ということで、今シーズン終わってしまいました。寂しいですね。でも最高のゲームだったと思います。楽しかった。
という内容です。

  試合結果

イーグルス NFC 41-33 ペイトリオッツ AFC

正直殴り合いになるとは思いもしなかったですね。そしてその殴り合いに勝ったのが攻撃を心配されていたイーグルスとは、予想つかないもんですねぇ。

ペイトリオッツとしては、CBマルコム・バトラーが病欠 WRブランディン・クックスが試合途中に脳震盪でOUTなどがあり、思い通りにいかなかったかもしれません。

試合の方ですが。
最初のドライブからイーグルスの攻撃が順調でしたね。FGに抑えられたもののフォールズのパスの精度は良く最初の不安は解消されました。

そして前回の試合でも良かったロングボムが炸裂
ほんといいパスですし、ジェフリーも素晴らしいレシーブでした。

このINTは不運としか言えないでしょう。みんな頑張った結果たまたまペイトリオッツSハーモンのところに収まってしまっただけです。


後半に入りペイトリオッツの反撃が始まりました
前半はうまく抑えていたTEグロンコウスキーが爆発、後半最初のドライブはグロンクオンリードライブでTDまで行かれました。さすがでしたね。

その後も殴り合いが続き
4Qに入って
とうとうペイトリオッツが逆転しました。この日初めてのリードを奪うことに


その返しのドライブは4thギャンブルでなんとか成功したりした、綱渡りなドライブでしたが
見事に取り返して、残り2分少々ペイトリオッツの反撃ドライブ
まさかのファンブルでターンオーバー!
この日はどちらのOLも固く、プレッシャーがなかなかかけれなかったんですが、この土壇場でのEDGEブランドン・グラハムのファンブルフォースは素晴らしかったですね。

この試合の審判は正直反則に対して甘めに取っており、どちらにも甘かったので不公平感はなかったのですが、ちょっとイーグルスの方が普通に反則取られてもおかしくない場面が多かったかなとは思います。WRブランディン・クックスへのヒットで脳震盪になったものも、あれは普段ならアンネセサリー・ラフネスを取るべきだったものだと思いました。守備としてはわざとではないプレイだということはわかりますが、そうだとしても取るルールだと思っていたので、見逃したのはどうだったのかなと。他にOLはちょっとフォルススタート気味なものが多かったように感じます。だからなのかどちらのOLも一歩目が早く動けて固かったのかなとも思いました。

という中でこの日初めてのサックが大ビッグプレイになりイーグルス勝勢に。でもペイトリオッツは完璧なタイムコントロールで8点差でタイムアウトなしながら1分残して最後のドライブ


最後ヘイルメリーまで行ったのは流石でしたね。なかなかボールが地面に落ちてこないので、まさかと一瞬思いました。なんとかはたき落とし、フィラデルフィア・イーグルス スーパーボウル初制覇です。

正直ペイトリオッツ勝つんだろうなとは思ってしまって、すいませんでした。本当に素晴らしい試合をありがとうございました。両チームとも素晴らしかったです。やっぱりペイトリオッツはラスボスですわ。強い。



 公式ハイライト動画 



  1対31

ペイトリオッツの選手入場シーンですが、中立地でやっているはずなのに、凄まじいブーイングの多さでしたね。アメリカでもペイトリオッツファン以外はイーグルス応援に回ってるなぁと感じましたねwww

スパイゲート デフレートゲートなどの事件もありましたけど、スーパーボウル52回目で10回しかもベルチック ブレイディ体制で7回も出場ですからね。絶対王者というより最凶のラスボスという形であちらでも見られていたのでしょうね。

というかいい試合見たいんで、ペイトリオッツが最初からリードしたらあかん!って感じでもありますよね。要するにそれだけ強さを認められている証拠でもあります。残念ながら連覇にはならなかったんですが、とても面白い試合でしたね。

