【NFL 2024 シーズン】ライオンズ開幕前戦力分析【NFC北】 : 🐕 茶犬 🐕 NFLブログ

・過去の戦績と昨年のチームスタッツ
・コーチ陣
・ドラフト加入選手
・ロースター
　【攻撃編】　【守備編】
・スケジュールと展望

過去の戦績と
昨年のチームスタッツ

年度	勝	負	引	備考
2023	12	5		地区1位 CC敗退
2022	9	8		地区2位
2021	3	13		地区4位
2020	5	11		地区4位
2019	3	12		地区4位

　4年連続地区最下位から2022年にチームの攻撃力が強化されてきて、昨年はとうとう31年ぶりの地区優勝を飾りました。プレーオフでも快進撃は続き、チーム初のスーパーボウルまであと一歩のところで４９ｅｒｓに敗れました。今年こそ初のスーパーボウル進出を狙うことが目標となります。

　攻撃力は問題ありませんが、やはり守備の方は立て直しが必要。今のところは殴り勝っていますが、あと一歩駆け上がるためにはもう少し失点を抑えて相手に圧をかけた試合を行いたいところです。

コーチ陣

職	コーチ名	年齢
HC	ダン・キャンベル	48
OC	ベン・ジョンソン	38
DC	アーロン・グレン	51

　4年目となるダン・キャンベル政権　2年間よく耐えここまでチームを成長させました。最初の2年は悔しい敗戦が多かったけど、善戦する試合が多かったこともあり、オーナー・GMもよく耐えました。やはり能力は疑いないコーチはしっかり時間を与える。これが一番だなと思います。

　攻撃は問題ないが、守備がまだ成長が出来ていない状態。DCアーロン・グレンには専門であるDBの再生が求められます。しっかりしたチームを作って連覇を狙いたい。

ドラフト加入選手

巡	順位	ﾎﾟｼﾞｼｮﾝ	選手名	大学
1	24	CB	テリオン・アーノルド	Alabama
2	61	CB	エニス・レイクストローJr.	Missouri
4	126	T	ジョバンニ・マヌ	British Columbia
4	132	S	シオネ・ヴァキ	Utah
6	189	DL	メキ・ウィンゴ	LSU
6	210	G	クリスチャン・マホガニー	Boston College

　パス守備がうまく行っていないということもあり、1・2巡目は先発候補のCBをしっかり指名してきました。どちらかでもエースCBとしてしっかり働いてもらうことがライオンズのあと一歩の足がかりとなることでしょう。

　下位指名も控えに必要な選手を取った感じですね。

　詳しくはドラフト記事を御覧ください

ロースター

【攻撃編】

　　　放出・離脱選手　左の番号：背番号
　　　補強選手　　　　新人選手（120位まで）
SS～D：個別選手評価（OLはなし　太字は過去3年のプロボウル選出選手）
S：プロボウル級　A：エース級
B：レギュラー級　C：バックアップ級
D：未知数　R：新人
年齢は年内に到達する年齢です

　昨年2位だったパス攻撃　QBジャレッド・ゴフ　WRアモーラ・セイントブラウンのホットラインはリーグでもトップクラスの相性でした。119レシーブ　1515ヤードでこの活躍でセイントブラウンはオールプロにも選出されています。

　QBゴフは4年212Mで契約延長しました。ゴフがここまでライオンズにフィットすると思った人はいなかったもしれませんね。

　そして2年目となるTEサム・ラポータも新人年に889ヤード　10TDとクラッチレシーバーとして活躍しプロボウルに選出されました。この2枚のレシーバーがライオンズのパス攻撃を形成していると言っても過言ではないでしょう。
パス攻撃

　ただ2番手だったジョシュ・レイノルズがFAで移籍。その穴を3年目の元1巡目WRジェイミソン・ウィリアムスが埋めてくれることに期待したいところだ。スロットは変わらずカリフ・レイモンドとなるだろう。層は薄いので怪我人が出ないといいが、そこは不安点ですね。

ラン攻撃

　RBデビッド・モンゴメリーは13TD　RBジャーマイヤー・ギブスは10TDと、ダブルエースRB体制は今年も健在です。モンゴメリーはパワーも備えた万能型タイプ　ギブスはキレのあるカットバックでタックルを交わしてロングゲインができるタイプ　そしてどちらもエンドゾーンで強いのがいいところですね。怪我なく両輪で攻撃できれば今年も強力なラン攻撃となることは間違いないだろう。

