左の番号：背番号
　　　補強選手　　　　新人選手（120位まで）
SS～D：個別選手評価
S：プロボウル級　A：エース級
B：レギュラー級　C：バックアップ級
D：未知数　R：新人
年齢は年内に到達する年齢です

　まず問題なのは実績のあるDLがかなり少なくなってしまったことだ。無名の若手が一人か二人出てこないとローテーションを回せない状態にある。中央のプッシュ力が問題となってくる可能性は高いかもしれない。

　パスラッシュは、とにかくLB/EDGEのマイカ・パーソンズが中心だろう。というかほぼもうEDGEと言っていいだろう。今のカウボーイズの守備に絶対欠かせない人物となっている。新人から2年連続10サック以上を達成しており、パーソンズのパスラッシュが守備の鍵を握る。

　ラン守備は昨年もリーグ平均レベル。ただDLが不安なためLBの力が必要となる。そこでベテランLBエリック・ケンドリックスを今年は補強しました。リーグトップレベルのランストッパーの補強で、昨年レベルを維持できるか期待したい。

　LBレイトン・ヴァンダーエッシュは残念ながら昨シーズンで引退となりました。首の怪我さえなければまだまだ出来た選手だったのに惜しい選手だったなぁ。
フロント7

ディフェンスバック　昨年はパス守備5位と硬い守備を見せました。特に2年目だったCBダロン・ブランドが9INTをマークしオールプロに選出されたのが大きかったですね。もちろん反対側にはエース格のCBトレボン・ディグスがおり、鉄壁のサイドカバーCBコンビとなりました。今年もこの二人でターンオーバーを量産することが、期待されます。

　Sはジェイロン・カースを放出した穴をしっかり埋めきれるかが気になるところです。怪我さえなければ、ドノバン・ウィルソンとマリク・フーカーでまずまずなんとかなるとは思いますが。層が薄いことは心配な点と言えるでしょう。そこだけですね。　

スケジュールと展望

　スケジュール　

2024Schedule 17-dal

　開幕戦ブラウンズとの対戦なんだよなぁ。この試合はちなみにちょっと注目を浴びていて、G.O.A.T（グレイテストオブオールタイム）のトム・ブレイディ初解説の試合となっています。どんなこと言われるのかなぁ、ブラウンズのエロマッサージ野郎（QBデショーン・ワトソン）は。

　今年はAFC北　NFC南と当たります。ちょっとAFC北は厄介なチームが多いので、そこを五分で乗り切りたいところ。同地区対決は後半に固まっているので、そこまでに貯金を作って直接対決で突き放したいところですね。

　展望　

　やはり総合力ではトップレベルの戦力はあると思います。ただやはりラン攻撃が心配な点で、そこがパス攻撃にどう影響を与えるのかは見てみないことにはわからないところですね。

　守備はDLの戦力の低さがどう出るか。そこが穴となって広がった場合崩壊する可能性も秘めているのでそこはDCの手腕が試されるところでしょう。それ以外は昨年と同様なレベルの選手層ではあります。ただDBがちょっと層が薄めなので、怪我人が出ないように戦っていきたいところですね。今年も地区優勝　プレーオフ候補のチームと言えるでしょう。

　そこまでは良いけど、プレーオフでの一発勝負の弱さの克服そこなんですよね、このチームは・・・

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Electronic Arts(World)

2024-08-23

[ニューエラ] ベースボールキャップ NFL 5950 ダラス・カウボーイズ [ユニセックス] 11434039 オーシャンサイドブルー、チームカラー日本 700 (日本サイズS相当)

SSK

2019-03-15

タグ：: #NFL; #戦力分析; #NFC; #2024; #2024NFC戦力分析; #NFC東; #カウボーイズ

コメント一覧 (3)

- 1. 寒林檎
- 2024年07月29日 02:13
- 戦力分析の記事が出ると、いよいよ近い付いてきたなって気がします。今年もよろしくお願いします。
  
  毎年POでの弱さが言われるカウボーイズだけど、今年はパッと見RBの不安がかなり大きそうに見えますね。
  比較的下位とかでも出てきやすいので誰かいるのかもしれませんが、ダメだと苦戦しそう。
  DLと合わせて弱点に見えるので、ドラフトの点数が低めなのはこの辺の補強がなかったからじゃないですかね。
  あと全体的に層が薄そうに見えるので、去年より戦力は落ちてる印象。
  ライバルのイーグルスも不安抱えてるんでどっちが上かは微妙だけど、普通に考えたらこの2チームで地区優勝争いですかね。
  ウルトラCでQBランスをRBで使ったらすごそうなんだけど、ないよなあ。
  
  開幕戦ブレイディ解説は注目されそうですね。
  現役最後の試合相手だったんですよね、カウボーイズ。
- 0
  
  茶王
  
  がしました
- 2. John rider
- 2024年07月29日 21:00
- ラムの契約絡みのボイコットに続きウィリアムスのシーズンアウト(ACL MCL)ディグスの肉離れ(軽症らしいけど)などネガティヴなニュースも入ってきてますがどうなりますやら…
- 0
  
  茶王
  
  がしました
- 3. 寒林檎
- 2024年07月30日 01:58
- EDGEのサム・ウィリアムスが今期絶望とかいうニュースが入ってきたんですが。
  これ一列目足りますかね？
- 0
  
  茶王
  
  がしました