ちなみに
RBルギャレット・ブラントとEDGEクリス・ロングが連覇という形になりましたwwwww

ブラントの場合はあれだけ仕事してサラリー自体も高くないのにペイトリオッツが再契約してくれなくて、1年契約でイーグルスに。サラリーも125万ドルですからね。古巣への恨みつらみは多少はあったと思われる選手でしたから、この勝利におそらく性格的に「ざまーみろ」と思っていることでしょうwwww




  レシーブ能力の差

お互いスペシャルプレイで、QBがレシーブするプレイをしましたが、出来た出来ないで勝負が付いた???という結果になりましたね。

フォールズがこういうプレイするのはなんとなくやりそうだよなぁと感じますが、ブレイディがレシーブしたという記憶はあまりないですね。で、調べた結果レギュラーシーズンではキャリアで2回のレシーブが記録されていました。でその1回が2015年にあったようです

てか相手イーグルスだし、プレイも似てるwwwwこれと同じものを想像してやったプレイだったかもしれませんね。でドロップしてしまったと。衰えだなwwwwwてか2年前だけど、この時のブレイディ結構足はやいな・・・・足は確実に衰えたなぁと感じますね。



  ある意味キッキングゲーム

PHI ジェイク・エリオット はエクストラポイントを1本
NE スティーブン・ゴストコウスキー は26yFGとエクストラポイントの2本

外しました。イーグルスはこのエリオットの失敗により、その後のエクストラポイントで2pコンバージョンを2回選択し2回とも失敗に終わっています。

ペイトリオッツのFGでのスナップミスは本当に珍しいものでしたね。ゴストコウスキーは外したもののよく蹴れたなと、あんまりこういうミスの少ないチームであったので。

イーグルスは合計-3点 ペイトリオッツは-4点だったとういうことに。最終結果的に見るとそこまで影響なかったかもしれませんが、一度ペイトリオッツが逆転したのが同点だった場合は最後のイーグルスの再逆転ドライブのアグレッシブな攻撃はなかったかもしれませんね。ということで、ある意味キッキングがこの演出をしたと言っていいかなと。強引かな?wwwwwwwwww



  今日の記録

今回のはスーパーボウルでの記録です

・QBトム・ブレイディ 1試合505yパスヤード

自身がもっていたパスヤード記録を更新したようです。これだけ投げたら普通勝つよなぁ。。。でも500y投げて負けって誰かやってた記憶あるなぁ、ブリーズあたりかなたぶん。記憶違いだったらすいません。



・両チーム合わせて 1151yスクリメージヤード獲得

イーグルスが531y ペイトリオッツが613y 壮絶な殴り合いでした。片方のチームが500yってだけでも十分すごいヤード数ですが、お互いやりあった結果こんなことに。この記録は当分破れそうにないと思います。


・QBニック・フォールズ TDパス TDレシーブを記録した初の選手

これ意外とスペシャルプレイでWRがTD奪えばいるものかなと思った記録でしたが、初だったようです。

WRがTDパスで思い出したのが、スティーラーズのWRアントワン・ランドールエル、TDレシーブはなかったんですね。

なんとなく思い出したのでご紹介。そういえばこの試合EDGEジェームス・ハリソン出てるんじゃないかな?今年もペイトリオッツでスーパー出てほんと息の長い選手ですね。



  予言的中



この試合のキープレイのイーグルスのスペシャルプレイ、DAZNの解説 井上友綱さんが雰囲気を察してスペシャルプレイを予言し的中していました。DAZN見てる方にはおなじみな解説者なんですが、他ではおそらく解説には呼ばれてない方です。元早稲田大学QB アメリカに渡り、NFLコンバインを受け、CFL AFLでプレイ経験のあるという経歴をお持ちの方だそうです。

レギュラーシーズンは昨年から続いて解説でほぼ毎週呼ばれており、DAZNでは2年連続スーパーボウルの解説を務められています。とても聞きやすくわかりやすい解説です。もっと他のところでも呼んであげてもいいんじゃないかなと思う人ですね。