プロテクション

　昨年の先発の中でもGジョナ・ジャクソンが移籍となったのが残念なところだが、そこを埋めるべくベテランのGケビン・ザイトラーを補強しました。なんとか先発は維持出来たという印象です。今年も強力なブロックとランへの貢献が期待できる布陣となったと思います。評価も高くリーグトップレベルのOLとなっています。

スペシャルチーム

　Kマイケル・バッジリーは昨年途中から加入　あまり長い距離をまかせられるタイプではないが、短い距離であればまずまずの精度の選手かなと。ただそこまで信頼できるキッカーではないかもしれない。

　Pジョン・フォックスはプロボウル1回選出のリーグトップクラスのパンターです。ここは安心して見られるパンターでしょう。

　リターナーはキックは4巡目新人WRシオネ・ヴァキ　パンとはWRカリフ・レイモンドの予定のようです。

【守備編】

　　　放出・離脱選手　左の番号：背番号
　　　補強選手　　　　新人選手（120位まで）
SS～D：個別選手評価
S：プロボウル級　A：エース級
B：レギュラー級　C：バックアップ級
D：未知数　R：新人
年齢は年内に到達する年齢です

フロント7

　DL D.J.リーダー　EDGEマーカス・ダベンポートを補強しました。それ以外は変わらない布陣ですね。とにかくEDGEエイダン・ハッチンソンのパスラッシュが中心となることは間違いないでしょう。

　ラン守備は2位と良かったのはどちらかというと、パスばかり投げられてたというところもあるかもしれません。ただ強力なパスラッシュのお陰でランは少なかったのも確かでしょう。とにかくこれを維持したい。

　ただREDZONEでの弱さ（29位）はなんとか解消したいところです。

ディフェンスバック

　ライオンズの一番のガンはパス守備と言えるでしょう。今年はFAでCBカールトン・デービス　1巡目CBテリオン・アーノルド　2巡目CBエニス・レイクストローJr.を指名と先発を一新する覚悟のある補強をしました。これをうまくまとめ上げれば守備は良化することは間違いない。うまく行ってほしいですね。

　Sブライアン・ブランチ　カービー・ジョセフの若手Sコンビも健在でDBの連携がうまくとれるのかが今年の課題となることだろう。

　C.J.ガードナー-ジョンソンは昨年の期待の補強だったが怪我でほとんど休みとなり1年で放出となったのは残念だったところですね。

スケジュールと展望

　スケジュール　

2024Schedule 21det

　今年はNFC西　AFC南との対戦となりました。曲の強いチームが多い印象ですので、手強いことは確かですね。序盤戦は同地区対決はありませんが、プレーオフ進出の3チームとの対決があり油断できない序盤戦ですね。むしろ同地区の方がゆるいかもしれませんね。

　終盤戦に同地区対決が詰まっているのでなんとか貯金を作って、直接対決で差を開いて地区2連覇が目標となるだろう。

　展望　

　戦力的には昨年のチームと比べると攻撃陣は維持　守備陣は強化となった印象です。攻撃陣は層が薄いので怪我人を出さないようにしたいところです。昨年の攻撃が維持できれば地区2連覇はかなり濃厚かなというくらい戦力が抜きん出てると思います。

　守備はCB一掃でどうなるかですかね。昨年よりは良くなるとは思うが実際やってみないことにはわからないかもしれない。とにかくリーグトップじゃなくても中位くらいの守備になってくれるともっと勝てるチームだと思います。今年も多分第1シード候補にあげるかもしれないな。（まだ順位予想はしていない）

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コメント一覧 (1)

- 1. 寒林檎
- 2024年08月02日 04:02
- 最大のチャンスが来てるのであと2年くらいのうちにSB出られるかですね。49ersに勝てるか。
  一番の不安はCBだけど、ハッチンソンの逆側がどれだけやれるかも鍵ですね。
  あとWRの層か。ウィリアムスがやれないとキツそうだし（あとフィールド外で問題起こさないかが）
  しかし開幕からラムズ、バッカニアーズってPOの再現かな？3戦目が同じ西の49ersだったら完全再現だったのに惜しい。
  
  ところでコメント返さなくてもいいんですがブラウンズもやらない感じですかね？
- 0
  
  茶王
  
  がしました