・展望記事のコメントの予言

Kazさん
セカンダリーはクッション取るタイプなので、何でそこで通されるかなぁ。ってシーンをどれだけ少なく出来るかですかね。
確かにDB陣はグロンコウスキー以外のレシーバーには、距離を取ってあまりタイトなディフェンスをしていませんでしたね。エンドゾーン手前以外ではちょっとレシーバーに通されすぎましたね。これは悪い方に予言が的中してしまったわけですが。
ペチペチさん
パッツが出たSBは競る展開ばっかなので、思いもよらない面白いSBを期待しています。
言われてそう言えばと気づきました。意外とペイトリオッツのSBって圧勝はしないんですよね。そして今回も最後までわからない接戦でしたね。




  今日のMVP

QB ニック・フォールズ

373y 3TDパス 1TDレシーブ 1INT レーティング106.1
文句のつけようのないMVPでしたね。

シーズン中はカーソン・ウエンツのバックアップQBで、ウエンツの怪我によりWEEK15から先発となったが、完封負けを食らったり不安を抱えたままのプレイオフ進出だった。

プレイオフではファルコンズ戦で辛くも勝利を上げた後から、バイキングス戦 今回ペイトリオッツ戦と人が代わったようなプレイを見せるようになった。というよりやっとレシーバー陣と合うようになってきたという方が正しいのかもしれない。

元々イーグルス2年目のシーズンに先発をし、HCチップ・ケリーの元テンポアップしたランパスオフェンスを駆使しシーズンレーティング119.2という驚異的な数値を上げブレイクしたが、その後は戦略が攻略されだし、チップケリーと共にチームから離れいラムズ チーフスと渡り歩いて、バックアップとして戻ってきた。

そのブレイクした時のオフェンスが蘇って、ロングパスも良くなったという感じのオフェンスでしたね。

ルーキーRBコーリー・クレメントが予想外にレシーブがうまいことがわかったのも、このオフェンスが成功した一つの要因でしたね。レシービングRBがいないものだと思っていたので(シーズン16試合で10キャッチ プレイオフ3試合で10キャッチ)このランパスオフェンスに対応出来るRBが居たことが、このフォールズの活躍に貢献したと言っていいでしょう。

来シーズンはまだイーグルスとの契約が1年残っており、ウエンツのバックアップの待遇のままだが、ほしいチームが現れればトレードすることだろう。ただそれなりのOLを抱えてくれてないとこのオフェンスは厳しい気もするので、結構慎重なチームは多そうに感じるしFAでカズンズ・ブラッドフォードなども出てきて、キーナムもおそらく一度はフランチャイズ指定するけど、トレードも考えてるだろう。

まあそれはまた追々にということで、フォールズおめでとう!!!



  オフシーズンのスケジュール

現地の日付で書いていきます

3月2~4日 スカウティングコンバイン
3月14日 FA解禁(午後4時)
3月25~28日 リーグ会議
4月26~28日 ドラフト
5月21~23日 春のリーグ会議
7月中旬 トレーニングキャンプ
8月2日 ホール・オブ・フェイムゲーム
9月6日 レギュラーシーズン開幕戦
19年2月3日 スーパーボウル

コンバインってこんな早かったでしたっけ?間違ってるかもしれないので、一応確実な情報は
https://operations.nfl.com/football-ops/league-governance/2018-important-nfl-dates/
こちらでご確認ください。

来年のスーパーボウルはアトランタファルコンズのホーム
ジョージア州アトランタ メルセデスベンツスタジアムです
2018sb-03

昨年こけら落としされた出来たてホヤホヤのスタジアムです。
ドーム球場で、上が螺旋状に開閉されます。

とりあえず当面はコンバインとFA情報ですね。まあカレッジはまったくわかってないんで、詳しいブログで勉強させていただきますwwwww